今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:さらば八月のうた 日時:2010年8月11日14:00-16:45(途中休憩あり) 劇場:紀伊國屋ホール 料金:5500円 座席:H列5番(7列目左通路外側) 劇団:劇団M.O.P. 出演: 神崎カオル(キムラ緑子)、柴田睦朗(小市慢太郎) 三上市朗、小市慢太郎、林英世、酒井高陽、 木下政治、奥田達士、マキノノゾミ、勝平ともこ 白木三保、岡村宏懇、友久航、塩湯真弓、 永滝元太郎、美輝明希、塩釜明子、神農直隆 浅野 雅博(文学座) 作・演出:マキノノゾミ 舞台美術:奥村泰彦 音楽:川崎晴美 音楽製作:鈴木ひさし 照明:大川貴啓 音響:堂岡俊弘 衣裳:三大寺志保美 ヘアメイク:武井優子 舞台監督:橋本律子 藤吉成三 宣伝デザイン:鳥井和昌 宣伝写真:林建次 制作:橋本香苗 制作助手:奥井美樹 制作協力:加藤昌史(ネビュラプロジェクト)、山中歌子(ネビュラプロジェクト) 平日昼間公演ということでチケットは大丈夫だろうと開演20分前にいったら、 なんとキャンセル待ち5番!でもキャンセルがでて無事みることができまし たよ。20分前にはいってここなら問題なし。客席には記録用のカメラが5台 はいっていました。開演前はマキノノゾミによるDJが流れていました。 オープニングはラジオのDJ。 展開される場面は2つだけ、照明を使ってひとつの大道具を使い回しています。 1つはDJを行っているラジオのスタジオ。 パーソナリティーの神崎カオルは、 金沢 の特養で働いているリスナーの葉書を読み上げます。特養にいる老人のために題名 のわからないある歌を、ラジオで流してやってほしいとリクエストされます。カオル はどこかでよく聞いたことがあったと思うのですが、 周りの人間は誰も知りません。 26年間続けた自分の番組が終わることになった時、 最後にその歌を捜し出してラジ オに流そうと思い立ちます。ラジオの相方の柴田も一緒に探し始めました。 ラジオのリクエストは、スパイダースの夕日が泣いている、懐かしい。。 もう1つの舞台が「寒川丸」という船の甲板。 この船は、太平洋を就航したり、戦 時中慰問団を戦地に運んだり、 戦後引き上げ船に使われていたのですが、今は横浜 港に係留されて幾年月。そこで今と過去が交互に現れます。物語は基本的にこの寒 川丸船上ですすみます。甲板から見える操舵室の窓に年号が表示されて場面の移 り変わりを示します。 最初が2009年、2005、1976、2010、1960、1990、といろいろな人の物語が交差。 DJの過去もほんのり。1932年から2010年までのエピソードが、 一見 ランダムに展開されていくのです。 ある時はふられたばかりの男とふられたばかりの女が出逢い、 いつしか意気投合し 映画を観に行くことになり、ある時は内地に残した恋人の心変わりを嘆く水兵が、 海に身を投げようとするも、同じく死のうとする女を止めて、自身も生きていくこと にしたり、 そのふたりが夫婦漫才をはじめたり、ある時は、引き上げ船に乗り合わ せた傷病兵と看護婦、慰問から帰国する芸人が死を目前にして心を通わせたり、 あ る時は、戦後、年に一度会う仲間同士の最後の4人のうちの1人が逝った その日だっ たり… いくつもの錯綜するシーンに、かすかに共通するのはその「謎の歌」 、いくつかの シーンを重ねていくと、歌ができたきっかけ、 愛唱されはじめたワケ、しかしレ コードにならなかったワケ、 それなのに柴田には調べがついたワケ、 そして神崎 が聞いたことがあったワケ? いくつもが重なって、おぼろに謎の歌の全貌が見え てきて、 ラストシーン後で流れるナレーションで話がすべて繋がって大団円。 26年間続いたラジオ番組が終演を迎えるという内容で、気持ちは劇団の解散と リンクしていきます。26年間でこれで最後ということを重ね合わせたまあご都合 主義的ストーリーなのですが、それでも泣かせます 芸達者なかたがたばかり、ほんのりノスタルジー。 でも紀ノ国屋ホールの椅子でこの長さはつらい。。 カーテンコールはは劇団員全員でのコンサートでした。 PR 題名:Cyrano de Bergerac(シラノ・ド・ベルジュラック) 日時:2010年8月6日19:00-22:00(途中休憩あり) 劇場:SUOMENLINNAN KESAETEATTERI(Suomenlinna島内Summer Theater)(HEL) 料金:30EUR(約3500円) 座席:右側2列目中央より(自由席) 出演:(日替わりキャスト写真参照) チケットはWebサイト以外ではヘルシンキ中央にあるマーケット広場のフェリーチケット売 り場で17:00-18:30の間売られています。私は当日の17時にこの売り場で購入、クレジッ トカードが使えました。オフライン処理なのね 劇場があるSuomenlinna島はマーケット広場からフェリーに乗って15分で到着します。公 共フェリーと私設フェリーは料金がかなり異なるので注意。もっとも高い私設フェリーに乗 れば劇場の目と鼻の先に着きます。 私は劇場に開演1時間前に到着。そのころにはひとはいませんでした。ほんとにここなの? とちょっとドキドキ。劇場前のカフェで飲んでる方々が数人いるだけ。 20分経っても人が来る気配がなく、ひょっとしたらキャストの人数>客?と思いかけました。 開演30分前を過ぎるとぼちぼち人が来はじめて、ちょっとほっとしましたよ。 最終的には9割程度の入りになっていたと思います。 開演15分前から前説が始まりました。客入れを始める前に劇場の上に立って、待っている 客に対して演説!まずは拍手の練習、それから避難路、トイレはあっち、カフェはこちら、 と言っていたようです。もちろん全てフィンランド語なので全然わかりません。カフェで買っ たビールを持ち込めるのだと前説を聞いて勘違いしてしまいましたよ。どうやらカフェエリ アというのがあってそこから外へはアルコールは持ち出してはいけない模様。幕間にシー ドルを買ったところ、劇場内に持ち込めないぞ、と英語で念押しされてしまいました。 さて開場、劇場はレンガ造りの建物の中庭を利用したものでした。 元々が要塞なので、いろんなアイテムが劇場の中に。。。 舞台は三角形で、客席は三角形の2辺から長方形に伸びていました。2方向に客席がある感 じです。劇場全体は仮設の天井を作って*暗く*しています。終演時の22時にようやく日が暮 れるのでした。入場のお出迎えもあり。 19時になってぴしっと扉をしめて劇をはじめました。いやー時間に厳しい。 オープニングでは下僕がシャンデリアに火をつけて天井につるし上げました。これってオペ ラ座の怪人じゃないよね(^^;) 舞台の奥は2階建てになっており、2階は劇中劇をできる形の引き幕。劇を観に人々が集 まるというところから物語がはじまりました。でもそれからが長い、シラノが出てくるまでに 30分Orz シラノはもちろん鼻がながーーい以外は弁がたって剣の腕がすばらしくてかっこいい! 舞台奥の上の段をバルコニーと見立てて下からシラノが想いのたけを語るところではほろ りと涙が。ロクサーヌが好きになる優男も見事にダメなイケメンという風情を醸し出しています。 幕間になったとき、20時をはるかにすぎていますが、まだまだ昼の日差し。その中でビール 飲んだりしてご機嫌。 2幕目は大砲の間で兵隊たちがごろ寝しているところから始まりました。 舞台は実はこれまた劇中劇の構造を持っており、ときおり監督らしき人が出てきてシラノに 演技をつけていました。芝居の階層は三段でOK? クライマックスで怪我をおしてシラノは姫に会いに来ます。 そして座って語っているうちに、正体がばれる、のですがどういうきっかけでばれたのか会 話の中だけだったのでタイミングがつかめませんでした。ライティング等で何か演出してほ しいよなあ。客席からはすすり泣きの声。。 まあ言葉がわかれば問題ないのでしょうが、ちょっとはぐらかされた気分でエンディング。 終演時には日がくれかけていました。ヘルシンキは日が暮れるのが早いという印象、、 てもう22時なんですけどね。 派手な立ち回り、きれいな姫、風変わりな劇場で島のよい雰囲気となかなかいい感じでしたよ。 題名:ShakeThat! 日時:2010年7月28日15:00-16:00 劇場:EJC2010 Arena 裏手特設会場 料金:EJC2010参加費に含まれる 座席:中央2列目道路上 会場は体育館裏手につくられた特設ステージ、その向かい側は芝生の坂になっています。 すごく強い日差しで、ぎりぎり体育館の影にはいっていた私も10分後には炎天下に(涙) 皆さん直射日光ものともせずにぎっしり。 客いじりを含めてすこしおしてはじまりました。オープニングはもちろんシェイク。 ばりばり投げるだけではなく、NANTAのようなコミカルなマイムによる味付けと、つくったカクテル による客いじりが特徴ですね。かなり笑えます。最初のカクテルは客席オーディションで10EURの値がつきましたよ。 おおげさなギミックも登場。 氷をびゅーんととばしてでかいカクテルグラスにいれるのですが、なんども失敗。 そして最後にはたおれちゃった(汗) 最後は全員でシェイクしてきめ! とても楽しい1時間でしたよ。 ----------公式Webの説明---- Special Show: ShakeThat! (EJCLive!) When:28 Wed 15:00 Category:Official Shows Description ShakeThat ShakeThat! ShakeThat is very pleased to invite everyone in front of the bar, where five barmen will serve the best cocktails they ever made. Come, and be surprised. Come and enjoy, come and taste… You are very, very welcome !!! With a sparkling mixture of juggling, humor, magic, interaction with the public and exquisite cocktails, ShakeThat takes the audience into their world of “Juggling and comedy on the rocks”. 題名:見世物 日時:2010年7月16日20時10分あたりから20分間 劇場:靖国神社境内特設テント 料金:大人600円 番組: 奇術:摩訶ダミアン 空中回転少女:A-GEHA 謎のコレクター:銀子 蛇女:小雪太夫 おばけやしきの隣で上演しておりました。入り口前に長蛇の列。 出演していないキャストは表に出て顔をさらしています。 みんなびじーん。 小屋の前で15分くらい並んで入場、4つの番組をエンドレスでつないで やっているので適当なタイミングではいって適当なタイミングで出るという 形です。もちろん全員立ち見。 小屋の前にはあやしげな絵がたくさん、こういう絵が昔の見世物には つきものだったのですね。レトロな風情がわくわく感をより高めます。 ここが入り口、ここから先は撮影禁止です。 私が中にはいれたときはちょうど奇術の真っ最中でした。白紙の本に絵がはいったり、 どこからともなくハトが出てきたり。。 2番目は上からたらした布に絡み付いての曲芸、いわゆるティッシューというやつです。 フープも天井近くにとめてあったので、ティッシューにたら一人ブランコするのかも しれません。このひとかなりきれい。 次は謎のコレクター、えーとどういう芸ですか?透明な箱の中にさそりを入れて舞台 にもちこみ、客に見せました。箱を長い棒でつるして客の頭上を経由させてよくみせ ます。次には箱からだして自分の太ももにおいたり、指でふりまわしたり。この方もきれい。 そして最後はおまちかね蛇女の小雪さん、この方が一番若い! まずはチェーンネックレスを鼻からいれて口にだす!! ぶるんぶるん振り回す。そのうえそのチェーンを使って水のはいったバケツを持ち上げる! いやーすごい鼻力です。 最後はお待ちかね、蛇女!真っ赤な襦袢を着て、生きた蛇を食べます!!細長い蛇の胴体を食いちぎったかと思ったら胴の 方からちゅうちゅう生き血をすっていました。かなーり壮絶な光景。これで演者が若くて かわいいのですから、日本の見世物業界もまだまだ大丈夫!? おなかいっぱいででてきましたよ。 題名:おばけやしき 日時:2010年7月16日19時45分ごろから10分程度 会場:靖国神社境内特設テント 料金:大人500円 靖国神社みたままつりでの上演。みたままつりはめちゃくちゃな人出、そんなにメジャー なんですか? お化け屋敷はいるのって何年ぶりでしょうか? 押すな押すなの繁昌で、入り口の口上に惹かれて次々と人がはいっていきます。 はいった先は細い通路がうねうねと曲がっており、ブラックライトで照らされておりました。 そして時折おばけーがうぉーっと飛び出してくる!! 何出てきたかよくわかりません(^^;)はいっている客全員がハイテンション。 いやー手作りでアンティークですが、たのしゅうございました。 |
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