今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:鼬 劇場:世田谷パブリックシアター 日時:2014年12月14日14:00-16:20(途中休憩あり) 料金:S席8500円 座席:1階K列20番 作 : 真船 豊 演出 : 長塚圭史 美術 : 島 次郎 照明 : 佐藤 啓 衣装 : 宮本宣子 音響 : 加藤 温 ヘアメイク : 宮内 宏明 舞台監督 : 大垣敏朗 プロデューサー : 北村明子 提携 : 公益財団法人せたがや文化財団 : 世田谷パブリックシアター 後援 : 世田谷区 企画・製作 : シス・カンパニー 解説: 昭和初期の東北の寒村を舞台に、土地の言葉で生き生きと力強く描かれた『鼬いたち』は、日本の 近代戯曲の中でも、屈指の名作と謳われた戯曲です。ここに登場するのは、ある旧家をめぐって繰 り広げられる骨肉の争いの中でうごめく人間たち。 出てくる人間たちはすべて、腹の底に何らか のドス黒い思惑を抱き、業と欲にかられた姿を隠そうともせず、それを描く作者の筆致は、徹底的 にリアルで赤裸々です。 あらすじだけを聞けば、「人々の欲と思惑が交錯する陰惨な話」に響くかもしれませんが、彼ら の言動が、そんな欲や思惑にまみれたものであったとしても、すべてに一本筋道が通っていて力強 く、その目的は実に明快でアッパレなほど!その中でも、鈴木京香演じる「おとり」は、劇中で明 かされる過去の悪事の数々も「超規格外」で、この登場人物の中でも、一番強欲な思惑を胸に故郷 に戻ってきます。しかし、本人の語り口は極めて率直で、たとえそれが悪行であったとしても自ら の力で人生を切り開いてきた自信と力強さにあふれ、常に自分が希求する人生の方向へグイグイと 船首を向けて漕ぎ出していく彼女の実行力には、思わず"喝采"を送りたくなる説得力があります。 そんな彼女を突き動かしているのは、故郷への愛情からなのか、もしくは、<泥棒鼬!>と蔑まれ た程度ではビクともしない図太い女の本性なのか・・・。この物語には、その真意を探るスリリン グな要素もあり、これが80年前に描かれた戯曲だということを忘れさせるようなスピード感にも 驚かされてしまいます。 その「おとり」に憎しみをぶつける彼女の義姉「おかじ」を演じるのは、演劇界の至宝・白石加 代子です。 白石と言えば、先日、22年に渡りライフワークとして手がけてきた「百物語」シリーズが、遂に大 フィナーレを迎えたばかり。その圧倒的な集中力と屈指の表現力が、義妹への煮えたぎる憎悪と、 母親としての苦悩をどのように描いていくのか必見の舞台です。また、映像でも大人気の高橋克実、 江口のりこ、山本龍二、峯村リエ、佐藤直子、塚本幸男、そして、赤堀雅秋 という演劇ファンを 唸らせる面々が演じる登場人物たちも、一筋縄ではいかない泥臭い人物ばかり。この物語を骨太で リアリティに溢れたものにしている存在です。この実力派キャスト陣がタッグを組み、全編東北の 言葉(設定は、福島のある地域の方言)で綴られた戯曲がもつ独特の世界観をどのように創り上げ ていくのか、期待感も大きく膨らみます。 ストーリー(オフィシャルWeb) 昭和の初め。東北の街道筋の旧家「だるま屋」の当主である萬三郎(高橋克実)は、明治このかた 落ちぶれた 家の借金に苦しんだあげく、老母おかじ(白石加代子)を残し、南洋へ出稼ぎに出て、 もう三年も戻ってこない。 そんな中、すでに抵当に入った家屋敷の処分が始まり、同じ村の債権者である村人たちが集まって きて、 互いの欲をむき出しにして、だるま屋の古畳までも争って剥ぎ取るありさまである。おかじ もいよいよ、家を追われ、馬小屋へ寝るはめに陷るところへ、おとり(鈴木京香)という、この家 の先代の娘であり、おかじには義理の妹にあたる女が、虚飾に満ちた風情で現れた。若い頃のおと りは、村の人々に不義理を重ねたあげく出奔したのだが、悪智惠と度胸を資本に各地をわたりある き、今では羽振り良く暮らしをしているらしい。おとりを蔑んでいた村の人々も、 その出世 を知って態度を変えはじめるが、十年前に相続争いで騒ぎを引き起こしたことを深い恨みとする義 姉のおかじは、義妹を「泥棒鼬」と罵り、今度はどんなたくらみで戻ってきたのか、と怒り狂うの だが、当のおとりは、「生まれ故郷ほど せいせいすっとこは ねえなあ」と全く悪びれた気配は ない。 おかじの怒りを冷笑しながら、おとりは、じつの甥であり、この家の当主である萬三郎が、まもな く南洋から帰国すると話し出した。 母親である自分も知らぬことを、なぜ、おとりが知っているのか・・・・。 果たして、おとりの狙いは何のか?! --- 客の年齢はかなり高そう。 凄い力量のキャストばかり、場面場面はとても絵になっているんだけど、悪者か馬鹿 しか登場してこないのが見ていてちょっとつらい。凄く長く感じた割には2時間20分。。 田舎のどろどろしたところを見せ付けられた気分。 鼬で鶏をとられたからこのタイトル?鈴木京香いろっぽい。 筋はどうでもよくて役者のうまさを見る芝居なのかも。 PR 題名:Cavalia 劇場:Big Top Theater in Jamsil Sports Complex 日時:2014年12月7日 13:00-15:10(途中休憩あり) 130min 料金:Orange 席120000KRW 座席:Stair 1 BB 008 劇団:Cavalia International S.A.R.L 解説: Cavalia, an and grand-scaled art circus directed by Normand Latourelle known as a co-founder of the world famous “Circus of the Sun’ comes to Korea for the first time from November 5th. Since its premiere in 2003, Cavalia has been a great success and highly acclaimed by critics while drawing more than 4,000,000 audiences in 65 cities in the world, which includes those of the USA, Germany, Belgium, Hollands, Spain, Mexico, Australia, UAE, and Singapore. Particularly, this Korean tour will be one of the biggest performances in the world whose production cost amounts to 10 billion KRW among its previous tour performances. A gigantic white big top theater 2,400 square feet in width and 30 meters in height (equivalent to 10 story building) that can accommodate as many as 2,00 audiences and a special stage in 50 meters will be constructed in the Sports Complex in Jamsil exclusively dedicated for Cavalia performances. To realize a perfect theater for the performance and a lake on the stage, 2,500 tons of sands, soil, and pebbles along with 120,000 liters of water have been consumed. Also, as many as 350 pieces of customs are required for the thirty-three actors who will be performing for two hours. A fantastic horse-riding ballet performed by 49 horses along with 33 artists and acrobatics! Cavalia, the greatest art circus on earth, will showcase not a mere stunt, but an arranged performance sublimated into an artistic genre based on the sympathetic communication between 33 artists & acrobatics and 49 horses. An important appeal of Cavalis comes from that audiences can appreciate the beauty of horses in their good shapes. Various species of horses coming from all over the world will arrest your eyes by showing off their shining mane and handsome hairs in upright and powerful postures. In addition, a live performance played by a band consisting of vocal, guitar, base, drum, piano, and cello will add a mysterious touch to the performance. Cavalia will make audiences fall into a world of dreamlike fantasy through presenting a fantastic horse riding show with an accompaniment of live performances and cutting-edge multi-media. ------------------ Jasmil のスポーツコンプレックスの中のテントシアターでした。 当日12万ウォンでサイドブロック2列目チケットを購入。 客席にはいったら、そのブロックには私たちいがい誰もおらず、、 スタッフがきてサブセンターの6列目に行きなさい、ということで おかげでとても見やすい席となりました。 オープニングは白い馬が乗り手なしで走り回りました。 そして歌とハンドトゥーハンド(6人*2組) ハンドトゥーハンドは6人組が二組。 ハンドトゥーハンドはアフリカンなひとたちのようでした。 テントの半分を客席、半分を舞台に使っている形です。 半円形の舞台の中央にはテントを支える2本の柱があるのです。 舞台は半円形なので馬が走り回るのはそのかたち、下手から はいって上手にぬけることが多かったようです。 オープニングが終わると裸馬が駆け巡ります、人が前後から 追うことできれいに走る経路を制御。 馬が速く走るだけでかっこいい! テント支柱の前にフェンスをだして小さな円形の舞台をつくり、、 そのなかで曲乗りとか、その上へのジャンプとか、ハンドトゥー ハンドも続いて手をかえ、品をかえといった感じ、7人が一人の うえに組上がる組体操みたいなのが迫力。 円形舞台をぐるぐるまわる馬の騎手と、手をつないで引っ張られて いくエアリアルストラップ、それを二組でシンクロして行い 時々馬が加速してキャストを外へへ放り投げる! 馬2頭を一人で操る馬車のような雰囲気の状況でレース! バーなど障害物ありで、かなり高速でみていて手にあせ握りました。 気がつくと全面が池に!!水をばしゃばしゃ飛ばして走る馬。 そしてその水面でとんぼをきるひとたち。 馬大好きのひとたちのための番組でしたね。おなかいっぱい。 題名:ファーストデート 劇場:シアタークリエ 日時:2014年11月29日13:00-14:40(途中休憩なし) 料金:9800円 座席:4列目左側ブロック 出演: アーロン:中川晃教 ケイシー:新妻聖子 ゲイブ:藤岡正明 アリソン:昆夏美 レジー:古川雄大 ローレン:未来優希 ウェイター:今井清隆 演出:山田和也 翻訳:小田島恒志 訳詞:高橋亜子 音楽監督:島 健 歌唱指導:矢部玲司 振付:佐々木信彦 振付/監修:大澄賢也 ストーリー: ニューヨークのレストラン。 緊張した面持ちの銀行員のアーロン(中川晃教)のもとに、 ケイシー(新妻聖子)が現れる。 二人は今日が初対面! ダメ男に引っかかるのではないかと親友のレジー(古川雄大)と、 “完璧な姉”であるローレン(未来優希)はケイシーを心配している。 何やら恋愛に奔放そうなケイシーを前に、 アーロンの脳裏には結婚式当日に逃げられた 元カノのアリソン(昆夏美)の姿が浮かんでしまう……。 そんなアーロンに、彼の友達の肉食系男子ゲイブ(藤岡正明)は、 一歩踏み出すべきだと喝を入れる。 その場にいないはずの、親友、親、兄妹、元恋人の心の声に翻弄されながら、 お互いを探り合い、ぎこちなく会話を始める二人。 そんな二人を、ウェイター(今井清隆)も見守っているが―。 ------------------------------- この作品はブロードウェイでは早々にクローズしてしまってました。 そのため、あまり期待しないでいったのですが、予想を裏切られる面白さでした。 物語の場面はレストランのみ、最後にちょっとだけ帰り道。 主役二人以外は何役もこなします。 打ち切りになったくらいなので話がおもしろくないかなと思いきや、 そんなこともなく、物語として起伏がある上に、キャラが皆たっています。 二人のデートなんだけれど、脳内妄想シーンが炸裂。 そして脳内アドバイザとの戦いが笑えます。 突然ショーを始めるウェイターもなかりよかった。 会話で、話題がつぎつぎとうまくでていくので、脚本が良く翻訳も良いと 思われました。良い人過ぎる男と蓮っ葉だけど繊細な女の組み合わせ、 当人たちの心の動きがよくわかります。 おかあさんのはなしではなけましたね。 まるでオフブロードウェイの小品のような作品でした。 題名:Co.山田うん『ワン◆ピース 2014』『十三夜』 劇場:シアタートラム 日時:2014年11月23日16:00-17:50(途中休憩あり) 料金:当日4000円 座席:2列目右端 振付・演出:山田うん 音楽:ヲノサトル 番組: 『ワン◆ピース 2014』 [出演] 荒悠平/川合ロン/木原浩太/小山まさし/酒井直之/城 俊彦/長谷川暢 『十三夜』 [出演] 荒悠平/飯森沙百合/伊藤知奈美/川合ロン/木原浩太/小山まさし/酒井直之/城俊彦/西山友貴/長谷川暢/広末知沙/三田瑶子/山下彩子 URL:https://www.youtube.com/watch?v=Gqd1QiurGtQ 『ワン◆ピース 2014』 5人出てきて、振り向くと背中が5色、戦隊もの? なんだかすべて不思議な踊り。 ロッカースイングドアを舞台装置として、着替えだったりダンスだったり。 みな、動きが美しい、びゅーっと動いてぴたっととまる! ダンスというよりアクロバット、マスゲームに見える。ほとんどが打楽器のリズム 磨きあげられた肉体美を堪能。 十三夜 これはもっと大勢の男女による、相互に複雑に組み合わさったダンス。 踊りながら丸くなっていくところは鳥肌がたった。 もう一回見てみたい。 |
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