今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:白昼夢 劇場:本多劇場 日時:2021年3月28日13:00-14:35 料金:7500円 座席:F列5番 劇団:M&Oplays プロデュース 作・演出:赤堀雅秋 出演:三宅弘城、吉岡里帆、荒川良々、赤堀雅秋、風間杜夫 ストーリー: 高橋家の家主・高橋清(風間杜夫)は、妻を亡くし、次男の薫(荒川良々)と二人暮らし。47歳にも拘わらず職に就かず、長年自分の部屋にこもりっきりの薫に業を煮やした長男の治(三宅弘城)は、ひきこもり支援団体『ひだまりの会』に助けを求める。 高橋家に訪れた『ひだまりの会』の別府正樹(赤堀雅秋)と石井美咲(吉岡里帆)。 治も加わり、薫を更生すべく尽力するが… --- 舞台で見る純文学。市井の人達の生活を切り取ったとでもいうか。 舞台の上は昭和な家屋、右手にソファに仏壇、右手襖の向こうは父親の部屋、 中央に玄関への通路、左手がダイニングキッチンと2階への階段。 引きこもり弟と真面目な兄、そして何かにつけ怒る父(認知???)、 そこへ引きこもり対応NPO ひだまりの会スタッフがくるが、このスタッフも 課題を抱えていて、もういろいろどろどろ。 いわゆる8050問題に不倫が混ざっていき、妙なテンションがずっと続いていきます。 荒川さんは荒川さんなのですが、薫にぴたりとはまっている。治は最初ただ一人の 真面目人間という立ち位置が後半では、、石井は明るいのだがどうも作られた明るさ で実は、、吉岡さん初めて舞台で見ましたが美人!それでいて演技も素晴らしい。 皆愛すべきダメンズたち。でもすかっとする解決策はないのよね。 この煮詰まった時期にこそ演じる価値が高まるとは思いましたが、すかっとする 舞台を見た方がよかったとちょびっと思いましたよ。 PR 題名:THE CONVOY SHOW vol.39『ATOM』 劇場:こくみん共済coopホール(全労済ホール)/スペース・ゼロ 日時:2020年8月22日13:00-15:20 料金:9800円 座席:11列21番 作・構成・演出:今村ねずみ 出演:本田礼生 荒田至法 伊藤壮太郎 バーンズ勇気 高橋駿一 帯金遼太 山野 光/ 今村ねずみ STORY: 夜駅前の繁華街 路地裏の一角に立つ古い雑居ビル その地下あるガラクタの倉庫に集う男達 傍らに置かれた立て看板には『WHY?の会』 「何故、人は生きるのだろう」 夜も更け、街は静まり雨の音が遠くに聞こえてくる 彼らは自ら哲学者を名乗り、語り合う 「遅れてすみません」 突然現れたずぶ濡れの男 「遅れてすみません」 「・・・あんた誰!?」 「Uber Eats です」 「はっ!?」 「御注文の品、お届けに参りました」 戸惑う男達 「あのう・・・誰も何も頼んでないけど・・・」 「いいえ、あの時の僕に頼まれたんです・・・WHY?・・・ 僕たちはATOMなのだから」 彼らの夜が深まっていく 『真夜中の詩人の会』の幕が上がる -------------------- ほぼ満員、客層はだいたい私と同年配。 20年ぶりくらいのCONVY SHOWとの出会い。 昔は年寄チームと若者チームで競る形の演出でしたが、今回は年寄チームは 今村ねずみさんただひとり。もうアラカンなのに若者の中にはいってよく動く! 本当に見上げたものです。アラカンの星だ。若者はもちろんめっちゃくちゃ 動きが良い。徹夜でも踊れそう。 STORYに書かれているのは小芝居の部分、皆が著名な学者を名乗って意識高い ような会話をなす、そのなかにUber Eatsとして今村ねずみさんが乱入してくる というもの。「ATOM」とあるのは鉄腕アトムネタがはいっているせい? 途中で換気・消毒タイムあり!みんなたいへんだ。 小芝居の後は歌とダンスのショー、若い子は17歳?もうみんなキラキラ輝いて ましたね。とくにタップダンスがよかった。出番を減らしてしているにせよ この真ん中で遜色なく踊る今村ネズミさんがかっこいい。 まだずっと踊り続けてほしい。 |
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