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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
題名:ミュージカル「神経衰弱ぎりぎりの女たち」 劇場:日本青年館ホール 日時:2026年6月7日18:00-20:35(途中休憩あり) 料金:15000円 分類:ミュージカル 座席:2F 2B-15(2階2列目左ブロック通路側) 原作:ペドロ・アルモドバル 映画「神経衰弱ぎりぎりの女たち」 脚本:ジェフリー・レーン 音楽/歌詞:デイヴィッド・ヤズベク 翻訳/訳詞/演出:上田一豪 |音楽監督|益田トッシュ |振付|藤林美沙/柳本雅寛 |美術|石原敬 |照明|関口大和 |音響|高橋秀雄 |映像|大鹿奈穂 |衣裳|大東万里子 |ヘアメイク|野澤幸雄 |歌唱指導|塚本直/黒崎ジュンコ |演出助手|守屋由貴 |舞台監督|広瀬泰久 |プロデューサー|篠﨑勇己/貝塚憲太 |エグゼクティブ・プロデューサー|岡田慎太郎/渡辺ミキ |デザイン|加藤秀幸 |写真|渡邉成美 |スタイリング|十川ヒロコ |ヘアメイク|野澤幸雄 |セットデザイン|KURONO 出演:望海風斗、秋山菜津子、和希そら、長井短、溝口琢矢、黒川桃花、遠山裕介、髙嶋政宏、広田勇二、仙名立宗、大久保徹哉、荒木啓佑、荒田至法、天丸翼、菅井理久、三木麻衣子、塚本直、山田美貴、杉山真梨佳、小石川茉莉愛、德岡明、桑原あみ、丹治聡美 あらすじ: 女優のペパ(望海風斗)が電話のベルで目を覚ますと、恋人・イバン(髙嶋政宏)が唐突に別れを告げる。 「僕は君にふさわしくない」 ペパは風変わりなタクシー運転手(遠山裕介)の助けを借り、彼のアパートへと向かうが、何週間も不在にしていることが判明。 イバンを探す女性がもう一人。元妻ルシア(秋山菜津子)。 彼女は19年前に自分を捨てたイバンを訴えようと弁護士のパウリーナ(長井短)に相談をしている。 しかし、実はイバンの新しい恋人がパウリーナ…! 意気消沈のペパは家に戻り、親友のカンデラ(和希そら)とお互いの悩みを分かち合う。 そんな中、カンデラの恋人がテロリストとして指名手配され、イバンの息子・カルロス(溝口琢矢)とその婚約者マリサ(黒川桃花)が訪ねてきて、ペパは自分が妊娠していることを知り、更に思い詰めたカンデラがペントハウスのテラスから飛び降りてしまう…! 事態が混乱を極める中、それぞれの女性たちの行動が大きな事件を巻き起こす??。 -------------------------------------------------------------------------------- 原作の映画が好きだったので見にきました。40年くらいまえ? 半円形で舞台上に2階、1階も2階も樹木多数。後にわかるのですが、そこはアパートの最上 階、2階に見えるのはペントハウスの外の屋上庭園らしい。ペット小屋もあったみたい。 開幕当初は、真ん中にベッド、左右にソファやテーブル。開演後数すぐにテーブルたちが ぐるぐる動き始めました(人力で)。そしてスペース作りアンサンブルが能天気なダンス! ここはマドリッド!起きていたことは、朝起きると男が逃げていた。ぎりぎりしながら吹 き替えのしごとへ。逃げた男も同じ吹き替え仕事しているのに自分のパートやったらもう 出て行ってしまっていて。。右上方に巨大スクリーン、そこに映画の映像。アフレコで男 とデュエットがおかしい。もちろんリアルにはそこで歌っているのですが。仕事場でばっ たり倒れて、医者にかかるとなんと妊娠!45歳で妊娠!でいろいろぎりぎり。 男のアパートに名刺をおこうとすると怪しい女に名刺を奪われて、タクシーで追いかける はめに。このタクシー運転手は狂言回し的に色々他にも歌うのですが、かなり聞かせてく れました。怪しい女は実は男の妻、19年間別居していていろいろ病んでいるらしい。この 妻が大迫力、これから後も場面ごとに色々突っ込み入れてくる。大怪演。 妻の息子はなよっと。フィアンセはまた力強い。 アパートで調理していると映画の代わりにテレビの映像、ニュースでgazpacho to go と いうCMやっていてこれが面白い。ヒロインの友人はワンナイトでテロリストを拾ってしま い、世をはかなんで飛び降りる、というところで1幕の終り。ストーリーはテンション高 く目まぐるしく、アップテンポな雰囲気で楽曲がかかる楽しいつくり。楽しいといっても 登場人物皆いっぱいいっぱいなんですよねえ。 二幕はもっぱらヒロインのアパートが舞台、今度は弁護士が男の愛人、高嶋さんクズな男 が本当に似合っています。そしてgazpacho to go も大活躍、飲むと皆倒れちゃう。 男は弁護士と旅立つために裁判所へ、そこには裁判所を襲おうとしていたテロリストもい て、妻が撃った銃弾がテロリストを倒して妻一躍有名人、もちろん狙ったのはクズ男。男 の前に身を呈したのがヒロイン。そこで一人で子供を育てる決心をして幕。 皆本当にぎりぎりな状況なんだけど、そのドタバタがコメディに見えること自体がギリギ リうまい線言ってると思いましたね。 なんとなく、ずっと能天気な音楽でなんとかなるさーと歌ってたような気がしましたよ。 ダンサーと配役が分離しているフランスタイプのミュージカルのつくりだったかも。 PR 題名:ミュージカル「BOOP!」 劇場:東急シアターオーブ 日時:2026年6月1日12:00-14:40(途中休憩あり) 料金:S席17000円 分類:ミュージカル 座席:2階1列42番(2階最前列右端近く) ORIGINAL CREATIVE TEAM BOOK BY BOB MARTIN MUSIC BY DAVID FOSTER LYRICS BY SUSAN BIRKENHEAD IN ASSOCIATION WITH FLEISCHER STUDIOS BASED ON CHARACTERS CREATED BY MAX FLEISCHER SCENIC DESIGN DAVID ROCKWELL COSTUME DESIGN GREGG BARNES LIGHTING DESIGN PHILIP S . ROSENBERG SOUND DESIGN GARETH OWEN PROJECTION DESIGN FINN ROSS HAIR & WIG DESIGN SABANA MAJEED MAKE-UP DESIGN MICHAEL CLIFTON ILLUSIONS DESIGN SKYLAR FOX MARIONETTE DESIGN THE HUBER MARIONETTES? ASSOCIATE DIRECTOR DB BONDS ASSOCIATE CHOREOGRAPHER REBECCA CORRIGAN IAN GALLAGHER FITZGERALD ORCHESTRATIONS DOUG BESTERMAN ARRANGEMENTS DAVID FOSTER DANCE ARRANGEMENTS ZANE MARK PRODUCTION MANAGEMENT JUNIPER STREET PRODUCTIONS GENERAL MANAGEMENT FORESIGHT THEATRICAL NICK GINSBERG MUSIC SUPERVISION & ADDITIONAL ARRANGEMENTS DARYL WATERS DIRECTED AND CHOREOGRAPHED BY JERRY MITCHELL JAPAN PRODUCTION TEAM 翻訳・訳詞 土器屋利行 音楽監督補 前嶋康明 照明補 大島祐夫 宮野祥太 音響補 山本浩一 ヘアメイク補 宮内宏明 歌唱指導 長谷川開 歌唱指導 宮本美季 オーケストラコーディネート 新音楽協会 美術助手 松生紘子 振付助手 青山航士 演出助手 長町多寿子 技術監督 清水重光 技術監督補 寺嶋洋佑 ステージマネージャー 徳永泰子 宣伝美術 樋口敬太(Gojyo graphics) 宣伝写真 下村一喜 クリエイティブコンサルタント ISON KAWADA 宣伝協力 吉田プロモーション 出演: ベティー ブープ:礼真琴 ドウェイン:水江建太 (Wキャスト) トリーシャ 藤森蓮華 レイモンド 渡辺大輔 キャロル・エヴァンス:まりゑ オスカー・デラコール:青柳塁斗 グランピー 大澄賢也 ヴァレンティーナ:柚希礼音 クラレンス:工藤広夢 岡田治己、岡田梨依子、加藤翔多郎、今田和季、 篠本りの、 杉原由梨乃、 高橋伊久磨、 髙橋莉瑚、 富田亜希 中上綾女、中嶋紗希、平井琴望、松平和希、松出直也、渡邉寿宏 スウィング:加島茜、 後藤裕磨、 小林良輔、七理ひなの パジー(パペット操者):JIJO、阿多田まる(スウィング) STORY: 1930年代、白黒のトゥーンタウン。 永遠のスター ベティー ブープは、「本当のあなたは?」と問われ、笑顔でこう答える ――「みんなが思い描く人。」 でも彼女が願っていたのは、スポットライトの外の“平凡な一日”。 ある日、発明家で祖父のような存在 グランピー の装置を使って、 ベティーはカラフルな現代ニューヨークへタイムワープ! 夢を追う青年 ドウェイン、ベティーの大ファン トリーシャ、 叔母で活動家の キャロル、ニューヨーク市長候補 レイモンド と出会い、 彼女の存在が街と人々の未来を動かしていく。 一方、ベティーを追ってきたグランピーは、 40年ぶりに宇宙物理学者の ヴァレンティーナ と運命の再会を果たす。 時空の隔たりによって離れ離れになってしまった二人の、愛のゆくえはー。 ベティー ブープは白黒の世界に戻るのか? それとも、このカラフルな世界を選ぶのか? -------------------------------------------------------------------------------- 昨年ブロードウェイで上演されていた作品。 最初は首から下が書割で白黒。白黒の世界からカラフルなリアルワールドにきたときの ギャップが嬉しい。飛び込んだ先がコミコン、というのがコスプレ歩いていても違和感 ないのがいいですね。 1幕最後のジャズクラブでのベティ歌唱シーンが素晴しい。それまできゃぴきゃぴ喋って いたのが、突然唸るばかりの大迫力!ちょっと男性はいったみたい。 ヒロインはBOOPにしてはちょっとスリムな感じ。顔がシュッとしていて当初は違和感 あったのですが、じきになれました。それから白黒世界で、首から下が書割でなくなっ た段階で、肌色がかなり見えてしまってカラフルな世界に半ば行ってしまった気がした のですが、BW版ではどうでしたっけ?アジア系の肌と黒人系の肌色の違い??? 2幕冒頭の白黒・カラフルの裏表ダンスはやっぱり楽しい。半回転すると次元が変わる という雰囲気。ベティが男性市長候補に語る所得再分配の思想は、マムダニ現NY市長に 相通じるところがあるような気も。ひょっとして未来予測の舞台? ベティが市長候補を殴り倒した後は、駆け足で物語が進んでいきました。ストーリー があわただしくて、まるでダイジェストを見ているような気分になるのはBW版と同じ。 ベティが戻らないと二次元世界が崩壊する!ということですべてを放り出して二次元へ GO! しばらくたっておじいちゃんが二次元まで彼氏を連れてきてめでたしめでたし。 グランピー ・ヴァレンティーナの年寄りカップルはかなり良いのですが、本筋とは関係 ないのでこれを削ってもっとかっちり描いてくれた方がよかったかも。 記事をちょっと検索してみたのですが、ベティの物語というより中の人の再出発物語と して演出されていたようです。そういう言われるとなんとなくわかるような気もします。 題名:ミュージカル「complex」 劇場:博品館劇場 日時:2026年5月23日12:00-14:40(途中休憩あり) 料金:B席4000円 分類:ミュージカル 座席:O列8番(最後列近く中央ブロック左端) 作・演出:大野裕之 作曲:大野裕之 美術:乘峯雅寛 照明:葛西健一 音響:藤森暖生 衣裳:EIKI、中島ボイル ヘアメイク:武井優子 歌唱指導:水野里香 振付:杉山味穂 殺陣:清家三彦(東映剣会) 文楽監修:豊竹若太夫 三味線:竹澤團吾 演出助手:早川実紗 主催:劇団とっても便利 る・ひまわり 出演:室将也、麻央侑希、加藤夕夏、岡本悠紀・大野裕之(ダブル)、松本岳、星名美怜、設楽銀河・横山統威(ダブル)、峰蘭太郎/高嶺ふぶき 中島ボイル、鷲尾直彦、上野宝子、佐藤都輝子、多井一晃、出田英人、杉山味穂、高畠伶奈、城島かほ、伊藤卯咲、茅丘梢、髙尾静奈、梅井富貴、南條健吾、小寺涼子(東京公演)、安福祭り(大阪公演) ※ヨガ・パイナップル:◇大野裕之 ※若い男:☆横山統威 日替わりゲスト:高崎翔太 解説: 場所は<コンプレックス>!誰もが“変わる”バー。 連日繰り広げられるショーが人気のBar「complex」には、今夜も現実につまずいた者たちが何かを埋め合わせるかのように集っている。 常連の一人・国木田威は、かつてエンジニアを夢見て就職し、作家の夢を追って学校に通い、バーテンダーの夢を追い修業をし、そして今はシンガーソングライターとしてプロデビューを夢見る夢追い人。 そんな国木田が突然、区議会議員選挙への立候補を宣言。彼の突拍子もない新たな挑戦をBarの人々は面白がり選挙運動を手伝うことに。 こうして、「complex」らしく歌や踊りを取り入れた、型破りな選挙運動が始まった。 「彼が当選したら、何かが変わるかも知れない」 これまでの自分を変えるため、夫の夢を叶えるため、自分の夢を叶えるため、代わり映えのしない日常を変えるため、それぞれの思惑を胸に秘めて挑んだ選挙戦は見事当選! しかし、その先に待ち受けていた現実は彼らの思い描いていたものではなく…。 夢を追い、夢を追い続けた男と、彼に自らの夢を託した人々が見た未来とは―。 大きな話題を呼んだ、劇団の代表作を再再演! 今回は国木田威役、室将也を主演にさらにバージョンアップ!! 元・宝塚歌劇団雪組トップスター高嶺ふぶき、同じく歌劇団出身 麻央侑希、元NMBの加藤夕夏、時代劇の名優峰蘭太郎、多岐に渡り活躍中の岡本悠紀、松本岳、星名美怜、設楽銀河、横山統威と多彩なメンバーが出演! -------------------------------------------------------------------------------- オケピオフィシャルでチケットゲットしたのですが、席種未定でチケット貰ったらB席。 チケット販売サイトではS席、A席のみ価格設定があり、B席ってなにもの? 冒頭には日替わりゲスト登場して前説、前説終了後、昨日買ってきたけん玉を見せて、こ れから封を切って技をしてみせるとのこと。ドキドキしながら見守りましたが、見事に失 敗して颯爽と引っ込みました。その後劇中にゲスト登場し、またけん玉爽やかに失敗。少 しくらいは成功するかも?レベルであったほうが良いのじゃないですか? 舞台は、メタリックの棚の上に、ボトルやグラスなどバーのアイテムがずらりと並んでい ます。場面はたいていバーなのですが、棚が時折動いて他の場所になったり。このバーの プロデューサーが凄腕で人気の店。プロデューサの中の人が作・演出・作曲を兼ねている というのでびっくり。バーのメインシンガーはアイドル志望の歌手、しっかりうまい。そ のバーにかわいい女性枠でひとり、イケメンだけど何もできない若い男性が採用。若い男 性、どうもプロデューサに好かれている模様。バーの常連でいろんな仕事を志すが、全て が続かずに次々と志望を変えるニートの男出現、奥さんは典型的なダメンズで、男がやり たいという希望を叶えるため身を粉にして働いている。。見ていてもう痛々しいくらい。 そのニートが何を思ったのか政治家塾にはまって、区議会議員選挙に出るという。。この 腐った政治を変えたい、腐った労組をたたきたい、公約は当選してから考える、とのこと。 「お前はXXえりこか?」とプロデューサが突っ込んだのは愛嬌。 その兄ちゃんがバーcomplexの面々に選挙応援を頼みにきますが、プロデューサとオーナー が面白そうということで皆で応援することに。候補者はニートで最底辺だから、その人の 意見を政治の場に伝えるのが大切!といって選挙運動。嫌っていた組合の支持も取り付け! 矛盾は当選後に先延ばしし、公約らしきものを極端に切り詰めた「ふもほ」を連呼する選 挙ソングをcomplexの歌手に歌ってもらい、善戦。候補者2人が票数同数になり、再選挙に。 (くじ引きはどこに行った?)再選挙は妻の涙の訴えで勝利!というところで1幕終わり。 2幕冒頭はそれまで労組委員長を演じていたキャストが座り込んで義太夫っぽいものを唸り はじめます。それにあわせて人形ぶり、そしてひとりあたり黒子が2人。プロの監修がある ゆえかそれっぽいものになっていましたが、ここは人形を出してほしかった。 2幕は皆思い通りになりません。選挙ソングでメジャーデビューと言われていた歌手は選挙 プロデューサから捨てられ、新議員はcomplexとの約束を反故に、そして毎日飲み歩いた上 に不倫とDVで妻をないがしろに。。オーナーは子宮癌がわかり、恋人に話すと「私は結婚 は問題ないと思うが、親に聞いてみないと」親離れできない恋人をみてオーナーが切れる。 オーナーかわいそう。そして自治体の合併により、1年たたないうちに再選挙!前回の座組 で選挙に向かおうにも、complexの連中は振り向きません。落選した議員はcomplexの中を 破壊しますが、皆に取り押さえられ、妻からは三行半。プロデューサは若い男性にカミング アウトしますが、男性からキスをされるとカミングアウトをjokeということでごまかして しまうのです。最後は皆で再出発しようという雰囲気で、暗い中に明るさがはいって幕。 なんだか現在の政治状況を先取りしたような物語、初演が2005年とは思えません。ラップ ではないのですが、うまく歌詞がメロディにのっていてまるで台詞のようにうまく聞き取れ ます。キャストは歌もダンスも達者、そして一番心惹かれたのがプロデューサ。主人公以 外皆幸せになれるといいですねえ。 題名:レッドブック~私は私を語るひと~ 劇場:東京建物 Brillia HALL 日時:2026年5月17日17:30-20:25(途中休憩あり) 料金:休日S席15000円 分類:ミュージカル 座席:1階Q列34番(横通路すぐ後ろ右側ブロック) 劇団: 脚本:ハン・ジョンソク 作曲:イ・ソニョン 演出・上演台本・訳詞:小林 香 音楽監督:桑原まこ 美術:松井るみ 照明:高見和義 音響:山本浩一 振付:三井 聡、港ゆりか 衣裳:中村秋美 ヘアメイク:前田真里 歌唱指導:吉田華奈 稽古ピアノ:戸谷風太、西寿菜 演奏コーディネイト:新音楽協会 翻訳:桜庭有紀⼦(株)VOICE エージェント 演出助手:福原麻衣 舞台監督:松井啓悟 宣伝美術:西村恭平 宣伝写真:ソンジン 宣伝:ディップス・プラネット HP制作:生田竜司 宣伝映像:千葉哲郎 票券:渡邉可奈子、インタースペース 制作デスク:服部愛 制作:佐粧恵、高橋優里子、大川未希子 キャスティング協力:一倉梨紗 アシスタントプロデューサー:小栗 稜 プロデューサー:松本有希⼦(AMUSE CREATIVE STUDIO)、イ・ギョンビン(AMUSE ENTERTAINMENT INC.) アソシエイトプロデューサー:木田波子 エグゼクティブプロデューサー:⼩⾒太佳⼦(AMUSE CREATIVE STUDIO)、清⼭こずえ(AMUSE ENTERTAINMENT INC.) 主催:AMUSE CREATIVE STUDIO、AMUSE ENTERTAINMENT INC.(東京公演) 出演: アンナ:咲妃みゆ ブラウン:小関裕太 ドロシー:花乃まりあ ジョンソン:エハラマサヒロ ジャック:中桐聖弥 アンディ:加藤大悟 ヘンリー:KENTARO ヴァイオレット:伊東弘美 コーレル:可知寛子 ジュリア:栗山絵美 メアリー:高井泉名 クロエ:井上花菜 判事:伊藤広祥 警官:感音 検事:坂元宏旬 フクロウ:シュート・チェン 商人:鈴木大菜 主人:米良まさひろ スウィング 市民:池田航汰 スウィング マッチ売り:石田彩夏 ※本公演では、スウィングキャストも全公演出演いたします。 ローレライ:田代万里生 STORY: 紳士の国・ロンドン。その中でも最も保守的だったヴィクトリア朝時代に生きる、 主⼈公アンナ(咲妃みゆ)は少し変わっていた。淑女として振る舞うよりも「私」として生きたい。 真面目で“紳士”であることしか知らない新米弁護士・ブラウン(小関裕太)や個性的な登場人物たちとの出会いをきっかけに、アンナは、官能的な小説を書くことで自分を表現し始める。 型破りで刺激的な内容は、瞬く間に評判を呼び、多くの読者を熱狂させていく。 一方で、「女性のあるべき姿に反している」「社会に悪影響だ」と非難され、ついに裁判にかけられてしまう……。 -------------------------------------------------------------------------------- 韓国発ミュージカルです。 オープニングは階級差を嘆く歌、ロンドンには紳士、淑女、その他、がいるのだそう。 はみ出し者のアンナ、結婚前にやってしまったおかげで婚約破棄、実家を追い出され、 ホームレス寸前に以前使えた老婦人の遺産とその孫ブラウンによって救われます。 アンナはブラウンを丸め込んでタイピストとして働きはじめてしまいます。 そして女性の執筆集団ローレライに出会います。ローレライの構成者はへんなひとたち ばかり。その会合に参加しようとした際に、カマキリの交尾を写生するためのカマキリ を踏んづけてしまうのです。そこでカマキリを失くしたかわりに、カマキリの交尾を言 葉とマイムで描写、それがエロい!皆に受けて参加を認められてしまいます。このロー レライ、いまだと同人雑誌、女性向け創作といったところでしょうか。本屋での販売を 断られて、路上で自力販売に賭けて見事SOLDOUT!そこでアンナは老婦人をモデ ルにした小説(当時としてはエロ小説)を掲載するのですが、モデルは老婦人。それを ブラウンに読まれて首、その時にアンナがブラウンにかける啖呵が小気味よい。 レッドブック大々的に販売!女性の手による官能小説がバカ売れ、というシチュエー ションの歌がこれまたワクワしました。その後の離婚裁判での弁護と3人裁判官の歌も 楽しい。 2幕にはいると、初恋物語+女性差別+自分探しという雰囲気。ブラウンはアンナが気 になって仕方ない。自分では意識していないけれど、周りから見るともう恋だよね! というのが、もどかしい恥ずかしい。そしてローレライの連中はその様子を真剣にメモ していたりw。ここからアンナ&ブラウンはバカップルにw それからジョンソンとい う著名批評家が書評を書くと言ってアンナを呼び出しますが、「今のままではバリエー ションに限りが来るので私がお手伝い&「著者の肉体をよく知れば書評が書ける、と いって迫ってくるところをアンナが局所蹴り!怒ったジョンソンは金にあかして誹謗中 傷を流布し、アンナは法律違反で捕まってしまうのです。股間を注視して、立てジョン ソン!と歌っているのがもの悲しい。そして最後まで突っ走るアンナにたいして、ブラ ウンはフォローし続け、、最後はレッドブックに感化された女たちによる、ゼネストと でもいう現象(妻や母が検事や判事に最後通牒を突き付ける)によってハッピーエンド。 かなり強引な大団円なのでファンタジーの薫りがするくらい。これで楽しく劇場を去れ のですからOK! 割引が出ていたので見に行ったのですが、深刻なテーマを含んでいる割にはずっとコミ カルで、ここまで楽しい舞台とは思いませんでしたよ。拾い物を見た気分です。 題名:ミュージカル『アイ・ラブ・坊っちゃん』 劇場:明治座 日時:2026年5月16日13:00-16:00(途中休憩あり) 料金:S席土日祝17000円 分類:ミュージカル 座席:1階 劇団: 脚本:横山由和、ワームホールプロジェクト 演出:G2 作曲:船山基紀、YUHKI 振付:山田うん 美術:乘峯雅寛 照明:髙見和義 音響:山本浩一 衣裳:髙木阿友子 ヘアメイク:大宝みゆき 音楽監督補・歌唱指導:林 アキラ 稽古ピアノ:安藤菜々子 音楽コーディネート:東宝ミュージック バンドコーディネート:新音楽協会 演出助手:髙野 玲 舞台監督:藤崎 遊 制作助手:森下裕未 制作:中尾 遥 アシスタントプロデューサー:田中景子 プロデューサー:小嶋麻倫子 渡邊俊也 製作 東宝 音楽座ミュージカルオリジナルプロダクション 総指揮 相川レイ子 演出 ワームホールプロジェクト 脚本 横山由和・ワームホールプロジェクト 作曲・編曲 船山基紀 製作著作 ヒューマンデザイン 出演: 漱石役:井上芳雄 坊っちゃん役:三浦宏規 山嵐役:小林 唯 登世役:彩 みちる 赤シャツ役:松尾貴史 清役:春風ひとみ 鏡子役:土居裕子 林アキラ、山野靖博、伊藤かの子、今村洋一、大音智海、小熊綸、小原悠輝、管谷孝介、中野太一、長谷川暢、般若愛実、藤咲みどり、三浦優水香、山根海音、蘆川晶祥、鈴木弥人、涌澤昊生、植木紗菜、内夢華 ストーリー: 1906 年、39 歳の夏目漱石は教師を辞め、小説家として独立したいと願っていたが、家族を養う安定した生活のためにふんぎりがつかず、鬱々と日々を暮らしている。 妻の鏡子や幼い娘にイライラをぶつける毎日。妻の鏡子は漱石の癇癪をものともせず、明るく日々を送っているかのように見えたが、実際は心通じ合えぬ夫に言い知れぬ寂しさを深めていた。 ある日漱石は、訪ねてきた高浜虚子に新しい小説のプランを話す。タイトルは「坊っちゃん」。 江戸っ子で曲がったことが大嫌いな坊っちゃんは心に闇を抱えた漱石とは正反対のキャラクターだったが、漱石はいつしか坊っちゃんに自らを、結核で亡くなった親友の正岡子規を山嵐に重ね、自分では叶えられなかった冒険物語に筆と心を躍らせ、執筆に没頭する。 やがて漱石は登場人物たちに周囲の人間を重ね自らの闇に向き合い、時に飲み込まれそうになる漱石の筆は坊っちゃんに教え子の反抗や学校組織による理不尽な人事といった数々の試練を与えるが、坊っちゃんと山嵐はそれらを必死に乗り越えながら漱石を励まし続けるのだった。 なぜ生きるのか。苦しみ続ける漱石は、果たして「坊っちゃん」を書き上げることができるのか―。 -------------------------------------------------------------------------------- 前奏曲がかかるだけで音楽座を見に来た気がするから不思議。 物語は皆が夏目漱石を頭上に差し上げて移動し、書き机前に寝かして始まりました。 夏目漱石が坊っちゃんの物語を書き続けると、劇中劇として坊っちゃんのストーリーが 進展するという形。現実の人間を小説のキャラクターに投影しつつ話が進んでいきます。 楽曲はいずれもきれいで合唱が多いのも音楽座の性向でしょうか。皆歌がうまい。 漱石がこの作品の主役なのでしょうが、歌がさほど多いというわけではない。煮詰まった り病気になったり?いろいろメンドクサイ漱石が辛そう。煮詰まる井上さんも良いものです。 歌は多くないのですが、劇中劇中でも舞台上の書き机で原稿書いているのでずっと出演。 そして漱石を支える妻が健気でしかも強い。妻鏡子役の土居さんが若い!そして美声。 劇中劇の坊っちゃんはこれまた真っすぐで生きるのがとてもメンドクサそう。 1幕終わりで掛取がきたところの漱石夫婦のやりとりと、そのドタバタの劇中劇へのとばっ ちりが面白い。赤シャツは1幕2幕通してとても嫌らしい雰囲気が抜群。そして出番が少な い清(きよ)が歌うたびに泣かされました。なぜか心に染みます。そして学生たちが 歌うタイトルソングの「アイラブ坊っちゃん」にもじんわりきてしまいました。 かなりうまい脚本です。全般的にスムーズな展開の物語、ただ、スムーズすぎて、その 分地味に感じることも。これは初演を見てみたかった。 |
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