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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:ALL-PROKOFIEV CELEBRATION
日時:2009年6月1日19:30-22:15(途中休憩あり)
劇場:Metropolitan Opera House(NY)
料金:ORCH Orchestra Balance 77USD + ABTWeb手数料 5.5USD
座席:ORCH A17(1階最前列左端から2つめ)
出演:
1.Prodigal Son
Choreography:George Balanchine
Staged:Richard Tanner
Libretto:Boris Kochno

The Prodigal Son: Herman Cornejo(代役)
The Siren:Michele Wiles
Father: Vitali Krauchenka
Servants to the Prodigal Son:Arron Scott, Sean Stewart
The Sisters:Lauren Post, Jennifer Whalen
Drinking Companions:Alexei Agoudine, Grant DeLong, Tobin Eason, Kenneth Easter, Jeffrey Golladay,

Joseph Phillips, Luis Ribagorda, Jose Sebastian, Eric Tamm
Conductor: Charles Barker

2.Desir
1, Blaine Hoven and Gillian Murphy
2. Carlos Lopez and Misty Copeland
3. Roman Zhurbin and Marian Butler
Patrick Ogle and Simone Messmer
Alexandre Hammoudi and Renata Pavam
4,Cory Stearns and Isabella Boylston
5. Blaine Hoven and Gillan Murphy
6. Ensemble
Conductor: Ormsby Wilkins

3.On the Dnieper
Choreography:Alexei Ratmansky
Sergei, a soldier: Marcelo Gomes
Natalia, his former love:Veronika Part Olga, his present love: Paloma Herrera
Olga's fiance:Daivd Hallberg
Sergei's mother:Georgina Parkinson
Olga's mother:Martine Van Hamel
Olga's father:Victor Barbee
Olga's fiance's father:Roman Zhurbin
Villagers:Gemma Bond, Isabella Boylston, Maria Bystrova, Melanie Hamrick, Ann Milewski, Christine

Shevchenko, Leann Underwood, Jennifer Whalen, Alexei Agoudine, Blaine Hoven, Mikhail Ilyin, Vitali

Krauchenka, Arron Scott, isaac Stappas, Sean Stewart, Eric Tamm
Conductor: Ormsby Wilkins

上演順がプレイビルの内容と入れ替わっていました。元々は逆順で演じる予定でした。
E. StiefelがけがのためHerman Cornejo と交代です。楽しみにしていたのにOrz
今回は最前列左端からふたつめの席。客席が扇形になっている関係で指揮者が
ほぼ右横に見えます。初めて座る位置なのですが、おもったより舞台に近く感じます。
ダンサーが体をたたく音までくっきり聞こます。私の前がちょうど舞台の左端、左端席
だと舞台からはみ出している感じでしょう。私の席はORCH Balanche というカテゴリで
77USD、右隣はORCH PRIMEで100ドル超えなので、かなりお買い得感があります。
この席の前は意外と?人通りがはげしく、客席左端にはオーケストラのスタッフを
訪ねて来る人多数。みんな呼び出してはご挨拶。
Prodigal Sonは舞踏のようで意外とエロくて、ちょっと変えたらシルクドソレイユZumanityの
振付につかえそう。Herman Cornejoはいいからだです。上からの照明で胸筋がくっきり
とシルエットを作っています。ダンサーここまで筋肉つけたっけ?
足を曲げたままふりあげる、振り付けが印象的で何度も繰り返されました。
ヒロインのスカートの中に頭をつっこんでそのまま持ち上げるとか。二人で床に寝転んで
しまって、足を絡めるとか、上を向いての人間いすに座ってつぶれていくとか、あまりみら
れないような動きが多数。アンサンブルはスキンヘッドで隈取り?でムカデダンスで登場
だし、バレエダンサーが舞踏やってみました!と言われたら信じてしまいそうです。なんか
多少物語があるようなんですが、気になりませんというか気にとめません(汗)
しかし、、隣のお嬢さんから強烈な香水の香りが、、マスクを忘れた日に限ってOrz
隣のおばさんは最前列から巨大な双眼鏡を構えているようです。一体何を見ているのでしょう?

2番目はABTで初演のDesir。
私はこの作品を初めてみましたが、かなり好みです。星空に月を模したバックにダンサー
がくっきりと浮かび上がります。月光を浴びて踊り狂うというところなのでしょうか。
男は長袖Tシャツにズボン、女は赤や紫のシンプルなシャツとスカート。
舞台の上にふたりだけの時でも舞台の広さを感じさせません。皆が大きく見えます。
複数のカップルが舞台に上がると、振付が少しずつ違っている場合が多く、ステージ
全体から目を離せません。随所で見得を切っている様に見えるのは、
動作から一瞬の停止、そして戻っていくパターンが多いせいでしょうか。
男が男をリフトするシーンもあり力強さも感じさせました。

さて3つめ、これは世界初演。これは微妙。
桜の花びららしきものが床に撒き散らされており、踊るたびに舞い上がります。これは美しい。
かなりきっちり物語バレエになっているのですが、そのぶん振り付けに遊びがないというか
派手なところがありません。小芝居というかマイムが多用されていて興味深いことは確かな
のですけど。物語は戦争から帰ってきた主人公が、婚約者のいる娘に一目惚れ、娘もまん
ざらではなさそう。主人公も婚約者がいるのですが、一目惚れした娘に目移りしまくりでしっ
くりいかない。とうとう婚約者を振り切って脱出。結婚式?婚約式?をあげたところに乱入、
色々あって手に手をとりあって駆け落ちしてしまいます。バレエで物語を語るのに全力投入
してしまって、魅せるのまでたどり着かなかったという感じでしょうか。語られる物語もあり
きたりなものなのでいまひとつに感じられるのでしょう。

番組三つ通せば見てよかったと間違いなく言えるのですが、これが逆順であれば
より満足感に満ちて劇場を離れられたことでしょう。

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