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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:ウエスト・サイド・ストーリー
劇場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)
日時:2012年7月18日19:00-21:30(途中休憩あり)
料金:A席10000円
座席:3階席1列目センターブロック
脚本&ブロードウェイ・リバイバル演出:アーサー・ローレンツ
音楽:レナード・バーンスタイン
作詞:スティーブン・ソンドハイム
初演時演出・振付:ジェローム・ロビンス
ツアー演出:デイヴィッド・セイント
振付再現:ジョーイ・マクニーリー
出演:
 Tony:ROSS LEKITES
 Maria:EVY ORTIZ
 Anita:MICHELLE ARAVENA
 Riff:DREW FOSTER
 Bernardo:GERMAN SANTIAGO

初めてのヒカリエ、初めてのシアターオーブ、
そして今晩はシアターオーブのオープニンナイトでした。
ロビーにおたち台のようなものができて、報道関係者が
ゲストに群がっていました。



劇場はヒカリエの11階から上にあります。まずは11階に
上ると広いロビー、そこにはカフェ。入場前にお祝いに
泡で乾杯!

そこからエスカレーターで13階にあがり、劇場入り口に。
球体形状の客席外側が見える、近未来風のロビーです。
でも大人数が同時に出るとさばけるのかなあ。とにかく
劇場のつかみはおっけー。
今回は3階席、エスカレーターをずーーーーと上がって、
客席にはいってびっくり、3階席は傾斜がかなり急、そ
のうえ目の前の手すりが低いのです。ちょっと前に乗り
だしたら1階まですとんと落ちてしまいそう。高所恐怖
の気味がある人は3階前方は避けた方がよいでしょう。
私はかなり、、、
そのかわり舞台は全体が見やすく意外と近くに見えます。



前奏曲が始まった段階でもうわくわく。あまりにも有名
な曲なので何度聞いたことかわかりませんが、それゆえ
脳内にいろんな刺激がくるようです。
舞台の第一印象、みんなかわいい!若いっていいわねえ。
トニーは田舎からぽっと出の好青年という雰囲気、
マリアはしっかり世間知らずのおじょうちゃん。皆すごい
お子様な雰囲気で、たしかにこの作品て抑圧されている
子供同士が同士討ちをしてしまうという悲劇だったのだな
あとあらためて思いました。社会の底辺で折りたたまれた
子供たちが、あらぬ方向へ熱意をほとばしらせてしまって
いる雰囲気が良く出ていました。トニーはかっこよくて
透明感溢れる声で、彼らの中では年上、でもお子様なの
で盲目な方向に走ってしまうというのが自然で素晴らしい。
子供たちの中で唯一大人だったのがアニタ、凄い存在感、
あねさんかっこいいです。
それにしてもジェームスロビンスの振付は良い!3階最
前列だと振付がはっきり見えるのが嬉しいです。クールを
見ていて熱くなりました。さほど広くない空間を駆け回る
躍動感は素晴らしいものがありました。
おなじみの曲もみな嬉しく、こけら落とし公演を存分に
楽しめました。



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題名:新・幕末純情伝
日時:2012年7月13日19:00-21:20
劇場:シアターコクーン
料金:招待券でみました(定価6500円)
座席:1階後方N12(後方センター)
作:つかこうへい
演出:岡村俊一
音響:山本能久
照明:松林克明
衣裳:山下和美
舞台監督:荒 智司
宣伝美術:榎本太郎
制作:藤井 佳
プロデューサー:菅野重郎

http://www.rup.co.jp/information/images/2012bakumatsu.jpg
出演:
  沖田総司:桐谷美玲
  坂本龍馬:神尾 佑
  土方歳三:鎌苅健太
  岡本以蔵:和田正人
  山下翔央、菊田大輔、平田裕一郎、平沼紀久、須藤公一、
  広海深海、中井知鶴(子役)、吉田智則、相馬一貴、山本 亨

客層はいろいろ混ざっている感じ。
新撰組の沖田総司は女であり、天皇の落とし胤だったという設定で、
新撰組の中に入って活躍する女を演じるのは女優の桐谷美玲。
キャストが比較的若いプロダクションですが、よく頑張っている
ように見えます。最初の殺陣はどうなるかと思いましたが、物語
が進むにつれてよくなっている感あり。
なんだか竜馬が筧さんに見えるのですが、記録をたどってみると
この舞台が純情伝の初見になるはず。いったい何のデジャブ?
殺陣はよくからだが動くイケメンぞろい。
みているうちに筋書を知っているような既視感に捕らわれました。
色々政治的なネタも仕込んでいたんだろうな。初演を見たかった
ものです。しかし落ちのわからなさは何?
コクーンだとちょっと広すぎると思ったのは後方からみていたせ
い?もっとも殺陣などは全体を見渡せてよかった。
それにしても暗いと見えない!目がみるみる悪くなっているのを
痛感した舞台。

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題名:春のめざめ
日時:2012年7月1日14:30-16:20(17時までポストトーク)
劇場:静岡芸術劇場
座席:1階K列右側サイド(3列目)
料金:前売り3500円
解説:(公式Webより)
「赤ちゃんはどうやったらできるの?」
性にめざめ始めた子どもたちの悲劇
「子どもたちの悲劇」というサブタイトルを持つ本作は、性にめざめ始めた10代の少年少女の姿を赤裸々に描くと同時に、彼らを取り巻く無理解な大人たちや、19世紀末の抑圧的な道徳観を痛烈に批判した社会風刺劇です。ストレートな性描写、10代での妊娠・中絶死、暴力、やがて起こる友の自殺――。その過激さゆえに発表当時(1891年)のドイツでは社会問題にまで発展し、以後1906年まで上演を禁じられていたという、いわくつきの作品です。ブロードウェイミュージカルにもなった本作を、ポラスがどのように演出するのかに注目です。
STAFF / CAST
演出:オマール・ポラス
作:フランク・ヴェデキント
出演:
ソフィー・ボット、オリヴィア・ダルリック、ペギー・ディアス、アレクサンドル・エテーヴ、アドリアン・ジギャクス、ポール・ジャンソン、ジャンヌ・パスキエ、フランソワ・プロー、アンナ=レーナ・シュトラーセ
翻訳・翻案:マルコ・サッバティーニ、演出助手:ジャン=バティスト・アルナル、作曲・音楽監督:アレッサンドロ・ラトチ、美術:アメリー・キリツェ=トポール、衣裳:イレーヌ・シュラッテール、衣裳助手:アマンディーヌ・リュチャマン、衣裳製作:セシリア・モッティエ、かつら・メイク:ヴェロニク・グエン、かつら・メイク助手:ジュリー・デュリオー、技術監督:オリヴィエ・ロレタン、舞台監督:ジャン=マルク・バッソーリ、小道具:ローラン・ブーランジェ、音響デザイン:エマニュエル・ナッペー、照明デザイン:マティアス・ロッシュ、制作:フロランス・クレットル、広報:サラ・ドミンゲス、ロジスティクス:リュシー・ゴワ、会計:ロサンジェッラ・ザネッラ
製作:テアトロ・マランドロ
共同製作:フォロム・メイラン劇場、エスパス・マルロー シャンベリー・サヴォワ国立舞台、シャトーヴァロン国立文化創造発信センター
助成:ジュネーヴ市、ジュネーヴ共和国・ジュネーヴ郡文化部、メイラン市、プロ・ヘルヴェティア
スイス文化財団、ロトリー・ロマンド、メイラン市文化・スポーツ・社会事業推進財団、ハンス・ヴィルスドルフ財団、レーナールト財団
後援:スイス大使館
※テアトロ・マランドロはフォロム・メイラン劇場のレジデントカンパニーです。

Frank WEDEKIND texte
Omar PORRAS mise en scène et adaptation
Marco SABBATINI traduction et adaptation
Interprétation :
Sophie BOTTE Madame Gabor, Ilse et une jeune fille
Olivia DALRIC Madame Bergmann, La Directrice et une jeune fille
Peggy DIAS Frau Schmidt et une jeune fille
Alexandre ETHEVE Hans et Herr Hungergurt
Adrien GYGAX Otto et Monsieur Gabor
Paul JEANSON Melchior
Jeanne PASQUIER Wendla, Frau Knuppeldick et une jeune fille
François PRAUD Moritz et le Pasteur
Anna-Lena STRASSE Martha et Frau Habebald

Jean-Baptiste ARNAL assistant à la mise en scène
Fabiana Medina assistante à la mise en scène (tournée)
Alessandro RATOCI compositeur
Amélie KIRITZE-TOPOR scénographe
Irène SCHLATTER costumes
Amandine RUTSCHMANN assistante costumes
Samantha LANDRAGIN, Julia STUDER stagiaires costumes
Cécilia MOTTIER couturière
Véronique NGUYEN perruques / maquillage
Julie DURIAUX Assistante perruques / maquillage
Olivier LORETAN directeur technique
Jean-Marc BASSOLI régisseur plateau
Emmanuel NAPPEY création son
Mathias ROCHE création lumière
Laurent BOULANGER accessoires
Florence CRETTOL administratrice
Sara DOMINGUEZ communication
Lucie GOY logistique
Rosangella ZANELLA comptabilité

SPACにきたのははじめて。グランシップ内にあるのですね。
グランシップもいろんなイベントでにぎわっていました。
東静岡で降りたのも初めて、改札の前が異様に広々として
いるんですけど。。これからいろいろできるようですね。

SPACは1階ロビーに演劇関係の本棚があり、ご自由に
読めるようになっていました。私もちょっと読書。
2階にあがると喫茶コーナーと客席への入り口。
SPACの会員になればドリンク一杯無料なのですね。
私もこちらに住んでいれば加入するのですが。。SPAC 
Tシャツ着ていてもドリンク無料でしたっけ?
客席・舞台の外壁は円筒形の煉瓦、建物の中に建物が
すっぽりはいっているという感じでしょうか。
客席も円形になっており、円の一部が切り取られて舞台
につながっている形です。
そして座席の番号付けが見たことがないパターン!
最後列がA列でした。私が座ったK列は前から3列目、
ちょっとびっくり。3列目は舞台とほぼ同じ高さでとて
も見やすく感じられましたね。

舞台の上には廃墟のような壊れた?コンクリートっぽ
い壁(というか枠)、そして床には土。壁にはムンクの
叫びのような落書き。
外国の劇団なので言葉はもちろんわかりません。字幕が
舞台の上にはいります。フランス語上演日本語字幕。
何かのシルエットで含蓄深そうなダンスがあったかと
思うと、子供たち役のキャストはは裸足で土の上に出て
くるのでした。
照明を暗くしてほとんどシルエットのようにしたシーン
とか暗転が多いのにはちょっとびっくり。全般的に暗く
おどろおどろしく退廃的な雰囲気で、ずっと悪夢の中に
いるように感じられましたね。
大人役は靴をはき、子供は裸足、だんだんコスチューム
が土に汚れていくのです。土があるかと思えば頭上から
は水、そして紙を燃やして火と様々な自然の要素が舞台
の上に登場。
学校や家をひとつのシーンで描いてしまったり、映画の
吹き替えを模したシーンもあり、暗い中で区すっと笑わ
せるようなところもあり。
自殺シーンの後では土の上に小さな十字架たてまくり。
最後はキャストが全員カツラをとって子供から大人に変
身?ちょっとカタルシスっぽい感じでしたね。

終演後に演出のオマール・ポラスさんとと宮城聰さんに
によるアーティスト・トークがありました。
観客からのQを終演後に紙で受け付けてそれにオマール
さんが答える形。

Q:前の作品は仮面劇でしたが、今回仮面をつけないで俳
 優に演じさせるきっかけは?

A:確かに今まで多くの作品でマスクをつかっていた。
 異なったテクスチャをさがし、より現実に近いものをも
 とめてみた。思春期について話すときはマスクというも
 のをはずすべきではないか

Q:この作品が書かれた時代とは違って現代は性教育が十
 分に行われているが、この現代にこの作品をとりあげよ
 うとした理由は?

A:19世紀にかかれたものだが、欧州で初演したときも現
 代性を帯びている作品であると感じた。教育における
 タブーが多いというのが現実。それが若者の自殺とい
 うものにつながっていると思われる。
 前の作品でも子供の教育の中で宗教や家族がどのよう
 な役割を果たすかが課題であった。それゆえ、現代で
 も非常に深く心にふれるのである


Q:現代でもタブーはなくなっていない?

A:たしかにタブーは存在しているとおもう。
 ネットやTVで情報にアクセスできる状況で逆にタブー
 が強くなってしまっている。現代の家族関係にみられ
 る、 自由すぎるというものがより物事を複雑にして
 しまっている。この作品をフランスでたくさん上演し
 た。子供たちが実際にみて、家で自分が感じているこ
 とに近いと一体感を持っている子が多かった。


Q:壁に書いてある絵と文字について

A:この作品は若い俳優たちと作った。若さが必要として
 いる反骨をあらわしたいと思った。落書きはインター
 ネットでみつけたものだが、絵はムンクの叫びを元に
 したもの。文字は若者が感じる苦しみを表している。

Q:(俳優の方に質問)
 靴を履かない作品は欧州では珍しいのではないか。
 靴をはいている俳優とはいていない俳優、大人と子供
 をわけるため?何かほかの意図があるのか?

A:(だるでぃっく)
 靴をはくかどうかで議論が交わされた。土も最初から
 ではなく、作品を作っていく中でできて行った。
 そこで靴をはくかどうか、、子供と土はつながりが強く、
 砂場をイメージしている。大人は靴をはいている。
 子供たちはこの作品の中で足が白いきれいな状態で登場、
 土に触れるなかでグラディエーションのように色が変わっ
 ていく。
(監督)
 演劇においてはひとつひとつに深い意味がある。
 靴を履く資格がないといけない。
 裸足であるのは母親のおなかにいるのとおなじ。
 土は大地、母のようなもの。

Q:芝居はどのようにして作られていったのか?

A:最初から配役が決まっているわけではない。まず
 全員が台本を覚える。インプロビゼーションをして
 いって配役が決まっていく。最初に作品の雰囲気、
 空間を探した。どういうふうに歩くのか、何を着るの
 か、どのように動くのか。最初に子供たちがきまり、
 次に大人、これは非常に興奮する作業。
 最後の数週間で通し稽古をする。通し稽古をするなか
 で作品の種が生まれる。

Q:この作品では赤を象徴的にみせるために他の色を考
 えていたように見える。赤にどのような意味を持た
 せたかったのか。

A:演劇において、色は存在感が強いものだと思う。
 とくに私の演劇は強い。作品を作るときに絵画から
 インスピレーションを得る。
 最初は土がなかった、壁も色がなかった。俳優たち
 に色を持ってくるようにといってあの色になった。
 舞台を画家のアトリエと考えてやっている。
 最初に白、壁の上からパウダーの白、白い色の対比
 で黒土。赤は生命であり、血、情熱である。

Q:原作からカットした部分があったら、その部分と意
 図を教えてほしい。

A:まず赤い文字。
 「人生というものは楽しい苦しみ」だと思っている。
 原作をカットしたわけではない。編集する作業はし
 たかと思う。両親がいて先生がいて判決をする場面、
 ピアノの歌につながっていく場面、すぐに子供たち
 があらわれるところは6ー7つの話を凝縮した形で
 表現している。墓地で家で学校でもある。
 異国に追放するような判断をするわけだが、この作
 品独特の複雑さを統合することで、この作品がもっ
 ている詩的な側面をあらわせたのではないか。





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題名:Empire
日時:2012年6月10日19:30-21:00
劇場:特設テント at 265 West 45th Street(between Broadway and 8th Avenue) (NY)
料金:クーポン割引(Buy 1 Get 1 Free) 89/2 = 44.5 USD
座席:
URL:http://www.spiegelworld.com/empirenewyork.html
  http://www.youtube.com/watch?v=j5O2OSfDfFU
Directed by Wayne Harrison
Choreography by John O’Connell
Costume Design by Angus Strathie
Production Design by Josh Zangen
Lighting Design by Martin Kinnane
Synopsis:
Reinviting the traditions of circus, cabaret, variety and
burlesque for the 21st century audience, Spiegelworld came
to life in New York City in the summer of 2006. At its core
is a unique venue; a heritage 440-seat Belgian spiegeltent.
Popular across Europe during the early 20th century, the
luxurious traveling spiegeltents were used as dance halls
and music/cabaret venues, featuring intimate in-the-round
seating, ornate wooden panelling, mirrors, stained-glass
windows, and velvet-upholstered seating booths.

ブロードウェイの中に張られた特設テントでした。
さほど広くありません。フラッシュを用いた写真撮影禁止。
テントの真ん中に狭い円形のステージ、3mほどでしょうか。
基本的にはボードビルですね。出てきたネタを覚えている順に
書いておきます。途中で歌があったり、クラウンが笑わせたり、
客いじりもありちょっとしたマジックも入りました。

オープニングは透明な球体の中にはいって、軟体。しかも
ときどき蓋をあけてそこから外に張り出して決めポーズ、
球体の中でフープ使ってました。
次は3人の組体操、しかもガーター付下着姿、そのおねえさん
たちがあんなかっこうやこんなかっこうですから盛り上がります。
寝転んで足で背中を支え、その上で足での上で大開脚!
くねっとまがった自然木の枝の上で巨大な独楽をいたりきたり
曲独楽なんですが、ちょっと地味。。このおじさんがあんな
バランス芸をするとは。ここではクラウンの役割かとおもって
いましたよ。1ドル札で出来た長い枝をもってきてみんなに
チップをねだっていました。私も1枚。
東方の白鳥。組体操。軟体+組体操で最後は肩の上で爪先立ち。
最後の最後は頭上でアラベスク。
フープ、たくさんフープ!
男女の組体操。きれいな筋肉の男性に美しい体の女性
見栄えがする筋肉。それがかなりきれいに動く。
ひょいひょいっと投げて頭上で軟体!これは美しい。
50cm位のラートをつかったくるくる!
そののち2m弱のラート、ステージとそんなにサイズが変わ
らないように思えてしまう。まずチンバランスw
こんな狭いところでよくやるもんですわ。
大した芸はないのですが、臨場感が半端ない。
合間に箸休めで?バナナを口でちぎってパッシング、
ピンポン玉よりえげつない。上下で組体操して下へ
バナナをぽたぽた。うーん呑んでると盛り上がる宴会芸
ですな。
ローラースケートによる振り回し、舞台のうえにもう一段
舞台をおいての芸。めちゃ狭い。そこで足を首にまきつけて
振り回すのだから臨場感半端ない。とんできたら大惨事!
ジャイアントスイング!最後は男の首と女の頭を紐で結び、
ぐるぐるぐる!!初めてみたのでとても感動!!

そしてバランス、棕櫚の葉みたいなものをたてていきます。
クラウンのおっさんが何かはじめた、という感じだったのが
積み重なるにつれて場内がしんと静まり返り、完成して頭に載せ
多段階でうおー、まだ1本あるのはなんだろう?とおもったら
それに載せてたててしまうという。。
そこで大拍手!
でも最後の羽を取ってパタパタパタと倒れていく光景はもう
一段上のセンスオブワンダー!!これは生で見てほしい。
エンディングは椅子の積み重ね、バランス芸。

凄い芸ばっかり!今回の旅の中でいちばん感銘を受けた公演でした。





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題名:Traces
日時:2012年6月10日15:40-16:55
劇場:Union Square Theatre(NY)
料金:TKTS 40USD+TKTS手数料4USD
座席:H101(センターブロック右端)
劇団:7Fingers
出演:
Mason Ames、Valérie Benoît-Charbonneau、Mathieu Cloutier
Bradley Henderson,Philippe Normand-Jenny,Xia Zhengqi,Florian Zumkehr
Direction, Choreography:Shana Carroll
Direction, Choreography:Gypsy Snider
Acrobatic Designer:Sébastien Soldevila
URL:http://tracesusa.com/
解説(公式Webより):
Hiding just around the corner from New York’s Union Square
is the city’s most acclaimed and groundbreaking circus.
Stripping away everything you thought you knew about the big
top, TRACES fuses the traditions of circus with the energy
of street performance to create an explosive display of emotion
and physicality set to the music of Radiohead, VAST, Blackalicious,
and more. One of Time Magazine’s “Top Ten of the Year.”
TRACES features Creative Direction by 7 Fingers (Les 7 Doigts de
la Main) and Direction & Choreography by Shana Carroll & Gypsy
Snider. TRACES is performed by Mason Ames, Valérie
Benôit-Charbonneau, Mathieu Cloutier, Bradley Henderson,
Phillipe Normand-Jenny, Xia Zhengqi, and Florian Zumkehr with
alternate cast members Héloïse Bourgeois, Sen Lin, and William
Underwood.
Les 7 Doigts de la Main translates literally as “the 7 fingers
of the hand.” It is a twist on a French idiom (“the five fingers
of the hand”) used to describe distinct parts united tightly,
moving in coordination towards one common goal. Here it refers to
the seven founding directors of the company (Shana Carroll,
Isabelle Chasse, Patrick Léonard, Faon Shane, Gypsy Snider,
Sébastien Soldevila and Samuel Tétreault) who, by combining
their distinct talents and experiences, work towards their
common artistic goals with the beautifully awkward dexterity
of a 7-fingered hand.



撮影可ただしフラッシュ禁止でした。
最前列だと頭の高さが床、4列目あたりが見やすいでしょう。
開演前は劇場の入り口風景がずっと白黒で舞台後方に投影。
ほぼ全員が舞台に出ていて、誰かが演じている形態です。
オープニングは白いTに黒いジャケット、走り回る6人。
ダンスと組体操の組み合わせ、チャイニーズポールもはいります。
持ち上げ、トンボ返り、抱きつきとか。
椅子のうえで様々な形で読書、ひっくり返って読む!
ポールダンス、ローラースケート、スケボー使ったダンス。
スケボーでジャンプ!ローラースケートで振り回し、
ループになった紐でブランコとティッシューの間みたいな芸もあり。
(これなんていうんですか?)
最後は輪くぐりで締め。
かなりシンプルな舞台、腕力系とダンスのみで、コントーションも
ジャグリングも出てこない。
これで1時間20分のステージを飽きさせないのは凄い。
スタイリッシュなサーカスという感じですね。













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