今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:Frost/Nixon 日時:2007年6月9日14:10-16:08 劇場:Bernard B. Jacobs Theatre 料金:半額49USD+TKTS3=52USD 座席:ORCH J26 Michael Grandage (Direction) Christopher Oram (Set and Costume Design) Neil Austin (Lighting Design) Adam Cork (Music/Sound) Jon Driscoll (Video Design) Written by: Peter Morgan 出演: Richard Nixon:Frank Langella(TONY賞主演男優賞受賞) David Frost:Michael Sheen John Birt:Remy Auberjonois Evonne Goolagong:Shira Gregory Jack Brennan:Corey Johnson Jim Reston:Stephen Kunken Swifty Lazar/Mike Wallace:Stephen Rowe Manolo Sanchez:Triney Sandoval Bob Zelnick:Armand Schultz Caroline Cushing:Sonya Walger いやーほんとに怪演でした>NIXON大統領 NIXON大統領見るだけでもこの舞台を見るべきです。 劇場は殆ど満席。普段のプレイよりちょっと客の年齢層が 高めな気がするのは題材のせいでしょうか。 私の座ったJ26は右端で前に座席がなく、舞台中央を 観るにはとても便利なのですが、背景にあるディスプレイ が見切れてしまう;_; ディスプレイには場面転換の際にイメージ映像を流したり、 インタビュー番組の際にFrostとNixonをTVカメラの映像 として大写しで流したりしていました。 大道具はシンプルでソファや机が持ち込まれたり、TVカメラが 両脇に出たりするくらいです。基本的にはソファに座って インタビューを左右のカメラから撮るというスタイル。 資金が必要なNixonはFrostからのインタビュー依頼を高額で 受諾します。 そしてなぜ録音テープを消したのか?から丁々発止の インタビューが始まるのですが、最初はNixonの圧勝。 観てるうちに本当のNixon大統領が舞台に立っているのではないか と思われるようになりましたよ。顔はさほど似てるわけではないの ですが。。 やってもやっても糠に釘、でもスタッフの1人が録音テープの 中から新しい証拠を掴み、Frostがインタビュー最終回に Nixon大統領に突きつけると、、いったんインタビューは中断。 戻ってきた大統領の顔には「負けた」と書いてありました。 (文字で書いてあったわけではないです、念のため) これがTVカメラでアップになってディスプレイにでかでかと うつっている訳です。これが当時は米国全土で見られたのかと 思うとメディアの怖さ・強さをひしひしと感じますね。 このウォーターゲート事件、私が小さな頃だったので 大統領が弾劾にかかるかも、米国ってなんてすごい国だ?!と 思った記憶しかありません。 年配の米国人がごらんになればよりいっそう感慨深いものがある のでしょう。主演ふたりをそのままに映画も撮られるそうですね。 楽しみです。 PR
題名:A Chorus Line
日時:2007年6月8日20:00-22:00 劇場:Gerald Schoenfeld Theatre 料金:BroadwayBox 割引$78.75 座席:Left Mezzanine Row A, Seat 1 出演: Bobby:Ken Alan Don:Brad Anderson Zach:Michael Berresse Diana:Natalie Cassie:Charlotte d'Amboise Maggie:Mara Davi Val:Jessica Lee Goldyn Sheila:Deidre Goodwin Larry:Tyler Hanes Richie:James T. Lane Mark:Paul McGill Judy Turner:Heather Parcells Greg:Michael Paternostro Bebe:Alisan Porter Mike:Jeffrey Schecter Connie:Yuka Takara Paul:Jason Tam Kristine:Chryssie Whitehead Al:Tony Yazbeck MICHAEL BENNETT (Conception, Original Director/Choreographer) BOB AVIAN (Director and Original Co-Choreographer) JAMES KIRKWOOD (Book) NICHOLAS DANTE (Book) MARVIN HAMLISCH (Music) EDWARD KLEBAN (Lyrics) BAAYORK LEE (Choreography Re-Staging) ROBIN WAGNER (Scenic Design) THEONI V. ALDREDGE (Costume Design) THARON MUSSER (Original Lighting Designer) NATASHA KATZ (Lighting Design Adapter) ACME SOUND PARTNERS (Sound Design) PATRICK VACCARIELLO (Music Direction & Supervision) JOHN BREGLIO (Producer) この舞台もラッシュチケットがあるのですね。私の前に並んだ 二人がORCH AA列でRUSH とかかれた20USD台のチケットを持っていました。 この劇場も比較的2階席と舞台が近くて見易い感じです。 舞台の床の真ん中には白い線、これがChorus Line なわけですな。 舞台の最前方には真ん中が0で左右に1~8の数字が書かれていました。 客席の2階席サイド後方は空いています。 このプロダクションのトライアウトのプレビュー公演をサンフランシスコ で見ているので、どういうふうに変わったのか楽しみでした。 一番の違いを感じたのは実は「観客」でした。これは当然ながらNY ご当地ミュージカルなのですよね。ブロンクス出身とかいうと一部から わーと歓声が上がる、笑いが起きる、拍手に抑揚がつく、 サンフランシスコとは大違いです。この観客の反応のために、演技の間が 非常に良くなっているように思えました。 30年以上前のものをそのままの演出で演じるのはどういうものかと思った けれど意外といけるものですねえ。 ゲイのカミングアウト、お父さんのtake care of my son で泣けました。 Tit & Ass はいまいちだったのはトライアウトと同じ。 この作品はNY以外で見てはいけないのではないかとも思いましたよ。
題名:Pirates of Pensance
日時:2007年6月7日14:10-16:10(途中休憩あり) 劇場:Paper Mill Playhouse 料金:57USD+Papermill Web手数料 4.25USD 座席:ORCH M13 出演: Pirates King: Andrew Varela Major-General Stanley: Ed Dixon Mabel: Farah Alvin Ruth: Liz McCartney Frederic: Barrett Foa Samuel: John O'Creagh Sergeant: Gerry McIntyre Edith: Julia Osborne この劇場はつい最近経営危機に陥っていました。 開演に先立って、支配人らしき人が、寄付をありがとう、 舞台を開くことができた、次のシーズンも見にきてね、subscribe を 是非よろしくというスピーチをして拍手をもらっていました。 この劇場の木曜マチネは年配の方が多いのが特徴で、 私はいつもなら劇場内で下から10番以内の年齢なのですが、 今回に限っては違いました。小学生らしき団体 鑑賞がはいっていたのです。 携帯使うな、幕が上がったら立ち上がるな、先生たちは 繰り返し叫んでおりました。 私の席は老人たちと小学生たち のちょうど接点にありました(^^;) オーケストラが舞台の真ん中に陣取ってしまい、その前と後ろと、 前後を結ぶ中央通路 で演技をするという構成でした。 物語は、呪いにより海賊を行っている連中がのろいを解く ために、処女の花嫁を得ようとし、 将軍の娘たちと結ばれて めでたしめでたし。。 20回目の誕生日に海賊奉公の年季が明ける主人公が、20歳の 誕生日で奉公明けかと思いきや、2月29日生まれなのでまだまだ だとか、清らかな処女を妻にすれば海賊から抜けられるということ で清らかだと思われた乳母に求婚して海賊に笑われるとか べたな笑いも随所にはいってます。役所を風刺するネタもあって、 政府は物事を解決しない、解決するように見せかけねばならない、 などと大人たちから笑いが沸くシーンも。 ほぼ歌いっぱなしだし、一応剣戟もあるし、短いし、 子供たちに 見せるのにも良いでしょう。 お気楽に見れる一品といった感じです。 どっかのアトラクションでやっていてもおかしくないかな。 題名:110 in the Shade 日時:2007年6月6日14:00-16:30(途中休憩あり) 劇場:STUDIO 54 料金:TKTS 半額+TKTS手数料 座席:MezzHH101(2階8列目右ブロック左端) 出演: Lizzie Curry: Audra Mcdonald H.C. Curry: John Cullum Starbuck: Steve Kazee Noah Curry: Chris Butler Jimmy Curry: Bobby Steggert Snookie: Carla Duren Little Girl: Valisa Lekae Little Clarence: Darius Nichols ほとんど大道具がない非常にシンプルな舞台。 背景に太陽を模した巨大な円がかかっています。 歌もキャストも悪くない。 ノーテンキな楽曲も古きよき時代を思い起こさせる。 ショーストップのナンバーもある。 雨乞いの歌(みたいに聞こえたけど正確にはrain song) などけっこう好き。 でもねー、人数の割りに舞台が広すぎるのですよ。 どうやらもっと小さな劇場で用いた演出をそのまま この劇場に持ってきたらしい。 村人が皆倒れている冒頭の場面は、一握りの生き残り に見えてしまいましたよ。 エンディングは、、そこは演技でみせてくれよお。 何もそこだけ本水、しかも舞台の前方だけに出さんでも。 しかもしかもその水にあたりにキャストが動いていく というのはねえ。 題名:Curtains 日時:2007年6月5日20:00-22:30(途中休憩あり) 劇場:Al Hirschfeld Theatre 料金:割引78.5USD 座席:Center Mezzanine Row A, Seat 105(2階席最前列センターブロック) 出演: David Hyde Pierce (Lieutenant Frank Cioffi). TONY賞ミュージカル主演男優賞受賞 Debra Monk (Carmen Bernstein). Karen Ziemba (Georgia Hendricks). Jason Danieley (Aaron Fox). Jill Paice (Niki Harris). Edward Hibbert (Christopher Belling). John Bolton (Daryl Grady). Michael X. Martin (Johnny Harmon). Michael McCormick (Oscar Shapiro). Noah Racey (Bobby Pepper). Ernie Sabella (Sidney Bernstein) Megan Sikora (Bambi Bernét). Broadway: Wicked (u/s Glinda/Nessarose), Dracula (u/s Lucy/Mina), Ashley Amber (Swing) Nili Bassman (Arlene Barucca). Kevin Bernard (Roy Stetson/Detective O'Farrell) Ward Billeisen (Brick Hawvermale). Paula Leggett Chase (Marjorie Cook). Jennifer Dunne (Jan Setler). DanceBreak (SDCF) David Eggers (Swing). J. Austin Eyer (Swing). Matt Farnsworth (Harv Fremont). Patty Goble (Jessica Cranshaw/Connie Subbotin). Mary Ann Lamb (Mona Page). Brittany Marcin (Peg Prentice). Jim Newman (Randy Dexter). Joe Aaron Reid (Ronnie Driscoll). Darcie Roberts (Roberta Wooster). Christopher Spaulding (Russ Cochran). Allison Spratt (swing, u/s Niki). Jerome Vivona (Swing). 粗筋:公式Webより It's the golden age of musicals and a new show is in Boston for some pre-Broadway polish. But this tuner has more problems than most. The leading lady is dead, and everyone in the company is a suspect. Can Frank Cioffi, homicide detective (and musical theatre fan), solve the murder ・and save the show? MezzA105というナイスな席で見ました。 ここは2階と舞台が近く、双眼鏡を持っていると邪魔なだけです。 この作品は昔懐かしき?バックステージもの。 舞台の上でスターが殺されて、刑事が乗り込んできます。 ところがこの刑事が芝居マニアで、犯罪調査だけでなく 舞台の改善提案を出して直していっちゃいます。 その最中にまたしても殺人が。。今度はオーナー。 代役の抜擢とか、役者と刑事の恋とか、犯人探しとか ストーリーはあるようですが、そんなことは考えずに 場面場面を楽しみさえすればよいのでしょう。 1幕目は劇中劇のショーオンパレードで筋らしい筋 ありませんし(^^;) えーとそれに最後の犯人はどうして 殺人にいたったのかよくわからなかったぞ(^^;) 冒頭の新聞批評をけなす歌が、良い批評を見つけると 手の平を返して褒め称える歌になったのもおもしろい。 歌と群舞が満載でほんとに楽しめます。衣装にも金が かかっていて、カーテンコールでそれまでに出てない 衣装に着替えて目を楽しませてくれました。 カーテンコールで主演のDavid Hyde Pierce は白馬の木馬に のって出てきました。 David Hyde Pierce いいですね。刑事役のせいでしょうか、 ダンスナンバーでもひとりだけへたくそに踊るのですが、 へたうまとでもいいますかかなりCute。 Karen Ziemba も美声を披露してます。コンタクトの時から 私の好きな女優さんです。 俗世間の憂さをはらすにはなかなか良い作品です。 終演後に友人に付き合ってステージドア前で出待ち。 役者の皆さんはサインペンを持って出てきてくださいました。 30分程度でほとんど出てくれたのですが、David Hyde Piece だけはそれからまた30分。。 でもKaren とDavidと写真を撮れたからいいのさ。 |
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