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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:世田谷パブリックシアター+KERA・MAP#007 『キネマと恋人』
劇場:世田谷パブリックシアター
日時:2019年6月15日13:00-16:25(途中休憩あり)
料金:S席7800円
座席:O列7番
【台本・演出】 ケラリーノ・サンドロヴィッチ
【映像監修】 上田大樹
【振付】 小野寺修二
【音楽】 鈴木光介
【美術】 二村周作
【照明】 関口裕二
【音響】 水越佳一
【衣装】 伊藤佐智子
【ヘアメイク】 宮内宏明
【出演】
妻夫木聡   緒川たまき
ともさかりえ
三上市朗 佐藤誓   橋本淳
尾方宣久 廣川三憲 村岡希美
崎山莉奈 王下貴司 仁科幸 北川結 片山敦郎


最初はマルクス兄弟の映画で始まりました。舞台は島の映画館です。
オープニングのキャスト紹介も映像。映像と実際の舞台の融合がなかなかすごいのです。
そしてキャストの動きも素晴らしい!と思ったら振付が小野寺さんでした。
ゆらゆらと動いて白いテープで枠を作ってそれが画面になったり、家になったり。。
毎日見に来てるヒロインハルコに雇われ支配人が横恋慕、ハルコの旦那は失業でDVです。
ハルコはちょっと足りないかも、、でも女を連れ込まれても旦那を愛しているのです。
とはいえ生活に疲れており、映画に現実逃避。
そして突然、映画の中から突然男が飛び出してハルコをさらって逃げ出してしまう!
その映画は「月之輪半次郎捕物帖」、飛び出した男は脇役間坂寅蔵。
映画の中の男を演じていた俳優の高木高助と寅蔵でハルコをとりあっちゃいます。
要するに中の人 vs 外の人? どちらも妻夫木さんが演じていますが、もちろんしっかり
違いあり。映画マニアと映画の脇役が意気投合してしまう、ファンタジー。
銀幕から飛び出してきて攫っていくというのは誰しも夢見ることかもしれません。
一人二役の入れ替わりも見事です。
最後は手に手をとって逃避行!と思いきや肩透かしくらいました。
かなり長い舞台ですが、長さを感じさせない稠密な出来です。ただDV夫のDVが
ひどすぎて、犯罪者を野放しにしている場所(それともその時代?)の残念さが
刺さってしまいましたね。

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題名:エリザベート
劇場:帝国劇場
日時:2019年6月13日13:00-16:05(途中休憩あり)
料金:S席14000円
座席:1階R席17番
出演:
  エリザベート 愛希れいか
  トート    古川雄大
  ルキーニ   成河

キャストがみんな若い。
上の面が斜めに傾いた巨大な棺桶が舞台の真ん中に鎮座、ここから物語が
始まるのです。そして棺桶が分割・移動・合体!そしてやはり照明が暗い。
エリザが最初とても若く見え、そして成長後はとっても貫禄。
トートが中性にみえて、まるで宝塚の男役のような凛々しさ。
とても美しくはかない感じ、帝王らしさがないのだけど、
人間に惹かれる雰囲気が出ている。
闇が広がるがとても綺麗、絵になってます。
ルッキーニには見事なのチンピラなんだけどちょっとあっさり?
黒天使のダンスもちょっとあっさりかな。
ビジュアル的にかなりとんがった舞台でした。
これはこれでありですねえ。

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題名:六月大歌舞伎夜の部(三谷かぶき月光露針路日本)
劇場:歌舞伎座
日時:2019年6月11日16:30-20:12(途中2回休憩あり)
料金:18000円
座席:1階8列1番
みなもと太郎 原作
三谷幸喜 作・演出
出演:
  大黒屋光太夫:幸四郎
  庄蔵/エカテリーナ:猿之助
  新蔵:愛之助
  口上:松也
  キリル・ラックスマン/アダム・ラックスマン:八嶋智人
  磯吉:染五郎
番組:
  三谷かぶき月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと)風雲児たち
筋書:
鎖国によって外国との交流が厳しく制限される江戸時代後期。大黒屋の息子光太夫は、商船神昌丸の船頭(ふながしら)として伊勢を出帆します。しかし江戸に向かう途中で激しい嵐に見舞われて帆は折れ、大海原を漂流することになるのでした。
 海をさまよう神昌丸には17人の乗組員たち。船頭の光太夫、経験豊富な船親司(ふなおやじ)三五郎、最年長の乗組員九右衛門、喧嘩ばかりの水主(かこ)庄蔵と新蔵、どこか抜けている小市、三五郎の息子の青年磯吉…。光太夫はくじけそうになる乗組員を必死で奮い立たせ、再び故郷の伊勢へ戻るため方角もわからない海の上で陸地を探し求めます。
 漂流を始めて8カ月─。神昌丸はようやく発見した陸地に上陸します。ところがそこは日本ではなく、なんとロシア領のアリューシャン列島アムチトカ島。異国の言葉と文化に戸惑いながらも、島での生活を始める光太夫たち。厳しい暮らしの中で次々と仲間を失いますが、光太夫らは力を合わせ、日本への帰国の許しを得るため、ロシアの大地を奥へ奥へと進みます。
 異国から来た日本人である光太夫たちに対して、親切なキリル・ラックスマンをはじめ、行く先々でさまざまな人の助けを得て、ようやく光太夫はサンクトペテルブルグにて、女帝エカテリーナに謁見することが叶い…。
ーーーーーーー

2幕の犬がかわいい。とにかくかわいい。犬ぞりがよい、
スーツに眼鏡の狂言回しが開幕で前説風なことを言い始めてびっくり、
えーとこれストレートプレイでした?
船が難破して島にたどり着くところから始まり、10年かけて極寒のロシアを放浪して最後に日本にたどりつく物語。
広い意味でロードムービーですね。そしてその途上で順々に乗組員が減っていく。
当初ロシアの右側?を放浪しているのはかなり地味で1幕が長く感じられました。
2幕は犬が圧巻、犬ぞりが可愛い。3幕はロシア宮廷が豪華。
幸四郎、猿之助、染五郎は貫禄たっぷり。八嶋さん怪演!

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題名:レ・ミゼラブル
劇場:帝国劇場
日時:2019年5月14日18:15-21:20(途中休憩あり)
料金:B席5000円
座席:2階I列30番(通路側)

出演:
 ジャンバルジャン:佐藤隆紀
 ジャベール:伊礼彼方
 ファンテーヌ:濱田めぐみ
 エポニーヌ:唯月ふうか
 コゼット:内藤大希
 マリウス:熊谷彩春
 テナルディエ:橋本じゅん
 テナルディエ妻:鈴木ほのか
 アンジョルラス:相葉裕樹

満員、当日券キャンセル待ちもあったようです。
2階席の中では最前列で通路のすぐ後ろ、そのうえセンター
だったのかなり見やすい席でした。
2階席後方は修学旅行らしき学生の集団、チケット争奪戦とは
別の世界なんでしょうね。
ジャベールこのまえ見た時より若々しくエネルギッシュ。
バルジャン初見、語るように歌うのね。
ファンテーヌは力強い、地獄に落ちたらそこを征服するくらい。
あー濱めぐバルジャンを見たい!
テナルディエはまるであてがきの雰囲気、テナルディエ夫妻は
どことなく憎めなくてしたたかに生き延びているかんじ。
エポニーヌかわいい、光り輝いている。
終わり近くでは周り中からすすり泣きの声。
そして私もフィナーレで泣きました。

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題名:キンキーブーツ
劇場:東京シアターオーブ
日時:2019年5月9日 18:30-21:05(途中休憩あり)
料金:S席13500円
座席:1階5列20番(5列目センター左寄り)
脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン
音楽・作詞:シンディ・ローパー
演出・振付:ジェリー・ミッチェル
日本版演出協力・上演台本:岸谷五朗
訳詞:森雪之丞
出演:
チャーリー・プライス:小池徹平
ローラ / サイモン:三浦春馬
ローレン:ソニン
ニコラ:玉置成実
ドン:勝矢
ジョージ:ひのあらた
パット:飯野めぐみ
トリッシュ:白木美貴子
ハリー:施鐘泰(JONTE)
エンジェルス:穴沢裕介、森雄基、風間由次郎、森川次朗、遠山裕介、浅川文也
エンジェルス / スウィング:佐久間雄生
サイモン・シニア:藤浦功一
ミスター・プライス:佐々木誠
リチャード・ベイリー:高原紳輔
マギー:中村百花
ジェンマ・ルイーズ:丹羽麻由美
マージ:舩山智香子
フーチ:清水隆伍
マット:加藤潤一

とても良い席でみることができました。
そのせいかすべてのシーンがとてもビビッドで刺激的!
まずSex is in the heel で泣けました。
ローラのNot my father's sonは素晴らしい。
クライマックスのRaise You up!は号泣。
記念撮影コーナーは恐ろしく混んでました。
また見たい。

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