今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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最後の水芸は本水使って派手なんですが、曲芸としてもうちょっと きっちりやってくれれば、もっと場面が締まったと思いましたよ。 まあパロディなんでしょうが。。 題名:DUEL~チェロとピアノのゆかいな決闘~ 劇場:世田谷パブリックシアター 日時:2013年10月20日15:00-16:20 料金:2500円 座席:1階I列通路側 出演:ローラン・シラード/ポール・スタイキュ URL:http://www.youtube.com/watch?v=McWbBqt8fmE 解説: フランスの人気デュオ・DUEL。チェロ奏者のローラン・シ ラードと、ピアニストのポール・スタイキュによって、01 年にフランスのマルセイユにあるチョコレート劇場で結成 されました。現在はヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、ア ジア各国を回っており、アビニョン演劇祭OFFやシビウ 国際演劇祭など、世界の演劇祭でも常連となっています。 彼らはチェロとピアノはもちろん、大工道具、リクライ ニングチェア、バーベキューセットなど、さまざまなモノ を用い、想像を絶するスタイルで音を奏でていきます。演 奏とともに繰り広げられる、マジックショーのようなチャ ーミングな演出にも注目です。 また、奏でる楽曲もストラヴィンスキーやバッハといっ たクラシックの名曲から、エディット・ピアフ、ローリン グ・ストーンズなど、シャンソンやロックまでさまざま。 それらを時に愉快に、時にエレガントに、驚きのアレンジ で聴かせてくれます。 ----------- いわゆるコミックバンドのステージ。 曲弾きのバリエーションだけでこれだけの時間楽しませるということがまずすごい。 チェロやピアノが主なのですが、ノコギリとかピアニカ、イダキとかおもちゃのピアノとか。 これがすべて半端なくうまい。楽器がどんどん壊れていくのに対応してうまく弾きこなす というシーンも見もの。 チェロを女性にみたてたり、バイオリンにおむつをあてたりというコミカルなシーンもあり。 ピアノとチェロを片手ずつ弾くのにもびっくり。奏でられる曲は様々なジャンルにわたり、それが全部名演奏。おもちゃのピアノでこれほどまで格調高く音が出せるとは思っていませんでしたよ。 車イスに乗って手をプルプル震わせている患者を人形遣いのように操ると見事なピアノ演奏に!!これは大受けでした。 アンコールの最後にようやく普通の演奏。かえって新鮮ですw |
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