今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:GLASS MASK Episode1
日時:2004年4月18日15:00-17:05 劇場:インケルアートホール(SEL) 料金:20000ウォン 原作:ガラスの仮面 座席:B-11(2列目ほぼセンター) いったいどこにあるんだろうと思いつつ探し歩いたのですが、ついてみれば なんのことはない、一度来た劇場でした(^^;;) どうりで聞き覚えがあったわけだ。 客席は真中に通路があり、全体で200名程度のこじんまりしたもの。前方には 座椅子つき、後と最前列はベンチシートでした。全部で50人程度の入りでしょうか。 舞台には奇跡の人のポンプと枝、舞台右には泣き笑い怒る仮面と椅子があるという 構成です。 冒頭でマヤが走りこんできてストップモーション、そしてそのかっこうで360度回転 体をはったマトリックスのパロディですな(^^;) 第一印象は、サリバン先生がかっこいい!目が大きくて頭が小さくて八等身、そのう えウエストが非常に細い。。そしてキャスト皆若い。月影先生も若い! このエピソード1は奇跡の人の舞台とマヤの生い立ち・舞台に上がるまでが交互に 描かれています。前半の奇跡の人のヘレンは亜弓役がやってます。奇跡の人から次は ラーメン屋のシーン、芝居のチケットを貰うのに大晦日に出前をひとりで。。 すでに読んで20年くらいたっている作品なので記憶をたぐりながらの観劇となりま したが、覚えている限りではコミックのまんまの筋書きでした。小鳥を逃すエチュード とか、ヘレンとして遊ぶ、ヘレンとして待つ(火災報知機がなる)、等の印象的な シーンも見事に描かれてました。姫川亜弓役が本当に設定とおりで、美人で華がある いいところのお嬢さんを演じていました。マヤは対照的にこれまた設定とおりに、 愛想がない顔、ちょっとぽっちゃり。それが演技がするとみるみる、、もうちょい すごい演技!というものが韓国語がわからない私にも感じられると良かったんです けどね。なかなかいい線いってるんだと思いますが。 清水氏は会議などで後姿ばかり、かっこいいにーちゃんで花しょっているようか 感じなのですが、紫の薔薇の人という立場が描けていなかったのが残念。 オーディションのシーンでは候補者にピンスポがあたり、テープでその人の内面の 声が聞こえてくるという趣向。けっこう受けてました。 サリバン先生とヘレンがばたばたおっかけっこしている段階で、亜弓ヘレンが回転 扉にはいったと思うと同じ扉からマヤヘレンが飛び出してきて役者交代。 最後のWATER!は感動的なシーンでした。でも「W,A,T,E,R」と綴っているのに 読むときに「ムル」というのはないと思うぞ(^^;) ガラスの仮面好きならきっと楽しめる舞台、エピソード2,3は7月8月あたりに 再演の予定、エピソード4は12月に上演だそうです。 PR
題名:Mamma Mia!
日時:2004年4月17日19:30-22:00(途中休憩有り) 劇場:芸術の殿堂オペラ劇場(SEL) 料金:VIP席130000ウォン 座席:2階C-20(2階センターブロック2列目通路側) マチネのワイキキブラザーズと余裕を持って梯子できるはずが、、ついて見たら 開演時間ちょうど!5分ほど押したので事なきをえました。JCBのおねえさんに 間違った上演時間を教えられてしまった(涙)パンフレット8000ウォン、でかいです。 満員です、ほんとうはVIP席を買うつもりはなかったのですが、席がないのでやむを えません。VIP席はオペラだと良い席だと思うんですが、いかんせん舞台から遠すぎる。。 しかも前に座ったおにいさんがでかいうえに前に乗り出して舞台が見えません(泣) 早く戻ってくれと心に念じていたら2幕では普通の座り方になったのですが、今度は 座高が高すぎる(号泣)完全なサイドとなっているところの客席は空いているの だけど売ってなかったのかなあ。上にずっと英語字幕が出てました。 キャストは皆めいっぱい歌えます。歌の平均的なレベルは日本よりずっと上だと 思われます。ですが皆若い。まあ現時点の韓国ミュージカルの宿命かもしれませんね。 とくにドナが若くてきれいなんですが小太り、本家小太りおばさん(ロージーだっけ?) との差別化がいまひとつ出来ていないような気がしました。演出としては日米とほとんど 同じかな。舞台装置も同じでした。欲を言えばアンサンブルのダンスが少々物足りない。 2幕の最初のイントロはどかーんと始まって私のまわり中みんなびびっておりました。 カーテンコールはお約束のダンシングクイーン、これだけハングルで字幕が出ており、 客席は全員総立ちになってました。
題名:ワイキキブラザース
日時:2004年4月17日16:00-18:30(途中休憩あり) 劇場:ポップコーンハウス(SEL) 料金:R席55000ウォン+JCBプラザ予約手数料1000ウォン 座席:1階NAブロック61番(4列目中央通路から右へ3番目) 昔NANTA、いまはトケピスト-ムをやっている劇場の隣の小路をはいっていくと ほぼつきあたりに劇場があります。がたがたな道で駐車場をつっきる形でどき どきしましたが、行けばPOPCOONHOUSEと書いてあるので大丈夫。 実は、今回はJCBプラザソウルに電話してチケットを購入してみました。ところ がそのときに聞いた予約番号と座席番号を忘れてしまった!窓口で相談したので すが私の名前で探して貰っても見つからない。。こんなときに限ってJCBショッ ピングパスポート持っていないのでJCBプラザの電話番号もわからない。。結局 日本へ電話してJCBプラザの番号を聞いてJCBプラザに電話して予約番号聞いて なんとか入手することができました。チケットエージェントを特定できないと 予約者の名前だけではうまくさがせなかったようです。今回はticketlinkによる 発券でした。しかし予約手数料よりよぶんにかかったなあ(涙)>国際電話 劇場ロビーには教壇と古くて小さな椅子と机が並べてありました。真中に旧式 のストーブ。脇にはオルガン。日本でも昔はこんなものだったよなあ。 客席は1階から2階までなだらかにつながっている形です。仮設なのでしょうか。 全体が階段席となっており、2階部分からは段差が急になっています。1000人 近くはいる劇場だと思うのですが、果たして満員になるのでしょうか?ここの 座席もブロックごとに前から通し番号が振られている形です。座席番号聞いた だけではどこかわからないのが辛い。。1列目は完全に見上げる形、2列目で 舞台と視線が同じ高さでしょうか。4-6列目あたりが一番見やすいところで しょう。 1幕は熱い学園ドラマでした。開幕は自転車による通学シーンのダンス。時代 は1980年、音楽祭や学園祭などを駆け抜ける彼らが描かれます。もちろん教室 の光景、生徒や先生との恋愛あり。教室で踊られるWe Rock You もなかなかの もの。メインキャストの6人はいずれもすばらしい歌唱力。特に恰幅の良いお ねえさんにはほれぼれ。で、主役の兄さんは憧れのヒロインに振られてしま います。気を取り直した男たちでワイキキブラザーズを結成!彼らの未来は 明るい!で一幕終わり。でも高校生にしては皆トウが立ってるね。 2幕は1幕の20年後の2000年、ワイキキブラザーズはうらぶれた売れないバンド と化しています。将来に展望がもてず疲れきった彼ら。あるところに演奏に 行って、若き日のヒロインとばったり会ってしまいます。ヒロインは八百屋の 配達にきたのでした。めっきり老け込むヒロイン。この人生に疲れた者同士が じみじみと縁を結ぶというのが2幕の物語でした。1幕は完璧にロックミュージ カル、2幕は歌やダンスこそあるもののストレートプレイの色彩が強く出され ていました。2幕の終わりには客席からすすり泣きが聞こえておりました。最 初はわいがや最後はしみじみといった風情。韓国語がわかるとなかなか良い バランスなのでしょうね。やはり韓国語を勉強しようかしらん。
題名:京劇
日時:2004年3月30日19:30-21:30(途中休憩あり) 劇場:長安大劇院(Chang'an Grand Theatre) 料金:280元 座席:一楼茶座02卓01号(最前列中央右側テーブルの左端、ようするに真ん中) 劇団:中国京劇院(China National Peking Opera Company) 出演:Si Lang Tan Mu, Baidi Cheng, Yu Tang Chun and more. 番組: 秦[王京]観陣(qin qiong guan zhen)([王京]で1文字) 辛安驛(xin an yi) 地下鉄建国門駅から歩いて数分のところに長安大劇院はあります。 歩く方向さえ間違えなければ迷うことはありません。 そして劇場も間違えることはないでしょう。めちゃくちゃ派手な 門構えできらびやかな劇場名のネオンがあります チケットの購入は空席状況のディスプレイを見ながらここ、とやれば いいので今日のチケットが買いたいことさえ伝えれば後はなんとかな ります。チケットは60元から280元まで。280元はテーブル席 となりお茶とお菓子がつきます。280元の席の後ろにちょっとした 柵があり、その後ろは200元の席です。2階席もあります。しかし 入場者は30人程度、1割もはいっていません。テーブル席には私ひ とり(汗)テーブル席は縦4列、横6列、1テーブルに5人座れます。 椅子席は普通の席です。開演10分前になってちょっと客がはいって きました。テーブル席にも2グループはいってきました。でも全部で 客は1割にいったかどうか。 両サイドに字幕があります。舞台の幕はきれい、舞台の幕の前にもだ いぶ広い舞台があります。幕前と後ろは花壇で区切られている、どう やって使うの?>前のスペース(結局使われませんでした) 舞台の横に楽団がいました。前の方にはけっこういかすおねえさんた ち、後ろはおじさん。 今回の舞台はふたつの作品からなっています。 最初の作品は秦[王京]というのが主人公の名前らしい。冒頭の場面で 黒服黒帽子の戦士と青黒刺繍の戦士が登場。戦うのかと思ったのです が、どうやら同士の模様。ふたりでいろんなところを行脚。背景は何 もなし、ほとんど能の世界ですね。黒服戦士が主役、見得や歌はもっ ぱらこちらのほう、しかし動きに無駄がない。すいーっと動いてはぴ たりと止まる。足を高く掲げたままでゆっくりしたスピンは凄い。歌 の時だけ中国語の字幕が出ます。台詞では字幕は出ません。歌はやっ ぱり聞き取りにくい? 四方を伏兵に囲まれたり八門陣をやぶったり、ひとりの英雄の物語な のか?さほど早い動きはないのですが、非常に美しい舞を見た気分。 重心が本当に足に乗っているのか不思議に思える姿勢が多いのです。 二人以外の登場人物としては、まるごしのおじさん?商人?、 頭にだいだいのボンボン付けた赤い仮面兵士、赤い角に赤い長いひげ の緑顔の鬼がいました。いずれも典型的な京劇の登場人物でしょう。 ひとつの作品が終わると、インターミッションなしに次の作品へと始 まりました。ぶさいくなおじさんとちょっとかっこいい白服おにいさ んの男二人連れが幕の前にでてきておはなし。漫才?というわけでも ない模様。幕があくと、布張りの椅子がふたつ、装飾なし。黄緑色の 地に花柄衣装をきたおねえさんが、私はこんなに美しい♪とか歌って いるよう。男性ふんする婆さんといいひとがいたらねーとかいう会話 をやってるみたい。 幕が下りてその前でなにやら宝塚の匂いがする人たちが。。ひとりが 白服で男装しているのですね。なにやら前出てきた白服おにいさんに 似てる。どうも女性二人連れを兄妹と偽って歩いている模様。辛安驛 という宿屋にはいると前にでた婆さんが応対、そして酒を勧められて 酔いつぶされてしまいます。 そこに登場するのは赤いひげに赤い角をつけた赤鬼?前の花柄衣装の おねえさんが強盗やろうとしていたのです。ところがこのおねえさん が男装の麗人にひとめぼれ。ひげを落として突然コケティッシュになっ てしまうのでした。いろいろあって?槍の試合、ってどうしてだあ(?_?) 故意に負けるおねえさん?いえいえ最後にはしっかり勝ってしまうの です。勝ったからにはと、男装の麗人と強盗のおねえさんの結婚式へ 雪崩こみます。結婚式を仕切る白いひげのじいさんとばあさんが本読 み漫才?ばあさんは何やらうまいらしく客席から笑いが多く出てい ました。 そして新婚初夜に!おねえさんが一緒に寝ようと誘ってもおいてけぼ り。男装の麗人は当然どーしよーもないので寝てしまいます。揺らし ても、鼻くすぐっても服を頭からかぶって寝ているばかり。男装の麗 人の靴が抜けてなんとシークレットブーツであることがわかり、男で はないのではないかと疑われちゃいます。 外は暗闇で(舞台は明るい)で皆手探り。このあたりは歌舞伎で言う だんまりですね。暗闇のどさくさに紛れて、最初の男二人組のひとり、 本当の男と入れ替わってしまいます。おねえさんは男でないと疑い、 いろいろテストしますが正真正銘の男!なんとこの男、男装の麗人の お兄さんだったのですね。生き別れになっていた兄妹が会う事ができ、 なりゆきでお兄さんは強盗のおねえさんと結婚、めでたしめでたし。。 と、いう筋書きではないかと言葉がわからない私は想像したのでした。 私の想像通りであればけっこう良く出来たシチュエーションコメディ になっていると思います。言葉がわからなくても見てるだけでこれだ け楽しめたのですから、わかればもっと楽しかったろうなあ。
題名:TURANDOT
日時:2004年3月17日19:30-21:55 劇場:保利劇院(Poly Theater, Beijing) 料金:120元(約1700円) 座席:2階9列2番(2階3列目通路の後ろ) 劇団:中国京劇院(National Peking Opera Theatre of China) 脚本:Kong Yuan, Wu Jiang 演出:Cao Qijing 作曲:Zhu Shaoyu 振付:Wu Bei 舞台装置:Gao Guangjian 照明:Hu Yaohui 衣装:Wang Yue, Peng Dinghuang 出演: Turandot(皇女) Deng Min Calaf(モンゴル王子) Huang Bingqiang Timur(モンゴル王) Wei Jijun The Emperor Zhang Liaxiang Lu Ling(乳母) Bi Yang Li(宮廷役人) Huang Zhansheng Qian(宮廷役人) 石山雄太 Wang(宮廷役人) Zhang Sen 当日購入、これが一番安い席です。2階席最前列センターは7列目に なります。両サイドだけ張り出しがありそちらには1-6列がある模様。 今回は若い軍人さんたちの団体鑑賞あり。おそろいの緑色の軍服を着て 2階席後方に固まって座ってました。高校生くらいに見えたんだけど皆何歳 なんだろう?この団体を入れても2階席は3割程度の入り。1階席も同様です。 平日だと集客力は落ちますね。 この席からでも視界は悪くありません。前の人の頭上から舞台前方まで 見ることができます。これだけ遠くだと舞台と字幕を顔を動かさずに みることができます。でも左に寄りすぎてるから舞台と字幕をずっと 一緒にというわけにはいかないんだよなあ。 さすがに二度目だと余裕が出てゆっくり字幕を読むことができます(^^;) モンゴルから皇帝に女を貢いだとか伏線がちゃんと前の方で張られて いるのですね。貢がれた女は前の男を懐かしがっているし。。姫をえさに した三つの謎は帝国の安定を目的としてます。貧乏人になど姫をやれません。 三つの謎を解いた王子に対して皇帝が「金をやるから帰れ」といっている状況で、 姫は結婚するために「そのまま帰すと皇帝の名折れになるから私と戦わせま しょう、私が勝ったら首を取りましょう、負けたら結婚します」。戦いは出来 レースだったのですね(^^;) そりゃ戦いが愛撫になるわけだ。愛撫のシーンでは 場内どっと沸いてました。では結婚させてやろうということになるのですが、 それは紫禁城という檻の中でのこと、外に出てふたりで暮らしたい王子は、 自分の名前を謎として出して解けなかったら姫をさらっていこう、というわけです。 でもって、息子夫婦びんぼ暮らしをするのを阻止しようとするのがお父ちゃん。 でもこれが墓穴掘った形になっちゃうと。英語字幕から私が理解できた 情報なので、中国語で聞いていればもっとつじつまがあった話でしょう。 それにしても最後はやっぱり兄妹の結婚なの? 今回と前回で一番違った点は客席の反応が良いことでした。良いシーンに なると拍手!!そしてざわざわざわ。実はざわざわはずっと聞こえてました。(^^;) でも小さなホワイトノイズといった感じであまり気になりません。見得をぴしっと 決めたところではざわざわは大きくなってました。 王子に対する拍手もなんだかやたらおおい。「真の男は後悔しないものだ!」 という見得のシーンでは軍人さんの女性たちから一段大きな拍手、やっぱり このひとマチネアイドル? 主役以外ではやはり皇帝、モンゴル王、乳母がすばらしい声。独唱のシーンでは ショーストップでした。モンゴル王のキャラがちょっとやんちゃでなかなかいい。 戦闘のシーンでは、王子の槍をつかんだ姫がその槍を中心にスピンしながら 王子の周りを一回転、槍をバトンのように回転させながら投げ上げてのピルエット、 が見ものでした。姫の運動能力も相当なものなのでしょう。 観劇二度目となると、メロディは耳優しいポップソングでちょっと甘めかな?と 感じないではありません。でも物語自体がべたべたに甘い恋愛物語となっている (最後に王と乳母の後追い心中あるけど)のでまあこんなものでしょう。 大道具をもうちょい見栄えのするものにすれば外国ツアーいけるかも。 |
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