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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:Rocky Horror Show
日時:2003年12月7日18:00-19:55
劇場:POLYMEDIA THEATER(大学路、ソウル)
料金:R席50000Won
座席:1階9列15番(1階右ブロック中央通路側)

開演30分前に購入、1時間前だと2列目センターブロックが買えたそうです。
ちょっとしくしくなんですが、公演中にあることがあったのでまあいいかあと(^^;;)
地下二階にある劇場です。劇場ロビーは壁中真っ赤なカーテンで彩られてます。
壁にはキャストたちの写真。売店ではペンライト(1000ウォン)、CD(7000
ウォン),Tシャツ(5000ウォン)、プログラム(5000ウォン)、が売られてい
ました。ビデオモニターではどこかでかいコンサート会場でのタイムワープが
くりかえし流れてます。もろヒップホップという感じでステップが本来のもの
と全然違うー。15分前でも結構客が集まってます。いままで見た劇場の中で一
番集まりがいいみたい。開演時でも今まで見た中でもっとも良く座席が埋まっ
ていました。デート客多し。

開演前に全員に新聞紙を配ってました。クラッカーもふたりに1個くらいの割
で配っていました。イケ面のおにいさんがナレーターとして登場。前説ですで
に客席が熱くなってます。どうやら話術もいいらしい。時々鮮やかな手品を見
せてくれてました。雨宿りのシーンでは客席全員が新聞紙を頭上にあげてまし
た。後ろからみると壮観。そしてキャスト全員+運営スタッフでその頭上に水
撒きです。霧吹き、水鉄砲どころか農薬の散布機みたいなものでがんがん水を
撒いてました。新聞紙があってもけっこうぐっしょり。
フランク登場では大拍手、人気役者なのでしょうか?体自体に迫力があり、頭
ひとつ他のキャストより大きい。フランクのお尻まで金ラメがついてました。
そしてお待ちかねのTimeWarp.客席は誰も立ち上がりません。それもそのはず、
舞台上ではロビーのモニターで見たのと同じ華麗なステップが展開されていま
す。これは踊れない;_;見てるのは楽しいステップなんですけどねえ。
ファントムたちは客席通路をよく走り回っていました。ぼーっと舞台を見てい
ると、突然横から引き寄せられて、ほっぺにチュー*^_^* 美人ファントムにキ
スされてしまいました。ああ、通路側でよかった(笑)
幕間もなく一気に話が進行し、終了したのが19時45分、それから10分カーテン
コールでキャストひとりずつのダンス披露となりました。完全にクラブなどの
ノリなんでしょうね。
キャスト全員が歌はへたくそですが、非常によく踊れます。ダンサーだけを集
めて構成したのでしょう。へたくそな歌でもこの作品の猥雑さはなかなか良く
出ていてこれもありかなーと思いました。フランクだけさほど踊れません(^^;)
結局一番きれいな筋肉だったのはナレーターでした。

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GAS
題名:GAS
日時:2003年12月7日15:00-16:45
劇場:世宗文化会館小ホール(SEJONG CENTER FOR THE PERFORMING ARTS、
SMALL HALL、ソウル)
料金:R席40000Won
座席:1階2ブロック26番(センターブロック3列目左端近く)

昨日が公演初日だったオリジナルミュージカルです。
当日券による鑑賞です。この公演はR席40000ウォン、S席30000ウォンでした。
ここの座席は何列何番という表示ではなく、左ブロックが、中央ブロック、右
ブロックがそれぞれ1,2,3とナンバー付けされ、ブロック単位で前方左側
から最後列までナンバリングされています。パンフレット買った後に写真入り
のキャスト表小冊子がおいてあることに気がつきました。まあパンフレット
5000ウォンだからいいかあ。もぎりのおねえさんが赤いコート姿でかわいい。
この小ホールの座席は、1階が9列、1階の最後列の上が2階の最前列、そして2
階が10列という不思議な構成になっています。劇場ロビーの上が2階席なのね。
開場10分前なのですが、客席は1階が1割くらいの入り。さてくるのでしょうか
(^^;)
最終的には6割程度の入りでした。2階は入ってなかったような気が。。。
舞台上では幕をはみ出して巨大なタンクローリーのはりぼて風船が鎮座してい
ます。開演前にポリスが前説はじめました。続いてチケットの半券をティッ
シュの箱の中にいれてTシャツプレゼントの抽選が行われました。当選の座席
番号を読み上げます。読まれるたびに皆自分の座席番号を確認してます。私は
もちろん言葉がわからないので、ちょっとどきどき(^^;;;)6枚も当選が出た
でしょうか。なんと隣同士に座っていたカップルが両方ともあたりました!

さて開演!はりぼて風船は空気を抜かれて退場、もう二度と出てくることはあ
りませんでした。私の隣ががばっとあいていたので、中央までずれてみてまし
た。最初はコーラスラインか?と思われるノリの群舞。何かを応募しようとし
ているのは見ててわかります。皆若い!激しい動き!これがガソリンスタンド
への求職活動だったのね(^^;)冒頭は歌の連続、ひょっとしてレミゼタイプか?
と思いましたが、じきに普通の会話がはいるようになりました。パンフレット
を見ると、主役3人はダブルキャストのようです。今公演のヒロインが伊東恵
理さんに良く似ていて、まるでパワーアップしたミュージカル座を見てる気分。
Like a Virgin を楽しく歌い踊ってくれました。他にも既存の曲あったのかな?
舞台は、ガソリンスタンド前、警察署内、そしてヤンキーたち?が集う路上の
三箇所で進行します。ガソリンスタンドで働く連中、その仲間たちが主な登場
人物ですから、キャストが若くても違和感がありません。経営者、聖職者、そ
れに警官くらいが年寄りでしょうか。

物語は、仲間のバイクを勝手に乗って壊して喧嘩になり、警察署へ連れていか
れます。警察署の署長は美人(^^;)喧嘩したふたりは後ほど仲直りし、ヤンキー
たち?が集う路上で皆で盛り上がります。警官が酔っ払いをひっぱっていくと
ころではめいっぱい演歌の雰囲気(^^^;)経営者が売上伸びない?ので何かアイ
ディアを出せと従業員に命令した時は、キャストひとりひとりが歌い上げる場
となり、いろんなキャラが見えておもしろい。季節柄ガソリンスタンドではク
リスマスパーティ、ミニのサンタのお嬢さんと聖職者の祝福があります。そこ
に喧嘩別れ?していた元?従業員が殴りこみ、大喧嘩となり全員で警察署のお
世話になります。この警察署の場面ではずっと会話だったので物語がわかりま
せん。どうやら二人でおれがはじめたと言っている?それで最後に殴りこみに
きたひとりが座り込んで告白。たとえ言葉がわかっても歌でやってほしいと思
います。客席からすすり泣きが聞こえたような気がしたのですが。。

カーテンコールで数えたキャスト人数は23人でした。
主役の男優ふたりは、個性があるのと、歌がうまいのとで、なかなかナイス。
まあ要するにガソリンスタンドでいろいろあったという筋書きなんでしょう
(^^;;;)
昨日が上演開始だったことをことを考えるとなかなか良くまとまった舞台だと
思います。特に群舞がみていて楽しい。これからどんどんよくなるでしょう。
ただマイクがONにならないシーンがしばしばあったのが残念。裏方さんも慣
れればなんとかなっていくかな?
まだまだ荒削りですが、ガソリンスタンドにはいろんな人が集まる(時々UFO
もくる?)のでネタをかえられるし、若いひとたちだけで構成できるから作品
として結構いい線いくのではないでしょうか?

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題名:Urinetown
日時:2003年12月6日16:00-18:30(途中休憩あり)
劇場:ウリムチョングダムシオト(ソウル)
料金:40000Won(4000円弱)
座席:6列7番(中央ブロック通路隣)
劇団:申時ミュージカルカンパニー

今回は今週から運行開始した日韓シャトル便に乗りました。
羽田→金浦は成田→インチョンと比べてすごく楽です。
空港からは地下鉄で移動。2度乗換えして地下鉄江南区庁駅から北へ徒歩15分。
劇場は大きな交差点を通り過ぎた右側のわかりやすい場所にありました。
劇場が入っているビルにはキングコングがよじ登っているので、遠くから
でもよくわかります。ボックスオフィスはビルの外側、劇場はビルの地下二階に
ありました。

チケットは開演2時間前に当日購入。4万ウォンというのは数年前には考えられ
ない高い価格です。別にこの公演だけが高いというわけではありません。全般的
なミュージカルバブルでも起きてるんでしょうね。パンフレットは大判でも5000
ウォンと安いのはうれしい。キャスト名紹介だけでも英語つけといてくれるとう
れしいのですが。。。

客入れは開演15分前からはじまりました、
劇場内の客席は縦が14列、横が20席。舞台に中央の張り出しはありません。
バンドは舞台の左側にいます。階段とキャットウオークは舞台の上にだけありま
す。ちょっとせまくるしい感じ。バンドは左方、中央にトイレの壁があります。
ひっくり返るともちろんオフィスに早変わり。開演10分前なのに1割程度しか客
がいません。これはどうなるか?と思いきや開演までにばたばたと客席が埋まり
ました。センターブロックは大体埋まり、サイドもすこしずつはいったでしょう
か。なんて時間に正確なソウルのひとたち!

開演前に客席を警官たちが歩き始めました。ロックストック巡査はでかい顔で
つかみはおっけー。さて開演!ダブルキャスト公演で今回は演じる頻度の高い
キャストばかりの公演です。第一印象はキャストが皆若い!老けたメークをし
ても若さがにじみ出てしまうというか。主役どころかアンサンブルまで皆歌も
ダンスも見ていて気持ちがよいのですが、いかんせんどうも筋書きから浮いて
見えます。しかも客席が冷めてます。すごくうまい歌があっても拍手がまばら
です。Cop Song やボビーとホープのデュエットなどいいと思うんですがねえ。

ところが2幕にはいって舞台の雰囲気が変わりました。どんどん畳み掛ける感
じでテンポもよく、客席の受けもそれなりになってきました。何がかわったの
だろう?一番ノリが良いRun Freedom Run もはじけてました。見てて楽しい。
偽牧師?が足の不自由な人から足の固定器を取り去ると、なんと、倒れてしま
う、というシーンがなかったのは残念。ロックストック巡査とリトルサリーに
よる、劇からはずれたメタな会話はBW版とだいぶ異なった雰囲気です。リトル
サリーがとにかくかわいい。一見天真爛漫でひねた感じがみられないので言葉
がわからない状態で見てると、役作りとしては違うんじゃないかと思いました。
もっとも韓国ではかわいくてすごく大人びたことをいうというキャラクターが
あるそうで、それならあっている?ボビーはもうちょっとかっこいい方がいい
かも。ちょっとむさくるしい(^^;)ミスタークローデルはなんだか若手プロレス
ラーみたい(^^;;;)
エンディングでは最後はカーテンコールがあるから帰るなーと歌っていたそうな。
場内がどっと受けてました。カーテンコールはRun Freedom Run 。

10月初めからOpenRunではじまったこの公演、来年1月4日が千秋楽と決まり
ました。年末年始は客がはいると見込んだのでしょうか?損益分岐点がどうなっ
ているのか興味があります。皆ほんとによく歌い、踊ります。後20年くらい経
てキャストの年齢層が厚くなったときが楽しみです。今はキャストが全員若いの
だから、若者だけが出るようなオリジナルな脚本でやったほうがよりおもしろく
なるような気がします。

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題名:軍旗的召喚(Raising the Flag)
日時:2003年11月2日15:00-17:10(途中休憩あり)
劇場:沙田大會堂演奏廳(SHA TIN TOWN HALL AUDITORIUM)
料金:240HKD(一番高い席)
劇団:中國人民解放軍舞蹈團(總政歌舞團) (The Song & Dance Ensemble of
the People's Liberation Army General Political Department)
座席:Upper Stall P 6 (一階席後方通路すぐ後ろ左ブロック)
団長・総演出:Zhang Jigang
振付:Yang Xiaoyang, Xia Xiaohu, Sun Yupeng
番組:
種類  タイトル(括弧内は中国語) ダンサー
男性群舞 Glory(風采) Xia Xiaohu, Zhang Sun, Qui Hui& others
女性群舞 Lotus Poem(荷花賦) Zang Li & others
男性ソロ Bird of the Sun(太陽鳥) Gu Liangliang
パ・パ・ドゥ Green Leaf(緑葉) Xia Xiaohu & Zang Li
女性群舞 Scent of the Cream Butter(酥油瓢香) Chai Mingming, Yang Yi&others
男子5人舞 Heros(壮士) Xia Xiaohu, Sun Yupeng, Zhang Sun, Tang Liwei & Li Yun
男性群舞 Penetrations(穿越) Qui Hui, Tang Liwei & others
男性ソロ That Snowfall...(那場雪...) Liu Hui
女性群舞 Flying Apsaras(飛天) Zang Li & others
男性群舞 Soldiers' Holiday(士兵的假日) Qui Hui, Gu Liangliang, Xia Xiaohu, Li Yun, Yao Qiang & others
男性ソロ Benevolence(善之) Qui Hui
群舞 Our Motherland, Please Inspect(祖國請檢閲) 全員

チムサーチョイで地下鉄に乗ってからここまで接続が良くて35分。
普通なら40分以上は見ておいたほうがいいでしょう。沙田の駅からは
5分程度歩きます。駅ビル抜けてそのまま歩道橋をわたって到着なので
迷うことはあまりないでしょう。沙田駅前はやたら人が多く、路上特設
ステージ?でダンスイベントも行われていました。
チケットは当日劇場窓口で購入。前売りも当日も同じ窓口でした。
チケットの行列に並んでいると、男性が私が持っているこの作品のパンフを
指差して話し掛けてきました。もちろん何言ってるかわかりません。
わからないという風情を見せるとすぐに行っちゃいました。
きっとチケットさばこうとしたんだろうなあ。窓口で座席表を見ながら
空いている座席をいくつか教えてもらって検討。2階席最前列だと思って
UpperStall 最前列を選びました。が、はいってみるとUpperStall という
のは1階席の後ろ半分だったということがわかりました。(^^;;)
漢字では「後座」と書いてあったからなんだかへんだなあとは思っていた
のですが。。ちなみに2階はBalcony でした。
1階はZの後ろにZA,ZB,ZCがあります。中二階が両サイドにありました。
舞台の前方に幕がかけられ、その真中に太陽のような円。そこからダンサーが
21人出現して舞台がはじまりました。カーキ色と銀の衣装にヘルメット、敬礼!
カンフーとアクロバットとバレエを足したとでもいいましょうか、動きが
速い!高い!非常にリズミカルでダイナミックな動きをみせてくれます。
ベースはバレエなんだろうなあ。Lotus Poem ではうってかわってエレガントな
ダンス。みんな美しく、しかも顔が小さい。
太陽鳥は男性ソロ、鳥を模しているのでしょう、巣から出ていく姿を描いて
いました。ソリストは上半身裸です。筋肉の動きが美しい。手がそれ自体で
意思を持っているかのごとく自在に羽ばたきます。憂いを魅せる背中。
シルエットも非常にきれいで力強い動きに目が離せません。これだけ引かれる
背中はアダムクーパー白鳥以来です。私は鳥の背中に魅力を感じるのかも
しれません(^^;) 飛ぶかのごとき高いスピンにも魅惑されました。
緑葉は舞台真ん中に薄く白い幕(帯?)を引いてそれをひっぱったりくるまったり
する動きで寒い冬から春の目覚めを描いているものでした。
酥油瓢香はチベットの民族衣装とダンス。最初はインドかと思いました。
非常にカラフルな衣装で祭りのような楽しいリズム、かわいいヒロイン、
とってもいい感じです。
壮士は反日戦線の特攻を描いたものらしいです。赤旗もって突撃!
空中側転がすごくきれいでした。
穿越にはこの舞台のポスターやパンフレットの表紙を飾っているシーンがあり
ました。このシーン、エイトマン走りの群舞としか私には表現できません。
この群舞はおそろしくダイナミックでした。美しい蛙飛びというものも
はじめて見ることができました。
那場雪は白い服に白い傘を持ってのソロです。雪が降ってきます。
なんだか仁侠映画の1シーンを見ているみたい。白と陰の対比が美しい。
ダンサーの動きはいたって滑らかで優雅、なにやらひとつの物語をつくれそう。
飛天は羽衣来た天女多数がスモークの中でしとやかに舞い踊ります。
士兵的假日は戦士の休息、みんな平時の服に着替えて遊びにくりだします。
はじける若さ!めちゃくちゃ高いジャンプ!楽しくてしかたない感じ。
善之は前衛舞踏に近いものでしょうか、へんな動き多数なんですが、
いまひとつ地味でしたね。
エンディングはカンパニー全員が軍服の礼服に着替えて登場。女性ダンサーが
ここではじめて軍服を着て登場しました。ミニと赤いベレーがかわいい。
カラフルな礼装によるマスゲームという風情、これまた力あふれるものでした。
カーテンコールはすごく長く続いてました。客席は大うけ。
全体を通して、バレエの振り付けが基本にありその中にアクロバットが付加
されているという組み立てでした。ダンサー全員の運動能力が極めて高く、
アンサンブルまで粒ぞろい、しかも振り付けもおもしろいものが多い。
海外公演も行われているそうです。日本にも是非きてほしい。また見たい。
ただ気になったことがひとつ、男性と女性の扱いがまるで違うのですね。
女性のダンスは全てたおやかで、アップテンポだったのはチベットダンス
くらい。ひとつくらい男性に負けない激しいものがあればもっと面白く
なると思いました。

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題名:奥舞族(UMOJA THE SPIRIT OF TOGERTHERNESS)
日時:2003年11月1日14:30-16:50(途中休憩あり)
劇場:香港演藝学院歌劇院(The Hong Kong Academy For Performing Arts -
Lyric Theatre)
料金:450HKD
座席:Stal D24(4列目センターブロック右より通路側)

日本公演を見逃していたので行ってみました。しかしここでほとんど
宣伝を見なかったのはプロモーターが売る気がなかったのでしょうか??
HKTAの検索で見つけたのですが、文化中心では一枚もポスターなし。
地図を見てワンチャイのフェリーから海沿いに歩けばたどり着けると
思ってはまりました。目の前に劇場の建物が見えているのに、道路を
わたるすべがありません。結局20分以上歩いてぐるっとまわって到着。
どうも招待券をだいぶ配っている模様。券を引き換えている人たちが多数。
この劇場は3階まであるのですが、まったく客をいれていませんでした。
それもそのはず、2階も中央のみ。1階も両サイドブロックはがらがらでした。
客に東洋系の顔立ちは少なく、いったいどんな客層?と思ってしまいましたよ。
民族の変遷を歌と踊りであらわすという触れ込みのこの作品、
最初は原始の時代、4種類の太鼓の音で始まりました。腹に響く太鼓は
野生のたくましさを感じさせます。ダンスはダイナミックなハイキックの
連続、なんだか空手の型みたい。女性大人数でのムカデ状ダンスとか、
男性の盾と矛を使ってのダンスはなかなか見ごたえがありました。
時代が進むにつれて、衣装も音楽も都会的なものになっていきます。
STOMP的なものとか、ジャズ、ゴスペル、ヒップホップなどもまざってきて
アイデンティティがなんなのかよくわかんなくなってきます。
各時代の衣装に身を固めたひと勢ぞろいでフィナーレとなりました。
竜頭蛇尾という感じでしたねえ。空席があるのもわかる気がします。
帰りはフェリーターミナルまで10分でつきました。

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