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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:이(爾) (イ)
日時:2009年6月27日15:00-17:40(途中休憩あり)
劇場:대학로예술극장 대극장(구. 아르코시티극장 대극장)(アルコシティー劇場大劇場、大学路、ソウル)
料金:50000Won
出演 : 김내하, 박정환, 진경, 정석용, 이승훈 ..
Staff : 김태웅, 김성준



大学路芸術劇場(アルコシティ劇場)開館記念公演です。この建物は複合ビルで1、2階はテナント、
3階と4階が劇場になっています大劇場とあるのででかいと思っていたのですが、後ろまで10列ちょっと
正面席ならどこに座ってもみづらいことはないでしょう。私が座ったのは7列目センター。約5割の入り。



ディスカウントコードは持っているかと聞かれて、あるのか?と反問したらクレジットカード各種、そんな
韓国内カードなんてもっていません。
舞台はかなり奥行きが広く、高さもかなりあります。客席のひろさよりちょっと狭いくらいなのでかなり贅
沢な舞台空間ですね。舞台の左側には太鼓、真ん中には台の上に香がたかれています。後ろは細
長い桟の障子。
オープニングとエンディングは薄暮の中でで半裸の男性ダンサーたちの群舞、これが美しい。登場す
るキャストはみんなかっこよく、鑑賞に耐える体です。照明やシーンデザインとかとにかくスタイリッシュ。
劇場とマッチしたあかぬけた雰囲気で貫かれていました。
どうやらコンギルが王の囲われものになった後の場面から始まったようです。王様の呪術?から物語は
始まります。そこから王妃と王がからみ、子供ができて、妊娠中にコンギルとSM。宮廷の中で芸人たち
が宴会?芸は組体操系、それにキセルを使った皿回し、棒を回していたかと思うとそれでリンボーダン
ス、でもまともにやるやつはいなくて上を通ったり腹でとばしたり、ぼうしから紐をはやして振り回し、もあ
りました。



漫才は、決め言葉で笑わせたり、寸劇やマイム、言葉がわからなくてもかなりおかしいのはさ
すがにうまい役者がそろってます。オカマショーも受けてました。でも、芸人の親分であるジャンセンは
ほとんどでてこず、見ている方にはフラストレーションがたまっていきます。風刺劇や啖呵切るところも
ないし、、だいぶ前に見たミュージカルよりも体裁きも間もずっと上手なんですが、なんだか後日談をみ
てるようで不完全燃焼。オープニングみたいな芸の披露までで45分、こりゃ長くなります。
王宮の中で煮詰まった王様、裸の王様系なのでわがままが恐ろしい反面かわいそうでもある。風刺劇の
部分がすっぱりなくなっており、ジャンセンの存在がとても小さくなっていました。王と家臣の絡みも一
回だけ。舞台の上で存在感があるのは王だけなのです。ジャンセンは最後は盲目で踊って、そのあげ
く王に切り殺されます。なんというかしまりのないかんじ。
最後はクーデター。王はコンギルに自らを殺させようとして、、、
客席ではすすり泣きが聞こえましたが、私にはいまひとつわかりませんでしたよ。



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題名:ちゃんぽん
日時:2009年6月13日14:00-15:55
劇場:あうるすぽっと
料金:当日3500円
座席:最前列中央右より(自由席)
翻訳:津川泉
演出:森井睦
作:ユン・ジョンファン(윤정환)
出演:
 シン・ジャンノ(店主):二宮聡
 ジナ(妹):伊東知香
 ペク・マンシク(ジナの恋人):荒川智大
 婚約者ミラン(ジャンノのフィアンセ):久保寺淳子
 その他:鈴木絢子、川合敏之、福沢重文、他


あうるすぽっとにきたのははじめて。上に豊島区図書館、道路をわたって向かいに
大勝軒があるのですね。大勝軒はすごい行列でした。
あうるすぽっとのロビーにはカフェがあるのですが、それ以外には座るところがあり
ません。うーん、それってどうなんだろう?



舞台は韓国の安食堂。上手に灯油缶、下手にブロックがふたつ、中央には安そうな
テーブルと椅子が2セット。壁には韓国の国旗と仮面、ポスターなどがかざってあります。
舞台奥がキッチンになっており、鍋に食器。壁にお値段、1200、250、300、200とあ
りますがなんなのかハングルが読めません。
5分くらいまえ、BGMがなっている最中にキャストがキッチンにはいって芝居が始まりました。
オープニングではほんとにチャンポンらしきものを客が食べてます。おいしいの?なんだか
淡々と食べてる感じ。いまひとつうまそうに見えません。
最初は軽快なコメディで始まります。そして、出前のチャンポンを軍人(実は民兵)に奪われ
たことが光州事件の勃発になったのではないかと思った店員たちが、、、という重苦しい
ブラックコメディ。国民を守るはずの暴力装置が国民を襲うという悪夢をコメディに載せて
語ります。きわめてよくできた脚本でおもしろいのですが、痛すぎる感じ。
小市民の兄にその恋人、足が悪い妹、その恋人の4人で小さな幸せを作ろうとしているの
です。しかし参加しようと思ったこともなかった民主化運動に巻き込まれてしまい、、幸せ
は粉々に。最後は暴動に巻き込まれて、兄以外死亡。
暴動と弾圧の様子は時々、ニュース内のアナウンサー(舞台に出現)によって語られます。
その語り口が興奮気味で、さめた茶の間もとい料理店との距離が絶妙。
しかし、小劇場の小さな芝居だと思ったいたら、登場人物が思っていたより多く30人!
最後は大道具を崩して暴動をみせ、韓国舞踊でフィナーレ。
エンディングでは泣けました。日本人の私がみてこれだけ痛いのですから、韓国人がみた
らかなりたいへんじゃないでしょうか。
それにしても、なんか空間と人を無駄に使っているというか、本来コンパクトなものじゃないか?
と演出として中途半端な感じを受けました。案の定オリジナル韓国公演では10人そこそこで
色々かわってやるのだとのこと。みてみたいものです。
ところで公安に責められて、ちゃんぽんが好きか、じゃじゃめんが好きか?と問われ、
ちゃんぽんと答えると、ちゃんぽん好きならアカだ!日本人だとあーそうですか!?となる
ところですが、韓国ではお約束なのでしょうか?
帰りに大勝軒がすいていたのでちゃんぽんならぬつけ麺を食べて帰りました。
もちろん赤くありません。

池袋まで帰る路上にあうるすぽっとのマークを見つけました。



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題名:Tony Awards 2009
日時:2009年6月7日19:06-23:05
劇場:Radio City Music Hall(NY)
料金:404USD+手数料
座席:1stMZ E505 (2階席5列目センターブロック)

まあいろいろあって高い席で見ることになりました。
Neil Patrick Harris がホスト役。この方知りません、客席からすごい人気だったのです。
7時から8時まではTV生中継がはいっていません。昔はCATVで流していたのにねえ。
後ほどの中継の間に受賞シーンが小刻みに繰り入れられるのです。

最初はRegional Theatre Tony Award。
次にBest Orchestrations。Next To Normal かあBilly を良くおさえてとれたなあと
思っていたらBilly も同時受賞でした。TIEということがあるんですねえ。
次はBest Lighting Design of a PlayとMusical、ここからBilly がぶっちぎり始めました。
次はBest Costume Design of a PlayとMusical、Play Anthony Ward氏は会場にいないと
いうことでわたさずじまい、Musical のシュレックはひときわ大きい拍手でした。
シュレックは確かに衣装がおもしろかった。
次はBest Scenic Design、Best Sound Design、Best Choreography、Best Book、ここでもBilly。
最後に、Isabelle Stevenson Award、Phyllis Newman氏が指名されると1階席総立ちで拍手。
今年から新しくできたSpecial Press Agent というのができていました。

さてこれから生放送です。
その前にビデオで"TONY's Rule"、裏方さんが順に出てきてルールを話します。
時間をまもれ、人の名前を羅列して時間を無駄にするな、フラッシュしたらあきらめろ、
電話は切れ、遅れるな、、、、とかあって最後は Don't Forget Smile!

さてこれからオープニングです。もうこれだけでおなかいっぱいになるほどのおもしろさ。
冒頭は3人のビリーによる白鳥の湖!どこ見ていいか困りますよ。大人ビリーも出てきて
三箇所でダンスが進行、そのうちの一人のビリーはフライング、くるくる回りながら
ラジオシティミュージックホールの天井近くまであがっていきました。
それからTonightとLuck Be a Ladyの掛け合い、Rock of Ages, Pal Joey, Next to Normal,
Shrek, 9to5, Liza's at The Palace, ときて最後はHair。
舞台上にぎっしりつまった総キャストによるLet it Sunshine in、Hairのキャストは花を
客席に投げ込み、そして客席にはいりこんで客いじり、客席は全員手拍子。
オープニングシーンの終了時には客席全員でスタンディングオベーションでした。
TONY賞のオープニングの中で最も金がかかっているものだという説明がありましたが、
思わず納得。各作品の良いシーンをここで全部やってしまって、後でいったいどこを
やるの?たしかにここ数年の中では一番の面白さだったと思います。

それから左右の舞台でプレゼンテーションと受賞者のスピーチが続きました。
受賞者の背景にはその作品のポスターが表示されていました。
真ん中の広い舞台はパフォーマンス用となっています。真ん中舞台の前に放映用
スクリーンの立派なものが出ていたのですが、去年もありましたっけ?
CM中には昔のミュージカルのCM,若かりし日のチタリベラやサットンフォスター登場。

最初のパフォーマンスはShrek、シュレックとフィオナ姫とドンキーはちょっとだけの出演で
お城での王様と兵隊たちのシーンでした。このちんちくりんの王様の演技はいいですよねえ。

Best Performance by a Featured Actress in a PlayでAngela Lansburyさんが受賞したとき
には観客総立ちの拍手でショーストップ、舞台は見てないのですが色々年輪を重ねた方のようです。

それからなんとMama Mia!のパフォーマンスが始まりました。今回の趣向でツアーにでている
プロダクションの紹介もするのだそうです。曲はもちろんDancing Queen。
後ほどLegally Blonde, Jersey Boys のパフォーマンスもありました。Jersey Boys は各地の
キャスト総集合でしたよ。

CM中には今度はシュレックのオーディションシーンとしたビデオ放映がありました。
皆被り物をして朗々と歌いあげるのです。熊が歌うアクエリアス、豚が回す椅子(Billy 白鳥ね)、
蛇のハンドパペットを持つピノキオ、などネタとしても秀逸。
ここから今度はプレイノミネート作品の紹介。今回はキャストが作品を紹介した後
舞台のビデオが流れました。
ベストスコアがNext to Normal に行ったのは良かった。曲や歌詞が物語と密接に関与していて
すばらしいものになっています。

WSSのパフォーマンスは体育館のダンスシーンからTonight。私が見たトニーとは違うトニーです。
こっちの方がいい男かも。でもやっぱりマリアに負けてる気がするのは私が男だから?

CM中に司会者がマジック、観客をひとり指差して100以下の数字を思い浮かべてくれ。
色紙になにやらかいて、34だね?NO色紙を裏返すと「NO」と書いてあるw
実はその後のCM中にまた同じマジック、観客をゆびさして、今度はいくつだ?と聞いて
答えた数字が色紙に書かれていました。場内大うけ。

Best Direction of PlayではMatthew Warchus 氏が二つもノミネートされており、そのうち
God of Carnage で受賞。そのうえふたつとも作品賞をとっちゃったのです。 The Norman
Conquest も見ればよかったか。

ROAのパフォーマンスでは皆に配られていたらしいペンライトをふるようにというお達しあり。
2/3の観客はふっていたでしょうか。しかしいったいどこで配られていたのだ??

Best Special Theatrical EventでLiza's at The Palaceが受賞したときも場内総立ち拍手
でショーストップになりました。

次はGUYS & DOLLS, Sit Down You're Rockin' the Boatのシーン。ここでソロのマイクが不調、
どうするんだろうと思っていたら舞台袖からハンドマイクを持った人が走ってきて手渡し
事なきをえました。さすが Show must go on、この程度のトラブルは織り込み済みなのですね。
それからMillion Dollar Qualtet による演奏、この方たちもツアー?

Best Performance by a Featured Actor in a MusicalはBillyのお父さんへ。お父さんの
スピーチは感極まって途切れ途切れでした。お父さんのよさが私にわかったのは舞台の台詞が
聞き取れるようになった後でしたよ。
Best Performance by a Featured Actress in a MusicalはWSSでAnita役のKaren Olivo。
たしかにこの人がWSSの中でも一人気をはいていたので、妥当なところでしょう。

次のパフォーマンスはNext To Normal の誕生日ケーキのシーン。やっぱり泣けます。
それからComing Soon のCM、来年はスパイダーマンとアダムズファミリーなのね。
スパイダーマンはフライングワークショップの様子を出していました。

Best Performance by a Leading Actor in a PlayはExit the Kingの王様。
Best Performance by a Leading Actress in a PlayはGod of Carnageの被害者母親。
いずれも極めてすばらしい演技でした。ちなみにGod of Carnageからは主演女優と主演男優に
ふたりずつノミネートされていたのですね。

Billy のパフォーマンスはAngry Dance のシーンです。今回はひとり。うーむ、私が舞台で
みた方が生き生きとしていたような。。

Special Tony Award for Lifetime Achievement in the Theatreでは場内総立ちで拍手、
ショーストップ。Best Play はGod of Carnageでいかにもという結果。

HairのパフォーマンスはHair, もちろん客席乱入、客いじり多数。そしてこの直後に
Best Revival of a Musicalの発表があってHairが受賞。関係者・キャストが舞台上に
あがって大騒ぎw

Best Performance by a Leading Actress in a MusicalはNext to Normal ヒロインの
Alice Ripley。この人に行ってよかった。私の今回の一押し女優です。
Best Performance by a Leading Actor in a MusicalはBilly の子役3人。
ビリーエリオット主役は3人パッケージで申請があったとか。
TONY賞63年の歴史の中でも同じカテゴリの同じ役で3人の俳優がTONY賞をとったのは
はじめてだそうです。舞台にあがった子供たちは声が出ません。
"Unbelievable"って君たち以外に誰が取るのよ?
そして作品賞はもちろんBilly Elliot、まあこれだけ他の賞を取っていれば他には
考えられないでしょう。

最後のCMの時に司会者が「ミュージカル作品賞が発表されても帰るな、後がある。
2分くらいで終わる」を連呼。いつもはミュージカル作品賞が発表されるとみんな席を
立って帰路につくのです。でもって作品賞の後にフィナーレで司会者による受賞を読み込んだ
Tonightの替え歌がでました。この替え歌にエンディングクレジットを重ねたようですね。

今回のTONY賞授賞式は例年になくおもしろい出来でした。パフォーマンス紹介が増えたのも
よかったですし、なんといってもオープニングの迫力に負けました。TONY賞事務局も色々
試行錯誤を繰り返しているようです。
受賞のゆくえはまあ想像したとおりだったのですが、これだけ盛り上げてくれたらまた見に
こようという気になりますね。
さて来年は?


2009年度TONY賞ノミネートと受賞一覧 * が受賞(Playbill Webより)

☆Best Musical
*Billy Elliot, The Musical
Next to Normal
Rock of Ages
Shrek The Musical

☆Best Performance by a Leading Actor in a Musical
*David Alvarez, Trent Kowalik, and Kiril Kulish ‚ Billy Elliot, The Musical
Gavin Creel, Hair
Brian d'Arcy James, Shrek The Musical
Constantine Maroulis, Rock of Ages
J. Robert Spencer, Next to Normal

☆Best Performance by a Leading Actress in a Musical
Stockard Channing, Pal Joey
Sutton Foster, Shrek The Musical
Allison Janney, 9 to 5: The Musical
*Alice Ripley, Next to Normal
Josefina Scaglione, West Side Story

☆Best Revival of a Musical
Guys and Dolls
*Hair
Pal Joey
West Side Story

☆Best Play
Dividing the Estate
*God of Carnage
Reasons to Be Pretty
33 Variations

☆Best Revival of a Play
Joe Turner's Come and Gone
Mary Stuart
*The Norman Conquests
Waiting for Godot

☆Best Performance by a Leading Actress in a Play
Hope Davis, God of Carnage
Jane Fonda, 33 Variations
*Marcia Gay Harden, God of Carnage
Janet McTeer, Mary Stuart
Harriet Walter, Mary Stuart

☆Best Performance by a Leading Actor in a Play
Jeff Daniels, God of Carnage
Raúl Esparza, Speed-the-Plow
James Gandolfini, God of Carnage
*Geoffrey Rush, Exit the King
Thomas Sadoski, Reasons to Be Pretty

☆Best Performance by a Featured Actress in a Musical
Jennifer Damiano, Next to Normal
Haydn Gwynne, Billy Elliot, The Musical
*Karen Olivo, West Side Story
Martha Plimpton, Pal Joey
Carole Shelley, Billy Elliot, The Musical

☆Best Performance by a Featured Actor in a Musical
David Bologna, Billy Elliot, The Musical
*Gregory Jbara, Billy Elliot, The Musical
Marc Kudisch, 9 to 5: The Musical
Christopher Sieber, Shrek The Musical
Will Swenson, Hair

☆Best Special Theatrical Event
*Liza's at The Palace
Slava's Snowshow
Soul of Shaolin
You're Welcome America. A Final Night with George W. Bush

☆Best Direction of a Musical
*Stephen Daldry, Billy Elliot, The Musical
Michael Greif, Next to Normal
Kristin Hanggi, Rock of Ages
Diane Paulus, Hair

☆Best Direction of a Play
Phyllida Lloyd, Mary Stuart
Bartlett Sher, Joe Turner's Come and Gone
*Matthew Warchus, God of Carnage
Matthew Warchus, The Norman Conquests

☆Best Original Score (Music and/or Lyrics) Written for the Theatre
Billy Elliot, The Musical Music: Elton John Lyrics: Lee Hall
*Next to Normal Music: Tom Kitt Lyrics: Brian Yorkey
9 to 5: The Musical Music and Lyrics: Dolly Parton
Shrek The Musical Music: Jeanine Tesori Lyrics: David Lindsay-Abaire

☆Best Performance by a Featured Actress in a Play
Hallie Foote, Dividing the Estate
Jessica Hynes, The Norman Conquests
Marin Ireland, Reasons to Be Pretty
*Angela Lansbury, Blithe Spirit
Amanda Root, The Norman Conquests

☆Best Performance by a Featured Actor in a Play
John Glover, Waiting for Godot
Zach Grenier, 33 Variations
Stephen Mangan, The Norman Conquests
Paul Ritter, The Norman Conquests
*Roger Robinson, Joe Turner's Come and Gone

☆Best Book of a Musical
*Billy Elliot, The Musical, Lee Hall
Next to Normal, Brian Yorkey
Shrek The Musical, David Lindsay-Abaire
[title of show], Hunter Bell

☆Best Choreography
Karole Armitage, Hair
Andy Blankenbuehler, 9 to 5: The Musical
*Peter Darling, Billy Elliot, The Musical
Randy Skinner, Irving Berlin's White Christmas

☆Best Sound Design of a Musical
Acme Sound Partners, Hair
*Paul Arditti, Billy Elliot, The Musical
Peter Hylenski, Rock of Ages
Brian Ronan, Next to Normal

☆Best Sound Design of a Play
Paul Arditti, Mary Stuart
*Gregory Clarke, Equus
Russell Goldsmith, Exit the King
Scott Lehrer and Leon Rothenberg, Joe Turner's Come and Gone

☆Best Scenic Design of a Musical
Robert Brill, Guys and Dolls
*Ian MacNeil, Billy Elliot, The Musical
Scott Pask, Pal Joey
Mark Wendland, Next to Normal

☆Best Scenic Design of a Play
Dale Ferguson, Exit the King
Rob Howell, The Norman Conquests
*Derek McLane, 33 Variations
Michael Yeargan, Joe Turner's Come and Gone

☆Best Lighting Design of a Musical
Kevin Adams, Hair
Kevin Adams, Next to Normal
Howell Binkley, West Side Story
*Rick Fisher, Billy Elliot, The Musical

☆Best Lighting Design of a Play
David Hersey, Equus
David Lander, 33 Variations
*Brian MacDevitt, Joe Turner's Come and Gone
Hugh Vanstone, Mary Stuart

☆Best Orchestrations
Larry Blank, Irving Berlin's White Christmas
*TIE Martin Koch, Billy Elliot, The Musical
*TIE Michael Starobin and Tom Kitt, Next to Normal
Danny Troob and John Clancy, Shrek The Musical

☆Best Costume Design of a Play
Dale Ferguson, Exit the King
Jane Greenwood, Waiting for Godot
Martin Pakledinaz, Blithe Spirit
*Anthony Ward, Mary Stuart

☆Best Costume Design of a Musical
Gregory Gale, Rock of Ages
Nicky Gillibrand, Billy Elliot, The Musical
*Tim Hatley, Shrek The Musical
Michael McDonald, Hair

☆Special Tony Award for Lifetime Achievement in the Theatre
Jerry Herman

☆Regional Theatre Tony Award
Signature Theatre, Arlington, Va.

☆Isabelle Stevenson Award
Phyllis Newman

☆Tony Honor for Excellence in the Theatre
Shirley Herz

集計

Billy Elliot, The Musical - 10
God of Carnage - 3
Next to Normal - 3
Joe Turner's Come and Gone - 2
33 Variations - 1
Blithe Spirit - 1
Equus - 1
Exit the King - 1
Hair - 1
Liza's at the Palace - 1
Mary Stuart - 1
Norman Conquests - 1
Shrek The Musical - 1
West Side Story - 1

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題名:Toxic Avenger
日時:2009年6月7日15:00-16:50
劇場:New World Stages(NY)
料金:Playbill 割引45USD+手数料7.5USD
座席:2列目センター
出演:
Sara Chase (Sarah)
  Nick Cordero (Melvin Ferd the Third)
Demond Green (Black Dude)
Nancy Opel (Mayor, Ma Ferd, A Nun)
Matthew Saldivar (White Dude)



最後の観劇です。客席後方左右はあいてます。
舞台の上は古びたドラム缶の山に枯れすすき、左側のドラム缶の上にバンドがいます。
真ん中のドラム缶の山全体が回ったり開いたりして、ヒロインのおうちや図書館になったりしました、
これまたおばかなストーリーで出てくるキャストは5人。主演ふたりはずっとその役なのですが、
お母さんと市長が一人二役、その他大勢を男性二人でいろいろやりくりします。
男性二人の変身がなかなか見ものです。
さて、ここはニュージャージー、(っていいんですかい? 地域を笑うネタがてんこ盛りな気がしますが)
市長と悪い企業は結託して毒を保管してます。市長室は貸し金庫だらけw
それを調べようとしてきたひ弱な主人公が市長に雇われたチンピラに毒につけられて殺される、、
と突然変異を起こしてしまいToxic Avenger として蘇ります。それからやりたい放題。
筋肉隆々、顔も緑色のゲルで隆々、左の目玉も隆々の怪人に変身!悪者の腕を引っこ抜いたり、
足を引っこ抜いたり、頭を引っこ抜いたり(^^;)引っこ抜いた腕でドラム叩いたり。
ヒロインは目が見えないのに図書館の司書、Toxic Avenger に悪者から助けられて恋
をします。サラとToxieがサラの部屋でデート、ここで目が見えないどたばた、お皿をあらぬ方向に
投げる、茶をとんでもないところに注ぐという古典的なギャグに笑えます。
Toxieの弱点を探るために市長が色仕掛けで科学者に迫るところではおっぱいを筋肉で片方ずつ
ぶるんぶるん。これはすごい。
おかあさんが美容室にいるところに市長がくるという話が、それは無理!一人二役なんだから!
といいつつも、後ろをむいた代役+早代わりで見せちゃいます。代役はその他大勢の兄ちゃんたち。
最後は衣装を縦に半分ずつ着て、ジキルとハイドモード。
Toxieは指名手配、市長のテロリスト!というアナウンスに市民が反応して、追いかけ始めます。
そこではセットの周りを皆でずっとぐるぐる、、、一瞬ファントムのマスクをかぶってファントムの音楽が
かかっていました。結局市長とToxieは差し違えてしまうのですが、恐ろしく気持ち悪いものを
飲ませれば再生するかも、、飲ませるのはハドソン川の水!無事に再生してそのままヒロインと結婚し、
市長にもなっちゃいます。
ちょっと間延びした感があるところもありますが、なかなかよくまとまっていておばかで
楽しい作品です。暇があればどうぞ!





もしお暇があれば、見る前、また見た後に次の本を読むことをお勧めします。

書名:追跡!私の「ごみ」―捨てられたモノはどこへ行くのか?
著者:エリザベス ロイト (著), 酒井 泰介 (翻訳)
出版社:日本放送出版協会 (2009/05)

私が舞台を見たときはゴミ問題を大げさにパロディとしたものだと思っていたのですが、現実は遥か先を行っていたのですね。残念ながらこの本には緑色モンスターも盲目の司書も出てきません。

追跡!私の「ごみ」―捨てられたモノはどこへ行くのか?

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題名:West Side Story
日時:2009年6月5日20:00-22:45(途中休憩あり)
劇場:Palace Theatre (NY)
料金:120USD +TicketMaster 14.40USD
座席:ORCH, row A, seat 117
Arthur Laurents (Direction)
Jerome Robbins (Original Choreography)
Joey McKneely (Choreographic Recreation)
James Youmans (Scenic Design)
David C. Woolard (Costume Design)
Howell Binkley (Lighting Design)
Dan Moses Schreier (Sound Design)
Patrick Vaccariello (Musical Direction)
出演:
Matthew Hydzik(Tony、代役)
JOSEFINA SCAGLIONE (Maria)
KAREN OLIVO (Anita、TONY賞ミュージカル助演女優賞)
John Arthur Greene (Riff,代役).
GEORGE AKRAM (Bernardo)
CURTIS HOLBROOK (Action)
STEVE BASSETT (Lt. Schrank)
MIKE CANNON (Snowboy, u/s Riff, Tony)
KYLE COFFMAN (A-Rab)
Manuel Santos(Chino, 代役)
ERIC HATCH (Big Deal, u/s Action)
MICHAEL MASTRO (Glad Hand).
LEE SELLARS (Krupke)
Pamela Otterson(Anybodys,代役)
RYAN STEELE (Baby John)
GREG VINKLER (Doc)
Diesel:Joshua Buscher
Hotsie:Marina Lazzaretto
Kiddo:Nicholas Barasch
Mugsy:Kat Nejat
Velma:Angelina Mullins
Zaza:Kaitlin Mesh
4H:Sam Rogers
Alicia: Yanira Marin
bebecita:Mileyka Mateo

前奏曲が始まった段階で私の心は盛り上がってしまいました。
オープニングシーンのダンスからハイテンション。運動量はきわめて多く、汗や息づかいまでつた
わってきます。Coolは1ダースものキャストが舞台ところ狭しと飛び回りました。終わりの方は全員
息切れ、よくがんばった? オリジナルの振付とだいぶ違っているらしいのですが、昔の違いはよく
わかりません。逆にアメリカは軽く踊られていたような。。Tonightを聞いた時は、ああ若いってい
いわねー、目が眩むという特権があって、としみじみ思いましたよ。
アニタは貫禄があってよい。案の定助演女優賞をとりました。
マリアは清楚でとてもかわいい、Tonyが見境いなくなるのもわかります。でもナイスバディではな
さそうなところが。。トニーは良いお兄さんなんだけれど、押しが弱くてマリアとつりあってなさ
そう、と思ってたら代役でしたよ。代役トニーと言えども歌はとてもすばらしい。(代役でないトニー
もTONY賞パフォーマンスでみたのですが、やっぱりマリアに負けてました)

そして新しい演出としてシャーク団の会話がスペイン語なんですね。なかには英語がまじるのですが。
1幕最後のTonightは4重唱で、シャーク団だけスペイン語でうたっていました。
物語はみんなとてもよく知っているのでどうでもいいかもしれませんが、字幕がほしいところ。
多言語国家の米国でこのような舞台がでてこなかったのは、考えてみれば不思議ですね。
顧客としてマルチリンガルな人だけを対象ならば字幕なしでもよいでしょうが、そうでないならば
オペラなどにあるような字幕の導入を今後検討していくことになるのかもしれません。
英語が理解できない人たちにも売り込めるというメリットがありますしね。
そういえばライトインザピアッツアでもイタリア語のシーンがありましたっけ?でも今回のに比べ
たら相当短かったような。スペイン語でかかれた歌詞がふたつプレイビルに載っています。
これらは後半に歌われるのですが、なんだかここはいったいどこ?という雰囲気になるから不思議。
そもそもこの物語がすべて英語で行われていたというのが舞台の嘘というものでしょう。
さてそれで現実に近くしたところでおもしろくなっているのでしょうか?
かなり微妙な気がします。客席はスペイン語のところで盛り上がっておりました。




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