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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:KAATカナガワ・ツアー・プロジェクト 第三弾『帰ってきた冒険者たち 〜闇に落ちたカナガワを救え!〜』
劇場:KAAT神奈川芸術劇場中スタジオ
日時:2026年2月15日12:00-13:45
料金:シルバー5300円
分類:演劇
座席:I列5番(左ブロック後方通路側)
作:長塚圭史
演出:大澤遊
音楽・演奏:角銅真実
舞台美術・衣裳:長峰麻貴
ヘアメイク:冨沢ノボル
照明:上山真輝
音響:星野大輔 
演出助手:神野真理亜
舞台監督:竹井祐樹、男山竜眞
出演:柄本時生 菅原永二 佐々木春香 長塚圭史 成河
公演情報:
県内巡演プロジェクト待望の第三弾!
第三弾となる今回は、『冒険者たち ~JOURNEY TO THE WEST~』待望の再演に加え、冒険者たちシリーズ2作目、とある事情から危機を迎えた神奈川県を救うため、三蔵法師一行が再び県内で大奮闘(?)する新作『帰ってきた冒険者たち ~闇に落ちたカナガワを救え!~』を同時上演いたします。
2作品を同じ出演者が演じるのも今回の見どころの一つです。
三蔵法師には独特の存在感と確かな演技で個性派俳優として活躍する柄本時生。孫悟空にはシリアスからコミカルまでさまざまな役を演じ分け、演出家からの信頼も厚い菅原永二。馬(玉龍)には自然体な演技が魅力の佐々木春香。圧倒的な身体能力と多彩な演技力で『冒険者たち』でさまざまな役柄を演じ分けた成河は、新作『帰ってきた冒険者たち』では"カナガワ県"を演じます。沙悟浄役の長塚圭史にもご期待ください。
あらすじ:
『帰ってきた冒険者たち 〜闇に落ちたカナガワを救え!〜』
かつて天竺を目指したあの冒険者たちが、再び帰ってくる!
とある事情からアイデンティティ崩壊の危機を迎えた神奈川県。
相模の国にそびえる「ニュー国分寺七重塔」が灼熱を放ち、県内全域が干上がる大ピンチ。
塔を支配するのは、闇に落ちたカナガワ県と謎の女。
捕らわれた三蔵法師と猪八戒を救うため、孫悟空は沙悟浄、玉龍と共に立ち上がる。
県内の神々や関係者の力を借り、果たして神奈川に平穏を取り戻せるのか?!
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客席にはいると、道祖神がお出迎え、これが今回の物語の鍵となっていました。
舞台左右に楽器、ただしミュージシャンは一人、右に左に移動して演奏するのです。
この生演奏が素晴しい。
まんなかにコンテナっぽい木の箱。冒険者たちとほぼ(全く?)同じ装置。
神奈川地元ネタが満載。前説がなんと神奈川県がやるというw
三蔵法師一行は天竺国大雪音寺に向かっていたのになぜか神奈川に迷い込んでいたという。。
出だしは横須賀、スカジャン刺しゅうする孫悟空がかわいい。孫悟空は別の場所に行こう
として、うっかり?湘南電気鉄道にのってしまう。そして葉山にある島の鳥居。こんなふ
うに神奈川名所めぐりができるとは。三蔵法師は飢えたり死んだり蘇ったり。
キンキラキンの海老名ニュー国分寺を見てみたい!1200年前に海老名に国分寺があったの
はびっくり。猪八戒はインスタで飯テロだけで登場、とにかく食ってます。
道祖神主体の成河さんはいったい何役やっていたのかわかりません。河童になったり、
二宮金次郎になったり、大山祇神?になったり。。時折影絵の演出もあり、それもかなり
面白い。物語としてはちょっと破綻気味なのですが、それがさほど気にならないくらいな
腕力でで最後まで突っ走ってくれました。
全体的に宴会の余興芝居のようなノリなのに、それを力いっぱいのクオリティでやってい
るから面白くないわけがありませんね。

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題名:千と千尋の神隠しSpirited Away
劇場:芸術の殿堂オペラ劇場
日時:2026年2月8日14:00-16:55(途中休憩あり)
料金:R席180000KRW+手数料8000KRW
分類:演劇
座席:2階1列8番
原作:宮﨑 駿
翻案:ジョン・ケアード
共同翻案:今井麻緒子
オリジナルスコア:久石 譲
音楽スーパーヴァイザー・オーケストレーション・編曲:ブラッド・ハーク 
音楽スーパーヴァイザー補・オーケストレーション・Abletonプログラミング:コナー・キーラン
美術:ジョン・ボウサー
パペットデザイン・ディレクション:トビー・オリエ
振付・ステージング: 井手茂太
照明: 勝柴次朗
音響:山本浩一
衣裳:中原幸子
ヘアメイク:宮内宏明
映像: 栗山聡之
音楽監督:深澤恵梨香
舞台監督:北條 孝/大刀佑介
演出補佐: 今井麻緒子 
演出補:永井 誠
プロデューサー:尾木晴佳
演出:ジョン・ケアード
協力:スタジオジブリ
製作:東宝株式会社
主催:CJ ENM
出演:
千尋 上白石萌音
ハク 醍醐虎汰朗
カオナシ 中川 賢
リン/千尋の母 妃海風
釜爺 宮崎吐夢
湯婆婆/銭婆 高橋ひとみ
兄役/千尋の父  村岡哲至
父役  吉村 直
青蛙  広瀬斗史輝
頭   五十嵐ゆうや
坊   坂口杏奈
市場俊生、伊藤 奨、犬飼 直紀、大重わたる
桂 芽来、桑原あみ、鈴木伽実
須藤香菜、高雄結女、竹廣隼人、知念紗耶
中上綾女、西宮ゆうき、風花
福島玖宇也、萬谷法英、水野栄治、Miffy
森 莉那、森 淑乃、保野優奈、山川大智
Swing
安部 萌、大久保徹哉、大月 侑、乙戸真央木村 匠
久保田成美、竹内一喜、桜雪陽子(2/4~)、髙橋莉瑚(1/15~)

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日本で萌音千尋をみることできていなかったので、見にきました。こちらでもダブル・ト
リプルキャスト。
多分満員、開演前ロビーも大にぎわい。日本からの引っ越し公演何か月もロングラン。
この劇場はかなりでかい。舞台のまわりが大きく緑で覆われていました。日本語上演なの
でいろんな場所に字幕。舞台の下にも最前列向けの字幕があったのにはびっくり。
私が座ったのは2階席最前列なのですが、前の手すりがとても低い。全く視野を遮らない
のは嬉しいのだけれど、これで誰か落ちたりしません?座席の前を歩くときに手すりを手
でつかむことが難しい。でも舞台鑑賞のためにはとてもよい設計。
さて物語が始まり、遠目で見ると萌音千尋は本当に小学生に見えてしまうのが凄い。そし
てお父さん考えなし度がこれまた凄い。白はイケメン、異形の神様はみな可愛い。釜爺は
造形と操演のどっちも(というか相乗効果によってか)すごくかっこよく見えます。
客席がいちばんどよめいたのは赤褌の頭(おいおい)登場のシーン、インパクトあります
よねえ。白の変身美しい。ぼーっとみていると気がつくと名無しがいる、そしてキレキレ
のダンスを見せてくれました。お腐れ様の洗濯が一大イベント、これはカタルシス。穴に
落ちるところの演技も面白い。本当に落ちてるみたい。
カオナシが肥大していくところの操演とデザインもいい、最大は中の人は6・7人?1人ず
つ吐き出していってまたひとり。電車に乗るシーンも健在。釜爺が愛だね 手でハートつ
くるところ受けてました。
最初は子供の悪夢に見えますが、それが深く広がっていく。メリハリがきいているうえに、
ダンス、歌、操演、人形があって飽きさせない。映画見てればもう翻訳いらないかも。
みんな健気に必死に生きている。そして名前を取り戻すとほとんど成仏ですね。
エンディングで千尋と名前が出たところで泣けました。
カーテンコールでは一階席は総立ちでした。

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題名:世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
劇場:東京芸術劇場プレイハウス
日時:2026年1月31日12:30-15:15(途中休憩あり)
料金:S席12500円
分類:演劇
座席:1階B列19番(2列目センターブロック右寄り)
原作:村上春樹
演出・振付:フィリップ・ドゥクフレ
脚本 高橋亜子
音楽 阿部海太郎
美術 石原敬
照明 吉本有輝子
音響 井上正弘
映像 上田大樹
衣裳 前田文子
ヘアメイク 鎌田直樹
演出補 田中麻衣子
振付補 鈴木竜
通訳 上野茜
演出助手 河合範子
ステージマネージャー 徳永泰子/森 和貴
プロダクション・マネージャー 平井康将
プロダクション・スーパーバイザー 金井勇一郎

出演:
藤原竜也・・・“ハードボイルド・ワンダーランド”の私
森田望智・・・“ハードボイルド・ワンダーランド”の司書、“世界の終り”の彼女
宮尾俊太郎・・・“世界の終り”の影
富田望生・・・“ハードボイルド・ワンダーランド”のピンクの女
島村龍乃介(Wキャスト)・・・“世界の終り”の僕
藤田ハル・・・“ハードボイルド・ワンダーランド”の小男、“世界の終り”の管理人
松田慎也・・・“ハードボイルド・ワンダーランド”の大男、“世界の終り”の門番
池田成志・・・“ハードボイルド・ワンダーランド”の博士、“世界の終り”の大佐
上松萌子、岡本優香、冨岡瑞希、浜田純平、原衣梨佳、
古澤美樹、堀川七菜、山田怜央、吉﨑裕哉、Rikubouz
ミュージシャン:権頭真由
Story:
“世界の終り”と“ハードボイルド・ワンダーランド”という二つの世界が同時進行で描かれる。
二つの物語が織りなす、思いもよらない結末とは――。
・ハードボイルド・ワンダーランド
“組織”に雇われる計算士である“私”(藤原竜也)は、依頼された情報を暗号化する「シャフリング」という技術を使いこなす。ある日私は謎の博士(池田成志)に呼び出され、博士の孫娘(富田望生)の案内で地下にある彼の秘密の研究所に向かい、「シャフリング」を依頼される。博士に渡された贈り物を開けると、そこには一角獣の頭骨が入っていた。私は頭骨のことを調べに行った図書館で、心魅かれる女性司書(森田望智)と出会う。だが博士は研究のために、私の意識の核に思考回路を埋め込んでいた。世界が終るまでの残された時間が迫るなか、私は地下世界から脱出し、どこへ向かうのか。
・世界の終り
周囲が高い壁に囲まれた街に“僕”(駒木根葵汰/島村龍乃介)はやって来た。街の人々は一見平穏な日々を過ごしている。僕は街に入る際に門番(松田慎也)によって影を切り離され、いずれ“影”(宮尾俊太郎)が死ぬと同時に心を失うと知らされる。僕は古い図書館で美しい少女(森田望智)に助けられながら一角獣の頭骨に収められた夢を読む仕事を与えられていたが、“影”から街の地図を作成するよう頼まれる。影は街から脱出する方法を模索していたのだ。僕は地図を完成させるために、図書館の彼女や大佐、発電所の青年(藤田ハル)から話を聞き、街の正体を探るのだった。
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原作未読でドゥクフレ振付目当てでチケット購入。満員立ち見。
影絵のような背景。実際に影をおとしているときもあった?
トゥーシューズはいてポアントで立ち、手には棒足を持った一角獣多数出現。ダンサーは
女性も男性もあり、この一角獣の群舞が美しい。1幕は銀色、2幕は金色。
一番後ろは下手に向かって上がっている坂道、その手前には奥に向かって上がっている床。
右端にはピアノ、他に弓で弾くよくわからない楽器等。
男は街にはいろうとして門番に影と分断されてしまう。影にも中の人がいて真っ黒な顔。
この街は影があってははいれない、斬られた影は街の外で労働し、衰弱して行って最後に
は死んでしまうらしい。男は図書館に行って骨の中に封じ込められた夢を見始める。ここ
が世界の終りの街。この世界の”僕”がなかなか良い。世界の終りは完全な街、そのため
影(≒自分の心)を切り離して、影は死ぬに任せてしまう。影が死ぬと心がなくなるが、
まだ残滓が時々湧くので獣にそれを食わせては街の外へだしている。2幕では心を失った
彼女の心を取り戻すために、一角獣の夢読みを行い、彼女の散らばった心の断片を集めて
行く。ここは「果てしない物語」終盤で記憶を掘り起こしたシーンを思い出した。ここで
のダンスシーンでは影も重要、時々実体がない影が発生し(二人でダンスしている時に、
三人目の影等)一緒にダンスしていた。最初に気が付いた時はびっくり!
もう一つの世界、ハードボイルド・ワンダーランドでは、特殊な暗号化シャッフリングを
やった私が何かやばいことに巻き込まれている。地下の迷宮にはいったり、やくざっぽい
ふたりに部屋をめちゃくちゃにされたり。ヤクザ弟分は歌舞伎マニアっぽい語りを延々と
していて笑わせてくれた。博士はいかにもマッドサイエンティストという雰囲気を醸し出
していた。この世界はハードボイルドなのだけどそれにしては主役が少々ミスマッチのよ
うな気が。そして皆なんだか思わせぶりな台詞ばかり。
実は世界の終りは”私”の無意識、この無意識を活用してシャッフリングを行っていて、
シャッフリングが終わると無意識は私から切り離されている。ところが博士はこの切り離
しをしないような設定を”私”に組み込んでしまい、その設定が実行されると”私”は
植物人間になってしまう。それまでに残された時間は36時間!
エピソードの転換には後ろが暗転、前方のみ照明でソロダンスがはいり、そちらに目を向
けていると気がついたら場面転換されていた。これらが皆派手で楽しい。
そして両方の世界に図書館があり、司書の中の人は共通なのだけれどうまく描き分けされ
ていてよかった。後半の方がテンポよく、そして全般的に世界の終りの方が面白かった。
ダンスはとても満足、物語もわかりやすかったのだけど、長い小説をどのようにつめたの
か気になったのでこれから小説読んでみる!

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題名:景色のよい観光地
劇場:東京芸術劇場 シアターイースト
日時:2026年1月28日14:00-15:40
料金:前売4900円
分類:演劇
座席:J列22番(後方右端)
劇団:た組
作・演出:加藤拓也
舞台監督:竹井祐樹
美術:山本貴愛
照明:佐藤啓
音響:佐藤こうじ(Sugar Sound)
衣裳:神田百実
演出助手:葛西祥太
国際コーディネート・翻訳 新田幸生(妥当解釈)
宣伝美術:増田圭吾
宣伝写真:関口尚志
宣伝写真編集:奥山大
宣伝写真ヘアメイク:伏屋陽子(ESPER) 赤松絵里( ESPER)
宣伝写真フードコーディネート:やまさききよえ
出演:
健介(けんすけ):田村健太郎
隆治(りゅうじ):平原テツ
前野(まえの):安達祐実
宮口(みやぐち):宮崎秋人
楊(やん):吳静依 (Jing We)
あらすじ:
山中の観光地にある現代的なお茶屋。健介と隆治は一緒に生活をしながら共同で経営している。健介は主にお茶やお菓子を担当し、隆治は経営や運営の全般を管理していた。隆治は「毒のある物を調理する」という健介の趣味に惚れ込んでいる。
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ネタバレあり。
タイトルが内容とかけ離れているにも程があるというか、ブラックコメディ?でファンタ
ジー、あまり笑えないし、終盤気持ち悪くなる筋書きなのだけど、それが私にとっていつ
ものた組。それがどういうわけか癖になるような気も。。そしてきのこが食べたくなった。

舞台の上を区切って狭く使っていました。2/3くらいか。直角に曲がったカウンターに椅
子が6つ、カウンターの中は厨房。カウンターの端に鉄瓶。右側が店の出入り口、左側に
勝手口。右側の壁にト書きっぽいものや、スマートスピーカーの応答が文字で表示。温泉
街(箱根?)のおしゃれなお茶屋さんが舞台。調理は健介、それ以外の運営は隆治という
分担、隆治は鍼がうててファンもいる。お店は現在は昼だけ営業だけど、酒を出す夜営業
をしたいと考えている隆治。毒を持っている素材を使い、美味しさを引き出そうとしてい
る健介、ただしあくまで個人利用。隆治は夜営業の裏メニューに毒素材の料理を出そうと
提案、たまたま居合わせた常連客が試作品を食べてしまって大絶賛。天才!と言われてそ
の気になる健介。隆治が、店で出そう自分で調理するからマニュアル書いてくれ!に押し
切られて、健介がレシピ作成。しかし隆治の料理できなさに負けて健介が料理する羽目に。。
オープンしたけど人はあまり来ず、隆治が毒入り素材を台湾人のアルバイトに台湾から
クーリエさせたところで、客が来ないから、常連たちとメニューのつまみ食い。ここで全
員オーバードーズで幻覚見まくり、一人は泡を吹いて倒れて、、死んだ?救急車呼ぶ呼ば
ないで争っていたら、蘇生して救急車呼んでくれ、全部話してやる!そこで隆治がカウン
ターの後ろに引き込んで石で撲殺。台湾人アルバイトも話をばらしそうなので撲殺。そし
て健介も前のも殺人の共犯にしてしまい、死体を外で埋めた。二か月後、口コミでそこそ
こ客がくるようになったがそれも長く続かなかった、で静かにおしまい。

最初から怪しい会話が終盤に行くにつれて狂気に変わっていく台詞劇。出演者にあげられ
ているキャスト以外にAIスピーカーが登場人物。静かな口調がある意味恐ろしく感じら
れてくる。脚本の力が強く、大丈夫大丈夫何かあったら自己責任!と皆言っておいて、い
ざとなると全員手の平かえして他人を糾弾!!と最初から結末が予測できているのに展開
にドキドキ。そして毒だ毒だと言っているのに、きのこが食いたくなる。毒味を表現する
語りがとても詩的で旨くて、グルメ評論家がやっているのではと思ったくらい。会話のや
りとりでくすっとすることはあるけれど、私にとって笑い成分がかなり少なかった。

ファンタジーなところは口コミで人気が出て行っているのに保健所からの追及がはいら
ないところ、二人殺して埋めておいて全く見つからずに営業ができているというところ、
全てに雑な隆治がお店の運営ができてるというところ。隆治に金勘定できる気がしない。

そして一番気持ち悪かった箇所は、自分の技能がないのを棚にあげて、きっちりしたマ
ニュアルがありさえすれば、自分も同じ味の料理が再現できる、そしてきっちりしたマ
ニュアルを書くことはできる、と信じる隆治の存在。自分で鍼うちながら他の技能への
リスぺクトのかけらもないってどうなの?まず自分で鍼のマニュアル書いてみろよ!と
思った。

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題名:ヨーロッパ企画第44回公演「インターネ島エクスプローラー」
劇場:本多劇場
日時:2026年1月24日13:00-15:10
料金:週末8500円
分類:演劇
座席:N列20番(後方右ブロック)
劇団:ヨーロッパ企画
作・演出:上田誠
音楽:王舟
舞台監督=大鹿展明 演出助手=山田翠
美術=長田佳代子 照明=葛西健一 音響=宮田充規
映像=大見康裕 衣装=大野知英 ヘアメイク=須山智未
演出部=杉浦訓大 文芸助手=中田歩
大道具=俳優座劇場舞台美術部(大橋哲雄)
小道具=山田翠 杉浦訓大 高橋かほり 磯村令子 中西美穂
    鹿田大樹 中川義之 扇陸 後藤円香 酒井善史
宣伝美術:山下浩介 宣伝写真:神ノ川智早
宣伝スタイリスト:手塚陽介 宣伝へアメイク:大宝みゆき
出演:
ハタノ:金丸慎太郎
キクチ:金子大地
ラウ:土佐和成
教授:永野宗典
ヒラタケ:石田剛太
ナオミ:藤谷理子
エマ:呉城久美
サイモン:酒井善史
カリブの男:諏訪雅
北欧の男:角田貴志
ヒマラヤの男:中川晴樹
解説:
冒険というものが世界から失われて久しくなりました。ここでいう冒険は言葉通りの冒険です。未踏のジャングル、天をつく絶峰、到達不能な極地。かつては冒険家たちをたぎらせたこれらの舞台も、今はすっかりシステムの中です。地表はGPSに覆われ、ネットワークがゆきわたり、地理的空白は埋められ、指先ふたつで世界のどこへでも分け入れるようになりました。南海に浮かぶ地図にない孤島。ある気象条件でないと開かないポータル。ありえない植生。破格の古代遺跡。隠された秘宝。とりあい。世界が滅ぶいいつたえ。そんなものは地上のどこにもないのです。だから絶対に×印のところへ行くなよ。屋根裏から出てきた祖父の日記にはそう書かれていた。隣のページには手描きの海図が。冒険のはじまりだ。 (上田誠)
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最初はハタノの一人語り。冒険に憧れて大学時代から冒険部に所属。若く結婚すれども、
インターネ島にはまりすぎて三行半、そして単独で南米からボートに乗って探索に出て
遭難、奇跡的にインターネ島に打ち上げられ、、、

奥に山(火山?)左側に巨大なモアイ、そして手前がビーチ、奥がジャングルのような
雰囲気。
インターネ島を探してたどり着いたハタノはモアイに感動、そして舞台上手に歩いていく
と暗転、ハタノは今度は舞台下手から歩いて出てきます。どうやら別の場所らしいが、ほ
ぼ同じ構図。ただここのモアイの上には花が咲いているので違う場所と認識できます。こ
れからまた上手に出て行くと暗転そして下手から出てくると、また少しだけ何かが違う場
所。どうやらこの島には海岸に沿ってずっとモアイが並んでいるらしい。この左右に無限
ループっぽい(でもちょっとずつ違う)場所で、先住民やら、先に来ていた山師やら学者
やら、元同級生やらとあってわちゃわちゃする話。ごみ捨てて右に行くと次の場面ではな
くなっているが、左へ行く(戻る?)と再度出現とか、南米エルドラドの元ネタがここ?
とか、先住民に呪文を学ぶとモアイの目が光るとか、細かなネタや与太話多数。暗転する
たびに暗闇の中で小道具スタッフさん大活躍!(多分)。キャストも袖に入ったかと思う
と反対側までダッシュ!お疲れさまでした。
ある場所に行くとモアイの隣に拳が出ていて、実はそこには剣があった。先住民から呪文
を学ぶためには試練に通過しなくてはならなくて、回転椅子でグルグル回るのから始まり、
まるで宇宙飛行士の訓練!実はモアイ搭乗の準備であった!
物語がもっさりした感じのところはあったのと、キクチとエマが嫌な奴すすぎてちょっと
ひいたのですが、終盤のモアイ搭乗から始まるぶっとび感でどうでもよくなりました。
なんとモアイの顔がバーンと前面にはずれると中がコックピットになっているのでした。
そして後ろの山が割れて宇宙船が!!最後は別の星!途中から出てきたカリブの男、北欧
の男、ヒマラヤの男も味わい深かった。
凄い運動量のハタノー金丸座長お疲れさまでした!


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