今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:劇団スパイスガーデン第5回『ESP.』 日時:2012年9月22日14:00-15:45 劇場:中目黒ウッディシアター 料金:前売3500円(招待券でみました) 座席:最前列ベンチシート右より 劇団:スパイスガーデン 脚本:大歳倫弘(ヨーロッパ企画) 演出:田中聡元(ラブリーヨーヨー) 企画:森谷 雄 プロデューサー:森本友里恵 出演:栗原寛孝 松尾英太郎 山中雄輔 飯田隆裕 ウッディシアターにきたのは何年ぶりでしょうか。前回きたのは たぶん20世紀のこと。。昼間に中目黒銀座を歩くのは初めて。 地元商店街としてちゃんと生きていますね。この付近にすんだら 楽しいだろうね。ウッディシアターのすぐ近くに激安八百屋さん を見つけました。ゴーヤ4本で200円、リンゴ9個で200円。 招待券のひとたちは開演10分前になって客席に案内されました。 最終的には場内満員になっていたと思います。 最近小劇場系から足が遠のいていたので、小さな箱で役者さんと 間近で対面して見ること自体が新鮮です。 物語は大学の部室の中で語られます。 5人の定員にひとりたりなくなって部室のおいたてを食っている ESPサークル、誰もESPにまじめに取り組んでいません。 そこに隕石が落ちてきてその効果で本当にESPを持ってしまう男 達の姿を真正面からくそまじめに描いているのです。ESPの発現 自体はちゃちい表現になっていますが、ほんとにESPを持ってし まったらどうなるのか?ということがうまく描けていたような、 そして青春してますねー。かなり良くできた台本にうまく乗っか ってできた舞台だったと思います。しかも小さな劇場なので臨場 感が半端ない、汗も飛んできてたような。。。 PR 題名:Jack the Ripper 日時:2012年9月19日19:00-21:30(途中休憩あり) 劇場:青山劇場 料金:X席15000円 座席:1階XC列25番(2列目中央) プロデューサー:キム・ソンミ 演出・脚本:ワン・ヨンボム 音楽監督:イ・ソンジュン 振付:ソ・ビョング 出演: ダニエル:ソン・スンヒョン ジャック:キム・ボムレ アンダーソン:イ・ゴンミョン モンロー:イ・ヒジョン ポリー:ヤン・コンニム グロリア:J-Min 韓流ミュージカルです。 初めて見るのに良席で字幕付きで見れてラッキー♪ と思っていたのですが、オープニングから少しすると 既視感が襲ってきました。1幕なかほどではそれが確信に、、 数年前にソウルで見ていたのでした。ああ自分の記憶 が情けない Orz ジキルとハイドかと思うようなシーン多数。ダニエルと ジャックが心を交換して戦うところなど、Confrontation を彷彿とさせます。 ダニエルはイケメンだし、グロリアはかわいいし、 字幕なしで見たときはどうしてダニエルとジャックが契約 を交わしたのかわからなかったのが明瞭になってすっきり。 これだけ良い席ですから、ダンスも歌も迫力満点。 カーテンコールでは観客が総立ちでまるでコンサートの アンコールのような状況。韓流コンサートといってもいいの かもしれませんね。 題名:ミュージカル・ロマンス『ダディ・ロング・レッグズ~足ながおじさんより~』 劇場:日比谷シアタークリエ 日時:2012年9月15日13:00-15:45(途中休憩あり) 料金:9000円 座席:5列18番(5列目センターブロック右より) 音楽・作詞/ポール・ゴードン 原作/ジーン・ウェブスター 翻訳・訳詞/今井麻緒子 脚本・演出/ジョン・ケアード 出演: ジルーシャ:坂本真綾さん ジャーヴィス・ペンドルトン:井上芳雄 登場人物二人だけのミュージカルです。あまりに評判が良いので 見にきてみました。結果はとても良い! セットは書斎と窓、舞台の左後方がバンド。 ヒロインは舞台の前方で箱やスーツケースをもとに一人芝居、 ジャービスは書斎机に座って手ジルーシャからの紙を読むのです。 基本的にはすべて手紙の朗読とその感想。生き生きしたヒロイン がとても魅力的。ジャーヴィスはは最初からかなりデレてますね ダディであることを隠して本名で大学に行くところが1幕のクライ マックス。聞いていてわくわくする曲ばかり。 客席はほとんどが妙齢の女性。幕間のトイレがすごいことにな てました。 後半は彼氏と言い争いから、卒業式、そしてクライマックスへ 出会って、ヒロインが年寄りでもハゲでもないことを許すまでw 当初は歌が終了するたびに拍手が起きていましたが、後半になる と歌の後に間があっても拍手は無し。物語に皆でのめりこんでい た感じ。ダディの帽子欲しい。 久々にまた見たいと思った舞台となりました。 カーテンコールではあしなが育英会に対する寄付を募っていました。 私も募金箱へ折りたためるお金を、、 そしてうちへ帰ったのち、あしなが育英会への定期的な寄付を 始めました。 しかし、、この劇場何か変になってませんか? 客席に座ったとたんに涙がでつづけて鼻がつまる。。 最初は感動して泣いているのだと勘違い。。 題名:門仲ジャグリングナイト Vol.17 劇場:門仲天井ホール 日時:2012年9月14日 18:30-20:00 料金:招待券でみました 座席:中央まんなかあたり 出演: 目黒陽介、 コルセ、 Tiger & Dragon & Bunny、 カーキ、 矢巻菜央, Arlon Children 門仲天井ホールがクローズされるということで最終回、残念! シガーの子達はさわやかで初々しい。楽しさがあふれる感じ。 コルセは楽しい、音ピタというか音にあうパフォーマンス。 Tiger & Dragon & Bunnyがすごかったのは足技! 私は『本を読めコノヤロウ』に乱入。いやー緊張で頭真っ白ですw 語るだけなら大丈夫と思っていたのにダメなもんですねえ。 ぐだぐだになってしまいましたが、観客の皆さんの温かい眼差しに 救われました。 最後の目黒さんがアーティスティックでかっこよかった。 題名:ジャンク・オペラ『ショックヘッド・ピーター ~よいこのえほん~』 日時:2012年9月5日18:30-20:10 劇場:東京芸術劇場シアターイースト 料金:4000円 座席:最前列左端 劇団:劇団オルケーニ(ハンガリー) 作:ジュリアン・クラウチ/フィリム・マクダーモット/タイガー・リリーズ(音楽) ハンガリー語版翻案:パルティ・ナジュ・ラヨシュ ハンガリー語版演出:アシェル・タマーシュ 解説: 泣く子もよろこぶ?!コワかわいさ! シュールなブラック・ユーモア満載のミュージカルが、東欧ハン ガリーから芸劇へ!例年7月~8月にかけて、日本各地を巡回する 形で実施してきたTACT/FESTIVAL。今年は芸劇リニューアル・オー プンに合わせ、野田秀樹芸術監督が親子で楽しめる作品をセレク トしたスペシャル・バージョンとして開催します。 「ショックヘッド・ピーター~よいこのえほん~」は、イギリス で1998年にUKパンクバンド「タイガー・リリーズ」等が初演し世 界ツアーで大ヒットしたミュージカル「Shockheaded Peter(ショッ クヘッド・ピーター)」を、2009年、劇団オルケーニが大胆にハン ガリー語バージョンにアレンジした意欲作! 原作はドイツの精神分析医ハインリヒ・ホフマンが1845年に発表 した世界的ベストセラー絵本「もじゃもじゃペーター」。主人公 たちが悪い行いを改めないせいで、悲惨な目に遭うというブラッ クな寓話が満載のこの絵本は、"怖いけどやみつき"になってしま う強烈なインパクトで世界中のこどもを魅了(?!)し続けてい ます。ハンガリー語バージョンの舞台をひっさげて、芸劇が注目 する気鋭の劇団がいよいよ初来日します! ※ハンガリー語上演・日本語字幕つき ------------------------------- これは凄い舞台です。 両サイドに字幕、ピアノ、アコーディオン、ドラム、ベースの生演奏つき の肉声ミュージカルです。 羊を見たのちにこれ!座席はとにかく舞台に近くと選んでみたのですが 舞台が高く設置されており、もうちょっと後ろのほうが見やすかったかな。 原作はドイツの精神分析医が息子のために書いた絵本。 舞台はオムニバス形式で、全てのエピソードは主人公の子供が悪癖を やめないために徹底的にひどい目にあうという物語。全ての結末は めちゃくちゃ残酷で救いようがありません。 狂言回しの博士が出てきて、色々な子供(と両親)の話が語られます。 博士は私の目の前にずっと座っていました。 子供は男女を入れ替えて演じており、夫婦も両方男性が演じていました。 これにより毒を薄め、ファンタジーであることを強調しているのでしょう。 小道具や衣装もパステルカラーでかわいらしい。そしてそこで惨劇。 この雰囲気と内容の落差が非常に大きい。 この作品を普通に演じているのを見たら、子供たちはトラウマになるかも。 最初はいいがかりで、頭の皮と鼻をもいじゃった。次はスープを断る拒食 症、みるみるやせ細って、、。夢見がちな子供で気がつくとおぼれていた。 鞭打ちの乱暴もので犬に返り討ちにあった、マッチが好きで自分を燃や しちゃって残るは歯の矯正具。うさぎをハンティングにいって返り討ちに あう、指しゃぶっているのを止めないでいたら指切り人に指をすっぱり。 大雨の日に傘をさしたら遊んでいたら飛んでいってしまった。。 そして両親は、「子供をまた作ろう」 いずれもどぎつい救いようがない落ちなのにからっとしていて嫌味が ありません。でも小さなお子さまにはつらいかもなあ。 これは両親と子供を表現しているだけではなく、国家と国民の関係をも 暗喩しているのかもしれません。言うことをきかないと指きっちゃうぞ! ということがありうる? |
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