今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:The Tom Tom Crew 日時:2009年5月31日12:00-13:15 劇場:New Victory Theatre(NY) 料金:Playbill 割引 15% 29.75+Web手数料6USD=35.75USD 座席:H13 解説:(New Victory TheatreのWebより) Australia's hottest acrobats join forces with a trio of beat-boxing, drumstick-wielding and record-scratching musical prodigies in this force-fueled production. With phenomenal talent, extreme energy and a healthy disrespect for the laws of gravity, THE TOM TOM CREW is a cosmic collision of super-charged aerial antics and heart-pumping music. Transforming the New Vic into "a gig-style spectacle," this fearless group of audacious Aussies explodes on stage with sky-rocketing stunts that are rebellious, athletic and flat-out amazing. "If this is, as suggested, the future of circus, things are looking bright indeed." ? The Argus New Victory Theatre は子供向けの番組が多いのですが、私はかなり好きなので面白そうな ものがあれば見に来ています。12時からの公演があるので見にきやすいというのもあります。 このグループは床運動・組体操とラップ・スクラッチ・口演奏(なんていうんでしたっけ、口で色んな 楽器をまねてしまうというやつ)が合体したものでした。 逆立ちしている状態から段々腕を広げていく、ジャンプできる竹馬でトンボを切ったり捻りをいれたり、 上下左右に配置したドラムをたたく、シーソーを使ったジャンプなどが見せ場だったかな。 曲芸より音楽の方が長い感じで、ちょっと聞きづかれた感じでした。 PR 題名:Le Corsaire 日時:2009年5月30日20:00-22:30(途中休憩あり) 劇場:Metropolitan Opera House(NY) 料金:ORCH Prime 104USD + ABTWeb手数料 5.5USD 座席:ORCH C111 出演: Conrad, a pirate: Marcelo Gomes Birbanto, his friend: Carlos Lopez Ali, the slave: Jose Manuel Carreno Lankendem, owner of the bazaar at Adrianople: Daniil Simkin Medora, a young Greek woman: Nina Ananiashvili Gulnare, Medora's friend: Maria Riccetto Seyd, pasha of the Isle of Cos: Roman Zhurbin Lead Pirate Woman: Marian Butler Pirates: Gray Davis, Jeffrey Golladay, Blaine Hoven, Vitali Krauchenka, Patrick Ogle, Luis Ribagorda, Arron Scott, Isaac Staapas Pirate Women: Kelley Boyd, Isabella Boylston, Maria Bystrova, Zhong-Jing Fang, Nicole Graniero, Luciana Paris, Karen Uphoff, Jennifer Whalen Odalisques: Sarah Lane, Misty Copeland, Yuriko Kajiya Red Guards: Alexei Agoudine, Kenneth Easter, Joseph Gorak, Joseph Phillips Merchants: Roddy Doble, Jose Sebastian, Sean Stewart, Eric Tamm Bazaar Women: Eun Young Ahn, Gemma Bond, Nicola Curry, Caroline Duprot, Amanda McGuigan, Elizabeth Mertz, Jessica Saund, Christine Shevchenko, Devon Teusher, Leann Underwood Pirates' Dance: Marian Butler, Carlos Lopez, and Pirate Men and Women Forband: Marian Butler, Carlos Lopez, and Isabella Boylston, Luciana Paris, Luis Ribagorda, Isaac Stappas Pasha's Assistant: Alexei Agoudine Women in Yellow: Isabella Boylston, Marian Butler, Maria Bystrova, Sasha Dmochowski, Anne Milewski, Renata Pavam Women in Orange: Nicole Graniero, Leizabeth Mertz, Luciana Paris, Jessica Saund, Hee Seo, Mary Mills Thomas Women in Red: Eun Young Ahn, Gemma Bond, Kelley Boyd, Nicola Curry, Caroline Duprot, Amanda McGuigan, Elina Miettinen, Lauren Post, Kelly Potter, Devon Teuscher, Jennifer Whalen, Katherine Williams Children: Anastasia Barsukova, Ana Catherine Eustace, Camila Ferrera, Rachelle Fleury, Aquinnash Fox, Catherine Hurlin, Lindsay Karchin, Petra Love, Eve Marinelli, Cassidy McAndrew, Alessa Meni, Madeline Wittmann, Joseph Aboaf, Addison Albano, William Lese, Rory Lyndon, Kai Monroe, Phillip Perez, Joseph Shashaty Pasha's Wives: Gemma Bond, Nicola Curry, Caroline Duprot, Nicole Graniero, Isadora Loyola, Amanda McGuigan, Lauren Post, Kelley Potter, Jessica Saund, Christine Shevchenko, Sarah Smith, Devon Teuscher, Mary Mills Thomas, Leann Underwood, Jennifer Whalen, Katherine Williams Conductor: Daivd LaMarche Nina Ananiashvili がABTを引退するという話を聞いて見に来ました。演目として 海賊を見るのはこれが二度目。海賊はやはり大きく非常にダイナミックな 動きで魅せてくれます。 Ninaを見に行ったのに一番目を惹いたのは実はLankendem役のDaniil Simkin. 非常にスムースに重力を感じさせずにバレリーナをリフトしていて、なかなかのもの だと思っていたら、ソロでジャンプが思いの外高くて美しく、客席がどよめきました。 Conradは大きな体がより大きく見える動きでみていて晴々。 パシャの小芝居がかわいい、何度も客席から笑いが漏れてました。こういうキャラクター がひとりいるだけで舞台がかなり閉まりますね。 Aliは筋肉もすごいが、それに違わずジャンプもすごい。だてに半裸になってませんね。 Nina はやはり優雅でゆったりとした動きに気品が漂っておりました。ただジャンプが こころなし低い。幕間に私の席の後ろの老夫婦がNinaはとてもシャープで11年前 にもみたと昔話をしていましたよ。しかし2幕になるとNinaの素晴らしさはひかりました。 いやーアダージョはすごかった。うまく言葉にできません。回る回る、皆回る、 そして飛ぶ!どうして決めポーズがそんなに美しいの?ダンサーが飛びついて ばしっとポーズを決めるところが非常にきれいにきまっていました。ホントに技術の 2幕です。 しかし、冷静に考えてみるととんでもないストーリーなんですよねえ。 他人が金にあかせて買った奴隷を、商人もろとも拉致しちゃうという話ですから。。 2時間半みておなかいっぱい。 題名:Hair 日時:2009年5月30日14:00-16:25(途中休憩あり) 劇場:Al Hirschfeld Theatre(NY) 料金:ORCH 122USD + telecharge 9.5USD 座席:ORCH C109 演出:Diane Paulus 振付:Karole Armitage 装置:Scott Pask 衣装:Michael McDonald 照明:Kevin Adams 音響:Acme Sound Partners トニー賞リバイバルミュージカル作品賞受賞。 満員です。なんとなく客席も自由な雰囲気。 代役がひとりいるのはまあ想定の範囲内でしょうか。この作品は、評価がよくて良席があっと いう間になくなってしまい、どうしようか悩んでいたのですが、三日前になってプレミア席と してブロックされていたらしい場所がでてきたのを無事購入できました。 開演前の舞台の幕には満月が投影されています。 左右の2階席の張り出しまで舞台から梯子がかけてあり、行き来できるようになっています。 バンドは舞台の後方、古いトラックの上と台のうえに鎮座しています。 舞台から1階の通路に降りれるように階段がしつらえています。また2階席に上がれるように 舞台の左右にはしごをしつらえてあります。かなり頻繁に客席に出てきて客いじりをするの ですね。これは通路側が美味しい。最前列前も頻繁にキャストが通っていじっていました。 開演前に隣に座ったおばさんが話しかけてきました。これをみたことがあるのか?ないとい うと「これは60年代の文化が完璧にはいっている!」と力説。私は60年よりちょっと前の生 まれだともうしたところ、そのころはもう大学卒業してたわよwそれはこの作品が懐かしい でしょう。客席は老若男女いりまじっています。 オープニングのアクエリアスでちょっと泣けました。舞台の上に大道具はほとんどなく入れ 替わり歌いまくり、ポイントは「愛せよ」ですな。 客いじりもかなり自由な感じで、客席によじのぼったり、抱きついたり、脱いだジーンズも たせたり。かなーりハイテンションです。客席もかなーり熱くなってます。随所ででる手拍子。 ニューヨークにいる人たちは厭戦気分がすごいのかも、 一応2階にもキャストがあがっていますが、やはり一階の方に多く動いている感じ。 私は中央の座席でしたが、反戦集会のちらしと花がまわってきました。 そして1幕の最後にはほぼ全員が服を脱ぎ捨てて全裸に。むーいろんな体型があるのねー。 こんな演出とは知らなかったので目が(・_・)になりました。後で調べたら初演からこう いう演出だったのですね。私は最近の日本再演しか知らないのでこうなっているとは 知りませんでしたよ。 2幕目はキャストが客席横の非常トビラから登場、がんがん歌いまくり通路の客をいじりまくり! エンディングはLet the Sun Shine in ではなぜか涙が出てきてしまいました。 カーテンコールは一瞬で客席総立ちで相当な熱気、かなりの人気を感じさせました。 カーテンコールで舞台にあがる階段に手すりをつけていたからなんだろう? と思っていたら、客を舞台にあげて一緒に踊ろう!というものでした。 もちろん駆け上ったのは言うまでもありません。 舞台の上は観客で一杯、飛び跳ねたり、おどったり、キャストとハグしたりしてました。 この状態になるとテンションあがりますよねー。客席もずっと立ちっぱなしでした。 いやー楽しい舞台です。
題名:Jazz
日時:2009年5月29日23:30-24:30 劇場:Nirvana(インドレストラン&バー)(NY) 料金:ミュージックチャージ 10USD + 飲み物(ビール7USD) このお店はレキシントン通りの西側、39-st 40-st の間にあります。 入り口近くがバーで奥がラウンジというよくある形態、バンドは一番奥 で演奏をしていました。ここにきたのはめぐり合わせとでもいいましょうか。 昼間に知人に会いにマンハッタンにある私たちの会社のオフィスを訪問しました。 そこで名刺交換した方が、「これからドラムをたたきにいきます!」 それなら聞きに行かねば!ということでブロードウェイの芝居が終わったのちに 駆けつけたのでした。 ベース、キーボード、ドラムのトリオのバンドで、いくつかの曲に歌手がつきま した。けっこういい感じの雰囲気で、NY到着初日の疲れを癒してくれました。 ドラムっていったいどこで練習するの?というのが聞いている最中に浮かんだ 最大の疑問だったのですが聞きそびれました。(^^;) 題名:Exit the King 日時:2009年5月29日20:00-22:20(途中休憩あり) 劇場:Ethel Barrymore Theatre(NY) 料金:TKTS 半額 60USD 座席:ORCH F14(7列目右端近く) 脚本:Eugene Ionesco 装置・衣装:Dale Ferguson 照明:Damien Cooper 音響:Russell Goldsmith 音楽:John Rodgers 出演: GEOFFREY RUSH (King Berenger and Co-Translator) トニー賞プレイ主演男優賞受賞 SUSAN SARANDON (Queen Marguerite) LAUREN AMBROSE (Queen Marie) ANDREA MARTIN (Juliette) WILLIAM SADLER (The Doctor) BRIAN HUTCHISON (Guard) ストーリー:(playbill) Berenger I is sovereign to a decaying realm. His vast armies are dispersed, the walls are tumbling and even the palace washing machine has been pawned. His partner wife advises him that he has only the length of the play to live, while his trophy wife attempts to distract his attention from this distasteful reality. (Comedy) 新しくなったTKTSで購入。Play専用行列というのがあるんですね、ミュージカルより遥かに 短いものでした。クレジットカードがTKTSで使えるようになっていたのはびっくり。 最初に出てくるのが甲冑姿の男(Guard)、次に出てくるのが「電話はやめてね」のプラカード を持った小間使い(Juliette)、裏を返すと「メールも禁止」w 登場人物は6人だけ、王(死にます)、marguerite王妃(たぶん第一夫人、貫禄)、 Marie王妃(たぶん第二夫人、若くてきれい)、小間使い(ひょうきん)、医者(あやしい)、 衛兵(抜けてます)で織り成す悲喜劇です。 大道具はソファにパイプ椅子の王座、チープな書割程度のシンプルなもの。 もうキャスト全員がキャラ立ちまくり、とくに王様の演技が圧巻、怪演といっても良い でしょう。死ぬことへのあがき、残してしまう思い、愛情や権力やそのたもろもろの 人生のいろんなことが一気に噴出している感じです。非常に濃密な空間を醸し出していました。 物語はいたってシンプルで、芝居の最後に王が死ぬ、というだけです。後1時間半で 王は死にます、と宣言する医者と王妃Marguerite、その後も冷徹に後何分とカウントダウン していきます。王妃Maireは嘆き悲しむばかり、王様はもちろん最初は信じません。 俺死ぬの?ほんとに?最後のお言葉をといわれてもねー。死ぬと納得するとこんどは 色々な思いが、そして体が壊れていくのに抵抗し、最後はMarguerite王妃に導かれて 静かに王座に座って。。。 で、これが「喜劇」なんですよ。人間のサガを笑い飛ばしているとでもいいましょうか。 全編笑い飛ばせるはずなのでしょうが、言語理解の関係で笑いにおいてけぼりを食らう ところがいくつも(涙)段々死にかけて、現実との接点も減り、体も壊れ、、最後には 平穏にたどり着く?という道筋は、私の母親の惚けた過程とかなりだぶってしまい 見ていていろいろ痛いものもありました。あの時もこんなふうに人間てなんだろう? と考えたものです。 カーテンコールでは王様にたいして総立ちになっていました。良く出来た舞台です。 |
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