今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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次は中国、演奏に舞、それに武術の演舞。 韓国は真っ赤できらびやかな衣装での演奏、そのご笛の独奏、真っ白な衣装に着替えての演奏。かなりかっこいい。それに続くのはコンテンポラリーダンスのLDP、バッチリ筋肉ついた男性ダンサーのみが舞台せましと走り回り転がり回りすべりまくり!寝そべるシーンが多いので上から見ていて良かったと思いましたよ。もうどんだけ動くのかといういうくらいかっこいい肉体美を満喫。ファンになりそう。 幕間があって、今度は日本。でんぱ組を見るのははじめて、一階最前列に大きなお友だちが陣取っていって一緒の振り付けで踊ってました。この子達また見てみたいかも、おもしろい動きです。次は白塗り、山海塾です。うってかわった静かな動き、これはまたうっとり、これも寝転がるシーンが多くそのたびに床に白い色が、、、 トリはコンドルズ、コミカルな動きが楽しい。近藤さんのソロはとても美しい。影と共に踊る という風なライティングでしたよ。 カーテンコールは舞台上と客席皆で盆ダンス、わかりやすくておどれそう、、だったのですが 3階最前列だけは立ち上がるの禁止でとても残念。 これが無料で見れたのは大変ありがたいものでした。 これで3階でなければ。。。 題名:バベル BABEL(words) 劇場:シアターオーブ 日時:2014年8月30日14:00-16:00 料金:S席9000円 座席:24列30番 振付: シディ・ラルビ・シェルカウイ(Sidi Larbi Cherkaoui), ダミアン・ジャレ(Damien Jalet 視覚デザイン:アントニー・ゴームリー(Antony Gormley) URL:https://www.youtube.com/watch?v=Lb11jR0nxcs 解説: コンテンポラリー・ダンス界に圧倒的な存在感を示す振付師 Sidi Larbi Cherkaoui (シディ・ラルビ・シェルカウイ)とDamien Jalet(ダミアン・ジャレ)による最新作 「BABEL(words)」。札幌国際芸術祭2014ゲストディレクター坂本龍一が自ら選定した 珠玉作。日本初公演。札幌に続き、東京でも公演が決定。 「バベル(ことば)」とは旧約聖書の「バベルの塔」の物語に由来。民族、テリトリー、 様々な言語、国家のアイデンティティといった問題が、鋭く、時にはユーモラスに、10以 上の国々から参加する多国籍なダンサーとミュージシャンらによって描かれる。彫刻家アン トニー・ゴームリーによる5つの大きな直方体フレームの舞台装置が、パフォーマーたちに よって次々とフォーメーションを変え、領土、陣地、自室、リングなど、自と他を分かつ 見えない壁や境界となる。「Foi」「Myth」に続くシェルカウイ三部作の完結編。 解説: シェルカウイは、コンテンポラリー・ダンス界でもっとも多忙な振付家。毎月、世界のどこかで彼の作品が上演されている。コンテンポラリー・ダンスにとどまらず、インド伝統舞踊、アルゼンチン・タンゴ、そして少林寺の僧侶ダンサーとのコラボなど、あらゆる〈ダンス〉と繋がりながら作品を作り続けている。ジョー・ライト監督の映画『アンナ・カレーニナ』で、アンナとヴロンスキーが舞踏会で踊るシーンに目を奪われた人は多いと思う。手が勝手に会話を始めたかのようにくねくねと動き回っていた、あの振付をしたのもシェルカウイ。モロッコの父とフラマンの母を持つシェルカウイは、とても気さくで、限りなく優しい。 盟友のダミアン・ジャレは真摯な思索家。ダンスの意味を深く掘り下げて、作品に奥行きと多彩なニュアンスを与える。2人は10年ほど前から、幾度も一緒に作品を作ってきた。なかでも『BABEL(words)』は、もっとも楽しい作品だろう。2010年の初演から、世界中の40を越える都市で上演され、多くの人に愛されてきた。そしてようやく待ちに待った日本公演!! タイトルの「バベル」は、旧約聖書のバベルの塔の物語からきている。神にとどけと巨大な塔を築いた人間達が、神の怒りをかった。もう二度とはかりごとができないようにと、神は人間の言葉を混乱させて互いに通じないようにしたという。言葉の混乱さながらに、この作品のために10を越える国からダンサーやミュージシャンが集まった。ライブ感満載のノリのいいダンスと音楽のあいまに、聞き慣れた国の言葉や聞き慣れない国の言葉が飛び交う。日本語もたっぷりと聞こえてくるはずだ。 この作品の重要なテーマの一つは境界線。言葉がコミュニケーションの境界線になることもあるだろう。ちょっとした境界線から大きな境界線まで、親密なものから恐ろしいものまで、色々な境界線が、美しいダンスや、バカバカしいダンスや、真摯なダンスを生みだしていく。 アントニー・ゴームリーが作った直方体の巨大なフレーム5個が、そうした境界線を表している。ゴームリーは先鋭的なイギリスの彫刻家。自分の体をかたどって作った人体彫像で名高い。シェルカウイと一緒に幾度も作品を作ってきた。今回の巨大なフレームもシンプルでありながら、それをダンサー達が巧みに操り、思いもかけない形を作り出してみせる。 こうして、ダンスと音楽とアートがひとつになって新しい総合芸術が生まれた。ダンスがこんなにも豊かな内容を持つことができるんだ、という驚きと喜び。笑いも超絶技巧も至高の美も満載。すべてをひっくるめて、シェルカウイたちが目指す新しいダンスの希望がここにある。 坂口勝彦(ダンス批評、思想史) ところどころ字幕いり。時々言葉。 すごいコンテンポラリーダンス(だよね)! パイプの直方体を組み合わせてバベルの塔をつくっていく。 肉体のオブジェとでも言ったらいいのでしょうか、体の組み合わせで 彫刻ができるよう。ハンドトゥーハンドも随所に。 とにかく肉体の存在感が半端なかったのです。 題名:大人の新感線「ラストフラワーズ」 劇場:赤坂ACTシアター 日時:2014年8月24日14:00-17:30(途中休憩あり) 料金:11000円 座席:S席2階C列8番(左ブロック) 劇団:大人計画、劇団☆新感線 作:松尾スズキ(大人計画) 演出:いのうえひでのり(劇団☆新感線) 出演:古田新太 阿部サダヲ 小池栄子/ 橋本じゅん 宮藤官九郎 高田聖子 皆川猿時 粟根まこと 村杉蝉之介 河野まさと 荒川良々 山本カナコ 平岩紙 保坂エマ 星野源 村木仁/ 松尾スズキ 松尾スズキが書き下ろし、新感線のいのうえひでのりが演出、豪華な出演陣! オープニングは昭和のB級怪獣映画のような大迫力!舞台は日本から、 それから将軍様のいる独裁国家へと移ります。 畸形の双子や動物と人間の合いの子のミュータントが登場するのは松尾脚本という 雰囲気ですね。双子や怪物が将軍様と手を組み世界転覆へ、それを防ぐのが 古田・荒川・小池らの秘密部隊と謎のミュージシャンたち。 キャスト皆に見せ場があって顔見世興行という雰囲気も。もー全員が濃いですわ。 場面転換も多く、一人二役もたくさんあってもうすごい。 スカパラの生演奏も楽しい。そして看板役者対決!がこれまた派手!! 本当に大人の新感線、夏祭り!すごーーく盛り上がってすかっとしました。 題名:LION presents 『War Horse(ウォー・ホース)~戦火の馬~』 劇場:東急シアターオーブ 日時:2014年8月23日18:00-20:35(途中休憩あり) 料金:13000円 座席:S席1階5列16番 URL:https://www.youtube.com/watch?v=XYq5LQj-xJY http://warhorse.jp/movie.html 原作:マイケル・モーパーゴ(Michael Morpurgo) オリジナル演出:マリアン・エリオット(Marianne Elliot)トム・モリス(Tom Morris) 派ペットデザイン、制作、演出:エイドリアン・コーラー(Adrian Kohler)バズル・ジョーンズ(Basil Jones)ハンドスプリング・パペットカンパニー (Handspring Puppet Company) ムーブメントと馬の振付演出:トビー・セドウィック(Toby Sedgwick) ソングメーカー:ジョン・タムス(John Tams) 音楽監督:グレッグ・プリスカ(Greg Pliska) パペット演出アソシエイト:マシュー・エイチソン(Matthew Acheson) 照明デザイン:ポール・コンスタブル(Paule Constable) 音響デザイン:クリストファー・シュート(Christopher Shutt) セット、衣装、デッサン:レイ・スミス(Rae Smith) 音楽:エイドリアン・サットン(Adrian Sutton) ストーリー: 馬の視点で描かれている原作に対して、この舞台では「ソングマン」=歌い手が登場。素朴で哀調を帯びたメロディーに乗せて歌いながら、観客を第一次大戦前夜のイギリスの農村へと誘う。 父が競り落としてきた子馬をジョーイと名付け、懸命に世話をする少年アルバート。気性の激しいジョーイも、「ホーホー」という特徴ある口笛の音を聞くと、その主であるアルバートの元へ一目散に駆けつけるようになる。が、まもなく戦争が始まると、ジョーイはイギリス軍の所有となり、騎兵部隊として戦地フランスへ――。勇敢な名馬は戦場で何度も危険な目に合いながら、敵、味方、軍人、民間人とさまざまな人間の厚意に恵まれ、なんとか生還する。 ボロボロの身体を引きずるジョーイの耳元に、懐かしい口笛の音が聞こえてくる。そこには「どこへ行こうと、必ずおまえを見つけ出すからね」、そう誓ってジョーイのあとを追い従軍した親友アルバートとの、奇蹟の再会が待ち受けていた。目と耳に訴える舞台の魔法で、原作を凌駕する世界が立ち現れる。 この舞台を見るのは二度目。 馬の造形がすごい、毎回感動! 子馬はまさに人形浄瑠璃、このまま文楽劇場に出ても可かも。 大人の馬もかっこいい。うまくできてます。量産型馬もうまく省略してます。 それにしても、この父親なんとかなりませんか。バカすぎ。 これは、本当にバカな親のために辛酸をなめた息子と馬の物語なわけですが、 父親の振る舞いを見ているだけでムカムカしすぎて気持ち悪くなりましたよ。 馬を訪ねて三千里という後半のストーリーはやはり出会いが泣けます。 戦車の造形も美しい。 よくぞこれを日本までもってきてくれました。もう二度と見れないと 思っていただけに見られてとてもうれしかったのです。 ロンドンで初演やってるときにナショナルシアターで見たかった。 そのとき、ロンドンにいたのにスルーしてしまった過去の私に痛切な反省を求めたい。 カーテンコールは写真撮影可でした。馬いいですよねー ガチョウもかわいい。 キャストの皆さん、お疲れ様でした。 |
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