今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:狂言「寝音曲」 日時:2006年12月31日23:00-23:20 劇場:金沢市民芸術村Pit3 料金:無料 座席:最前列センター 出演: 太郎冠者:野村祐丞 主人:炭哲男 後見:鍋島憲 あらすじ:(ちらしより) 主人に、自分の前で謡いを謡うように命じられた 太郎冠者は今後、たびたび謡わさられては困ると考え、 「酒を飲まないと謡えない」と断ります。それならばと 主人は酒を飲ませますが、今度は「妻の膝枕で寝ながら でないと声がでない」と嘘を言います。どうしても謡い を聴きたい主人は自分の膝を貸すことにします。太郎冠 者は謡いはじめますが、寝ているときは謡えるのに、起 きると声がでなくなるようなふりをします。主人が何度 も起こしたり膝枕におろしたりするうちに、太郎冠者は 取り違えて起こした時に声を出してしまい。結局見破ら れてしまいます。 金沢市民芸術村10周年記念オールナイトイベントの一環です。 22時頃に会場につくとまだほとんど人がおらず、そこにいる スタッフらしき方と目があったら「狂言ですか?」と聞かれ、 「はい」と応えると「ではご案内します」。ええ、ここじゃ ないの?と思いつつ会場を出てついていくと「富山の方も こられています」。えーとえーと、よく確認したら出演者 と勘違いされたのでした。22時に出演者と待ち合わせして いたのだそうです(^^;) 炭さんと間違われたの?? 狂言の前には餅つきイベントがありました。もちろん 私も餅をつきました。ついた餅を客席後方で配っている 状況での上演開始、客席のざわつきが全然収まる気配が ありません。これは番組構成のミスでしょう。狂言の次が サクソホン四重奏、こちらを前にもってくればざわつきも おさまりやすかったでしょうに。 最初の笑いは太郎冠者が酒をせびるところ、もう一杯、もう 一杯とどちらが主人なのかわからないふてぶてしさで酌を 要求します。ちょっと情けない主人に厚顔な太郎冠者の対比が おもしろい。客席全体から笑いが起こったのがクライマックス? の、寝てると声が出るのに起きると声が出ない、、はずが何度も 寝たり起こしたりしている間に起きていて声を出すようになり、 それどころか立ちあがって謡いながら舞ってしまうという シーン。所作と声の良さの妙がなかなかよいものでした。 こういうのが無料で見られるのって金沢の良いところですよね。 2月11日にも能樂堂で無料公演があるそうです。暇があれば 見に行きたいものです。 PR |
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