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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:짬뽕(チャンポン)
日時:2009年6月28日15:00-16:55
劇場:대학로 두레홀 1관 (ソウル、大学路トゥレホール1号館)
料金:15000ウォン
座席;2列目センター
出演 : 윤영걸, 채송화, 장재권, 강수영, 허동원 ..
Staff : 윤정환

東京で翻訳版を見ています。
豚三枚肉のお店の地下にこの劇場はありました。
このお店でご飯を食ったことがあるのですが、劇場があるとはまったく気づきませんでしたよ。



劇場入り口は地下へと降りる階段、その前にテーブルをだしてチケットを売っていました。入場は
開演10分前。劇場はかなりちいさく、片側が6人掛けのベンチシート、太い鉄パイプ背もたれつき
で、後ろが7列か8列程度。合計90人定員くらいでしょう。最前列はあけてありましたが、あけてある
理由は終演時にあきらかになりました。中央の通路にまで座布団を敷いて客をいれたくらいの満員。
私は前日にこの劇場でチケットを買いました。舞台は、こじんまりしており、お店の看板が右側、入り
口が右側奥の壁、左側が厨房への扉、入り口隣にはレジがあります。
後ほど厨房とレジの間の壁が右に動いて、アナウンサーがでてきました。
壁には料金表や国旗、扇などが飾ってあります。チャンポンは300ウォン、やすいなあ。
5分押して始まり?ました。写真撮影がはいるのでご了承を、でも君たちは撮らないでね、といってい
たような。ペク・マンシク妹恋人君がでてきて、クイズゲーム、手をあげるときは「チャンポン」と叫びま
しょう、といっているようです。最初にクイズに当たったかたにはJINROのボトル、次は何かのチケット、
かなり歓声があがっているところを聞くと良いものだったのでしょう。そして最後にチャンポンを食べ
たい人!カップルを指名すると、舞台の上にあげて真ん中のテーブルに座らせました。
そして厨房からでてくるのがジャジャ麺とチャンポン。このふたりが食べている最中に舞台は始まっ
たのです。カップルを中華料理屋の客と見立てて、おばかさんが客いじりをひとしきり。実際にはじ
まったのは15分すぎでしょうか。
始まった段階でもう劇場内があったまっている感じで、東京で見たときとは大違いの雰囲気。劇場が
小さいだけに、ジャジャ麺やチャンポンのおいしそうな匂いも漂ってきます。
ジャジャ麺の具が頭にべちゃっとくるのは匂いとあいまってかなりなインパクト。しかも日本よりずっと
よい人に見える僧侶(^^;)
シン・ジャンノは、日本よりより小市民でおどおどしていてぴったり。厨房は壁の後ろになって配膳口
しか見えないのですが、テーブル席の前で包丁さばきを披露しました。人差し指と中指で包丁の背を
掴んでくるくると回したかと思うと、超高速でまな板の上のキュウリを切って、包丁を一度投げあげた
後まな板に突き刺しました。場内拍手!ここで芸がみれるとは思いませんでしたよ。
アナウンサーの登場回数は日本版より少なく2度だけでした。最初は座って無表情でニュースを
語ります。それから立ち上がり軍歌みたいなものを歌いながら怪しい踊り、TVの音を消すと口をぱく
ぱくさせながら怪しい踊りの続き、いやー笑いました。
日本では金魚鉢に頭をつけた拷問シーンは裏から水のはいったバケツをもってきてつけていました。
拷問シーンもへんなダンスがはいるなど、笑いを少しずつとりながらからっとしあげています。
僧侶が公安になったときの狂気度は日本より高かったような気がします。
おばかさんがが僧侶の頭にパンの餡子ををなすりつけるシーンの手前に、持ってるパンを客席に
次々と投げるシーンがありました。袋にはいったままのあんぱんをポケットから出しては投げ、また
出してはなげ、、私の目の前にたって後ろになげていたのでああ縁がないなあとぼーっと思ってい
たら、最後の一個をオーバーハンドで後ろに投げつけるふりをしてアンダーハンドで私の腹へスト
ライク!ああびっくり。。。。(後ほど美味しく食べました。クリームパンでしたよ)
幕間?で、おばかさんが主人公と僧侶をゴムで結びつけて、ぱちーん!とやるシーンがあったので
すが、日本版でありましたか?
フィアンセが死んだところでは、キャストは入れこんでぼとぼと、私も思わずもらい泣き。皆が食堂の
外へ走り出して暗転し、ピクニックのシーン。そして記念撮影が葬式の写真になっておわりました。
そこでも泣けます。
最後の最後にキャストと客席の記念撮影がありました。客席1列目をあけておいた理由ですね。1列
目にキャストが座って舞台奥からチャンポン!私は兄とフィアンセのちょうど間に写っているはずです。

全般的に日本よりも笑いが多く説明が少ないのは事件を皆知っているということからくるのでしょう。
物語が言葉のみ、事件はほとんど外で起きているわけで、言葉がわからないと怖さは実感できません。
言葉がわかっても光州事件を体験していないと実感できないのかも。
韓国版は実質1時間40分、日本版は1時間55分。説明と最後の悲惨さをだすために手間がかかっ
たのでしょうか?私はソウルと東京の違いより、中劇場と小劇場の違いの方が大きくでている気が
します。東京の大きな舞台と客席に対応するために、大人数のキャストを使い大がかりな舞台崩し
を行ったのでしょう。それが私にちょっと無駄感を感じさせる元となっていたようです。
かなり濃い舞台、客席も暑かったのです。
終演後にJINROのミニボトルが客に配られました。JINROとタイアップ?
もらったパンとボトルです。




帰り際に劇場の近くでちゃんぽんを食べました。ホントに赤くて辛くて美味しかった。



ちゃんぽんのお店はここ。



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