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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:Grey Garden
日時:2007年6月9日20:15-22:45(途中休憩あり)
劇場:Walter Kerr Theatre
料金:111USD?
座席:Mezz A-110
衣装:William Ivey Long(TONY賞衣装賞受賞)
出演:
"Little" Edie Beale:Christine Ebersole(TONY賞主演女優賞受賞)
  Edith Bouvier Beale:Mary Louise Wilson(TONY賞助演女優賞受賞)
Young "Little" Edie Beale:Erin Davie
George Gould Strong:Bob Stillman
Brooks, Sr/Brooks, Jr: Michael Potts
Jacqueline "Jackie" Bouvier/Jerry: Sarah Hyland
Lee Bouvier: Kelsey Fowler
Joseph Patrick Kennedy, Jr.: Matt Cavenaugh
J.V. "Major" Bouvier/Norman Vincent Peale: John McMartin


実話を元に上流階級の派手な生活と奈落に転落した後の生活を
1-2幕で描いたもの。 1幕と2幕でメインキャストがいれか
わっちゃうので戸惑った のは内緒。ちゃんと英語が聞き取れ
れば問題ないはずなん ですけどね。
この2階は段差が非常に大きくて、急な傾斜になっていました。
2階席最前列は舞台のすぐ前といった雰囲気。
また上に3階席(バルコニー)もありましたが、あそこからは
どれくらい見えるのでしょうか?でも安いです。
緑色のレンガ、そこに新聞記事の投射、没落した変人たちがすむ
屋敷の物語、、ということでつかみはオッケー。
舞台はうってかわって過去へ。そこには歌がいっぱいの明るい
家庭。娘には婚約者がいて幸せいっぱい。ヒロインはすばらしい
アリアを歌いあげます。従兄弟のジャクリーン(後のケネディ夫人)
も登場、子供たちががめちゃくちゃかわいいの。でもその家の
財産はすべて離婚した夫のもの、送金が止められて一家は奈落の
底へ。娘はドレスで夜逃げ、、しようとしてできなかったのですが。
2幕目は3人(+かつての亡霊)しかでてきません。
ごみ屋敷となってとてもまずしい生活を母娘で過ごしています。
楽曲、歌唱力ともに力強い舞台なのだけど、だめな人間を
見るのは痛すぎる。ブロードウェイでは夢だけみていたい。
ヒロインがとても広い声域、助演のおばあちゃんがとても
いい味を出しています。1幕では明るい中に崩壊の危機が
忍び寄り、2幕では徹底してどんより、時々亡霊がうろついて
ます。皆すごくよく歌えている上に対比がきれいに出ている。
そうはいうものの、どんよりした話はなー。
どんよりなんて現実だけで十分ですよ。



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