今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:Jerusalem 劇場:Music Box Theatre 日時:2011年6月12日14:00-17:10(途中休憩2回あり) 料金:BroadwayBox割引 99USD(telecharge手数料込み) 座席:ORCH L16 脚本:Jez Butterworth Ian Rickson (Direction) Ultz (Set and Costume Design)(Best Scenic Design of a Playノミネート) Mimi Jordan Sherin (Lighting Design)(Best Lighting Design of a Playノミネート) Ian Dickinson for Autograph (Sound Design)(Best Sound Design of a Playノミネート) Stephen Warbeck (Music) 出演: Johnny "Rooster" Byron :Mark Rylance(Best Performance by an Actor in a Leading Role in a Play受賞) Ginger:Mackenzie Crook(Best Performance by an Actor in a Featured Role in a Playノミネート) Lee:John Gallagher Jr. The Professor:Alan David Phaedra:Aimeé-Ffion Edwards Dawn:Geraldine Hughes Davey:Danny Kirrane Tayna:Charlotte Mills Ms. Fawcett:Sarah Moyle Marky:Mark Page(日替わり子役) Pea:Molly Ranson Mr. Parsons:Harvey Robinson Richard Short:Frank Whitworth, :Barry Sloane Danny Whitworth,:Jay Sullivan かなり混んでいるかと思いきや、私の右側は前後含めてすぱっと空いていました。 幕は赤い十字が描かれています。客席は年配の方が多いようです。 幕の前に芝生、切り株、薪、ごみ、金属性の容器。かなり扇状の客席で、私より 右だと見切れあり?TKTSでかってもよかったかなあ 幕の前に天使の羽をつけた少女がアカペラでうたいはじめてはじまりはじまり。 幕が開くと中はどんちゃんさわぎ、トレーラーハウスの前で大パーティ。 ここは公園の中、開発計画がきまっており役人が立ち退きの張り紙をしていき ます。主人公がでてくると、これがまごうことない酔っぱらい。足をずっと ひきずってふらふら歩き、金属桶の中に逆立ちしてはいって頭から水をかぶっ ちゃいます。それからミルクシェイクにジンをどばどばいれてズボンの中で シェイクして飲む。つかみは完全にOK。 ずっと酔っぱらい続けている演技は確かに見事。もちろん酔っ払いなので 話している言葉はとても聞き取りにくいOrz ネバーランドみたいな逃避場所で皆ぐずぐずと時間を過ごしているでOK? 仮装して宴会、バカ話が続いたり、トリビアやったり、その中に青春があっ たり、そして酒とドラッグがあり、ある意味桃源郷?まあ、イカシタ(イカレタ?) おじさんで、子供にとってはできの悪いお父ちゃんという位置づけかなあ。 3幕目はうってかわって濃密な雰囲気、空気の粘度が2倍になったかんじ。 かっこいい格好させるとかなりの威厳。なんかどうでもいい感じは根底に あるものの、いままで斜に構えていたものに色々向き合ってしまった感が あります。子供は連れ去られるわ、ぼこぼこに殴られるわ、立ち退きは、、 かなりやるせない終わり方でした。 重厚な芝居を見た感じです。主役のMark Rylanceのカーテンコールでは 客席全体スタンディングオベーションでした。こりゃ賞取るなと思ったら 案の定主演男優賞受賞でしたね。 PR 題名:Cirque du Soleil: Zarkana 劇場:Radio City Music Hall 日時:2011年6月4日20:00-22:10(途中休憩あり) 料金:TicketMaster 手数料込 139.25USD 座席:section ORCH2, row HH, seat 212 WRITER AND DIRECTOR (ZARKANA):FRANCOIS GIRARD DIRECTOR OF CREATION (ZARKANA):LINE TREMBLAY SET AND PROPS DESIGNER (ZARKANA):STÉPHANE ROY COSTUME DESIGNER:ALAN HRANITELJ COMPOSER AND MUSICAL DIRECTOR:NICK LITTLEMORE CHOREOGRAPHER (ZARKANA):DEBRA BROWN LIGHTING DESIGNER:ALAIN LORTIE IMAGE CONTENT DESIGNER:RAYMOND ST-JEAN SOUND DESIGNER (ZARKANA):STEVEN DUBUC ACROBATIC PERFORMANCE DESIGNER (ZARKANA):FLORENCE POT ACROBATIC EQUIPMENT AND RIGGING DESIGNER (ZARKANA):DANNY ZEN MAKEUP DESIGNER (ZARKANA):ELENI URANIS GUEST CREATOR - DRAMATIST:SERGE LAMOTHE Music by: Nick Littlemore Book by: Francois Girard Synopsis: Directed by the internationally acclaimed François Girard (The Red Violin, Silk), this new production features 71 international artists and follows Zark, a magician on a quest to find his lost powers. He finds himself plunged into a world inhabited by surreal and mesmerizing creatures. The music of Zarkana is composed by Nick Littlemore, a protégé of Sir Elton John. Zarkana is an acrobatic rock opera that blends circus arts with the surreal to create a world where physical virtuosity rubs shoulders with the strange. The story follows Zark, a magician who has lost his powers – and the love of his life – in an abandoned theatre populated by a motley collection of off-the-wall characters and incomparable acrobats. He runs into the Mutants, four sirens as sinister as they are fabulous, who are determined to divert him from his quest. Zarkana is a visual vortex set in a slightly twisted musical and acrobatic fantasy universe where, little by little, chaos and craziness give way to festivity and love regained. 両サイドと後方のぞいてORCHはほぼ埋まっていました。 TKTSにTTあたりからは90USD程度でていたようです。 劇場にはいるとロビーには人だかり、おなじみグッズ販売に加えて 白い人達がなにやら不思議な雰囲気を醸し出していました。 今まで見たシルクドソレイユの舞台のどれよりもたくさんの人たちが歩いてましたね。 満員のロビーの中にそこかしこにいる白い人たち、気分はもうお祭り。 客席に入ると舞台の上でももう何か始まってました。もうちょっと早く入ればよかったかOrz ラジオシティミュージックホールには2階と3階にしかはいったことがないので、オーケストラ 席にはいるだけでもう気分はうきうき。これはかなーーり広いですねえ。2階席が遠いわけだわ。 舞台の演出は音楽と曲芸が交互といういつものパターンにあわせて、舞台いっぱいの映像を 取り入れていました。フープによる曲芸などでは、床で本物が回っていると空中では映像が たくさんくるくる、ラジオシティのスペースを有効活用ですね。後ろからみてもかなり楽しい ノリでしょう。今回のモチーフはジャングル、いたるところに密林っぽいものが多数。 フープの背後は惑星?宇宙での曲芸? 両サイドでは生バンドによる演奏。 オープニングアクトはバウンズジャグリング、5ボールから始まり、3ボールで多彩な技、テー ブルの上下、箱の中などを使っていました。最後は8ボールまで。美しい軌道に加えて美しい足。 次は梯子乗りの頭の上で軟体というあわせ技、 梯子バランスしている状態で、頭に梯子を載せてその上に上って、二つ目の梯子の上で逆立ち! 大きな旗のパッシングは、ゆっくりあがってぴゅーっと落ちるといったおもしろい軌道。旗の先が 重くて旗の抵抗があるためでしょう。 ロシアンバーは伸身の2回宙返り半ひねり(だとおもう)が美しい。 綱渡りは、綱の上での縄跳びや肩車、二人組みが綱の上に立ってポールを抱えてそのうえでまた バランス! 空中ブランコはモチーフが蜘蛛、スパイダーマンとネタがかぶってませんか(^^;) ブランコを2列に して切れ目なく飛んでいるのが印象的でしたね。 2幕の冒頭は、サンドアニメーションアート。真ん中でサンドアニメーションを行っているのを 頭上のカメラで撮影して背面に巨大投影する形。私はこのアートを見たのは初めてだったので、 見る見る砂絵がかわっていくのをみて感動、実は今回の舞台で一番印象的だったのがこのアート だったりします。 クライマックスは組み体操。何人も並んだ上をぴゅーと飛び越えるとか、3人が鼎状になったうえで バランスするなど非常にテンポよく展開されて迫力満点。 全般的にテンポ良く進む上に、映像との合体により一層の迫力となり、大劇場でも十分なインパクトを 与える作品にしあがっていると思いました。これはロングランするでしょう。 題名:Bengal Tiger at the Baghdad Zoo 劇場:Richard Rodgers Theatre 日時:2011年6月11日14:00-16:10(途中休憩あり) 料金:BroadwayBOX 割引 79USD 座席:ORCH L113(真ん中通路すぐ後ろ、センターブロック左端) Moises Kaufman (Direction) Written by: Rajiv Joseph 出演: Robin Williams (Tiger) Arian Moayed (Musa) Glenn Davis (Tom) Brad Fleischer (Kev) Necar Zadegan (Iraqi Woman, Leper) Hrach Titizian (Iraqi Man, Uday) Sheila Vand (Hadia/Iraqi Teenager) Hend Ayoub (u/s Iraqi Woman/Iraqi Teenager/Hadia/Leper) Corey Brill (u/s Tom, Kev) Sherman Howard (u/s Tiger) Daoud Heidami (u/s Musa/Iraqi Man/Uday) イスラムの礼拝堂の窓ガラスらしいものが舞台中央に鎮座していました。 客席後ろはがらがらです。さすが40%台。2階はどれだけはいっているので しょうか。最前列だと舞台が頭より高くなってかなりみづらそう。このあたり で床が舞台よりちょっと上の感じ。 ずっとイラクの雑踏のような感じのBGMが流れていました。 物語の場所はバグダッド、バグダット動物園から動物が逃げ出したり撃ち殺され たりで最後に残ったのがロビンウィリアムスふんする虎くん。その虎くんが檻 に突っ込まれた兵士の右手をご飯にしたばっかりに撃ち殺されてしまいます。 それ以来、成仏?できずに殺した兵士にだけみえる亡霊となってふらふら。 殺されたことで自由をえた?! この虎くん、動物園に入る前はちょっとランチで子供食ってました、でも動物園 にいる間は殺生なし!腹が減って食べただけなのにどうして?とか神様に文句を たれているのです。 登場人物は、米軍の若い兵士(そのうち一人が右手を食われ、ひとりが虎くんを殺す)、 通訳兼庭師、ウダイフセイン、など。物語の場所は動物園のおり、事務所、 どこかの家、病院、と転々。 木を刈り込んで動物の形にした盆栽(なんていうの?)、象とかキリンとか、馬とか、 庭師が平和な時に作っていた庭園も。盆栽の動物は戦争になってもそのままなのです。 殺した兵士は気がふれ、手を食われた兵士は人造の右手をつくっていろいろ不便。 泥う帽子足り、気が触れた兵士から拳銃を奪った庭師はウダムフセインにいたぶ られ。。そして皆何かあるたびに神様に文句を言うのです。なんかコンビニ? 狂言回しで虎が出てきて、人間より哲学的な思索をするというところでしょうか。 虎くんより人間の方がずっと辻褄があわず、何をしだすかわかりません。。 くらーい救いのない物語に笑いが含まれるという雰囲気。ロビンウィリアムズを はじめとする俳優の演技はいいのだけれど、見た後でどよんどよんと暗くなって しまいます。playbill ではこの作品は dark comedy に分類されていました。 私はもっと楽しくなる方がいいなあと。 題名:Spider-Man Turn Off the Dark 劇場:Foxwoods Theatre 日時:2011年6月10日20:00-22:45(途中休憩あり) 料金:ORCHサイドブロック 150USD + Ticketmaster 手数料3.5USD 座席:ORCH CC2(1階席3列目右側ブロック通路側) Julie Taymor (Original Direction/Mask Design) Philip Wm. McKinley (Creative Consultant) Daniel Ezralow (Choreography/Aerial Choreography) Chase Brock (Additional Choreography) George Tsypin (Scenic Design) Eiko Ishioka (Costume Design) Donald Holder (Lighting Design) Jonathan Deans (Sound Design) Kyle Cooper (Projection Design) Scott Rogers (Aerial Design) Jaque Paquin (Aerial Rigging Design) Howard Werner (Projection Coordinator/Additional Content Design) David Campbell (Arrangements and Orchestrations) Teese Gohl (Musical Supervisor) Paul Bogaev (Music Producer) Kimberly Grigsby (Music Direction) Antoine Silverman (Music Coordinator) David Campbell, Teese Gohlk, Kimberly Grigsby (Vocal Arrangements) Dawn Kenny, Rori Coleman (Additional Arrangements/Vocal Arrangements) Lyrics by: Bono and The Edge (of U2) Music by: Bono and The Edge Book by: Julie Taymor, Glen Berger and Roberto Aguirre-Sacasa 出演: Peter Parker:Reeve Carney Mary Jane Watson: Jennifer Damiano Arachne : T.V. Carpio Norman Osborn aka Green Goblin: Patrick Page J. Jonah Jameson:Michael Mulheren Uncle Ben, Buttons, Viper Executive, Ensemble:Ken Marks Aunt May, Mrs. Gribrock, Maxie :Isabel Keating J's Father, Stokes, Viper Executive, Ensemble, u/s Norman Osborn/Green Goblin:Jeb Brown Peter Parker/Spider-Man Alternate:Matthew James Thomas Emily Osborn, Ensemble:Laura Beth Wells Flash, Gangster, Bud, Ensemble, u/s Peter Parker/Spider-Man:Matt Caplan Boyle, Gangster, Robertson, Viper Executive, Ensemble:Dwayne Clark Kong, Gangster, Travis, Viper Executive, Ensemble:Luther Creek Swing:Kevin Aubin Swarm, Ensemble:Gerald Avery Carnage, Ensemble:Collin Baja Ensemble, Assistant Dance Captain:Marcus Bellamy Electro, Ensemble:Emmanuel Brown Jessica Leigh Brown,Daniel Curry,Erin Elliott,Craig Henningsen, Dana Marie Ingraham,Ayo Janeen Jackson,Joshua Kobak,Megan Lewis, Ari Loeb,Natalie Lomonte,Kevin C. Loomis,Kristen Martin,Jodi McFadden, Bethany Moore,Kristen Faith Oei,Jennifer Christine Perry,Kyle Post, Brandon Rubendall,Sean Samuels,Dollar Tan,Joey Taranto,Christopher Tierne プレビュー公演最終週です。次の火曜日にオープンの予定! 私は一昨年の9月にこのスパイダーマンのチケットを購入して、昨年公演キャンセルを くらいました。プレビュー公演期間記録更新中のこの作品やいかに!? 評論家の評価は低いのですが、客はたくさんはいっているのですよね。 この公演も2階席まではほぼ満員、3階席は?? 舞台の周りには黒い壁、そこに網のようなロープ。天井にも滑車。 オープニングは布にぶら下がった女性たちが前後にブランコ、下から横糸ならぬ 横布があがってきて、ブランコ布と横布で織られていくのです。 上から女神?が降りてきて歌う、、これってどこのシルクドソレイユ?って思い ましたよ。女神は蜘蛛に変身! セットはデフォルメされた書き割りがほとんど。マッドサイエンティストの研究所 を訪問したときに蜘蛛にかまれて力をもってしまった主人公、部屋の天井にくっつ いているところからはじまり、腰にくるくる回るリングをつけて2点支持で片方が 2方向から引っ張られ壁や天井にぺたぺた。賭試合に力を使って金を稼ぐ間におじ さんが強盗にころされ、それから正義に力を使おうと。。 スパイダーマンに変身すると、床がせり上がり、客席が床の斜め上から見る感じ に。そこからぴゅーっと飛び出して舞台前面に着地!左右にぴゅんぴゅん飛んだか と思ったら舞台から前へ飛び出して客席の上空をぐるぐる、バルコニー席にすぱっ と着地、かなり難しいタイミングのようです。吊りの構造はかなり複雑で、2点 支持を上からつりさげていてそれが多方向からひっぱられています。ロープの捻れ をとる動きも可能。なんだか機構が難しすぎる上にタイミングがかなり難しそう。 悪党はかぶりものでカリカチュアされてます。アメコミから抜け出したまま。 そして1幕最後にはマッドサイエンティストも変身!でも助手を事故で死なせて しまう。。。マッドサイエンティストの手下もバラエティに富んでいます。 いつのまにか手段と目的がすり替えられているように思われるのは、マッド サイエンティストのお約束? クライマックスは塔が水平ににょきにょき。塔が水平、舞台奥が地上という形で 空中戦。そして巨大なスパイダーマンと悪者の絵が左右の舞台袖から出現! マッドサイエンティストも空中を飛びます。こちらはガメラのように背中に 甲羅をしょってそれが4点からひっぱられている感じ。 横無尽に絡み合い、途中で吊りのロープも引き合い、かなりやばそう。 アトラクションとしてはかなりいけるのだけれど、ちょっと違う意味でハラハラ。 ピアノをひっくり返したら自分も地上に落ちてクラッシュ!ってどうしてですか? 最後はマスクはずして当人がフライング!場内大歓声! カーテンコールでは真ん中に逆さ吊りでぴゅーっと降りてきました アトラクションとしてはかなり良くできていると思いますが、ラスベガスあたりで もっと派手にやったほうが受けたと思う。 吊りの印象が強烈過ぎて、舞台上の演技と曲の印象が残っていません。 さて来年のTONY賞にはどれだけ関わるでしょうか? 題名:The Book of Mormon 劇場:Eugene O'Neill Theatre 日時:2011年6月10日15:00-17:30(途中休憩あり) 料金:Mezz Front Telecharge 手数料込 142USD 座席:Mezz A9(2階席左ブロック最前列) 脚本: Trey Parker, Matt Stone, Robert Lopez(TONY Awards Best Book of a Musical) 振付:Casey Nicholaw 演出:Casey Nicholaw and Trey Parker(TONY Awards Best Direction of a Musical) Scott Pask (Set Design)(TONY AwardsBest Scenic Design of a Musical) Ann Roth (Costume Design) Brian MacDevitt (Lighting Design)(TONY Awards Best Lighting Design of a Musical) Brian Ronan (Sound Design)(TONY Awards Best Sound Design of a Musical) Larry Hochman (Orchestrations) (TONY Awards Best Orchestrations) Stephen Oremus (Music Supervision) (TONY Awards Best Orchestrations) Lyrics by: Trey Parker, Matt Stone, Robert Lopez(TONY Awards Best Original Score (Music and/or Lyrics) Written for the Theatre) Music by: Trey Parker, Matt Stone, Robert Lopez 出演: Elder Arnold Cunningham: Josh Gad Elder Price:Andrew Rannells Nabulungi:Nikki M. James(TONY Awards Best Performance by an Actress in a Featured Role in a Musical) Elder McKinley: Rory O'Malley Mafala Hatimbi: Michael Potts Price's Dad and others: Lewis Cleale Ensemble: Scott BarnHardt, Justin Bohon,Darlesia Cearcy, Kevin Duda, Asmeret Ghebremichael, Brian Tyree Henry,Clark Johnsen, John Eric Parker, Benjamin Schrader,Michael James Scott, Brian Sears, Jason Michael Snow Lawrence Stallings, Rema Webb, Maia Nkenge Wilson,Tommar Wilson Swing: Ta'Rea Campbell, Tyson Jennette, Douglas Lyons, Nick Spangler, TONY Awards ミュージカル作品賞受賞。 もちろん満員,キャンセレーションも長蛇の列だったのです. この時点で次に買えるチケットは8月末。TONY Awards とった後は 今年いっぱい買えなくなっていましたよ。 今回はとても珍しい金曜マチネです。今週だけあったのはなぜ? このおかげで旅行期間中に1本余分に見ることができました。 舞台上の建物屋上ラッパ吹きがぐるぐる回って舞台開始! まずはモルモン教の歴史、米国にイエスキリストがいて、モルモンがいて、、 それからピーンポーンと戸別訪問の布教活動実践!モルモン教なら お約束ですよね。それがオープニング曲! 修行を終えた若者たちが、布教活動の地を申し渡されます。 フランスとかノルウェーとか日本とか、、やりがいがありそう! そして主人公コンビが申し渡されたのが「ウガンダ」、のっぽと でぶの凸凹コンぴはふたりでがっくし。空港についてウガンダに 行こうということで始まるライオンキングの世界(O_O) ラフィキ登場!! 実は役者を雇ってウガンダらしき雰囲気を出していただけでした。 この後の映画や芝居のパロディがいっぱい出てきます。覚えている だけでもスタートレックのウーラ、ダースベイダー、、あと何だっけ(^^;) ウガンダに到着するとそこはとても貧乏な村、到着早々現地の軍閥 に荷物をまるごとうばわれちゃいます。 警察は遥か遠く彼方 Orz みんな貧乏、飢餓にAIDSと三重苦。皆 目立たないように波風立てないように暮らしています。 いつものようにチャイムを押して布教活動、、、玄関にチャイムなど あるはずもなく。。 すでに何人もの布教者がこの地にいるのですが、当然ながら改宗の 実績は0!でもこんなものと皆能天気、能天気に踊りまくってます けど、現実とはどんどん乖離しちゃってます。かなりいい感じの タップがこのあたりにはいってます。能天気な軽やかさと現状の 深刻さのミスマッチが笑っちゃうくらい。 布教活動してぜーんぜんだめ、現実が悲惨すぎて、中途半端に救い を説いても誰ものってきません。 住民は、困ったことがあったら現地語の呪文を唱えればよいの歌 を歌ってたりして、その呪文を英語に翻訳すると"Fuck You God!" 娘に役に立つ教えを請われてArnold は、モルモン教を換骨奪胎 (というよりスターウォーズや指輪等を入れて完全なファンタジーに) して良いことばかりを語り、住民を帰依させちゃいます。 モルモン教に帰依すればこの辛い土地を脱出して、そるとれえく してぃという天国に行ける!? Price は信仰の危機に陥り、モルモンの地獄の悪夢を見ます。 地獄にスターバックス登場??と思ったらモルモン教はコーヒー 禁止なのですね。後で知りましたよ。Price は回心して I believe, これがTONY Awards のパフォーマンスで歌われました。 本部から上司が視察にくることになりました。そのままでは布教 活動の失敗で叱責されるところ、Arnold によって面目を施すこと になります。Arnoldはその成果に対して表彰を受けることになり ますが、その場に地元住民たちが教えを寸劇にしました!といって でたーらめな教えをそのまま物語りはじめちゃいます。魔法の蛙と 交わって、金の皿、、ここは抱腹絶倒、そしてもちろん表彰は 取り消し、娘にArnoldはいつそるとれえくしてぃに連れて行って くれるのと詰問されるのです。もちろんそるとれいくしてぃになぞ 連れていけるはずもありません。しかし、、地域住民の一人から そるとれいくしてぃなぞ存在しない、あれはメタファーなのだ、 というまっとうな?指摘で解決! 最後は皆がぴんぽんならして布教活動、持っている本には「Book of Arnold」 舞台で流れるのは明るい感じの曲ばかり、それをハイテンションで 歌い続けます。ゴスペルののりにちかいものも多いですね。 宗教を素材に風刺を利かしているのですが、完全なブラックに落ちて いないのは宗教全般に対する愛があるように感じられました。 もっとも元ネタ知らないと笑えないシーンも多いですよねえ。 とにかくこれを見たらおなかいっぱいって感じです。 |
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
(10/20)
(11/02)
(11/02)
(11/02)
(10/28)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
くろせ
性別:
非公開
ブログ内検索
最古記事
(11/01)
(11/02)
(12/06)
(12/07)
(12/07)
アクセス解析
|