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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:三井住友VISAミュージカル『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』
劇場:東京宝塚劇場
日時:2008年9月13日15:30-18:35(途中休憩あり)
料金:S席8000円
座席:1階11列11番(1階中央左端)
劇団:宝塚歌劇星組
原作:Baroness Orczy
脚本:Nan Knighton
作曲:Frank Wildhorn
潤色・演出:小池 修一郎
音楽監督・編曲:太田 健
編曲:鞍富 真一
音楽指揮:佐々田 愛一郎
振付:御織 ゆみ乃
振付:若央 りさ
振付:桜木 涼介
殺陣:栗原 直樹
装置:大橋 泰弘
衣装:有村 淳
照明:笠原 俊幸
音響:大坪正仁
スペシャルマスクデザイン:馮 啓孝
歌唱指導:楊 淑美
出演:
パーシー・ブレイクニー:安蘭 けい
マルグリット・サン・ジュスト:遠野 あすか
ショーヴラン:柚希 礼音
サンシール侯爵プリンス・オブ・ウェールズ:英真 なおき
ドゥ・トゥルネー伯爵夫人:万里 柚美
ロベスピエール:にしき 愛 碧海 りま
ジャンヌ:朝峰 ひかり
ドゥ・トゥルネー伯爵:紫蘭 ますみ
ピポー軍曹:美稀 千種
デュハースト:立樹 遥
フォークス:涼 紫央
シュザンヌ:琴 まりえ
メルシェ:祐穂 さとる
シモン:美城 れん
アルマン・サン・ジュスト:和 涼華
オジー:彩海 早矢
イザベル:花愛 瑞穂
アン:華美 ゆうか
ジェサップ:天緒 圭花
ジュリー:音花 ゆり
クーポー:鶴美 舞夕
エルトン:夢乃 聖夏
ペギー:純花 まりい
ファーレイ:麻尋 しゅん
ポリー:妃咲 せあら
ベン:紅 ゆずる
マリー・グロショルツ:夢咲 ねね
ハル:壱城 あずさ
ケイト:蒼乃 夕妃
サリー:稀鳥 まりや
ルイ・シャルル:水瀬 千秋
ストーリー:(公式Webより)
フランス革命の最中。パリではジャコバン党による粛清の嵐が吹き荒れ、今日もまた貴族たち
が断頭台の露と消えていく。革命は血なまぐさいクライマックスを迎えていた。そんな中、イ
ギリス貴族のパーシー・ブレイクニー(安蘭けい)は、仲間とともに秘密結社を組織し、革命
政府に捕えられた貴族たちを救うため、人知れず鮮やかな救出劇を展開する。無実の命を救う
ため暗躍するこの一団は、残された紋章から「スカーレット・ピンパーネル(紅はこべ)」と
呼ばれるが、その正体は、誰も知らない。

舞台はフランスのコメディ・フランセーズ劇場。この日を限りに結婚するという女優のマルグ
リット・サン・ジュスト(遠野あすか)が最後の舞台に立っていた。イギリス貴族パーシーと
の結婚だ。ところが、舞台上での革命を否定する発言から、革命政府公安委員のショーヴラン
(柚希礼音)が現われ、公演を中止し、劇場は閉鎖される。マルグリットとショーヴランはか
つてのフランス革命の同志であり、ショーヴランはその弱みにつけ込んでマルグリットを脅し、
「スカーレット・ピンパーネル」の情報を得ようとする。「スカーレット・ピンパーネル」の
正体を知らないマルグリットは、ショーヴランに脅されるまま、「スカーレット・ピンパーネ
ル」が救出しようとするサン・シール侯爵(英真なおき)の居場所について、彼に危害を加え
ないという条件で教えてしまう。ショーヴランがそんな条件を飲むわけもなく、サン・シール
侯爵は捕えられ、断頭台へと送られる。

数日後、パーシーとマルグリットの婚礼の儀式が、イギリスで執り行われていた。その最中、
パーシーは友人サン・シール侯爵の死を知らされる。その上、その死には、マルグリットの密
告が関わっていたことを知り、パーシーの幸せはいきなり打ち砕かれる。妻への懐疑が晴れぬ
まま、パーシーは「スカーレット・ピンパーネル」としてフランス政府の非道なやり方に対し
て立ち向かうべく、友人たちを集める。彼らの最大の狙いは、亡きフランス国王の遺児ルイ・
シャルルの救出であった。一団は、正義のために団結し、ドーヴァー海峡を渡っていく。鮮や
かな救出劇を展開する「スカーレット・ピンパーネル」に怒り心頭となった革命政府の指導者
ロベスピエール(にしき愛)は、ショーヴランに「スカーレット・ピンパーネル」の徹底的な
撲滅を命じる。「スカーレット・ピンパーネル」がイギリス貴族らしいとの情報を掴んだショー
ヴランは、フランス政府の全権大使として、燃えるような決意とともにイギリスへ渡る。

一方イギリスでは、パーシーと仲間たちが軽薄な洒落者を演じ、フランスでの活動をひた隠し
にしていた。マルグリットは夫が何故よそよそしく冷淡になったのか理解できず、弟アルマン
(和涼華)に悩みを打ち明ける。イギリスに到着したショーヴランはマルグリットのもとを訪
ね、「スカーレット・ピンパーネル」を探し出すための協力を頼む。マルグリットは断るが、
彼女の弟アルマンを「スカーレット・ピンパーネル」の一味に加担した疑いにより拘束し、彼
の命と引き換えに情報を提供するよう脅しをかける。弟を救いたい一心で「スカーレット・ピ
ンパーネル」を探すマルグリット、彼女の行動に疑惑ばかりがつのるパーシー、彼らを利用し
て目的を達成したいショーヴランの間に、謎解きのゲームが始まる。

---

もちろん満員。
スカーレットピンパーネルはブロードウェイで見ています。
BWで見たときは痛快娯楽時代劇といった感じで後に何も残らない面白さ、
かなり気にいりましたが、TONYにはひっかからないだろうと思いました。
でも情けないことにおもしろかった、という印象だけ覚えていて筋書きは
さっぱり脳内かれ消えてます。まあだからまっさらな状態で楽しめたというか。

最初は広場でのギロチンシーンでの群舞から、つかみはおっけー。能天気な連中が
おままごとというか、狐狩に行くノリでレジスタンスをやっちゃいます。
そんな連中が革命政府に対抗できるかとか、海を頻繁に渡るので正体がばれないか
とか野暮をいっちゃいけません。無敵ヒーロー物語ですので。場面はいつも人数が
多く、物語のテンポはよく、主役の伯爵は昼行灯の伯爵とかっこいいスカーレット
ピンパーネルの二役を見事に落差をつけて演じてました。
パリでロープで役人を縛るところとか、とつぜん縄跳びになったり、全権大使として
出たショーブランが仮面舞踏会にいくのに、国旗色の全身タイツを薦めたら、
もう持ってます、という回答に場内笑い。あの人のすきなところは、と聞かれて予想
がつかないところ(だっけ?)に再度笑い。
仮面舞踏会には大きな羽のついた帽子に縞々のコート、9人ともめちゃくちゃ派手派手。
いやあおもしろいじゃないですかあ、派手な場面の連続にメリハリの利いた歌。
娯楽の王道を行くような作品です。宝塚にぴったり。
1幕最後の仮面舞踏会もきらびやかで楽しい。ウェールズ王も間が抜けてて良い感じ。
ロベスピエール間抜けすぎ、ここまで口車にのりますかw。
革命軍の兵隊はすべておお間抜け、場面がかわるたびに、おいおいそれはないだろう
ということばっかり起こりますが、正義は勝つ!とだけ唱えていればOK
クライマックスも見事に脱力感あふれる結末。これで終わりますかあと呆れるくらい
の情けなさ、しかしこれが良いのです。
笑いがあるし、わかりやすいし、主人公は目立つし、群舞が楽しいし、
これは再演されるでしょう。よくできたおバカ芝居です。
ただこれは主演の安蘭けいの実力あっての舞台かもしれません。見るなら今かも。

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