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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:ネクスト・トゥ・ノーマル Next to Normal
劇場:シアタークリエ
日時:2013年9月7日18:00-20:25(途中休憩あり)
料金:S席11000円のところ割引8500円(お土産付き)
座席:14列26番(中央通路後ろ右寄り)
出演:
ダイアナ役:シルビア・グラブ/ゲイブ:小西遼生、
辛源/ダン:岸祐二/ナタリー:村川絵梨/ヘンリー:松下洸平/
ドクター・マッテン:新納慎也
URL:http://www.tohostage.com/ntn/
http://www.youtube.com/v/mwPX8z0McqE?hl=ja_JP&version=3



ブロードウェイでとても泣いたので期待してました。
シアタークリエは地下にある劇場です。その中でよく
3階分のセットが作れましたね。意外と天井が高くて
びっくり。何分程度でご案内できます、とトイレの案内
してました。このキャストの組み合わせでは初日。
医者のロックスターがよかった。拍手でてました。
ヒロインは少し抑え気味、、なんだか八百屋で何買って
いるか悩んでいそう。息子はちょっと地味。父は献身的
だが単調。後半は電気ショック療法で記憶を失ってから
再度記憶を取り戻すまで。そして旦那も息子の幻影が。。
まあ娘はぐれるよねえ。
泣けないのはこちら側の事情か、当時は類似の症状がで
ていた親を抱えていたので、痛い場面がでるたびにぼろ
ぼろ泣きっぱなしでした。今回はどうもそこまで感情移
入できません。
ブロードウェイでは主演女優賞と作曲賞を受賞。さすが
に楽曲の力はかわらず。でも翻訳したおかげで情報量が
かなり減っている気がする。。
このキャストでは今日が初日、これからまだまだよくな
るでしょうね。
この曲は携帯に入れてあるので帰りの電車でも聞いてま
した。どうもかなりテンポが違うように感じました。

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題名:兄弟は勇敢だった
劇場:アミューズミュージカルシアター(六本木)
日時:2013年8月25日14:00-
料金:割引3500円(定価7000円)
座席:3列目31番(右ブロック通路側)
出演:
  キム・ジェボム(兄役)
  チョ・カンヒョン(弟役)

ストーリー:
イ・ソクボン(36歳)
長男。未婚男性。自分が宗家の子孫という事実に、自負心と
負担感を同時に持っている人物。
弟のジュボンに比べ、明晰でないことにコンプレックスがあ
り、弟の大学登録金などにお金がかかったことに対してスネ
ている。事業失敗後は失業者。性格は優柔不断なほらふき。
イ・ジュボン(31歳)
次男。 カッとする性格である。プライドが高く、他の人々
の前で頭を下げることができない。次男という理由で差別
のある待遇を受けたと考えていて、兄を好まない。
父やまわりの大人達のせいで結婚に失敗したという気持ちを、
心の中に抱いている。受験生と言ってはいるが、事実は単な
る失業者。

お互いに何をやってもうまくいかない兄弟、ソクボンとジュ
ボン。母の死を父のせいだと感じていた二人は、もう3年も
家を離れていたが、父の訃報を受け、故郷のは、父の訃報
を受け安東(アンドン)に戻ってくる。
久しぶりに顔を合わせ た兄弟は、顔を合わせるやいなや、
昔のどうでも良いような話で言い争いをはじめる…
久しぶりに会った親戚達は、お化けが出るから丑三つ時
までには必ず寝なさいと、小心者の兄弟を怖がらせる。
そんな中、真夜中に見たこともないような美しい女性オ・
ロラが二人のもとを訪れる。法律事務所で働くオ・ロラは、
二人の父がなくなる前にロト1等に当選し、そのロトの紙
を最初に見つけた人がすべての得ることができるという遺
言を残していたことを伝える。
ロトの当選金と美しい女性オ・ロラを手に入れ、新しい生
活を送るという夢を膨らませ、ラブサバイバルを繰り広げ
る兄弟。果たして思い通りになるだろうか?








ーーーーー

字幕付き。半分空席。
物語は葬式のシーンから始まりました。
父親は餅を喉につまらせて突然死。
家門の恥の歌がとてもポップ、踊りまくり、歌いまくり、
こてこての小劇場ミュージカルといった風情。
手拍子はいるところ多数、しかしりぴーたらしきおねえ
さんたちの笑い声と手拍子がうるさいのです Orz
主役は出来の悪い兄と素行が悪い弟。なかの悪い兄弟。
兄は家財をうっぱらい、弟は大学院までいって、デモ
ばかりして前科、ひとまわり年上の同姓同本と結婚しよ
うとして負けた。
長男は次男が好き放題するのを羨ましく思い、次男は
長男が何ごとにも一番にたてられるのが面白くない。
それでいて一山当てるといった長男はあてられずに金の
無心、勉強できたはずの次男はデモで刑務所にはいって
金の無心、だめんず兄弟ですな、。
深夜訪れた美女に、ロトのあたりくじがあるときいて
色めき立つ、、でも色仕掛けに負けて兄弟喧嘩。
おかあちゃんがかけてきた電話がまるで認知症初期、
在宅介護?
前半が道楽息子が父の葬式に帰ってきた話、後半はおか
あちゃんが苦労して両班の本家に嫁いできて、苦労して
子供を育てた話。因習にがちがちと凝り固まったかのよ
うに見えた父も実は、我が子を縛り付けないためにやっ
ていた。儒教の国で長男やってるとすごく泣けるでしょ
うね。母親は認知症になりながらも本家を守るために医
者にいかなかった。そして母の願いでそのことを父は子
に伝えてなかった。
母のまだらボケがあまりに見事でもう泣けてきました。
前半に出てきた美女はなんとお母様だったのですね。
ばあさんは痔を患っているが、本家がそのような病を持っ
ているのを知られると家に傷がつくということでそのま
ま病院にいかずに死亡。そしてかあさんも病院にいかず
に死亡。「両親は勇敢だった」というタイトルのほうが
ぴったりしている。
場内すすり泣き多数。うまい構成です。
これで韓国の因習に通じていたらもっと痛い話なんだ
と思う。できのよい小劇場ミュージカル。
カーテンコールのみ撮影可能、ただしフラッシュ禁止だ
そうです。
ポストトークがあったのですが、残念ながらその後約束
があったため、聞かずに帰りました。











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題名:二都物語
劇場:帝国劇場
日時:2013年8月22日18:00-21:20(途中休憩あり)
料金:(記録消失)
座席:2階C列18番
【原作】チャールズ・ディケンズ
【脚本/作詞/作曲】ジル・サントリエロ
【翻訳/演出】鵜山仁
【美術】島次郎
【照明】服部基
【衣裳】前田文子
【指揮】西野淳
【キャスト&配役】
シドニー・カートン:井上芳雄
チャールズ・ダーニー:浦井健治
ルーシー・マネット:すみれ
ドクター・マネット:今井清隆
ジャービス・ロリー:原康義
ジェリー・クランチャー:宮川浩
ミス・プロス:塩田朋子
弁護士ストライバー:原慎一郎
バッサード:福井貴一
サン・テヴレモンド侯爵:岡幸二郎
マダム・ドファルジュ:濱田めぐみ
ムッシュ:ドファルジュ:橋本さとし
ガスパール:谷口浩久
お針子クローダン:保泉沙耶
美少年の農夫:寺元健一郎
侯爵の使用人ガベル:松澤重雄
ストーリー:
イギリスに住むルーシー・マネット(すみれ)は、17年間
バスティーユに投獄されていた父ドクター・マネット(今井
清隆)が、居酒屋を営むドファルジュ夫妻(橋本・濱田)に
保護されていることを知り、パリへ向かう。父と再会し、ロ
ンドンへと戻る船中、亡命貴族のチャールズ・ダーニー(浦
井)に出会う。彼は叔父のサン・テヴレモンド侯爵(岡幸二
郎)の横暴に反発しイギリスに渡ってきたが、叔父の指示を
受けたバーサッド(福井貴一)によりスパイの濡れ衣を着せ
られ裁判にかけられてしまう。その危機を救ったのが酒浸り
の弁護士シドニー・カートン(井上)。その後カートン、ダ
ーニー、ルーシーの3人は親交を深め、やがてダーニーとル
ーシーは結婚を誓い合う仲になる。密かにルーシーを愛して
いたカートンだが、ふたりを想い身を引く。しかし、昔の使
用人の危機を救おうとフランスに渡ったダーニーは、フラン
ス革命により蜂起した民衆たちに捕らえられ、裁判で死刑の
判決を受けてしまう。ダーニーとルーシーの幸せを願うカー
トンは、ある決心をし、ダーニーが捕らえられている牢獄へ
と向かうが…。

物語は唐突に始まり、背後関係が説明されません。そのため
どうも筋書きがわかりません。結婚した彼はイギリスでどう
やって生計をたてる?でっちあげでイギリスで死刑にするつ
もり?どうやってコントロール?
回るセットで飲み屋とその2階に住むように見えます。
今じゃないといいつつ、銃を向けられたら立ち上がれ!で兵
士まで寝返るのは何故?だが歌がはいると許せてしまう感じ。
いつものミュージカルの面子でちょっと変わったことをやっ
てますといったところでしょうか。抑揚がなく、ながーーく
かんじられます。しかもはなしにめりはりがない。酒場しか
ないも同然。幸せな家庭がある?で突然フランスへ?妻子お
いて???
キャストは実力者を揃えているのに、曲が面白くなく、物語
に盛り上がりがない。ディケンズがこんなもの書くはずがな
い、ということで図書館に原作を予約しましたw
ひさびさになかなか不幸な作品。

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題名:レ・ミゼラブル
劇場:帝国劇場
日時:2013年7月7日17:00-20:10(途中休憩あり)
料金:B席4000円
座席:2階I-39(2階中央通路すぐ後ろ、中央ちかく)
出演:
ジャン・バルジャン:キム・ジュンヒョン
ジャベール: 川口竜也
エポニーヌ: 昆 夏美
ファンテーヌ: 和音美桜
コゼット: 青山郁代
マリウス: 原田優一
テナルディエ: 駒田 一
マダム・テナルディエ: 森公美子
アンジョルラス:野島直人



新しい演出のレミゼけっこういけます。
オープニングは船をこぐシーン、映画とあわせた?
盆がなく、ぐるぐる回らない代わりに背景に映像を使い、
より多くのセットを用いています。従来のレミゼはかなり
抽象度が高くて、いろいろ脳内で補完して場面をみていた
のが、ぱっと見にわかりやすくなっています。普通の芝居
になったか。。実際の舞台の左右の壁にもぼろい住居が組
み立ててあり、実際に一部開いたり、その前で歌ったりし
てより広く使っています。
バルジャン声よし、若いねえ、ときどきまるで語るように
歌うのは演出?なんだか奇妙なテイストがありました
工場でも実際に何かの作業、まるで琥珀を磨いているよう
に見えるのは某朝ドラマにはまりすぎか。。
馬車の暴走も雰囲気がより濃くでていますね。売春宿もけ
だるさ満点。テナルディエの宿もより繁盛している感じ、
客に若いおねえさんいれてなんだか楽しくみえているのか
も。テナルディエはほんとに妻に尻に敷かれているという
か。。ちびコゼはほんとにかわいそう。
ツーロンのシーンもちゃんと街路をつくってます。でも年
がとんだというディスプレイがなくて大丈夫?
歌はじわじわかわっていてより繋がりがよくなっているよ
うな。民衆の歌では大八車に乗らずに、まわる2階バルコ
ニーみたいな場所で民衆に語りかけます。学生たちほんと
みんな若いです。アンジョルラス、見事に民衆を誘導でき
そう、、でも最後に声が裏返っていたのは残念。
1幕エンディングも当然フォーメーションが異なりました。
バリケードは健在、でもよりバリケードらしいというかで
こぼこしてました。盆なくてガブローシュの死亡シーンを
どう表現するのか?と思っていたら、バリケードを越えて、
向こうで撃たれてまた戻ってきて倒れるのですね。アンジョ
ルラスもバリケードの向こう側へダイブ。バリケードが解
除された後に向う側に、大八車に大の字になったアンジョ
ルラスが積まれておりました。マリウスを担ぎ出すのも床
のハッチを開ける形ではなく上手の鉄格子扉をあけて退出、
そこから床にはスモーク、背面の映像はぐぐーんと沈みこ
んで下水道のなかに。
テナルディエと遭遇したのちの歩みは映像を活用していま
した。カフェソングは泣けた。このマリウス好きかも。
ジャベールの自殺では橋から飛び出すと吊られて広報へ、
そして映像は川の水面となりあたかもゆっくりと川へ落下
していくかのよう。またほろりと泣けた。
バルジャンの告白で号泣、そして最後の民衆の歌でカタル
シス。よくできた新演出です。また見にいきたいかも。







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題名:風月主~美しきファランの禁断の愛
劇場:六本木アミューズミュージカルシアター
日時:2013年6月22日12:00-(途中休憩あり)
料金:招待券でみました(SS7800円 S6800円)
座席:前方右側
演出:イ・ジェジュン
台本:チョン・ミナ
作曲:パク・ギホン
音楽監督:ク・ソヨン
出演:
イ・ジュガン(ヨル役)
キム・ジェボム(サダム役)
<ストーリー>
古代新羅、男性妓生たちが身分の高い女性たちに喜びを与えて接待をする
“ウンル”という場所が存在した。それぞれの事情を抱え、ウンルに集まっ
た男たち。それらを、人々は風と月の主(あるじ)、“風月主”と呼んだ。
お客様を満足させなければ、その場で殺されることもある存在の“風月主”。
ウンルで最も人気の高い風月主である “ヨル(熱)”は血の改革をしてい
る残酷な女王、“真善”の絶対的な愛情を受けているが、彼の心はウンル
の同僚であり長年の友人である“サダム”に向かっている。 “真善”は、
“ヨル”に権力と天下を約束して入宮を命じるが、“ヨル”は“サダム”
から決して離れはしないと拒絶する。これを知った“真善”は、“サダム”
を脅迫し、遠ざけようとする。 決してかなうことはない思いを抱きながら
お互いを愛するヨルとサダム、そして真善。 相手のために、自分のため
に、彼らが選んだ運命とは…。



舞台を左右から詰めて狭くして使っていました。
キャストも少なく小劇場ミュージカルの典型でしょう。
舞台は妓楼、この世界では妓楼に男がおり、客は女。
貴族と女王、子作りに成功して、狙いの男を婿にして王宮につれていこう
とするが、男には好きな男があり、王宮入りを断ってしまいます、
恋人の方を脅迫する女王、彼らは手に手を取って、、、
コミックで男女が入れ替わった「大奥」がありましたが、その朝鮮版とで
もいう内容。BLの薫りもあり、イケメンキャストを楽しむための舞台
と言えるでしょう。



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