今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:Cyrano de Bergerac(シラノ・ド・ベルジュラック) 日時:2010年8月6日19:00-22:00(途中休憩あり) 劇場:SUOMENLINNAN KESAETEATTERI(Suomenlinna島内Summer Theater)(HEL) 料金:30EUR(約3500円) 座席:右側2列目中央より(自由席) 出演:(日替わりキャスト写真参照) チケットはWebサイト以外ではヘルシンキ中央にあるマーケット広場のフェリーチケット売 り場で17:00-18:30の間売られています。私は当日の17時にこの売り場で購入、クレジッ トカードが使えました。オフライン処理なのね 劇場があるSuomenlinna島はマーケット広場からフェリーに乗って15分で到着します。公 共フェリーと私設フェリーは料金がかなり異なるので注意。もっとも高い私設フェリーに乗 れば劇場の目と鼻の先に着きます。 私は劇場に開演1時間前に到着。そのころにはひとはいませんでした。ほんとにここなの? とちょっとドキドキ。劇場前のカフェで飲んでる方々が数人いるだけ。 20分経っても人が来る気配がなく、ひょっとしたらキャストの人数>客?と思いかけました。 開演30分前を過ぎるとぼちぼち人が来はじめて、ちょっとほっとしましたよ。 最終的には9割程度の入りになっていたと思います。 開演15分前から前説が始まりました。客入れを始める前に劇場の上に立って、待っている 客に対して演説!まずは拍手の練習、それから避難路、トイレはあっち、カフェはこちら、 と言っていたようです。もちろん全てフィンランド語なので全然わかりません。カフェで買っ たビールを持ち込めるのだと前説を聞いて勘違いしてしまいましたよ。どうやらカフェエリ アというのがあってそこから外へはアルコールは持ち出してはいけない模様。幕間にシー ドルを買ったところ、劇場内に持ち込めないぞ、と英語で念押しされてしまいました。 さて開場、劇場はレンガ造りの建物の中庭を利用したものでした。 元々が要塞なので、いろんなアイテムが劇場の中に。。。 舞台は三角形で、客席は三角形の2辺から長方形に伸びていました。2方向に客席がある感 じです。劇場全体は仮設の天井を作って*暗く*しています。終演時の22時にようやく日が暮 れるのでした。入場のお出迎えもあり。 19時になってぴしっと扉をしめて劇をはじめました。いやー時間に厳しい。 オープニングでは下僕がシャンデリアに火をつけて天井につるし上げました。これってオペ ラ座の怪人じゃないよね(^^;) 舞台の奥は2階建てになっており、2階は劇中劇をできる形の引き幕。劇を観に人々が集 まるというところから物語がはじまりました。でもそれからが長い、シラノが出てくるまでに 30分Orz シラノはもちろん鼻がながーーい以外は弁がたって剣の腕がすばらしくてかっこいい! 舞台奥の上の段をバルコニーと見立てて下からシラノが想いのたけを語るところではほろ りと涙が。ロクサーヌが好きになる優男も見事にダメなイケメンという風情を醸し出しています。 幕間になったとき、20時をはるかにすぎていますが、まだまだ昼の日差し。その中でビール 飲んだりしてご機嫌。 2幕目は大砲の間で兵隊たちがごろ寝しているところから始まりました。 舞台は実はこれまた劇中劇の構造を持っており、ときおり監督らしき人が出てきてシラノに 演技をつけていました。芝居の階層は三段でOK? クライマックスで怪我をおしてシラノは姫に会いに来ます。 そして座って語っているうちに、正体がばれる、のですがどういうきっかけでばれたのか会 話の中だけだったのでタイミングがつかめませんでした。ライティング等で何か演出してほ しいよなあ。客席からはすすり泣きの声。。 まあ言葉がわかれば問題ないのでしょうが、ちょっとはぐらかされた気分でエンディング。 終演時には日がくれかけていました。ヘルシンキは日が暮れるのが早いという印象、、 てもう22時なんですけどね。 派手な立ち回り、きれいな姫、風変わりな劇場で島のよい雰囲気となかなかいい感じでしたよ。 PR |
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