忍者ブログ
今までに見た舞台の感想をつづってあります。
[131] [132] [133] [134] [135] [136] [137] [138] [139] [140] [141]


題名:Lisa Batiashvili Plays Sibelius & Brahms's Second Symphony
日時:2010年6月11日14:00-16:??(途中休憩あり)
劇場:Avery Fisher Hall at Lincoln Center
料金:CAT1 85USD + 手数料8.0USD

座席:Orchestra G-103
Conductor:Alan Gilbert
Violin:Lisa Batiashvili
曲目:
MAGNUS LINDBERG (born in 1958) Arena (1995)
JEAN SIBELIUS (1865-1957)  Violin Concerto (1903, rev. 1905)
JOHANNES BRAHMS (1833-1897) Symphony No. 2 (1877)



めずらしい金曜マチネです。ブロードウェイミュージカル以上に年輩の客が多い。
というか、若い客がいない!金曜マチネならば当然ですか?
開演15分前に着席すると、舞台上にはオーケストラの何割かが着席して練習をし
ていました。全員黒のスーツ、でもネクタイはさまざま。
この席は一番高いカテゴリの一番前の列です。一ヶ月前に売り切れだったのを何
度か公式Webにアクセスして購入することができました。このホールは最前列に
座ると舞台は頭の高さになります。
指揮者登場、東洋系の顔立ちです。生え抜きなんですね。
ひとつめの作品ではずっと不協和音が奏でられていました。いつ怪獣がでてきても
おかしくない気分。ドラムが鳴り始めたときはとうとう怪獣が歩みはじめたと思っちゃ
いましたよ。伊福部ゴジラに通じる感じ?かなりよい感じです。
かなりいいです
2曲目ではオーケストラのメンバーがかなり入れ替わりました。
バイオリンソリスト登場、真っ黒のオーケストラメンバーの中でひとり背中の大きく
開いた生成りのドレスが鮮やかです。かなり美人、肩の筋肉はかなりついています。。
演奏も力強くそれでいて鮮やかな音とでもいいましょうか。鋭角に空気を切り咲くよう
な弓の動きにより、包み込むようなオーケストラの音響の中でそこだけ原色で塗られ
たような音を響かせています。肘から先の筋肉がすばらしい。普通にしていると見え
ない筋肉が、力をいれたとたんに顕わになるのです。
ドラムとバイオリンの呼応もおもしろい。
ビジュアル的にもかなりいいです。前の方で見てよかったと思える瞬間ですね。
3曲目はソリストがいなくなり、今度はオーケストラ全員参加のシンフォニー。
指揮者によって動かされるオーケストラが興味深い。楽団員によって指揮者を見る
タイミングが違ってますね。でも問題ないんだーと妙なところに感心しました。
正直言って3曲目はCDで聞いていると飽きてたと思いますが、生音で色々見ながら
聞いているとけっこう楽しい。
指揮者かなりかっこいい、すごいオーバーアクションで汗びっしょりでした。
どうもお疲れ様です。



拍手[0回]

PR


題名:All-Ashton Repertory (American Ballet Theatre)
日時:2010年6月10日19:30-21:40(途中休憩あり)
劇場:Metropolitan Opera House(NY)
料金:Center Parterre 175USD+手数料5.5USD
座席: Section:PARTERRE Box:22 Seats:6 (2階席センターボックス席後方)
Choreography by: Sir Frederick Ashton
Music by: Alexander Glazunov
Costumes by: Andre Levasseur
Lighting by: Steven Shelley

番組:
Birthday Offering
Entree:
Renata Pavam, Gemma Bond, Hee Seo, Simone Messmer,
Stella Abrera, Christine Shevchenko, Irina Dvorovenko
Mazurka
Gray Davis, Carlos Lopez, Thomas Forster, Blaine Hoven
Jared Matthews, Daniel Mantei, Maxim Beloserkovsky

Thaïs Pas de Deux
Maria Riccetto, Jared Matthews(代役)

Awakening Pas de Deux
Veronika Part, David Hallberg

The Dream
Titania: Xiomara Reyes
Oberon: Cory Stearns
Puck:Daniil Simkin
Bottom: Alexei Agoudine
Helena: Karin Ellis-Wentz
Hermia: Kristi Boone
Demetrius: Roman Zhurbin
Lysander: Gennadi Saveliev

2階席は舞台全体が良く見えるのですが、やはり遠い。ダンサーの筋肉は良く見えません。
1幕はながして踊ってる感じに見えます。見せ場があるわけではなく、群舞がそろっている
わけではなく、物語性があるわけではない。元々全体的に地味なのですね。
2幕は男性ダンサーのリフトが非常に自然で見ごたえがありました。きれいな筋肉だ。
最終幕は「真夏の夜の夢」、いわずと知れたシェイクスピアの喜劇です。なんとコーラス
団がオーケストラピットに出現しました。
パックは身軽で愛らしい、ひょいひょいステージを飛び回ります。妖精のダンスもかわいい。
全体としてかなりコミカルな振り付けです。凄さを感じさせる場面はあまりないのですが、
わかりやすくけっこう楽しかったのです。




拍手[0回]



題名:Promises, Promises
日時:2010年6月9日20:00-22:45(途中休憩あり)
劇場:Broadway Theatre
料金:ORCH Telecharge手数料込 136USD
座席:Center Orchestra Row A, Seat 103
Production Credits:
Rob Ashford (Direction and Choreography)
Scott Pask (Scenic Design)
Bruce Pask (Costume Design)
Donald Holder (Lighting Design
Brian Ronan
Jonathan Tunick (Orchestrations)
Phil Reno (Music Direction)
David Chase (Dance Music Arrangements)
Other Credits:
Lyrics by: Hal David
Music by: Burt Bacharach
Book by: Neil Simon
出演:
Sean Hayes(Chuck Baxter)
Kristin Chenoweth(Fran Kubelik)
Tony Goldwyn(J.D. Sheldrake)
Katie Finneran(Marge MacDougall) TONY Awards Best Performance by a Featured Actress in a

Musical受賞
Brooks Ashmanskas(Mr. Dobitch)
Dick Latessa(Dr. Dreyfuss).
Peter Benson(Mike Kirkeby).
Sean Martin Hingston(Mr. Eichelberger).
Ken Land(Jesse Vanderhof, u/s Sheldrake, Dreyfuss)
Cameron Adams(Miss Della Hoya, Ginger).
Ashley Amber(Miss Kreplinski, Helen Sheldrake, u/s Miss Olson)
Nathan Balser(Swing, u/s Dobitch, Kirkeby, Eichelberger, Vanderhof, Karl, Night Watchman,

Eugene, Lum Ding Waiter)
Helen Anker(Miss Olson)
Wendi Bergamini(Swing, u/s Miss Olson, Miss Della Hoya, Ginger, Miss Wong, Miss Kreplinski,

Helen Sheldrake, Orchestra Voices). Broadway: South Pacific. National tours: The Light in the

Piazza (Franca, 1st National), Evita, Cats (Jellylorum)
Nikki Renee Daniels(Barbara, Orchestra Voice)
Sarah Jane Everman(Kathy, Orchestra Voice, u/s Fran).
Chelsea Krombach(Sharon, Orchestra Voice)
Keith Kuhl(Ensemble)
Matt Loehr(Night Watchman, u/s Chuck, Eichelberger, Vanderhof).
Mayumi Miguel(Miss Wong, Vivien)
Brian O'Brien(Karl Kubelik, u/s Sheldrake, Dobitch, Kirkeby)
Sarah O'Gleby(Swing, u/s Miss Olson, Miss Della Hoya, Ginger, Miss Wong, Vivien, Miss

Kreplinski, Helen, Orchestra Voices).
Adam Perry(Eugene).
Megan Sikora(Miss. Polansky, Sylvia, Gilhooey, Nurse, Maid, u/s Fran, Marge).
Matt Wall(Swing, u/s Kirkeby, Dobitch, Eichelberger, Vanderhof, Karl, Night Watchman, Eugene,

Lum Ding Waiter).
Ryan Watkinson(Lum Ding Waiter, New Young Executive, u/s Karl)
Kristen Beth Williams(Patsy, Orchestra Voice, u/s Marge)

Synopsis:
To get ahead, a junior executive allows bigwigs to use his apartments for trysts.
But what happens when his own office crush is one of the visitors? Songs include
"I'll Never Fall in Love Again." Based on the movie The Apartment by Billy Wilder.

ほぼ満員。
最前列センターブロックです。目の前はオーケストラピット、その向こうに一段と高い舞台が
あります。私の頭の高さあたりが床になってます。足下はちょっとだけ見切れ、でもキャストを
見にきたのだからいいのだ。。

オープニングははんこをぺたんぺたんおすところから群舞に。Sean Hayesはこれがブロード
ウェイデビューなんですね。小心者だけれど絡め手から出世したいという気持ちがとても
よく見て取れます。そのまわりでダンスするサラリーマンにオフィスレディたち。舞台ぎりぎり
までつかっての大きな動きにちょっと感心、落ちることないんですか?でもサラリーマンダン
スみると、9to5とか努力せずにとか色々思い出しちゃいます。その後もサラリーマン達はがん
がん踊ります。大道具はシンプルなもので机と椅子くらい。1幕最後のクリスマスパーティだけ
螺旋階段とクリスマスツリーあり。
さてFranがでると大拍手。小さな願い、は懐かしさでちょっと涙ぐんでしまいましたよ。いつ頃
でしょうか。相変わらずすばらしい声、でもなんというか貫禄ついてきましたねえ。チャーリー
ブラウンの頃とは本当に様変わりしました。
2幕でFranが下着姿になるとおっぱいに目が行ってしまいます(^^;)
i'll never fall in love again を弾き語り風にやるのは泣けました。
幕間、ようやく、客席の無駄話が理解できるようになってきました。なれたころに帰るんだよね
えOrzアダムズファミリーには期待しすぎていた、なんて会話も聞こえてきます(^^;)
2幕最初のふくろうのコートのおねえさまはかなりいい感じ、すごく迫力のあるよっぱらいです。
(と思っていたら、案の定TONYのミュージカル助演女優賞を受賞しました)

おじさんたち4人組も管理職でいながらつましい、ちょっと情けない状態がいい。
かなり分かりやすい英語の上に、英語がわからなくてもわかるだろうと思えるくらいにわかり
やすい筋書き。でも管理職の方々がラブホテルに困るってところが今だとわかりませんよね。
古きよき時代のミュージカルをみた感じで満足して帰りました。
これってリバイバル賞!!って思ったらノミネートされてないのねOrz





拍手[0回]



題名:Cirque du Soleil: Banana Shpeel
日時:2010年6月9日14:00-16:30(途中休憩あり)
劇場:Beacon Theatre
料金:Playbill割引 77.90
座席:section ORCH, row E, seat 101
内容:
Banana Shpeel is the latest show from producer extraordinaire Marty Schmelky and
features a colorful array of slapstick comedy, eclectic dance and unique acrobatic
acts. The larger-than-life personality presents the diverse talent he has gathered
from around the world, as zany characters spread chaos throughout the theatre.

Cirque du Soleil's modern vaudeville Banana Shpeel is a roller-coaster mix of styles
that blends comedy with tap, hip hop, eccentric dance and slapstick, all linked by a
hilarious narrative that ignites a succession of wacky adventures!

Creators
Guy Laliberte Founder
Gilles Ste-Croix Artistic Guide
David Shiner Writer and Director
Serge Roy Creation Director
Simon Carpentier Composer and Arranger
Jared Grimes Choreographer
Dominique Lemieux Costume Designer
Patricia Ruel Set Designer and Props Co-Designer
Jasmine Catudal Props Co-Designer
Bruno Rafie Lighting Designer
Harvey Robitaille Sound Designer
Eleni Uranis Makeup Designer

出演:





この日の午前中タイムズスクエアでこの作品の宣伝をしてました
ビラくばりに軟体とフープダンス。がんばれ、みんな。




もともとオープニングが2月の予定が二カ月も遅れての開演でしたから、いろんな意味で
どきどきしながら見にいきました。
Beacon Theater はブロードウェイ沿いなのですが、劇場街を少し離れた74丁目にあります。
BeaconHotelと一体となっている建物です。すぐ近くにおいしいパンとケーキの店がありました。
子供の団体もはいっているようですが、かなりすいているようです。
看板のSOLEILの部分に取り消し線がはいって、Schmelkyとかかれています
えーとシルクドソレイユだよね、これ。

客席入り口で渡される小冊子がPlaybill でなくて、「MSG INSIDER」 POWERED BY TIMEOUT
出演者紹介の中にジャグラーがひとりいました。

Le Tuan
Tuan performed at a young age with the Vietnam Circus, and in Europe with diverse
productions after moving to Berlin.
He was the featured act at the Just for Laughs Gala in Montreal.
He is a young director of the successful international touring show "Lang Toi". Tuan
is the winner of the 2010 Award of Ecvellence from the International Juggling Association

今年のIJAはまだのはずですが、どんな賞なのでしょう?


この劇場は改築したらしく、いろんな装飾が劇場内部にできていました。




舞台の上にはSchmelkyの名前が付いた折りたたみ椅子がひとつ。
1階席で5割弱の入り?平日マチネのせいでしょうか。興業的には苦戦?
冒頭はアガリ症のキャストによる前説とそれをサポートするプロンプターのギャグ、
かなりすべってます。シルクドソレイユのショーはたいていほとんど言葉なしなのですが、
今回はかなりしゃべってます。
抽選で客席から選んだ3人をパフォーマとしてオーディションしていくという物語があります。
選ばれた3人はもちろんクラウン、開演前から客いじりしてました。
足を怪我して歩くだけのパフォーマンス、しゃべれない人形の腹話術?腹話術ならぬ
主話術とでもいうものでしょうか、コートを脱ぐと病的なまでにがりがりに痩せたパンツ1枚
の男。もちろんみんなおもしろくありません。でもパンツ男は意外と客席に受けてましたね。
どうしようもないパフォーマンスなのですが、舞台を降りないので部下たちとかとドタバタ、
その間に他のパフォーマー演技がはいるという感じ。

まず目をひいたのはフットジャグリング、お約束の座布団回しからはいりました。両手と両
足にある座布団をくるくるいれかえるのがあざやか。頭を支えにして逆立ちして4枚は初
めてみました。




そして、ハットジャグリングはこの舞台での一番のみもの。個をすばやくやったあと2個から
3個へ、テンポが早くてきれい。特にパンケーキスローの回転が多くてきれい。
4つを頭両手肘背中などにおいて投げずに置き換えるパターンも興味深い。
片足つかって手足頭に帽子をおいて、手ー>足ー>手ー>頭ー>手とぐるりと動く!
帽子4つのトスではカラムとファウンテン、2アップハーフターン。
帽子5つは4から5に移行し、最後に3アップピルエット。
帽子6つは4から膝とあたまからひろってジャグル+アルファ。
ここから帽子を麦藁帽にもちかえて違うパターンへ。両手頭の交換、4つのシャワーで
フィニッシュ。
とにかく操作するテンポが早くて、しかもまったく失敗しない
スローは非常に正確で、頭でもぶれなくキャッチ!非常に美しい軌道でした。




組体操では左右にダンサーが並び、ダンサーができる動きはダンサーもなぞるという
もの。一見おもしろそうな演出に思えるのだけれどうーん。
タップダンスは、デュオと群舞。もうちょいメリハリがあった方がうれしいかな。
でも大人数でタップふんでくれるだけでたのしくなってきますl。
いかにもネタばれ見せてますというべたな消失マジックもあり。
2幕目はブラックライトを使ったダンス。そこそこ楽しいけれどImaginOceanに負けてます(^^;)

全体を通して、この舞台では、演出的になにかを冒険しようとしているらしいのですが、
私にはいまひとつぴんときませんでした。
曲芸はかなりすくなく、コントが主でそれにアンサンブルによるダンスという構成になってます。
終わり方もなんというか、クリエータあきらめましたね!という雰囲気に感じてしまいましたよ。
凄いハットジャグリングを楽しみたいという方にはお勧めの舞台という感じかなあ。



拍手[0回]



題名:Fences
日時:2010年6月8日19:00-21:25(途中休憩あり)
劇場:Cort Theatre
料金:ORCH Telecharge手数料込 131USD
座席:Right Orchestra Row C, Seat 8
出演:
DENZEL WASHINGTON(Troy Maxson) 2010年TONY賞Best Performance by a Leading Actor in a Play受賞
VIOLA DAVIS(Rose)2010年TONY賞Best Performance by a Leading Actoress in a Play受賞
CHRIS CHALK(Cory)
STEPHEN MCKINLEY HENDERSON(Jim Bono)
RUSSELL HORNSBY(Lyons)
MYKELTI WILLIAMSON(Gabriel)
EDEN DUNCAN-SMITH(Raynell)
SACHA STEWART-COLEMAN(Raynell)
JASON DIRDEN(Standby Lyons, Cory)
MICHAEL GENET(Standby Jim Bono, Gabriel)
ROSLYN RUFF(Standby Rose)
KEITH RANDOLPH SMITH(Standby Troy Maxson)
Production Credits:
Kenny Leon (Direction)
Santo Loquasto (Set Design)
Constanza Romero (Costume Design)
Brian MacDevitt (Lighting Design)
ACME Sound Partners (Sound Design)
Branford Marsalis (Original Music)
Written by: August Wilson

Synopsis:
Set in 1950s Pittsburgh, the drama follows Troy Maxson, a former baseball player
in the Negro Leagues, now reduced to collecting trash. Troy must deal with his
headstrong football-player son, who has a chance to go so much further than he
did, and with his wife, who reevaluates their marriage when Troy comes home with
the baby he fathered with another woman. Winner of the 1985 Pulitzer Prize for
drama.

TONY賞リバイバル作品賞受賞。
ストレートプレイなのに、Best Original Score (Music and/or Lyrics) Written for
the Theatreにもノミネートされていたのですが、惜しくも受賞を逃しました。
満員、キャンセレーションの行列に20人くらいは並んでいました。



私が座ったのは4列目右端付近、でもさほど見づらくありません。
まあどこにすわってもさほどもんだいないでしょう。
しかし、、、私の前に巨体カップルが座ったOrz 壁作られました。
一番前のおじさんが最前列とかわってくれないかと通路側席にきいてます、が皆断る。。
最前列だと舞台は目の高さになります。ほとんどみあげるような感じね。
今回初めてのストレートプレイ観賞、内容が内容だけに客席に子供がほとんど見えません。
ミュージカルよりもよりカジュアルで年齢層が高い感じです。

舞台の左側には大きく茂った木、右側には古ぼけた煉瓦の家、バルコニーがあります。
舞台の真ん中には木箱のテーブルと椅子、左奥はまた別の家。
最初から最後までこの家の軒先で物語が進みます。
庭の真ん中にあるフェンスが、場面が変わるたびにちょっとずつ作られていきます。

舞台はピッツバーグ、Troy は野球選手だったのですが、MLBが黒人選手を採用する前に
盗みでつかまり、野球人生を棒に振ってしまいました。どんよりする昔話の愚痴。
今の楽しみは毎週給料をもらった後に飲む酒、Troy は×イチ、前妻との間にLyonsとい
う息子があり、給料日にいつもTroyに金を借りにきてます。
いまの息子Coryはフットボール選手で、大学で奨学金をもらってフットボールを続けよう
としてますが、Troyは自分と同じ苦しみを味あわせたくないので、スポーツに対して
否定的です。アルバイトをやめなければフットボールを続けて良いと言ってます。
でも子供が成功することへの嫉妬から止めているようにも見えます。
Troyには戦争で障害を負った弟Gabrielがいます。実はGabriel が政府から貰った金で
この家を買ってます。1幕の終わりにはCory がアルバイトをやめてフットボールの練習
に行っていたことがTroyにばれて「1ストライク」と言われます。
2幕ではToryが愛人をつくったばかりか、愛人を妊娠させていたことがわかります。
Roseに事実がばれ、Troyが逆切れしたときに、CoryがTroyを殴る,そこで「2ストライク」
Troyの愛人の娘が生まれたとき、娘の生と引き換えに愛人は死んでしまいます。Troyは
娘を連れて帰り、Roseに押しつける!
ここのTroyとRoseの対決は迫力があって目が釘付けになってしまいましたよ。
「母を見つけた代わりに妻を失ったのよ」と啖呵きるところがやたらかっこいい。
それまではおとなしめの奥さんだったのに。
数ヵ月後Coryが卒業して職探しをしているときにTroyと口論になり、おじさんの金で家を
買った!で3ストライク、家を出ていけと言われます。
最後の場面はToryの葬式、Coryは米軍にはいっていました。父の葬式に出ない、という
Coryを、すくすく育った妹を見せて彼も父親の役割を果たしていたと説得します。

のっけから高いテンションのキャストたち、なんだか半分以上がToryの台詞のような気が
しましたよ。デンゼルワシントンオンステージとでもいいましょうか。
どーんよりする昔話、子供は自分と同じ思いをさせたくないという言い訳で家族を縛る。
ささやかな幸せだけれど、差別によるやるせなさ。でも家族としてはまずまずしあわせ。
偉そうなこと言っている家父長制度の象徴みたいや奴のくせに(だから?)外で愛人を
つくりいろんなことから逃げ、子供を作った上にその子供の養育を妻に押しつける、
という話を聞くだけだと単にひどいやつ、しかも言い訳王(笑)時間がたつにつれて
より一層煮詰まってきます。ときどき死神とも対話してたりします。
イイ男がひどいやつを演じることによってバランスのとれた舞台にしあがっているの
だと思います。
Roseもよかったですねえ。波乱万丈の心情を見事に表わしていました。
それにしてもテンション高いので話すピッチが速い、大意は聞き取れるのですが、
Jokeがわかりません。辛気臭い話なのに場内かなり受けるシーンがありました。なんで
Jokeになると一層早口になってしまうのでしょう Orz

舞台が終わると客席は全員スタンディングオベーション、この時は作品賞を予感しましたね。





拍手[0回]



忍者ブログ [PR]
カレンダー
01 2026/02 03
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
フリーエリア
最新トラックバック
プロフィール
HN:
くろせ
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析