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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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La Ronde 2
題名:LA RONDE
日時:2006年9月17日19:00-20:40
劇場:熊津シンクビックアートホール
料金:R席45000KRW
座席:Bブロック49番(1階7列目センターブロック左端)

韓国初の18禁ミュージカルということで歌やダンス以外の部分で大きく
期待しておりました(^^;)チケットは当日購入。
この劇場に来たのは初めて、地下鉄駅三駅から南に歩いて、大通りの
交差点を左に曲がって、次の大通りの交差点に角にありました。徒歩20分
程度、タクシーなら1メーターなのでタクシー使うほうが良いでしょう。
劇場は階段を上がって2階、建物やロビーは新築といった感じなのですが、
客席にはいるとなんだか古びた気配、ほんとはいつできたのでしょう?
ロビーにはおお伸ばしの写真がたくさん張られていました。
ロビーで待っていてびっくりしたことがありました。団体さんがはいって
いる!しかも私よりもだいぶ年上!?えっとどういうつもりで見に来てい
るのでしょう?私が想定した客層は、カップルと若い女性だったのですが。
客席は少々の2階席と3ブロックに分かれた1階席、全部で400人くらい座れる
かな?6列目にVIP席のレッテルがありました。約5割の入りでしょうか。
オープニングはキャスト全員によるコーラスとダンス、つかみはおっけー。
でもエロはありません。いくつかの大きさの箱が舞台後ろに並んでおり、
あがっておりる通路を形作っていました。この箱が裏返るとソファになったり、
テーブルになったりして、場面を作っていました。真ん中にある一番大きな
箱には客席に見えるように扉があって、そこを出入りすることで室内に入る
ことをあらわしていました。
第二場は娼婦が兵士に営業活動をして、見事に顧客獲得するというもの。
娼婦のおねえさんは歌も美しいし、おっぱいも大きい。娼婦は下着姿、兵士は
上半身裸でくんずほぐれつ。娼婦は180度開脚ができ、兵士は娼婦を一息で
頭上まで持ち上げられる力を見せ付けて、ダンスの中で様々なスタイルを
みせてくれました。兵士の背中はけっこうきれいです。ただ二頭筋が余分に
発達しているように見えるのはちょっとバランス悪いかな。180度開脚で
兵士の頭上に持ち上げられた姿勢で歌っている娼婦の姿はなかなか印象的。
で、コトが終わると金を払わずに兵士は逃げてしまうのでした(^^;)
兵士は次にメイドさんをナンパ、最初は消極的だったメイドさんは、あとに
なるとべたべた、兵士は閉口。このくんずほぐれつも力技で迫力あり、
駅弁状態でのきれいなピルエットにはうっとり。
このままくんずほぐれつが続くのかと思いきや、次の場面はドタバタコメディ。
キッチンでメイドさんが初心な執事を誘惑するのですが、朴念仁な執事は
なびこうとしません。肉弾攻撃すると逃げ出しちゃいます。台所なもので
誘惑途中に海老に挟まれたり、コンロで火傷したり、満身創痍に。。
次の場面はレストラン、右側に執事と令夫人、左側に若いお嬢さんと
恰幅の良い紳士。レストランの中で盛り上がって、ズボンをおろしただけ
でコトに至ろうとする(^^;)のですが、執事はできなくて夫人に愛想を
つかされ、お嬢さんは血をみせたらしくて紳士に頭を抱えられ、、、
言葉がわかれば何が起こったのか理解できるのでしょうが、わからない
身の上としては(?_?) 対称性を考えれば、童貞と処女だったということ
になるのでしょうが、本当は?誰か見てきて私に教えてください。
次は令夫人と紳士の会話、どうやら夫婦だったようです。互いに言い訳
しているらしく、客席から笑いが出ていました。そしておざなりなまぐわい。
次は画家とお嬢さん、お嬢さんはモデルだったのですね。画家は言葉
巧みにお嬢さんを脱がせてしまいます。この画家のキャラが一番立っていた
ように思われました。客席に背中をみせたお嬢さんはすっぽんぽん?
脇からの照明で背中とお尻のくぼみがしっかり見えます。きれいな線です。
このシーンがポスターになっていたのね。後ろを向いている上におっぱいを
手で隠しているので少々欲求不満な気分w 画家はろうそくを持ってお嬢さん
に近寄りしげしげと眺めます。そのため裸の皮膚にろうそくがぽたり、熱い!
次は画家が女優の肖像画を書くシーン、最初は画家が女優に言い寄るのですが、
女優のある一言をきっかけに画家がびびりはじめて、立場が逆転します。
そして女優が画家を裸に向いて鑑賞。一つ前のモデルのシーンと同じ形を今度
は画家がしたわけです。ろうそくの扱いも一緒。脇からの照明で背中とお尻の
くぼみがしっかり見えてしまいます。脂肪でたるんだ男の背中をみてもなー、
でも笑えました。
そして女優の肖像画を見る伯爵、肖像画は額縁ショー(^^;) 額縁から出た女優と
伯爵はくんずほぐれつ。最後に伯爵が娼婦を買って、肉体関係の大きなループ
の出来上がり。
結局女性の裸は画家とモデルの1シーンだけでした。期待していたよりエロは少
なかったのですが、予想していたより歌もダンスもだいぶ良かったので、心の中
では引き分け?ということになりました。
カーテンコール後に抽選があって、スポンサーになっているメーカーの酒が客に
プレゼントされていました。開演前にロビーで抽選用紙記入を募っていたのです。
私はハングルがわからないので抽選に参加できなかったのが口惜しい。
それにしてもあの団体さんは何だったのだろう?

La Ronde 1
La Ronde 3

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題名:ミスサイゴン
日時:2006年9月17日14:00-16:40(途中休憩あり)
劇場:世宗文化会館大ホール
料金:R席110000KRW(約14000円)
座席:2階G列1番(2階席右端ブロック左端最前列)

ひさびさの世宗文化会館です。公演前日にボックスオフィスで購入。
センターブロックはほとんど売り切れており人気がそれなりに高いことを
うかがわせます。私が購入したのはR席で、この上にVIP席というのがありますが、
高くて手が出ませんでした。
舞台の左右には木で建物みたいな、御簾みたいなセットが組んでありました。
舞台を狭くしての上演ということです。このため、客席の左右両端ブロックは
見切れ席になっており、すぱっと空席になってました。私たちが座ったブロック
も私たち以外に誰も座っていませんでした。
一時のベトナムと同様に南北に裂かれ、米国と微妙な関係にある韓国において、
韓国人キャストでこの作品を上演するのはいったいどういう仕上がりになるのか
興味深いものがありました。結論からいうと演出にあまり政治性は感じられません
でしたね。
キャストではキムの声が素晴らしい、ほんとに惚れ惚れと聞きほれてしまいました。
恋人のクリスもまたよし、もうちょい出番があってほしかったくらい。
ヘリコプタはサラウンド効果抜群に旋回して降りてきました。あたかも
そこに飛んでいるかのような音、でも実体はありません。舞台の上でもヘリは映像
でした。ホバリングするヘリ、その入り口に向かって飛び込む
兵士たち、スクリーンに穴があいているのでしょうが、うまくできています。
でも本物みたいかも。
アメリカンドリームではアニメーションが放映されます。なんと、自由の女神が
ストリップ、ポンプでおっぱいを大きくしてその胸の谷間に横たわるエンジニア!
いいのか?こんなことして??

ミスサイゴン

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ガラスの仮面看板
題名:ガラスの仮面エピソード5
日時:2006年9月16日19:30-21:05
劇場:インケルアートホール(ソウル、大学路)
料金:20000KRW
座席:Bブロック32番(3列目左側)

約4割の入り。開演直前に購入。
これが完結編だということでわくわくしながら待つ。
舞台は真っ白、床と壁の間は丸くなっており、角がない状態。
最初は危篤のシーン、寝ているのはもちろん月影千草、
必死に救命治療をしているベッドからするりと抜け出す月影千草。
えっと、もうご臨終?ここから一人語りで月影千草の半世紀が
始まるのでした。
ちいさな子がひったくりをしているところを先生(でしたっけ?)に
拾われます。この子ちょっときつい感じですが美少女。先生ならずとも
拾いたくなるかも(^^;) 子役はこの子ひとりでいろいろ出ていたので
物語を見て混乱してしまったとは同行者の弁、えー言葉わからなくても
そうそうストーリー間違わないと思うぞ。回想シーンの男性は全員が
薄汚れた白いスーツ、女性もちょっと灰色がかった白い衣装でした。
色があるのは月影千草ひとり。これって回想シーンを強調しているのでしょうか?
舞台の成功、先生に対する想い、そして帝都芸能親父の横恋慕と話は
続いていきます。毎回お楽しみの劇中劇は、紅天女の1シーンを一人芝居で。
うーん、せめて彫師くらい出しませんか?成人月影千草もなかなかの美貌、
絶頂期を演じるのにぴったりのお年頃。
先生がなくなられて一人で生きていくところで、冒頭のシーンに戻って
危篤から脱出。
えーーーーー、マヤは、亜弓はどこに?
これで完結なんですかあ。
ガラスの仮面版放浪記を見た気分(放浪記まだ未見なんですが)

ガラスの仮面5ロビー1
ガラスの仮面5ロビー2

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題名:Baby
日時:2006年9月16日15:00-17:30(途中休憩あり)
劇場:ドンスンアートホール(ソウル大学路)
料金:35000KRW
座席:1階9列目1番(9列目左ブロック通路そば)

明日で閉幕です。評判が良いというのを聞いて見にきました。
ドンスンアートホールに来たのは何回目かなあ、日本のマイナーな劇場
より相当たくさんきている気がします。観客に妊婦が多いような気がします。
水曜マチネは妊婦割引があって1万ウオン。
最初はナレーションつきで、電飾受精シーン、飛び散る花火。その後の
オープニングシーンはかなり良い、つかみはおっけー。
物語には20代、30代、40代の3組のカップルがでてきます。20代は出来
ちゃった結婚。彼女は大学に行ったばかりで妊娠、結婚せずに出産といっ
てる?結局は結婚。30代は子供ができないことを悩んでいて、やるべきこ
とをベッドの上でがんばる。!あやしいスタイルでもやるw。妊娠したかもと
いうことで産婦人科に行きますが、結局誤診。40代は、子供が自立して、
後はふたりだけで暮らすというときに出来てしまった子供。途中でおろそ
うとしたり、何度も心変わりしたり。この夫婦の動きはいまひとつつかみ切
れていません。40代夫の俳優はナンセンス、ドンキホーテでも見たことが
ある、なかなか渋いおじさん、私は好きです。
この3組が妻は産婦人科待合室で遭遇し、夫は野球場の客席で遭遇し、
悩みや愚痴を共有します。妻も夫も色々悩む。。
2幕目冒頭では妊娠を見てよってくるアジュマパワー炸裂!暗転とくるくる
まわるベッドで舞台転換。女性は全部聞きほれてしまう良い声です。
一番若い子を特に気にいりました。歌い上げる若い子、女性が勝っている
のは演出のせい?最後に生まれるのは1カップルだけ。
もうちょい小さな舞台のほうがよいかな。1ダース程度のキャスト。良質のオ
フブロードウェイを見ている気分でした。

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題名:プライベート・ライブス
日時:2006年9月12日19:00-21:30(途中休憩あり)
劇場:青山円形劇場
料金:7500円(招待券で見ました)
座席:Eブロック30番
作:ノエル・カワード
日本語台本:飯島早苗
演出:山田和也
出演:葛山信吾、久世星佳、西川浩幸、ともさと衣

友人が招待券が2枚あたったということで一緒に
見に行きました。招待券取得にかかった費用を全額
負担してあげました(^^) ってはがき代の50円ですがw
昔ブロードウェイで見たとき、とってもおもしろかった
のでうきうきしながら見に行きましたよ。
劇場は8−9割の入り。私が座った場所は舞台をちょうど
後ろから見る形になる場所。なんだかお尻を見てる時間が
長かったような。。劇場の扉が四箇所、豪華な扉に置き換わって
いました。そこからキャストが中央の舞台へと出入りするのです。1幕目は真ん中に手すりがあって両側に机と椅子、
それでホテルの隣同士の部屋のベランダをあらわしていました。
主役は葛山、久世。翻弄される彼氏彼女が西川、ともさと。
久世さんは見事、まるであて書きのようです。ひとり
芝居でみたいくらい。
西川さんはいかにも朴訥なキャラを演じていてなかなか
いい感じ。ともさとさんはずっとテンションあがりっぱなし
で小娘の感じはいいんですが、ちょっといっぱいいっぱい
だったかな。
残念なのは葛山さん、人生いろいろあった男を演じるには
ちょっと若すぎる雰囲気でした。久世さんの一人勝ちに
見えてしまうのね。
http://homepage3.nifty.com/k/02review.html#33
で見たときは絶妙の間に大笑いしていたものですが、
今回はおもしろいにせよちょっと間延びしたといった
感がありました。

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