今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:堀の外のジャグリング第参回公演 日時:2008年6月28日14:00-16:00 劇場:深川江戸資料館小劇場(東京都江東区) 料金:事前予約2800円 座席:3列目センターブロック左端 出演: 小林智裕/SOBUKI/サリバン&NoB(ミスサリバン NoB)/ ながめくらしつ(目黒陽介 松田昇 池部淳 小春)/ on-sa(chie ハードパンチャーしんのすけ) ゲスト: 舞丸(司会・口上)(極楽興行社) 照明:寺田重男 音響:石井幸恵 舞台監督:浅井美保 制作:奥村優子 企画:ハードパンチャーしんのすけ 主催:有限会社にぢゅうまる企画 協賛:ナランハロゴジャグリングショップ ナランハ 後援:特定非営利活動法人 日本ジャグリング協会 番組: トランク Vol2 予告編上映 鶴丸 フクスケ口上と見世物 SOBUKI 「遊」 サリバン&NoB 「満ち足りた夢」 小林智裕 「LOOP」 ながめくらしつ 「ながめくらしつ」 on-sa 「summetric echo 」 9割程度の入り。この劇場の定員は300ですから、なかなかよい入りではないでしょうか。 普通の舞台より観客の平均年齢が低いですねえ。大半が大学生かそれ以下のように見えます。 まずはビデオによるトランクVol2の予告編。見にいきたいけれどいけるかなー。 開幕は舞台袖に出現したフクスケ人形(後ろに黒子)の口上で見世物小屋の気分に。 オオイタチ、カッパ、ベナ、と3連発。最後のは中国産で牛でも、豚でも、鳥でも溶かしてしまう という、、中華なべをひっくりかえしたものでした。私はこの手の脱力系見世物も好きだったり するのでOKなのですが、普通の人はどう感じたのか興味あるところです。 各々の番組前にフクスケによる演者紹介が行われました。物語の語りの途中からその人の紹介に なっているというパターンもあり。番組間にはフクスケの後ろから黒子が飛び出して、蛸女、 お手玉練習中の女の子、二口女の芸がはさまりました。ジャグリングだけではなく、こういう色物 がはさまるのは舞台構成としてはとても良いと思いますよ。いつもはジャグリングが色物なんです けどね。 さて、光る物体を操る男、とフクスケから紹介されたSOBUKIさんがトップバッター。最初は暗闇で 光るディアボロを操りました。ディアボロの軌跡が残像として残ってきれい。ただ、演者が見えない のでエレベータとかはもったいないような気が。それより軌道で何か絵を書いてほしかったですね。 明かりがついた後は、ステージから大道芸の雰囲気にスイッチして、初めての人相手に技の紹介。 マニア向けとして、ディアボロを頭上に投げ上げ、後ろに落としバウンズして股間から前方に戻っ てキャッチ!というオリジナル技を見事に一回で成功させました。長い芯のディアボロを使って独 楽のように回転させた後、芯を上から磁石でキャッチw。欲を言えば、SOBUKIさんが自ら喋るの ではなく、フクスケ口上芸とのコラボで演じてほしかったです。そうすればディアボロまで見世物 小屋の雰囲気になったでしょう。 次はサリバンさん、舞台にはクラブが5本、1本からの演技です。NoBさんはギタリスト、生演奏が つくのっていいですよね、演技に応じて調節しながら伴奏していたようです。クラブ1本ではクラブ マニピュレーション付のダンス、2本はクラブスウィンギングとマニピュレーションといった風情 なのですが、いやあきれいです。きれいな人がきれいに動くとほんとに美しい。3本ではマニアック なマニピュレーションとトス、そして最後には5カスケードまでいきました。私は2本の動きが 一番気にいりました。 LOOPは床におかれたリングとそれにあたる丸いスポットライトの周りを回り始めるところから 始まりました。リングが7枚→1枚→7枚、そして最後はオープニングと同じ形で終了。 いつもながら完成度の高い見事な動きです。 ながめくらしつは総勢4人、金管によるもの悲しい響きとともに舞台がはじまり。演技者3人で絵 になる舞台をめざしているように見えます。いたるところでなんとなーく独立に何かが起きている という状態になっていました。さすがにここに鶴丸さんがはいるのはきびしいか。 途中から伴奏はアコーディオンに変わって、バウンズするボールと音ぴたになっていたりします。 机上に登っての5バウンズ。照明を暗くしてぴんすぽを使い、舞台の端には金属製のあやしいオブジェ、 傘をさしてその上からボールをばら撒いたり、床にボールを転がしたり、単に投げたり、雰囲気を 醸し出すつくり?池部さんが頭と手にクリスタルボールを持って傘をさして舞台の下手から上手まで 歩いたり。松田さんは足の裏にボールを載せたままでんぐり返り、スタチューでいろんな場所に ボールを載せる、、すごい身体能力ですね。またトスとバウンズを交えてのジャグリングはすごく 安定感があります。ふたり並んで5バウンズと5トスの切り替え、5バウンズのパスでシンクロと アシンクロ、合計7個で3人でめまぐるしく位置を変えてのパスは非常に見ごたえがありました。 空中にあるボールはたいてい1個なので、人間が動く自由度がかなり高いのですね。 最後は4人が並んで、3人が7個でボックス(人の間のボールは交互にキャッチして投げる)ボール 見て首ふり、最後は演奏者まで首振り。一回失敗して、二度目で成功、楽しい一瞬です。 on-saの舞台には四角い金属枠がひとつ、枠の両側に立ったので鏡と見立ててミラーをするかと 思いきや、枠を押し合いしてます(^^;) 枠から乗り出してのテイクアウト、枠の上の超えるパス が見事。一人の手が空の状態から、ハンドスティック、センタースティック、ハンドスティック とパスしてしまうのは初めてみたのでびっくり、なかなかきれいなパターンです。 上下に並んでのパッシング、上へパスして上が2本使い、左右でパスして片方がデュアルプロペラ、 など技としても見ごたえ十分。途中でのChieさんのマイクパフォーマンスもメリハリがついて おもしろい。欲を言えばトリなんだからフクスケと絡んでほしかったなーと。 いやーおなかいっぱいになりました。感覚的には1時間半程度?だったのですが、気がついたら2 時間経っていたのですね。濃い内容で時間が気にならなかった舞台でしたよ。 来年も続くことを期待してます。次回はもっと大きな団体をみたいなー。 PR 題名:ラストゲーム 劇場:青山劇場 日時:2008年6月23日19:00-21:25(途中休憩あり) 料金:S席 座席:K列37番 脚本:羽原大介 演出:茅野イサム 出演:D-BOYS 柳浩太郎、城田優、和田正人、鈴木裕樹、荒木宏文、加治将樹、中川真吾、柳下大、 牧田哲也、中村昌也、三上真史、他 W-CAST B / 五十嵐隼士、瀬戸康史、碓井将大、足立理 粗筋: 戦前、早稲田大学と慶應義塾大学による早慶戦は全国を沸かせる人気であった。 しかし戦争が始まると、アメリカ生まれの「野球」は、敵国のスポーツとして政府から弾圧を受ける。 両大学の野球部員たちは「野球の灯を消さない」と必死の抵抗をするが、徴兵猶予解除が決定し 学徒出陣をすることとなってしまう。出兵を前に「最後にもう一度野球がしたい!」との熱い思いが、 様々な壁を越え、「最後の早慶戦」の実現へと実を結んでいく。 URL:http://www.d-boys.com/d-boysstage2/index.php テニプリ風早慶戦とでもいいましょうか。イケメン男性しか出ない舞台です。 客席の99%は若い女性。男子トイレには女性は入るなという張り紙がしてありました。 さぞかし男子トイレを使う女性が多かったのでしょう。 イケメン揃いにもかかわらず、舞台の上では、匍匐前進、綱のぼり、体力で見せる体育会系 の芝居でした。都の西北が泣かせます。 見方を変えれば非常に見事な戦争賛美物語ですね。文部省も神宮球場でやらせておけば より一層の教育的効果が得られたでしょうに。「野球がしたい」という心情を「野球さえ すれば、後は心おきなくお国のために尽くせる」というものに置き換えているようです。 座長?をつとめる荒木さんは理央様以上にかっこいい。瀬戸さんはほんと女の子みたい でかわいい。城田さん、すいません、私はTVを見ていてDAIKONかと思ってましたが、今回の 舞台を見て見識を改めました。いやーよくできるじゃないですかあ。 題名:TONY AWARDS 2008 日時:2008年6月15日19:10-23:00(途中休憩あり) 劇場:Radio City Music Hall 料金:204.5USD+Convinience Charge 17.0+ Order Processing Charge 3.15+ Will Call 2.5 =227.15USD 座席:1stMezz K203 出演 :司会?ウーピーゴールドバーグ ラジオシティミュージックホールへの道はさほどこんでいませんでした。 いつもより早く客入れができていた?WillCallでチケットを受け取って いるのは我々外国の客だけのようです。 ちょっとおして開始、最初にマイナーな賞の発表から。いつもは多少の映像が はいるのに今回はまったくなし。ノミネートを読み上げてすぐに受賞者の発表、 そして受賞のスピーチの繰り返しでした。発表順は、オーケストレーション、 振付、ミュージカル脚本、リバイバルプレイ作品、プレイ照明、ミュージカル 照明、プレイ衣装、ミュージカル衣装、プレイサウンドデザイン、ミュージカル サウンドデザイン、プレイシーンデザイン、ミュージカルシーンデザイン。 案の定South Pacific が強いですね。39STEPの健闘はうれしい。Passing Strange は強烈なファンもしくは関係者がいて、すごい嬌声が飛んでいました。 しかしなぜプレイのリバイバル作品賞がこんな前に発表? TV向けのオープニングはなんとライオンキング、えーとライオンキングって TONY賞対象作品じゃないよね。びーっくり。象や犀はお約束とおり、客席 から出てくる演出で客席は大受け。大きなプロダクションなのでラジオシティ の舞台が狭く感じます。舞台狭しと動物たちがおどっていたころ、客席の1階 と2階には鳥が飛びまわっていました。 この場にウーピーは蝦の姿で登場。お呼びでない、、という雰囲気でドレスに 着替えて次のシーンへ。ウーピーは舞台上でも多少扮装をするのですが、大半は ビデオの中で活躍しておりました。オペラ座の怪人の地底湖の船上でクリスチーヌ となって歌ったり、Spamalotでよろいの騎士、Spring Awakeningで生徒になって 飛び跳ね、ウーピーばっかりのONE などパロディ満開。 これからさきは、ノミネートと受賞、スピーチ、そしてミュージカルシーンの 繰り返しです。人魚姫、Catered Affair, Young Frankenstein は各シーンが 短くてほとんどメドレー状態。作品によって時間や舞台への気合の入れ方も だいぶちがっていたようです。 Gypsy はパフォーマンス後スタンディングオベーションになりました。 CRY BABYは見逃した作品ですが、たしかにがんがん明るく騒ぐもののようで これではちょっといろいろ厳しいかも。Passing Strangeはきわめてシンプル な舞台、最優秀脚本賞をとったもの、これは英語わからないと駄目かもねえ、 これも見逃し、見たかったなあ。 Best Play にはようやく10秒くらいずつ舞台の紹介ビデオが流れました。 Best Score は In the Heights がとりましたが、そのスピーチはまるでラップ、 何を言っているのかさっぱり聞き取れません(^^;) ウーピーがメリーポピンズの扮装で吊られて登場したときは、 「I can be Mary Poppins! 」で場内爆笑。 ミュージカル最優秀助演女優賞はGypsyのルイーズ役Laura Benantiに。 数時間前にみてきた作品で賞が出るとなんとなくうれしい。この子かわいいの ですよ。受賞でパニックになっていて、言葉につまりながらスピーチ。 スピーチ終了後も司会に釣られれて泣きながらバックステージへ向かっていま した。TVCM中には、会場では昔のミュージカルTVCMが上映されていました。 GeaseのCMにシャロンストーンが出ている。めちゃかわいい!現在?のTVCMもあ り、ビリーエリオットに Title of the Show。早くビリーエリオットみたいなあ。 昔のTONY賞の映像で若き日のマドンナも登場。 Boeing Boeing からは主演男優賞。たいていのスピーチは、人の名前をたくさん 並べてありがとう!というのだけれど、この人はずっとジョークをとばしていた 模様、、って聞き取れてませんOrz リバイバル作品賞は案の定South Pacific。 ミュージカル舞台の最後はRent.現在のキャストによる La Vie Boheme そしてオリジナルキャストによる Seasons of Love。しかし鳴り物入りで オリジナルキャスト出演!と宣伝していたわりには一瞬で終わるのですね。 最後の作品賞は下馬評通り In the Heightsに。 終わってみると思いのほか Gypsy が健闘していたように思われます。 私の心の中では今シーズンは南太平洋がぶっちぎりでした。もう一回みたい。 それにしても今回は以前にもましてTV視聴者のことしか考えてない構成ですね。 ウーピーが出るということでライブの魅力を楽しみにしていたのですが、大部分が ビデオ出演。ノミネート作品だけではない、多くのミュージカルの舞台を細切れに みせることで新たなる集客を望んでいるのでしょうが、何が受賞するのか?という 観点ではない構成は授賞式としてはどうよ?と思ってしまいました。 受賞作品をまともに紹介しない場合が多いし、かなり違和感のある演出です。これ ならTONYをライブで見る楽しさは減っていくでしょうね。今シーズンで力のある 作品が少なかったのも影響していると思うのですが、もう見にこなくていいかなあ>TONY TONY賞受賞リスト(playbillより) Best Musical: Cry-Baby *In the Heights Passing Strange Xanadu Best Performance By a Leading Actress in a Musical Kerry Butler, Xanadu *Patti LuPone, Gypsy Kelli O'Hara, Rodgers and Hammerstein's South Pacific Faith Prince, A Catered Affair Jenna Russell, Sunday in the Park With George Best Performance By a Leading Actor in a Musical Daniel Evans, Sunday in the Park With George Lin-Manuel Miranda, In the Heights Stew, Passing Strange *Paulo Szot, Rodgers and Hammerstein's South Pacific Tom Wopat, A Catered Affair Best Revival of a Musical Grease Gypsy *Rodgers and Hammerstein's South Pacific Sunday in the Park With George Special Tony Award for Lifetime Achievement in the Theatre Stephen Sondheim Best Play: *August: Osage County Rock 'n' Roll The Seafarer The 39 Steps Best Performance By a Leading Actress in a Play Eve Best, The Homecoming *Deanna Dunagan, August: Osage County Kate Fleetwood, Macbeth S. Epatha Merkerson, Come Back, Little Sheba Amy Morton, August: Osage County Best Performance By a Leading Actor in a Play Ben Daniels, Les Liaisons Dangereuses Laurence Fishburne, Thurgood *Mark Rylance, Boeing-Boeing Rufus Sewell, Rock 'n' Roll Patrick Stewart, Macbeth Best Direction of a Play Maria Aitken, The 39 Steps Conor McPherson, The Seafarer *Anna D. Shapiro, August: Osage County Matthew Warchus, Boeing-Boeing Best Performance By a Featured Actor in a Musical Daniel Breaker, Passing Strange Danny Burstein, Rodgers & Hammerstein's South Pacific Robin De Jesús, In The Heights Christopher Fitzgerald, The New Mel Brooks Musical Young Frankenstein *Boyd Gaines, Gypsy Best Performance By a Featured Actress in a Musical de'Adre Aziza, Passing Strange *Laura Benanti, Gypsy Andrea Martin, The New Mel Brooks Musical Young Frankenstein Olga Merediz, In The Heights Loretta Ables Sayre, Rodgers & Hammerstein's South Pacific Best Original Score Cry-Baby, Music & Lyrics: David Javerbaum & Adam Schlesinger *In The Heights, Music & Lyrics: Lin-Manuel Miranda The Little Mermaid, Music: Alan Menken and Lyrics: Howard Ashman and Glenn Slater Passing Strange, Music: Stew and Heidi Rodewald Lyrics: Stew Best Direction of a Musical Sam Buntrock, Sunday in the Park with George Thomas Kail, In The Heights Arthur Laurents, Gypsy *Bartlett Sher, Rodgers & Hammerstein's South Pacific Best Performance By a Featured Actor in a Play Bobby Cannavale, Mauritius Raúl Esparza, The Homecoming Conleth Hill, The Seafarer *Jim Norton, The Seafarer David Pittu, Is He Dead? Best Performance By a Featured Actress in a Play Sinead Cusack, Rock 'n' Roll Mary McCormack, Boeing-Boeing Laurie Metcalf, November Martha Plimpton, Top Girls *Rondi Reed, August: Osage County Best Scenic Design of a Musical David Farley and Timothy Bird & The Knifedge Creative Network, Sunday in the Park with George Anna Louizos, In the Heights Robin Wagner, The New Mel Brooks Musical Young Frankenstein *Michael Yeargan, Rodgers & Hammerstein's South Pacific Best Scenic Design of a Play Peter McKintosh, The 39 Steps Scott Pask, Les Liaisons Dangereuses *Todd Rosenthal, August: Osage County Anthony Ward, Macbeth Best Sound Design of a Musical Acme Sound Partners, In the Heights Sebastian Frost, Sunday in the Park with George *Scott Lehrer, Rodgers & Hammerstein's South Pacific Dan Moses Schreier, Gypsy Best Sound Design of a Play Simon Baker, Boeing-Boeing Adam Cork, Macbeth Ian Dickson, Rock 'n' Roll *Mic Pool, The 39 Steps Best Costume Design of a Musical David Farley, Sunday in the Park with George Martin Pakledinaz, Gypsy Paul Tazewell, In the Heights *Catherine Zuber, Rodgers & Hammerstein's South Pacific Best Costume Design of a Play Gregory Gale, Cyrano de Bergerac Rob Howell, Boeing-Boeing *Katrina Lindsay, Les Liaisons Dangereuses Peter McKintosh, The 39 Steps Best Lighting Design of a Musical Ken Billington, Sunday in the Park with George Howell Binkley, In the Heights *Donald Holder, Rodgers & Hammerstein's South Pacific Natasha Katz, The Little Mermaid Best Lighting Design of a Play *Kevin Adams, The 39 Steps Howard Harrison, Macbeth Donald Holder, Les Liaisons Dangereuses Ann G. Wrightson, August: Osage County Best Revival of a Play *Boeing-Boeing The Homecoming Les Liaisons Dangereueses Macbeth Best Book of a Musical Cry-Baby, Mark O'Donnell and Thomas Meehan In the Heights, Quiara Alegria Hudes *Passing Strange, Stew Xanadu, Douglas Carter Beane Best Choreography Rob Ashford, Cry-Baby *Andy Blankenbuehler, In The Heights Christopher Gattelli, Rodgers & Hammerstein's South Pacific Dan Knechtges, Xanadu Best Orchestrations Jason Carr, Sunday in the Park with George *Alex Lacamoire & Bill Sherman, In the Heights Stew & Heidi Rodewald, Passing Strange Jonathan Tunick, A Catered Affair Special Tony Award Robert Russell Bennett (1894-1981), in recognition of his historic contribution to American musical theatre in the field of orchestrations, as represented on Broadway this season by Rodgers & Hammerstein's South Pacific. Regional Theatre Tony Award Chicago Shakespeare Theater Here is the tally of 2008 Tony Winners: South Pacific: 7 August: Osage County: 5 In the Heights: 4 Gypsy: 3 Boeing-Boeing: 2 The 39 Steps: 2 Les Liaisons Dangereuses: 1 Passing Strange: 1 The Seafarer: 1 題名:Gypsy 日時:2008年6月15日15:00-17:50(途中休憩あり) 劇場:St. James Theatre 料金:ORCH 117USD 座席:ORCH K104 出演 : PATTI LuPONE (Rose) TONY賞ミュージカル主演女優賞 BOYD GAINES (Herbie) TONY賞ミュージカル助演男優賞 LAURA BENANTI (Louise) TONY賞ミュージカル助演女優賞 LEIGH ANN LARKIN (Dainty June) TONY YAZBECK (Tulsa) MARILYN CASKEY (Electra) ALISON FRASER (Tessie Tura) LENORA NEMETZ (Mazeppa, Miss Cratchitt, Standby Rose) BILL BATEMAN (Georgie, Mr. Goldstone, Bougeron-Cochon, Dance Captain, Standby Cigar) JIM BRACCHITTA (Uncle Jocko, Pastey, Standby Herbie) SAMI GAYLE (Baby June) BILL RAYMOND (Pop, Cigar) BRIAN REDDY (Weber, Phil). EMMA ROWLEY (Baby Louise) ANDREW BOYER (Standby Uncle Jocko / Pop/ Cigar/ Weber/ Phil). DOROTHY STANLEY (Standby Electra/ Mazeppa/ Tessie Tura /Miss Cratchitt) BECKLEY ANDREWS (Betsy Ann, Ensemble). NANCY RENEE BRAUN (Edna Mae, Ensemble). MINDY DOUGHERTY (Geraldine, Standby Dainty June). KYRIAN FRIEDENBERG (Vladmir, Rich Boy, Ensemble). SARAH MARIE HICKS (Carol Ann, Ensemble). STEVE KONOPELSKI (L.A., Ensemble). MATHEW LOBENHOFER (Tap Dancer, Julius, Ensemble). NICOLE MANGI (Agnes, Ensemble) KATIE MICHA (Balloon Girl, Ensemble, Standby Baby Louise/ Baby June). MATTY PRICE (East St. Louis, Standby Yonkers). ANDY RICHARDSON (Boy Scout, Charlie, Ensemble). JESSICA RUSH (Renée, Standby Louise). ALICIA SABLE (Marjorie May, Ensemble, Standby Agnes). JOHN SCACCHETTI (Kansas, Ensemble, Standby Bougeron-Cochon). GEO SEERY (Little Rock). RIDER QUENTIN STANTON (Hopalong, Military Boy, Ensemble). PEARCE WEGENER (Driver, Yonkers, Ensemble, Standby Tulsa /Pastey). MATT GIBSON (Swing, Standby Georgie/ Pastey). LISA ROHINSKY (Swing, Standby Waitress/ Renée). Synopsis:(Playbill より) A consummate show-biz musical suggested by the memoirs of stripper Gypsy Rose Lee. She was once just plain Louise, the awkward daughter of an unstoppably ambitious stage mother. When her pretty sister runs away from the family's minor vaudeville act, Louise tries to fulfill her mother's dreams. But it's not until trouping with Mama dwindles to appearing in burlesque, that Louise finally finds pleasure in the spotlight. The vibrant score includes “Some People,” “Let Me Entertain You,” “Together,” “Everything's Coming Up Roses” and “Rose's Turn.” TONY賞三部門受賞。 満員です。この劇場はかなり舞台が高かったのですね。うーむ、くるたび に忘れてるなあ。最前列だと後ろはだいぶ見切れると思います。最前列は 頭上10cmくらいが舞台の床に相当します。 舞台の奥にオーケストラが鎮座し、前奏曲は幕を全て取り払っての演奏。 その後は幕を下ろして演奏、ときどき半透明に。 オープニングは子役たちの活躍、June がいかにもこしゃまくれた子で、 トゥシューズはいてタップを踏みながらバトンをふりまわしての活躍。 Louiseはいかにもぱっとしない子を好演。 ステージママRose役のPATTI LuPONEが客席からあわられると場内大拍手。 やはりこの舞台はこの人ひとりで持っているのね。すごーく我侭で他人の 意見を聞かず傍迷惑なステージママを熱演。こんな人が近くに生息してい たら、私なら全力疾走で逃げ出すでしょうねえ。このRoseを影で支える のがとてもいいひとHerbie,皆に彼はいいひとなんだけどねえ、と言われ つつもRoseに求婚しまくり、断られまくり。ほんとにほっとするイイヒトです。 子役のダンス中にストロボライトが照らされて、ばちぱちやっている うちに子役と大人役が交替。でもJuneは子役時代と同じかっこう、 そして同じ振付をしているのでした。でかくなったぶんどんぐさく なっている感じがぴったり。子役と大人役は皆よく似てますねえ。 大人になって駄目になってくる感じが見事?ルイーズは牛のかぶりもの がかわいい、って顔みえないんですけど。全然成功しないのに信念だけ で突っ走るRoseに辟易したJuneはとうとう男と逃亡してしまいます。 とうとうステージママも年貢の納め時か?と思いきや、こんどはLouiseを 標的にしちゃいます。 さて2幕。。。ストリッパーのばあさんたちは怪しさ爆発!私はストリップ 見に行ったことないのですが、こんなばあさんたちがやっているならば 一度は見に行きたいと思わせる怪演です。Louiseはストリッパーのジプシー ローズとして成り上がっていきます。初ストリップの前に鏡の前で "I'm pretty " と言う姿があたかも蛹から蝶になったかのように感じ させられました。1幕のおどおどした姿から一転して自分の居場所を確保 したLouise は強い!ストリップもかわいいです。でも数年前の演出の方が ずっと色っぽく感じられてましたねえ。こちらはあくまで清楚なお色気と いう感じでしょうか。クライマックスのRose's Turnは大迫力!もちろん ショーストップ、劇場内総立ちで拍手です。ああ、主演女優賞 なんだなと思いましたよ(^^)私は前回公演のバーナレットピータースのRose よりもこのPATTI LuPONEのローズの方が好みです。 Rose と Louise を見にいく作品だと思っていればいいでしょう。 キャストがかわらないうちにどうぞ! 題名:South Pacific 日時:2008年6月14日20:00-23:00(途中休憩あり) 劇場:Vivian Beaumont Theater 料金:telecharge 手数料込み119.5USD(定価110?) 座席:ORCH N403(1階右側から2番目のブロック後方右端) 作詞:Oscar Hammerstein II 作曲: Richard Rodgers 脚本: Joshua Logan and Oscar Hammerstein II 制作: Bartlett Sher (Direction) TONY賞ミュージカル演出賞 Christopher Gattelli (Musical Staging) Michael Yeargan (Set Design) TONY賞Best Scenic Design of a Musical Catherine Zuber (Costume Design) TONY賞Best Costume Design of a Musical Donald Holder (Lighting Design) TONY賞Best Lighting Design of a Musical Scott Lehrer (Sound Design) TONY賞Best Sound Design of a Musical Ted Sperling (Musical Direction) 出演 : Kelli O'Hara Paulo Szot TONY賞ミュージカル主演男優賞 Loretta Ables Sayre Matthew Morrison Danny Burstein Sean Cullen Victor Hawks Luka Kain Li Jun Li Laurissa Romain Skipp Sudduth Noah Weisberg Becca Ayers Wendi Bergamini Genson Blimline Grady McLeod Bowman Charlie Brady Matt Caplan Christian Carter Helmar Augustus Cooper Jeremy Davis Margot de la Barrev Christian Delcroix Laura Marie Duncan Mike Evariste Laura Griffith Lisa Howard Maryann Hu Zachary James Robert Lenzi Garrett Long Nick Mayo George Merrick William Michals Kimber Monroe Emily Morales Darius Nichols George Psomas Andrew Samonsky Jerold E. Solomon Synopsis: South Pacific concerns the lives of U.S. military men, nurses and the residents of the Polynesian island they occupy during World War II. Nurse Nellie Forbush is "In Love With a Wonderful Guy," a French planter with small children. Clean-cut Lt. Cable has fallen hard for Bloody Mary's daughter Liat. And the seabees, sailors and marines will tell you that there is "Nothing Like a Dame." The show's gorgeous score also includes "Cockeyed Optimist," "I'm Gonna Wash That Man Right Out of My Hair," "Some Enchanted Evening," "Younger Than Springtime," "Honey Bun" and "This Nearly Was Mine." 満員、ソールドアウト。8月半ばまで売り切れです。これはいい。 開幕前の幕には、南太平洋についての一文が、、要約すると、 南太平洋には静かな海にラグーンにジャングルそこに上がる月と すばらしいものがある。しかし南太平洋について語ろうとすると すぐに遮られてしまう。最初に知るべきことは人間の頭を50USD で土産で売っている現地人のことである。。。 オープニングでは舞台の床が後ろに下がり、下にいるオーケストラ が露出してはじまり!かなり長い(といってもMIKADOほどではない) 前奏曲が流れて気分を盛り上げてました。 まずは南の島の邸宅の一室から、民間人の男が従軍看護婦を口説いてます。 いやーいい雰囲気。場面は基地にかわって、ドラム缶、飛行機、クレーン 間での物語。兵士たちの合唱と群舞がとても楽しい。やっぱり女ほしいよねえ>兵隊さん 物語の舞台は、邸宅、基地、そして一部バリハイで繰り広げられます。 太平洋戦争中(敵は日本兵)民間人と軍人女性、軍人男性と現地住民の二組の カップルの行く末を見せるというストーリーなのですが。人種差別が取り上げ られていたりして微妙な面も多少あり。 わかりやすいストーリー、耳に残る旋律と見ていて楽しくなる振付の群舞、 ミュージカルの王道を行くような作品です。今でもシーンが目に浮かびます。 ケリーオハラほんとにきれいですわ。シャワーシーンもあるしw。 50USDで頭を打っていたのは現地住民のおばさま、このおばさまのBalihaiがなかなか のもの、このおばさんに助演女優賞とってほしかったなあ。ずっと耳に残ってます。 もう一回みたいかも。 ところで現地住民はまるで中国人、しかも彼氏に芸を見せるのにハンカチを 指の先でくるくる廻す技をやった!これって中国の健康体操なんですよ。いったい いつの間にバリハイって中国の一部になったの?? |
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