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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:Hair
日時:2009年5月30日14:00-16:25(途中休憩あり)
劇場:Al Hirschfeld Theatre(NY)
料金:ORCH 122USD + telecharge 9.5USD
座席:ORCH C109
演出:Diane Paulus
振付:Karole Armitage
装置:Scott Pask
衣装:Michael McDonald
照明:Kevin Adams
音響:Acme Sound Partners

トニー賞リバイバルミュージカル作品賞受賞。
満員です。なんとなく客席も自由な雰囲気。
代役がひとりいるのはまあ想定の範囲内でしょうか。この作品は、評価がよくて良席があっと
いう間になくなってしまい、どうしようか悩んでいたのですが、三日前になってプレミア席と
してブロックされていたらしい場所がでてきたのを無事購入できました。
開演前の舞台の幕には満月が投影されています。
左右の2階席の張り出しまで舞台から梯子がかけてあり、行き来できるようになっています。
バンドは舞台の後方、古いトラックの上と台のうえに鎮座しています。
舞台から1階の通路に降りれるように階段がしつらえています。また2階席に上がれるように
舞台の左右にはしごをしつらえてあります。かなり頻繁に客席に出てきて客いじりをするの
ですね。これは通路側が美味しい。最前列前も頻繁にキャストが通っていじっていました。
開演前に隣に座ったおばさんが話しかけてきました。これをみたことがあるのか?ないとい
うと「これは60年代の文化が完璧にはいっている!」と力説。私は60年よりちょっと前の生
まれだともうしたところ、そのころはもう大学卒業してたわよwそれはこの作品が懐かしい
でしょう。客席は老若男女いりまじっています。

オープニングのアクエリアスでちょっと泣けました。舞台の上に大道具はほとんどなく入れ
替わり歌いまくり、ポイントは「愛せよ」ですな。
客いじりもかなり自由な感じで、客席によじのぼったり、抱きついたり、脱いだジーンズも
たせたり。かなーりハイテンションです。客席もかなーり熱くなってます。随所ででる手拍子。
ニューヨークにいる人たちは厭戦気分がすごいのかも、
一応2階にもキャストがあがっていますが、やはり一階の方に多く動いている感じ。
私は中央の座席でしたが、反戦集会のちらしと花がまわってきました。
そして1幕の最後にはほぼ全員が服を脱ぎ捨てて全裸に。むーいろんな体型があるのねー。
こんな演出とは知らなかったので目が(・_・)になりました。後で調べたら初演からこう
いう演出だったのですね。私は最近の日本再演しか知らないのでこうなっているとは
知りませんでしたよ。
2幕目はキャストが客席横の非常トビラから登場、がんがん歌いまくり通路の客をいじりまくり!
エンディングはLet the Sun Shine in ではなぜか涙が出てきてしまいました。
カーテンコールは一瞬で客席総立ちで相当な熱気、かなりの人気を感じさせました。
カーテンコールで舞台にあがる階段に手すりをつけていたからなんだろう?
と思っていたら、客を舞台にあげて一緒に踊ろう!というものでした。
もちろん駆け上ったのは言うまでもありません。
舞台の上は観客で一杯、飛び跳ねたり、おどったり、キャストとハグしたりしてました。
この状態になるとテンションあがりますよねー。客席もずっと立ちっぱなしでした。
いやー楽しい舞台です。


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