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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:精品雑技晩会
日時:2005年9月28日19:15-20:35(途中休憩あり)
場所:天地劇場(北京)
料金:最前列ブロック100人民元
座席:3列3番(4列目センター付近)
URL:http://www.cncircus.com
番組:(名前は私が適当につけてます)
   大きな輪がくるくる回る
   子供の軟体
   メテオ
   傘のジャグリング
   輪抜け
   帽子ジャグリング
   綱渡り
   ディアボロ
   片手逆立ち軟体
   2本ポール登り降り


バスで団体観光客がたくさんきていました。
当日劇場窓口で購入。座席表を見せてもらうとセンターブロックしか値段がついて
いません。前方から100、150、200、300(VIP席)となっていました。舞台に近いほ
どうれしい私はためらわず100元の席を購入。舞台の高さは最前列に座って目の高
さあたりで、舞台の先端に観葉植物らしき鉢植えがびっしりとならんでいます。最
前列だと葉が邪魔になって見にくいだろうなあ。VIP席はそこだけ黄色い下地に大き
くVIP文字のカバーがかけられてました。他のシートは赤いカバーです。DVD80元、
スーパーで映画のDVDが20元で売られているのを考えると超高いのですが、まあ背に
腹は代えられません。両サイドのブロックはどうやら団体さん用のようです。
外国人観光客も少人数の団体でガイドに連れられてきています。
最初は輪の中に人がはいって転がりまくる演技、これは比較的良く見るのですが、
なんという名前のものなのでしょうか?大人数で迫力満点。
2番目は男女ふたりずつによる子供の軟体、小学1年生くらいでしょう。かわいい&
なんだか不思議。人文字にもなってるような気がするんですが、どうなんだろう?
次は女性4人によるメテオ、最初の場面ではスタッフを回しているものだと思ってし
まいました。ピンと一直線に回されており、基本となる回転が美しいのが印象的です。
仰向けに寝た状態から蹴り上げパッシング、投げてトンボを二回きってのキャッチとか、
投げ上げ技が多い。メテオを片手で回しながら床上位置が変わらない後転の繰り返し
にはびっくりしました。
傘のジャグリングは舞踊的な要素を多少入れて傘自体を投げたり回したりする曲芸
でした。最初はピンスポットで照らされた男女のペアがきらびやかに金箔を貼った傘
を持って踊り始めます。傘を持った女性を男性がリフティングし、男性の首の後ろで
背中合わせになったかと思うと、女性は開いた傘骨の先を足で蹴って回転させはじめ
ました。客席に柄を向けた状態の傘が柄を中心に回っていきます。次は傘を縦回転、
柄と傘の先を交互に蹴ることでくるくるくる。傘の骨の先を片足で持ったかと思うと
こんどは右足から左足へ、左足から右足へ、足で投げて縦に一回転して足でキャッチ!
傘をひっくり返したかとおもうと傘の面を蹴って水平に回しはじめました。次は傘が
ふたつ、片足は柄を下にバランス・片足は傘の面を蹴って水平回転、お次は両足とも
水平回転、その状態から蹴り上げて左右の傘の交換。最後は女性が男性の背中に仰向
けに寝て、片足は正立させた傘の上に傘を倒立させて載せ下の傘の柄を足に乗せてバ
ランスし、もう片足では傘を水平に回転させ、開いている両手では傘を倒立させて
水平に回転させていました。これ読むとくどいですが、見ているともっとくどいです(^^;)
輪抜けは輪を舞台の真ん中にいくつか積んで、左右からがんがんすり抜けるという
最後は輪が5つまで積み重なっていました。
帽子ジャグリングは野原で遊んでいるという見立てでしょうか。移動式の叢が登場
して草に隠れたりでたり、帽子はつばの小さい麦わら帽だと思います。
最初は人間ピラミッドを作って帽子3つ持って両手と頭を使ったジャグリング。
次は一人が円を描いて走り回って帽子4つのシャワー、これは帽子の種類を変えて
ました。次に4人並んで帽子のハーフシャワー、5人がくっついて並んで隣の頭から
帽子を取り、手では逆方向にフィードするというループになる動き。もちろん一個
を投げ上げておいて体術の限りをつくすというのもあり、というかこれが大部分かな。
最後は3人が縦に立って積み重なって、一番上で4つの帽子のジャグリング。
一旦暗転して綱が張られました。綱渡りというとピンと張ったロープを想像しますが、
垂れ下がったロープの真ん中で演技をしていました。びっくりしたのはロープ上での
頭での逆立ち、次は両手でロープを握って逆立ちして移動、そしてロープの上に金
属製の梯子を斜めに置いてその上に載ってのバランス。いったい何がどうなって
いるのやら。フィニッシュはロープ上で一輪車回してました。
ディアボロは小学生程度の女の子たちの演技、基本的には1個を投げておいて体の
さばきで魅せるというもの。ハイトスの正確さはすばらしい。投げておいて
2回とんぼ切ったところにちゃんと落ちてきます。投げ上げたところに後ろから
走りこんできて背中に駆け上がってキャッチ!そしてまた投げ上げてとんぼを
切って降りてキャッチ!投げ上げておいて縄跳び4回とか脈動感に溢れていました。
次のバーの上に片手で体をささえて(つまりずっと片手逆立ちし続ける)
おいての軟体でした。冒頭の軟体がかわいい子たちだったのと対照的にこちらは
妙齢のおねいさん。
最後の演目は高いポールがふたつ舞台の上に立ち、そのポールに登って見得を切っ
たり、ポール間を飛び移ったりするものでした。腕をポールに垂直にした状態で登
るのにはびっくり、手以外の体がポールから離れた状態で登っていくのです。
大人が逆立ちした状態でポールに昇り、片膝を曲げておいて、その上に子供が手を
離して座り込むという瞬間芸もありました。フィナーレは、最上部から片足だけ
命綱をはめて下向きになり片手に紐をつけてその紐に人がぶら下がりくるくる
回転するというものでした。ポールでは各種飛び移りの芸があるのですが、下で
待機する人数にばらつきがありました。同じような背格好なので体重に差もない
ようだし見かけ以上に技によって危険度に差があるんでしょうかねえ。
インターミッションを除いて実質1時間10分の公演ですが、見終わるともうおなか
いっぱいになりました。

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