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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:真夜中図鑑
劇場:中野ザ・ポケット
日時:2026年6月6日14:00-16:00
料金:5500円
分類:演劇
座席:C-2(2列目左端から2つめ)
劇団:劇団Dotoo!
作・演出:福田卓郎
照明:田所太郎 音響効果:OFFICE my on 
舞台監督:赤坂有紀子 宣伝美術:ラヴ&ピース川津
制作協力:SUI
協力(五十音順):&リーム 希楽星 QueenB 豪勢堂 (株)仕事 ジールアビリティ スタジオライフ ちぃ~む1K BQMAP プロダクション・タンク ヘリンボーン 無名塾
サポート:青白木タクヤ へんみのぶあき 相今くる 
制作:ドトォ! 製作:Dotoo! 主催:劇団Dotoo!
出演:片平光彦、坂本文子、小野寺享、寺島ゆうか、鈴木柚葉、浅野鼓由希、円地晶子(無名塾)、伊東知香、宮地眞理子、山本篤、城戸光晴、稲田恵司、緒方和也(スタジオライフ)、前田剛(BQMAP)、平川和宏
解説:
夜の校舎に忍び込んだ中学生達が不可解な事件を起こした。
 彼らは学校の七不思議のせいだと訴える。 
 そのあまりの真剣さに、本当なのか嘘なのか検証することに。
 真夜中の学校に集まった教師や親たち。
 信じる者、信じない者、皆が怪異という見えない存在に翻弄され、
 浮かび上がったのは、真剣になればなるほど面白くて切ない大人の事情……
 
 これは悩める大人達の図鑑です!
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真夜中の校舎に集まった教師と親たちのワンシチュエーションストーリー、場所は美術準
備室?子供たちが一か月前の真夜中の校内肝試しで骨折。バケモノが出て逃げたために起
きた事故!と言い張るのでその検証をするために一か月後、同じ満月の日の真夜中に大人
たちは集合。子供たちは親や先生の会話の中にだけ出現。
実は親たちは同窓で30年以上前に同じような肝試しの状況があった(バケモノに追われて
椅子を投げて窓を壊した)らしく、話は現在と過去を行き来します。深夜まで付き合わさ
れる先生たちがまず可哀そう。残業代もでませんしねー。
親の中のパン屋とハンバーガ屋対決、新参であるハンバーガー屋への風評被害、子供たち
の恋愛・喧嘩、カツアゲ?、親子・夫婦の行き違い、など人間関係がてんこもり。その上
にうるさくて仮眠をとれない警備員、学校に侵入してサンドイッチを盗んだ泥棒も参戦。
てんこもりすぎて子供たちの誰が誰?というのがわからなくなることがあり、当日パンフ
の相関図のお世話になることも。そして物語の真相は明確には語られずに終わります。
親の上の世代で、子供の祖父でありかつ親たちのかつての恩師も登場、思い込みによるき
めつけと昭和な発想で見事に鬱陶しい。最後は一見惚けが始まっているようにみせて、実
は惚けてないふりで終わりますが、ああこれって惚けた人がやりますよねえと思ってしま
いましたよ。人には皆いろんな事情がありそして時代は繰り返す、なんだかいろいろそっ
としておこうというほろ苦いような終わり方。
子供たちは会話の中でしか出現せず、その上昔の話と今の話が平行して語られる上に、各
家庭の内紛や裏の事情が描かれているので、筋書きがとてもわかりにくい。その上ひとつ
ひとつのエピソードもなんだか違和感があるものがあったり緩く感じるのもあって、どう
もノリが悪い感じ。筋書きに盛り込みすぎか、または私の物がt理理解能力が低下してきた
か、またはその両方かもしれません。



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題名:柿喰う客 20周年記念公演「サバンナの掟」
劇場:本多劇場
日時:2026年6月6日12:00-13:00
料金:サイドA席5500円
分類:演劇
座席:I列24番
劇団:柿喰う客
作・演出:中屋敷法仁
音楽:岡田太郎 照明:加藤直子 音響:山本能久 舞台監督:赤坂有紀子
衣裳デザイン:西本朋子 ヘアメイクデザイン:門永あかね
宣伝美術:山下浩介 宣伝写真:神ノ川智早 宣伝ヘアメイク:久米千秋(アートメイク・トキ)
WEB:佐々木一美 制作:山田紗綾 票券:田村美紀
企画:柿喰う客 主催:ゴーチ・ブラザーズ
出演:
比良山ソネコ(売春女子高生):長尾友里花
葉月(援助交際斡旋業者):葉丸あすか
純江(売春女子高生):永田紗茅
仮名子(売春女子学生):福井夏
既知子(売春女子学生):北村まりこ
名罪(売春女子学生):今井由希
お母さん(ヤブ医者):牧田哲也
羽鎌田(マフィア):中嶋海央
久保村(マフィアくずれ):山中啓伍
生爪(ごみやろう):とよだ恭兵
茶柱(スカウトマン):加藤ひろたか
富永正子(内閣総理大臣):深谷由梨香
街村ゆかり(公設第一秘書):七味まゆ味
湯澤有利花(公設第二秘書):原田理央
尾瀬浦拓司(秘書):村松洸希
尾瀬浦はる香(若妻):齋藤明里
上杉軽太(警部):田中穂先
踊賢二郎(警部補):玉置玲央
鴨下学(刑事):守谷勇人
牛崎将人(刑事):浦谷賢充
解説:
夢と希望と皮肉と悪ノリが支配する荒唐無稽な亜空間!
劇団「柿喰う客」誕生の引き金となった幻の怪作、再誕!!!
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セットは一切なし、バックステージの壁がむき出しで見えています。上からの照明のみで
背景はずっと暗く、悪夢のなかにいるような雰囲気。
そのなかで、援交(売春)女子高生、暴力刑事(拳銃フェチ?)、買春政治家(日本初の
女性総理と秘書たち)、闇組織(総理暗殺を企む)が入り乱れてのバトル。オープニング
は援交女子高生のひとりが客に秘書を噛まれて重傷、またひとりが客先に行ったきり行方
不明、というところからはじまりました。
物語の展開はとてもめまぐるしい上にかなり大人数の出演なのに、ストーリーを把握する
のに苦労しません。キャラが皆たっているのと、人物の関係性がわかりやすい。筋書きが
濃密で1時間なのに1時間半から2時間の物語を見たような気分。最後は全団体入り乱れて
の銃撃戦。最後は皆死亡?食うか食われるかの世界での弱肉強食を「サバンナの掟」と
呼んでいたようです。
政治(パワハラ、犯罪)、性(援交、妊娠)、若さ、生存競争、テロリズム、社会貢献?、
(ひょっとして正義も?)と暴力をごった煮にしていて、現代日本のカリカチュアのよう。
援交で得た利益を全て寄付、という設定がとても痛々しく妙にささってしまいました。
今まで見た柿喰う客の舞台の中で一番面白かったかもしれません。

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題名:ミュージカル「BOOP!」
劇場:東急シアターオーブ
日時:2026年6月1日12:00-14:40(途中休憩あり)
料金:S席17000円
分類:ミュージカル
座席:2階1列42番(2階最前列右端近く)
ORIGINAL CREATIVE TEAM
BOOK BY BOB MARTIN MUSIC BY DAVID FOSTER LYRICS BY SUSAN BIRKENHEAD
IN ASSOCIATION WITH FLEISCHER STUDIOS BASED ON CHARACTERS CREATED BY MAX FLEISCHER
SCENIC DESIGN DAVID ROCKWELL COSTUME DESIGN GREGG BARNES LIGHTING DESIGN PHILIP S . ROSENBERG SOUND DESIGN GARETH OWEN PROJECTION DESIGN FINN ROSS HAIR & WIG DESIGN SABANA MAJEED MAKE-UP DESIGN MICHAEL CLIFTON ILLUSIONS DESIGN SKYLAR FOX MARIONETTE DESIGN THE HUBER MARIONETTES? ASSOCIATE DIRECTOR DB BONDS ASSOCIATE CHOREOGRAPHER REBECCA CORRIGAN
IAN GALLAGHER FITZGERALD ORCHESTRATIONS DOUG BESTERMAN ARRANGEMENTS DAVID FOSTER DANCE ARRANGEMENTS ZANE MARK PRODUCTION MANAGEMENT JUNIPER STREET PRODUCTIONS GENERAL MANAGEMENT FORESIGHT THEATRICAL
NICK GINSBERG
MUSIC SUPERVISION & ADDITIONAL ARRANGEMENTS DARYL WATERS
DIRECTED AND CHOREOGRAPHED BY JERRY MITCHELL
JAPAN PRODUCTION TEAM
翻訳・訳詞 土器屋利行 音楽監督補 前嶋康明 照明補 大島祐夫
宮野祥太 音響補 山本浩一 ヘアメイク補 宮内宏明
歌唱指導 長谷川開 歌唱指導 宮本美季 オーケストラコーディネート 新音楽協会 美術助手 松生紘子 振付助手 青山航士 演出助手 長町多寿子 技術監督 清水重光 技術監督補 寺嶋洋佑 ステージマネージャー 徳永泰子
宣伝美術 樋口敬太(Gojyo graphics) 宣伝写真 下村一喜 クリエイティブコンサルタント ISON KAWADA 宣伝協力 吉田プロモーション
出演:
ベティー ブープ:礼真琴
ドウェイン:水江建太 (Wキャスト)
トリーシャ 藤森蓮華
レイモンド 渡辺大輔
キャロル・エヴァンス:まりゑ
オスカー・デラコール:青柳塁斗
グランピー 大澄賢也
ヴァレンティーナ:柚希礼音
クラレンス:工藤広夢

岡田治己、岡田梨依子、加藤翔多郎、今田和季、 篠本りの、 杉原由梨乃、 高橋伊久磨、 髙橋莉瑚、 富田亜希
中上綾女、中嶋紗希、平井琴望、松平和希、松出直也、渡邉寿宏
スウィング:加島茜、 後藤裕磨、 小林良輔、七理ひなの
パジー(パペット操者):JIJO、阿多田まる(スウィング)
STORY:
1930年代、白黒のトゥーンタウン。
永遠のスター ベティー ブープは、「本当のあなたは?」と問われ、笑顔でこう答える
――「みんなが思い描く人。」
でも彼女が願っていたのは、スポットライトの外の“平凡な一日”。

ある日、発明家で祖父のような存在 グランピー の装置を使って、
ベティーはカラフルな現代ニューヨークへタイムワープ!
夢を追う青年 ドウェイン、ベティーの大ファン トリーシャ、
叔母で活動家の キャロル、ニューヨーク市長候補 レイモンド と出会い、
彼女の存在が街と人々の未来を動かしていく。

一方、ベティーを追ってきたグランピーは、
40年ぶりに宇宙物理学者の ヴァレンティーナ と運命の再会を果たす。
時空の隔たりによって離れ離れになってしまった二人の、愛のゆくえはー。

ベティー ブープは白黒の世界に戻るのか?
それとも、このカラフルな世界を選ぶのか?
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昨年ブロードウェイで上演されていた作品。
最初は首から下が書割で白黒。白黒の世界からカラフルなリアルワールドにきたときの
ギャップが嬉しい。飛び込んだ先がコミコン、というのがコスプレ歩いていても違和感
ないのがいいですね。
1幕最後のジャズクラブでのベティ歌唱シーンが素晴しい。それまできゃぴきゃぴ喋って
いたのが、突然唸るばかりの大迫力!ちょっと男性はいったみたい。
ヒロインはBOOPにしてはちょっとスリムな感じ。顔がシュッとしていて当初は違和感
あったのですが、じきになれました。それから白黒世界で、首から下が書割でなくなっ
た段階で、肌色がかなり見えてしまってカラフルな世界に半ば行ってしまった気がした
のですが、BW版ではどうでしたっけ?アジア系の肌と黒人系の肌色の違い???
2幕冒頭の白黒・カラフルの裏表ダンスはやっぱり楽しい。半回転すると次元が変わる
という雰囲気。ベティが男性市長候補に語る所得再分配の思想は、マムダニ現NY市長に
相通じるところがあるような気も。ひょっとして未来予測の舞台?
ベティが市長候補を殴り倒した後は、駆け足で物語が進んでいきました。ストーリー
があわただしくて、まるでダイジェストを見ているような気分になるのはBW版と同じ。
ベティが戻らないと二次元世界が崩壊する!ということですべてを放り出して二次元へ
GO! しばらくたっておじいちゃんが二次元まで彼氏を連れてきてめでたしめでたし。
グランピー ・ヴァレンティーナの年寄りカップルはかなり良いのですが、本筋とは関係
ないのでこれを削ってもっとかっちり描いてくれた方がよかったかも。
記事をちょっと検索してみたのですが、ベティの物語というより中の人の再出発物語と
して演出されていたようです。そういう言われるとなんとなくわかるような気もします。







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題名:趣向『THE GAME OF POLYAMORY LIFE』
劇場:KAAT神奈川芸術劇場大スタジオ
日時:2026年5月31日14:00-15:50(アフタートークが30分程度)
料金:一般前売り5200円
分類:演劇
座席:北D列10番(向う正面最後列真ん中)
劇団:趣向
作:オノマリコ(趣向)
演出:稲葉賀恵
監修:深海菊絵
舞台監督:藤田有紀彦、山田貴大
舞台美術:松岡泉
照明:岩城保
音響:星野大輔(KAAT神奈川芸術劇場)
衣裳:富永美夏
演出助手:大月リコ(yoowa)
音声ガイド:バリアフリー演劇結社ばっかりばっかり
インティマシーディレクター:伊藤樹里
宣伝美術:嵯峨ふみか
WEB制作:阿波屋鮎美(ブラン・ニュー・トーン)
制作:加藤仲葉
広報:大橋さつき、大川翔子
票券・当日運営:丸山香織(アナログスイッチ)
アクセシビリティ:冨田有登里
撮影:佐藤茉優花、ロブ・モレノ(Media工房)、平井光子
主催:趣向
出演:Bチーム:
     豊田エリー(エンジェル)
     笠木泉(ムーン)
     小川ゲン(タイガー)
     阿岐之将一(アリス)
     笹川幹太(ガンダム)

あらすじ:
高校で教師をしているエンジェルは、ムーンとタイガーという二人の恋人と関係を築いている。ムーンとタイガーもまた恋人同士で、三人は同じ家に暮らし、それぞれに愛し合いながら生活している。
ある日、その家にエンジェルの大学時代の友人アリスが訪ねてくる。学生の頃、エンジェルに恋をしていたアリスは、三人の暮らしぶりを目にして「宇宙人みたい」と強い拒否反応を示す。
その言葉に傷つきながらも、エンジェルはムーン、タイガーとともに、三人で子どもを育てるという次の計画へと歩み出していく。
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上演前と上演後の舞台装置は撮影可能でした。舞台の両側に客席。開演時には四角い舞台
の真ん中に大道具が積まれており、キャストが大道具を移動して上演開始、柱やソファを
移動することで異なる部屋とするときもあり。
当初は エンジェル・ムーン・タイガー というトライアド(3人のすべての組み合わせで
恋人同士)が住む部屋。このBチームではエンジェル・ムーンが女性、タイガーが男性。
そこにエンジェルに片思いするアリス(モテ男で他にも女をとっかえひっかえ)、これま
たエンジェルに片思いするガンダム(エンジェルの元生徒で男でひとすじ)。当初3人の
関係は安定で、3人で子供を持とうという計画も。この3人の関係にアリスが割ってはいる、
この入り方がなんとタイガーを口説き落とすという離れ業(に私には見えた)。アリスが
タイガーを物理的に攫って行ってしまうのです。もちろんタイガーは自らの意思で3人の
部屋をでていくわけですが。。アリスが嫉妬するということでタイガーは3人で会うこと
ができません。ガンダムは唐突にエンジェルにプロポーズをしますが、エンジェルは却下。
まあいろいろどろどろあって、最後にはエンジェルに新しく好きな人ができた、というこ
とでムーンが「おめでとう」。あれこれで終わり?いろいろ決着がついてないような気も。

見終わって最初の感想は「バイな人たちがいて、1対1でない関係も許容すると組合せの
可能性がずっと増えるので面白い」。次に思ったのは「1対1だろうがそうでなかろうが、
面倒くさいやつはメンドクサイ」。いろんな方向に嫉妬するし、どういう性的嗜好持って
いても人生そんなに変わらないかも。ただ3人だとやはり壊れやすそうな気がしました。
印象に残った台詞は(正確に覚えてないので意訳)、「相手が1人ならばひとりを集中
して愛すればいいのに、2人だとバランスをとって愛さねばならず不自然」
「一人だけを愛すると言っても他にも女がいるあなたのほうがよほどバランスをとって
いるのでは」。「2人を愛するなら、1人を愛するより愛が半分にならないか?」「子供
が3人いる母は、子供が1人だけの母の愛情の1/3?そんなことないでしょ」。「恋愛とは
独占欲を満たすファンタジー」
恋愛とは?所有とは?といった哲学的な問いは出てきますが、解決するわけではありま
せん。色々考えさせられる契機になりました。
この作品自身はポリアモリーの解説的要素が強い作品だと思いましたが、こういうのが
が増えると恋愛ストーリーでより面白い展開が期待できそう。
AチームBチームでキャストの性が違う部分があるとのこと、色々変わって見えるでしょ
うからAチームも見てみたいのですが、暇がありません。






アフタートークあり
参加者:
監修 深海菊絵
作者 オノマリコ(趣向)
出演者 笠木泉 小川ゲン

Q:今回はBキャスト、役の性別設定をかえたABキャスト。初演から台本を少し修正したがどのあたり?
オ:Bパターンだとムーンとアリスの性別設定が違う。それによって台詞が一人称、代名詞、が違う
タイガーとエンジェルのベッドのシーンが妊娠について語る所が違う。

Q:深見さん監修ではいってくれているが、台本、通し稽古をみてコメントいただいたが、監修で気を付けている点は?
深:8割くらい台本をチェックして、ここではこんなセリフがでてこないとか、りこさんの相談役。
  ポリアモラスな関係の特徴がうまくでるようにもっていった

Q:本日はいかがでしたか?
深:ポリアモリーの研究をしてきたわけだが、独自の関係、相手に配慮、コミュニケーション
  ポリアモリー実践しているが他人に盗られる不安、というのをうまく描いている。
  所有するとは?自由とは?信じるとは?哲学的な問いがうまくちりばめられていた。
  ポリアモリーというのはいろんな問いに繋がっていく。

Q 深見さんから俳優さんへの問
 私は調査でフィールドでいく、調査に行く前と後では自分の考えがかわってくる
 私が変化していると感じることがある。今回作品をつくっているうえで変化は感じられたか?

笠:複数の関係をもつというよりももっと普遍的な愛情を戯曲から感じていて
 ポリアモリーということを凄く意識しては稽古していなかった。
 いちどポリアモリー生活実践されているかたのお話を聞く機会があって、目が覚める思い、
 好きな人と好きな人がいてその人たちが好きになってくれると嬉しいよね。それは嬉しいということがわかった。
 友達ABでABが友達になると嬉しい、それと似ている。
ゲ:ポリアモリーという言葉すら知らなかった。恋愛は1対1が普通という価値観の中で生きてきた
 ということを戯曲を読んだときにきづく。普通と思ってきたこと、自分たちの恋愛関係、人間関係
 あまり考えずに生きてきたな。価値観が揺らいできた。何が普通なのか?

Q深:俳優さんは演じながら近づいている、その中で出会った驚き・違和感を伺いたい

笠:3人がポリアモリストとしていて外に二人。そこに関してだんだんなんの疑問もなくなってきた。
  特別な存在になっていった。稽古の途中から加速していった。
  演出の稲葉さんが、これは愛の物語、といってくれたのを心にとめるようにしてた
  自分と他者を繋ぐ愛の物語なんだなあと解釈していた
ゲ:戯曲を読んだ段階でみんなどこを好きになったんだろう?と想像した。
  本読みした段階でひとりで読んだときとちがう。キャラクタがどんどんいとおしくなってきた。
オ:深見さんのポリアモリーである本から結構舞台内容をもらっている。エッセンスというか内容をかえて
  トライアドという関係性がポリアモリーの中でも特に好き。それを見せるのに演劇は適している。
  本当にそう見えなくちゃいけないのはたいへんだ。トライアドたちにABともに見えることに感動。
  俳優さんの仕事って凄いと思うところ。

Q:AとBだと絵のタッチが違う。AB印象の違いは?

深:個人的にはAB本当に違う作品。どちらも魅力的。光が照らされている部分が違う。
  B 愛の部分、 A 生き方
  ジェンダーが入れ替わったから?ジェンダー構成ではなくチームの化学反応がちがう
オ:Bのほうがアリスとガンダム 外部がふたり男性だからか、輪の少し外にアリス、その外にガンダム。
  アリス男性のBがアリス外側度がちょっと大きい。Bのほうが孤独なひとたちがよりそっている
  Aもはぐれものっぽい。肩の寄席方が違う。一緒に呑むとAはうるさくもりあがりそう。

Q:りこさんから聞きたいこと、気に入っている台詞は?

笠:こんなに緻密で人間の心理を1行1行に込められている。宝の山みたい。好きな台詞は全部。
ゲ:ガンダムの「わかんないけどそうなんだ」良い台詞だな。こういう形で生きていきたい
笠:アリスがタイガーを止めるシーン「幸せな人は幸せでいいんだよ。それで不幸な人が少し
  でも不幸じゃなくなる方がいいんじゃない」
深:トライアットの愛の形をみてもらった。ポリアモリーは本当にいろんな形がある。
  是非自分にとって大切なひととどんな関係を持っていきたいか考えてもらうきっかけになればうれしい

笠:昨日A初日、今日我々初日。大きな海の中によくここまできたな
  新しい演劇がここに生まれた、皆さんと共有できたことがうれしい

ゲ:今日初めてこんなに客席に客がいる状態で芝居をした。
  客席にいる方からもらう物がたくさんあって、全然違う感覚で芝居をしていた
  今日一緒に過ごしていただいて嬉しかった。AB両方見るときっと楽しいのでみてね

オ:10年前にここで上演させていただいた作品が10年後も同じ場所で上演できるのは嬉しい。
  素敵な愛の物語をつくっていただいている。皆さんの感想をいただけると嬉しい
  SNS感想も検索して見に行きます!

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題名:パルコ・プロデュース2026「リチャード三世」
劇場:PARCO劇場
日時:2026年5月27日13:00-16:00(途中休憩あり)
料金:11000円
分類:演劇
座席:O列11番(後方左ブロック通路近く)
劇団:パルコ・プロデュース2026
作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:森新太郎
美術:伊藤雅子 照明:佐藤啓 音響:けんのき敦 衣裳:西原梨恵 ヘアメイク:河村陽子 アクション指導:渥美博 映像:荒川ヒロキ 演出助手:櫻井裕代 舞台監督:林和宏
出演:吉田羊
   愛希れいか 中越典子 赤澤遼太郎 増子倭文江 浅野雅博 星智也 清田智彦
   篠井英介 渡辺いっけい
吉田 羊:リチャード三世
愛希れいか:アン/ラトクリフ/ヨーク王子(人形)/エドワード王子(人形)
中越典子:エリザベス/リッチモンド/エドワード王子(人形)/長老
赤澤遼太郎:バッキンガム/兵士2
増子倭文江:ヨーク公爵夫人/エドワード四世/エドワード王子(人形・語り)/長老
浅野雅博:リヴァーズ/ブラッケンベリー/暗殺者1/市民2/イーリーの司教/ヨーク王子(人形)/使者/長老/小姓/兵士3
星 智也:ヘイスティングズ/ティレル/市民3/ヨーク王子(人形)/長老/兵士1/司祭クリストファー
清田智彦:ケイツビー/暗殺者2/市民1/ヨークの司教/兵士/ヘンリー六世の亡霊
篠井英介:マーガレット/ヨーク王子(人形・語り)/長老
渡辺いっけい:スタンリー/クラレンス/ヨーク王子(人形)/ロンドン市長/公証人
解説:
人を魅了し、滅ぼす。“聖なる悪の体現者”リチャード三世、降臨!
“シェイクスピア×森新太郎×吉田羊によるPARCO劇場シリーズ”第三弾上演決定!
パルコがプロデュースするシェイクスピア作品を森新太郎演出、吉田羊主演で上演するシリーズ。2021年に全キャスト女性の『ジュリアス・シーザー』、2024年に『ハムレット』の原型と言われる戯曲『ハムレットQ1』を上演し、物語の壮大なスケールはそのままに登場人物の繊細な心理を丁寧に描き出した演出で好評を博しました。そしてこの度、満を持して上演する第三弾は、『リチャード三世』です。これまでの“ブルータス”“ハムレット”とは、真逆とも言える悪の権化が主人公。平和になった世を憎み、王位への野心を抱いたリチャード三世。兄や貴族を策略によって次々と葬り、王位を奪取するも、血塗られた王座を守るための暴政が破滅に向かう物語。本作では、『リチャード三世』に出てくるさまざまな登場人物たちを、リチャード三世役の吉田羊と9人の出演者で描きます。人類の歴史の中で繰り返されている権力闘争と政治的野心からなる悲劇。シェイクスピアが描いた現代にも通ずるこの物語を、吉田羊と9人の出演者により観る者を深く魅了する森新太郎の演出でお贈りします。

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舞台の上に一段高い、人の腰よりも高い左右に細長い舞台を設置しての上演。背景は常に
黒く、その舞台上しか照明があたりません。時々その舞台前の低いところでも演技。
オープニングは幕が少しだけあがり、ぎくしゃくした足(もちろんリチャード)が見える
だけでの長セリフ。幕は結局天井まであがらず、上半分が常に黒幕で覆われていたので舞
台がとても暗い。幕の上部にはその節のタイトルっぽいものが表示されました。
これ、最前列とても見上げることになるので見づらいでしょうねえ。

リチャード3世は最初から最後までずっと歪んだ姿(足を曲げ肩を捩じり、左右が異なる
高さ)でした。中の人の吉田羊さん凄い。「色悪」のような悪の確信犯、でも悪いからと
いって酷い奴とはあまり思えないのは吉田羊さんのある種透明な雰囲気のせいでしょうか。
リチャード以外は一人が様々な役を演じますが、全部違って見えるからこれまた凄い。
でも数が多すぎて対応がよくわからなくなるとか、名前が同じキャラが何人もいるのでい
つの間にか勘違いしていたり。中でもバッキンガムとマーガレットが印象的でした。そし
てリッチモンドがカッコいい。
王子役は人形、黒子が3人ついて動かし、中のひとりが台詞を語るのです。棒使いと言っ
ていいのでしょうか?小さい子がきゃぴきゃぴしていて結構可愛い。そして可愛いだけに、
2幕になって殺し屋(ですよね)に逆さにぶらさげられて連れ去られるシーンが痛々しい。
リアル人間が演じるより痛ましさが強いと思ってしまったのです。
いわゆる「ナレ死」が多かった気がします。その分よりスピーディにそしてソフトになっ
ているのかも。コスチュームは女性はドレス、男性はだいたい現代、そして武器はピスト
ル、銃殺が主。
吉田リチャード vs 中越エリザベスが、非常にリズムがあって打てば響くような丁々発止
の言い合いで聞いているだけでかなり気持ちよかった。そしてリチャードはなかなか説得
力があって悪辣なのですが、それにしても皆あっさり説得されてしまいすぎる感あり。
皆馬鹿なのか?とも思ってしまったり。アンやエリザベス、本当にそれで納得するのか?
原作をしっかり読んでみないといけないかも。
エンディング、リッチモンドが後ろ姿で戦場を眺めるシーンで暗転。次に照明がついて
衣装をとると中からは吉田羊さん。それまでは中越さんがリッチモンドを演じていたので
いままで見ていたリッチモンドも吉田さんだったのか?と一瞬思ってしまったり。
そしてカーテンコール。
長さを感じさせない濃い舞台でした。

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