今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:NIPPON文学シリーズ「KAAT式らくごの会 ~文学しばり~」 日時:2013年1月30日19:00-21:20(仲入りあり、アフタートークまで) 劇場:KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ 料金: 座席:最後列センター 番組: さん坊 つる 喬太郎 小泉八雲作 梅津忠兵衛 吉坊 川上弘美作 花野 仲入り 吉坊 厄払い 喬太郎 小泉八雲作 雉政談 喬太郎・吉坊 トーク 売り切れのはずが空席が。。 梅津忠兵衛は力自慢で、真面目な若侍。 忠兵衛が夜、山道を下っていると女の姿、こんな時間に女1人で立っているのはおかしい。 狐狸妖怪と無視して通り過ぎようとするが、名前を呼ばれて、子供を預かってほしいと言われて 渡される。人のよい忠兵衛がその頼みを聞いてまっていると子供がどんどん重くなり、、、 もちきれないときに南無阿弥陀仏を3回。。 重くなっていくとき、顔真っ赤、本当に重そう。。 花野は死んだ人が生きている人に会いにくる話。死んだおじさんがときどき現れて会話を 交わす場面が展開します。嘘をいうとあの世に戻る、どんどん気になることが減ってきて、、 また会おう、でいなくなって下げ。沈黙が長い一人芝居のような物語。 雉政談は雉政談とかけひきをあわせたもの。 嫁の夢に出て知らせてきた父親の生まれ変わりの雉の首を締めてしまう男、嫁が 愛想をつかし逃げ、男の悪事が露呈。斬首が決まり、七代目まで呪うと叫ぶ。 奉行がお前の生首が石に噛み付いたら信じようという。男の念は噛み付くことに 使われたので呪いを避けた。後程アフタートークで言ってましたが、後味を 悪くつくったということで見事な出来栄え。 アフタートークはおもしろかったのですが、メモがいろいろまざってしまった。 誰が話していたのかわからない(汗)ここから先はアフタートーク。 原作の本をひたすら読んでいた。台本を作らなかった 新作をやるときに台本つくらない。なんどもやってくうちに練っていく。 最初は台本作っていた。かくことでロスがでる。 書き込むと細かいどうでもよいギャグを作っていく。 円丈師匠はPCで書けと言っていた。 自分の文字で書くとおもしろいと思ってしまうから、原作は客観的なPCでかけ。 雉+駆け引きという話をくっつけたが、あの百姓はそんなに悪くない 八雲やる段階で、首が落ちて動く話をすごく覚えていた。 それでやりたかった。みたら短い。話にするときはそこにいたるストーリーが必要。 雉は、おとうさんよ、ぐきって救いないだろう!夜はいやな気持ちで皆を帰したかった。 梅津忠兵衛 の方が氏神がでてくる。仏がでてくる。 ウルトラマンエースにウルトラ兄弟が助けにくる感じ。 こういう噺を最後にやって気持ちよくかえってもらうとためにならない。 頭と終わりが決まらないと構想がきまらないのだと長くなやまれていた? はいりがあれば人物が登場して動いてくれるかな。落語として落ちがあれば楽。 原作者もいらっしゃれば許諾を得なくてはならない、普段の落語より縛りがきつい。 原作をなるべく自分の体にいれておこう。変に外にはでないだろう 自分でも思いもよらぬせりふいうことがある。いいときと収拾がつかないことがあるが。。 やりこんでいくとどんどんかわっていくであろう。 次どこでやるんだろう?つぎやるときは全く違うかもしれない。今回のが原作に 一番ちかい、伝えたかった世界がちょっとでも伝わっていればなあ。 この博打みたいな会、お金をはらってきていただいて物が投げられることもなく。。 芸能というのはうまくいかないこともある。実験的な催しがつよい 今回はものがうまれたところをみてもらった。落語は我々とお客様で育てていくもの。 落語という形式の芸能ととらえていただいたときに、こういうことができるのだなという 発見があった。 PR 題名:ウェルテルの恋 ~原作:ゲーテ 若きウェルテルの悩み~ 劇場:赤坂ACTシアター 日時:2013年1月26日13:30-16:00(途中休憩あり) 料金:9800円(招待券でみました) 座席:1階P列23番 ストーリー: 「運命的な愛。その衝動がある男を突き動かす」 ある舞踏会でウェルテルは美しき女性、ロッテに出会う。彼女の黒い瞳に運命的な愛を感じたウェルテルは、一晩をかけて彼女の絵を描き、ロッテに婚約者がいる事を知っていながらも、その絵を渡す。 「愛とは何なのか?冷たい雨が胸に降るだけ」 そんな折、旅に出ていたロッテの婚約者アルベルトが帰国。彼との再会に感情露わに喜ぶロッテを見たウェルテルは大きな絶望を味わい、旅に出る。しかしウェルテルのロッテへの愛の感情は静まるどころか、抑えきれないほど大きく膨らんでいく。 「深い哀しみ、そして心の闇。絶望の果てにあるものは何なのか」 再び、深い悲しみの淵に落ちたウェルテル。そんな中、親しい友人であり良き理解者であったカインズが、愛憎関係のもつれで殺人を犯してしまう。もはや抜けどころのない絶望に苦しむウェルテルは、遂にある行動に出る……。 ------------------------------------------ 主演の方々はかっこいいのですが、どうにもうまく物語にはいりこめませんでした。 ウェルテルは他人の婚約者に横恋慕した勘違いさんで、ストーカー行為を繰り返す という内容。俳優さんたちの甘い歌声を楽しむ舞台ですね。 題名:志の輔らくご in PARCO 2013 劇場:パルコ劇場 日時:2013年1月22日18:30-21:30(仲入あり) 料金:6000円 座席:M列21番(ほぼ最後列) 番組: 「親の顔」立川志の輔 「質屋暦」立川志の輔 仲入り 「百年目」立川志の輔 「親の顔」は初めて聞きました。 息子の試験成績が不良で学校に呼ばれた親子と先生との面談。 気楽に笑える噺でした。 「質屋暦」 質屋歴も初めて。 マヤ歴の終焉予言よりもっとすごいことが起きた日本の暦改正。 太陰太陽歴から太陽暦へ暦がかわって12月と閏月がなくなってしまった時のドタバタを、 質屋との問答で面白おかしく。質入れの契約が月単位でなっているため恐ろしいことが。。 「百年目」 檀那と番頭の会話の間合いが絶妙。志の輔の世界に持っていかれました。 ハノイに常設のサーカスがあると聞きつけ、見てみたいと思った。 そこでWebサイトを検索し住所まで突き止めた。日航ホテルの目前で、公園の中! しかしスケジュールがわからない。宿泊したホテルのコンセルジュにお願いして 何度か電話をかけれど全然繋がらない Orz そこでとにかく現地に行ってみることにした。冒頭の写真は昼のサーカス劇場の様子。 劇場入り口らしき外側には次のようなイラストもあった。 劇場敷地内には次の彫刻が飾られていた。 人民芸術家 Ta Duy Hien 像らしい。 Ta Duy Hien さんはベトナムサーカスの祖なのね。 http://vi.wikipedia.org/wiki/T%E1%BA%A1_Duy_Hi%E1%BB%83n だが劇場は生きている風情も見られない。劇場併設らしきレストランだけ営業されて いたのだが、そこらへんのスタッフにはなしかけてもどうもうまく話が通じない。 まあ私がベトナム語話せないのがいけないのですが。。 ホテルに戻ってダメもとでWebサイトのはしっこに見つけたメールアドレスにメールしてみたら 返事が返ってきた! -------------------- Dear Sir and Madam, Thank you so much for your interest in our Circus programme. We have every night show. it starts at 20pm on the Third, the Fourth, and The Fifth January. The price is 150.000VND for each person 120.000 VND for each person. The children under 3 is free. I hope you will have a good time in Hanoi. All the best to you and your dear. Sincerely Director's assistant ------------------ どうもありがとう!ということで3日の夜にGO! この夜は劇場生きてました! 劇場手前のチケットブースでチケットを購入、ひとり15万ドン。 チケットブースは向かって左側の小さな小屋。 どうやら座席指定らしい。記号をついたチケットをゲット。 劇場入り口に入ると両側がサーカスの写真。 昨年にこちらで開催されたサーカスフェスティバルの際の写真のようだ。 そして客席入口からはいると、、 開演20分前なのにまだ何やら準備をしているのです。大丈夫? 客入れに何かをするという発想はないみたい。 この日はビデオ撮影かTV中継があるようで、たくさんのカメラがはいっておりました。 予定時刻から15分おして暗くなって開演!客はだいたい4割程度かなあ。 ちょっとさびしい、でも子供たちの声は大きい。 題名:Hanoi Central Circus 劇場:Hanoi Central Circus(67 Tran Nhan Tong, Hai Bà Trưng, Hanoi) 日時:2013年1月3日20:15-22:30 料金:15万ドン(約700円) 座席:D列6番(4列目、正面から3席右) Web:http://www.vietnamcircus.com/default.aspx 番組: オープニング ティッシュー(男女ペア) Hand to Hand (男3人組) ボールジャグリング クラウン(水入り茶碗演奏とタップ) ロシアンバー 犬の曲芸 軟体 綱渡り(男女ペア) 熊の曲芸 チャイニーズポール クラウン(演奏すると犬が楽譜をくわえて、、) くわえばち フープ 梯子バランス(男女ペア) 猿の曲芸 開演30分前にはほとんど人がいません。 物販はポップコーンとソーダなど食べ物のみ。 プログラムとかDVDとか道具とか売ればいいのにー。 この劇場は公園に隣接(公園内?)している常設のもので、 入口をはいってまっすぐいくと劇場客席となります。 オープニングは出演者全員の顔見世、なんだか楽しくなりそう。 番組の最初は男女ペアによるティッシュー。 ほとんどすべての番組が5-6分程度の短いものとなっており、 子供たちを飽きさせないようにしているみたい。 二つ目のHand to Hand は小さなテーブル上での男3人組。 当初はなんだかぬるい振付だなーと思っていたら、二人を同時に 抱え上げる技がいくつも、、これでみんな同じような体の大きさ だから凄い。すごいのかぬるいのか悩んじゃうような演技でしたよ。 ボールジャグリングは3つから7つまで、ドラリオンの音楽を使い ビクトルキーさんを彷彿とさせる演技。 クラウンは笑いを取るというより、真向からの芸、タップダンスと 茶碗によるメロディでした。これがかなり上手。 ロシアンバーは棒1本でジャンパーひとり、きれいなおねえさんが くるくると飛んでは見得を切る! 犬の曲芸は定番のような出し物ですがやっぱりかわいい。 軟体のおねえさん、一見ふつうのスタイルなのにぐねぐねと。 最後は口で全身を支えて、逆エビで足の指で弓を引いて バルーンを射抜きました。かっこいいです! そこで暗転して綱渡りの装置を設置、男女ペアで飛んだりはねたり。 しかしなぜアメリカインディアンの演出?一つの綱の上に二人が 並んで同時に綱渡りをするのは初めて見ました。地味だけど難易度高そう。 次は熊の曲芸。この熊、いつも曲芸で見る熊とは種類が違うようです。 マレー熊??見事にバランスや自転車乗りなどの曲芸を決めていました。 チャイニーズポールは6人で、ポール間の飛び移りを含めてぴしっと決めてました。 次のクラウンは今度は笑いを取るパターン、バイオリンを演奏しよ うとすると犬が楽譜をくわえて後ろへダッシュ!それを繰り返し、 犬が見事。そしてバイオリンの演奏が始まるとバイオリンがふたつ に割れて中から砂が。。。 次はくわえ撥、くわえ撥と書いてしまいましたが、くわえていたのはナイフ、 その先でいろんなものをバランスするのです。 この番組が今回のショーの中で一番すごかった。 まずは五階茶碗のようなグラスの積み重ね。 次は大きな瓶を蹴り上げてキャッチ、まるで土瓶の曲のよう。 そして梯子を使って頭上のブランコに上ると、ブランコから足でぶら下がる形 にしてそれでもナイフの上でバランス! そして最後はナイフの上でバランスしながら、ブランコを大きく揺らしていくのでした。 いやーびっくりです。 フープのおねえさん美人! 梯子バランスは梯子をバランスして上に載ってそこでの曲芸、男の上で女がまたバランス。 最後は頭の上に立ってリングのファウンテン。 トリは猿回し、竹馬や自転車、重量挙げを見事に乗りこなしていました。 ベトナムで常設劇場ということで、場末感あふれるステージを 期待していったのですが、動物の曲芸にアクロバットにジャグリング ときわめて真っ当な出来でびっくりしました。これで700円は安い! 週末のみの上演のようなので、ハノイに来られる方でスケジュール があう方は是非ご覧ください! 題名:『「同胞」神聖の言葉』と銘打った水上人形劇 劇場:タンロン水上人形劇場 日時:2013年1月1日15:35-16:25 料金:1万ドン(約450円) 座席:G-7(劇場真ん中) 制作:Hoang Tuan, Dang TIen 監督:Hoang Tuan 人形の造形と設計:Chu Luong 作曲:Dang Huu Phuc 舞踊振付:Khanh Toan 番組: 1.民族楽器の合唱 2.演目「同胞」・ベトナム人の始まりに関する伝説のひとつによりますと、龍の王様 Lac Long Quan は山の女王 Au Co と結婚して、100人の息子をもうけました。 3.労働、農業生産、戦争(魚釣り、トラとの戦い、野良仕事) 4.横笛を吹きながら踊る 横笛と菅笠はベトナム北部山岳地帯にある各少数民族の精神生活にとって欠かせないものです。特に定期市場や村の祭りなどに、男女は横笛と菅笠を使って愛の言葉を交わします 5.扇子踊り 6.宮廷舞踊(Luc cung hoa dang) もともと仏教の舞踊ですが仁愛がしみこまれ日常生活と近いものです。この舞踊はインドから生まれベトナムに取り入れられてから、グェン王朝時代(19世紀のミンマン王)に改編され、宮廷舞踊となりました 7.テーグェン(Tay Nguyen)の舞踊 テーグェンは中具高原地帯にある各省を呼ぶ名前です。テーグェン地方のドラ演奏はユネスコ国連教育科学期間により世界無形文化遺産として認定されました 8。チャム族の舞踊 チャム族の文化はベトナムに取り入れられたインド文化が地方化されることを示しています。 9.「国の祭日」という踊り 10.各民族の大団結 タンロン水上劇場は池袋芸術劇場での引っ越し公演を見たことがあり、 今回は本拠地での鑑賞となりました。 元日の午前中に窓口に行ってチケットを購入しました。 クレジットカード使えず。10万ドン=5USDというレートでUSDが使えましたよ。 3時半の回に来たときは本日は21時の回以外はすべてSOLDOUT 翌日以降もかなりSOLDOUTになっていました。さすが正月! 劇場はさほど大きくなく、うっかりすると見逃してしまいそう。 観客は中国人、ロシア人、日本人という感じでしょうか、顔つきだけでは なかなか区別がつかないもので。。。 オープニングは5分押しで始まりました。 きれいなおねえさんが前面に立って合奏です。かわいい!と思っていたら 次以降はおばさんが前にたっての解説でした。まるで看板のピンのような。。 劇場舞台はもちろんプール。そして人形が出るオープニングシーンは上から 本水がざあざあ流れて龍と鳥との大スペクタクル、そこで大きな卵が割れて ベトナム人が多数でてきたのでした。 今回は扇の踊りやテーグェンの踊りとか、池袋やホーチミンで見ることができ なかったパターンがいろいろ見れてなかなか興味深かった。 番組が変わるたびにベトナム語で解説が入り、その後ろに英語でテロップが はいりました。インドとのつながりを強調していたように見えたのはなかなかお もしろいというか、タイの方が近いのでは?というものもインドとなってましたね。 本場のハノイで見れたのはうれしいステージでした。 これDVD売っていたら買うのになあ。パンフと人形しか売ってませんでした 人形は壊れそうでさすがに。。。 |
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