今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:La Cage Aux Folles 日時:2009年2月7日19:30-22:00(途中休憩あり) 劇場:PLAYHOUSE THEATRE 料金:63GBP+手数料6GBP 座席:Stall K16(客席ほぼ中央) 出演: Georges: Steven Pacey Albin:Graham Norton Les Cagelles: Chantal:Mr Matt Krzan(代役) Hanna:Nicholas Cunningham Mercedes:Mr Scott Spreadbury(代役) Bitelle:Gary Murphy Angelique:Dane Quixall Phaedra:Ben Bunce Jacob:Jason Pennycooke Anne:Alicia Davies Jaqueline:Tracie Bennett M.Renaud:Paula Wilcox Colette:Leanne Harwood Tabarro:Robert Maskell Edouard Dindon:Iain Mitchell Mme, Dindon:Paula Wilcox Jean-Michel:Mr Ben Deery(代役) Francis:Mr Darren Carnall(代役) Etienne:Mr Scott Spreadbury(代役) 客席の最前列は丸テーブルになっております。あそこはどうやって売ってるんだろう? 客席はさほど大きくない劇場で、1階ならどこに座っても見やすいと思われます。 客層はお年寄りカップルが多く、男性のための舞台という雰囲気ではありません。 バンドは両サイドに作られた2階に配置。ほんとの2階サイドの客席とそっくりの構造。 限定公演なのですが、上演期間延長が決まるなど評判が良いので見にきました。 でもAlbinはキャストが代わっているのでちょっと心配してましたが、杞憂でした。 オープニングからがっしりつかまれました。Les Cagelles がいい。 皆がでかくて、しかも小気味よく動く。6人しかいないのにもうそれで舞台が狭い。 迫力満点のダンスに歌、しかもひとりひとりが違ってキャラがたっています。代役が 2人も入っているのにこれですから全員そろってたらどんな風にみえたのでしょうか? 足の陰影がとてもきれい。腹がワレてるキャストもあり。 Albinもハスキーな声でばっちり。1幕エンディングの "I Am What I Am" では、 思わず貰い泣き。 このAlbin 役は有名なゲイのTV俳優なのだそうです。もちろん演技は素晴らしい。 2幕でおじさんになりきろうと努力している姿に泣けましたよ。レストランでの "Best of Times "でももらい泣き。Jean-MichelがAlbin に謝るところもそれまで の物語がうまく描けているだけにとても盛り上がりました。 かなりお勧めの舞台です。ラカージュ見てないなら現在のロンドンでMUST SEE の 一つでしょう。 PR 題名:Billy Elliot 日時:2009年2月7日14:30-17:30(途中休憩あり) 劇場:VIctoria Palace Theatre 料金:61GBP+3GBP 座席:Stall F29 (1階5列目左端付近) 出演: Billy Elliot:TANNER PFLUEGER(4人キャスト) Michael: LEWIS COPE(トリプルキャスト) Debbie:SCARLET EMBLETON(トリプルキャスト) Mrs. Wilkinson: Kate Graham Dad: Foe Caffrey Tony: Craig Gallivan Grandma: Ann Emery George: Trevor Fox Mr. Braithwaite: Sean Kingsley Dead Mum: Stephanie Putson Billy's Older Self: Barnaby Meredith Ballet Girls: 多数 チケット売り切れが何日か出ていたので日本で買ってきました。場内ほぼ満員。 オフィシャルサイトからいけるチケットサイトで買うとチケットが登録住所へ 自動的に送られる、えーともうこれからだと日本に送られても受け取れないん ですが。。。ということでカスタマーサービスにメールして劇場窓口預かりに してもらいました。 他の作品と違って、小学校低学年程度の小さな子供たちが客席に目立ちます。 隣に座ったのが日本人母子、子供はこちらで何かやっているようです。 プログラムは大判のもの1種類のみ。二つ買わなくてよいのでいいかも。 オープニングは小さな子供が白黒映画を見ているシーンから始まりました。 その映画の内容は炭鉱労働者の戦い、そういえばプログラムにも炭鉱博物館の 案内がありました。炭鉱労働者の団結を歌い上げるのは物悲しい雰囲気が漂って きます。今の日本の不況とかぶるものを感じちゃいます。ちいさな政府目指して がんがん切り捨ててましたからねえ>当時のイギリス。ストーリーは映画とほ ぼ同じ。ボクシングに行って偶然バレエ教室に遭遇し、そのままバレエになだれ 込んでしまいます。下手糞だったからみるみる上手にシェネやアラベスクができ るようになっていきます。もちろん炭鉱問題も同時並行。警官隊とピケ隊の闘争 の真ん中でバレエ教室やっているなんて舞台つくりもされていました。 そのなかで大人と子供がまじりあう振付がおもしろい。警官、炭坑夫、子供たちに よるSolidarityは鳥肌たちましたよ。 オーディションへいけないためにぷっつんした1幕エンディングもなかなかのもの。 サッチャーマスク隊とかサッチャー巨大人形登場は笑って良いんですか? 今はなき母からの手紙(亡霊付)では泣かせられます。言葉が通じないことで 地域差、階級差をみせている場面があります。でもそこで言っているジョークが 全然わからないOrz 最後のソロダンスではショーストップの拍手。そして、カーテンコールの後、 キャスト全員によるタップダンス! 主役はお父さんとバレエ教室の先生というふうに演出がなされているように感じ ました。お父ちゃんが心変わりするシーンが映画ではすごく自然だったのに、舞 台だとなんか唐突。がみがみからこう変化するかね?Billyのソロの部分が十分 上手だと思うのですが、とんでもなく上手とは見えないので説得力がいまいちな のかもしれません。それから映画とラストシーンが違うのがちょっと肩透かし。。 この作品はBillyによって全然違う舞台に見えるかもしれません。なんとかくん 特別興行って感じでやってくれるほうが客としてはありがたいかも。 題名:La Clique 日時:2009年2月6日22:30-24:15(途中休憩あり) 劇場:HIPPODROME 料金:STALL 29.5GBP 座席:1階右方通路側の一段高くなったところ 番組:(順不同) THE ENGLISH GENTS Hand to Hand CAPTAIN FRODO 肩はずしによるラケット抜け、バケツの上での手の回転 YULIA PIKHTINA フープ MARIO QUEEN OF THE CIRCUS ボールジャグリング、一輪車+クラブジャグリング、フレディマーキュリー真似 URSULA MARTINEZ ハンカチ消失ストリップ ??? フープブランコバランス その他、歌手?? 少しだけ専門用語がはいったレビューになってます。 この劇場は地下鉄レスタースクエアの目の前です。円形の客席が2m程度の円形の舞台を 取り囲むように作られています。脇の方にピアノ。このピアノの上!も舞台となって いました。向かい正面と2階の最前列にテーブル席がありました。ここはたしか45GBP。 立ち見もあります。さほど遠くないので体力さえあれば立ち見でも十分に楽しめるで しょう。同じカテゴリ内では自由席、早いもの勝ちですね。チケットを持っていくと窓口で リボンと交換してくれまして、それを手首につけることで入退場が自由になります。 基本的には飲みながら楽しむ舞台です。ビール1本4GBP、まあそんなものなのでしょうが、 パブのハーフパイント2GBPと比べると高いなあ。 週末の深夜ということもあり、たくさんビールが出てましたねえ。私もビールを1本。。 私もビールを飲みながらの観劇でした。基本的にはボードビルといっても良いでしょう。 次々と入れ替わり出てくる芸人の芸を楽しむわけです。1幕でほぼ全員顔見せして、2幕は 1幕に出た芸人が再度出てきて細かな芸でつなぐという感じでした。 オープニングは歌から始まりました。 それからスーツ姿の紳士が2人登場、この小さな舞台の上でHand to Hand をはじめました。 見得を切るスタイルは普通?のHand to Hand とほぼ同じなんですが、土台の男性がすごい。 立ち姿で頭上に相棒を載せた後に座り込み、そして寝そべります。そしてまた立ち上がる! 片手で相棒を持ち上げたまま寝て、そこで回転する!絵的に良かったのは、頭の上に両足で たった状態で上の人がこうもり傘を広げるとそこから銀色のチャフが落ちていく姿。 一旦舞台が終わって、アンコール!今度は服を脱いでしまい、山高帽、靴下に靴、それに 米国国旗のパンツといういでたちで芸を行いました。当然ながらふたりともかなり良い 体をしています。場内はその前より一層盛り上がりました。さっきの方がすごい技連発 してたと思うんですが、裸は強いなあ。 CAPTAIN FRODOはラケット2本を持ってパンツ1枚で登場、マイクパフォーマンスを始めました。 ラケットに両手片足を入れた状態で喋る喋る!。肩を完全にはずしてぶらぶらにさせるのは 見ていてかなり気持ち悪いかも。時々マイクスタンドを倒したり床に落ちたりして 状態復帰も時間がかかっていたり。どこまでネタか失敗なのかわかりません。 腹と片足状態にしたら、もう一本また肩を入れてぐるぐるぐる。 マイクパフォーマンス付の軟体と言えばよいのでしょうか。ラケットに体を通すだけの 芸なのに、喋りと失敗で飽きさせずにかなりの時間を持たせてしまいました。 2幕でも登場し、今度はバケツを順につんでその上に乗っかっていくという芸を腕をあらぬ 方向に回しながら演じておりました。この人ならスミダススクリームも簡単かも。 フープは普通の芸、4本まで行きました。倒立したり、両手両足で回したり。でもこれを 小さな舞台の上でやるのはかなり修練が必要そうです。ブランコにぶら下がってのバランス 芸もよくあるパターン。落ちると客の上というのはどれくらいのプレッシャーになるのでしょう? MARIO は普通の3ボール曲ピタルーチンにフレディマーキュリーの真似がはいっているようです。 マイクパフォーマンスが長くて、そのあたりはよくわからなかったのが我ながら情ない。 3ボールルーチンはリズムを刻むのが主流で、カスケード、リバース、423,クロー、ボックス、 キャリー、サイドカスケード、シャワー等を組み合わせてノーミスでぴたり。最後に普通に 5カスケードで終了。2幕ではクラブジャグリングをしながら、一輪車を蹴って起こして乗ると いう芸とWe are the champion の歌と二度出てきました。 さてスーツ姿のおばさんがピアノの上に登場。そこで赤いハンカチを手の中に埋め込んで消失 させました。そして手をひらひらさせると、1枚服を脱ぎました。残っている服のどこかから ハンカチを登場させ、また手の中に消失、そしてまた服を脱ぐ、、というループを全裸に なるまで実行!最後は体の内緒のところからハンカチを登場させてフィニッシュ!! この芸がめちゃくちゃ受けてました。おばさんの裸自身は普通であえて見たいという程でも ありません。芸としてもかなりシンプルなものだと思います。それなのに場内のテンションの 高さはちょっと異常。Hand to Hand でも脱いだら歓声がすごかったのと考え合わせると 「エロは芸に勝る」という真理が浮かび上がってくるように思われましたよ。 いくら素晴らしい曲芸を身につけても、おっぱい出す方が受けるんだったらそりゃあ。。。 きっと日々ちょっとずつ出演者も代わっていくのでしょう。暇と気力があって出演者が代わる ことがわかっていればもう一回くらい見てもよかったかも。 題名:Zorro 日時:2009年2月6日19:30-22:15(途中休憩あり) 劇場:GARRICK THEATRE 料金:TKTS33GBP(定価60GBP) 座席:Stall J13(一階10列目センター) 出演: Diego: Matt Rawle Luisa: Emma Williams Ramon: Adam Levy Inez: Lesli Margherita Garcia: Nick Cavaliere Don Alejandro: Jonathan Newth El Jurado: Alamo Private Alvarez: Greg Barnett Private Sanchez: Paul Basleigh Priest: Dale Branston El Sacromonte: Isaac De Cella Juggler: Daniela Crute La Gatuna: Sonia Dorado La Piconera: Amparo Ferres Fernandez Senorita on the Balcony: Sarah Joyce La Somorrostro: Vera Leon Anabei: Lucy Lummis La Cantaora: Anna Mateo The Old Gypsy: Oscar Moret El Sohri: Jorge Muelas Hangman: Alexander Poulter Private Ramirez: Mark Powell Joaquin; Ramon Ruiz The Prisoner's Wife: Shena Sanders アンサンブル:多数 当日朝10時前からTKTSに並んで購入しました。すごく見やすい席です。 最前列に座ると舞台の床が頭よりかなり高くなってしまうようでした。 オープニングは中幕前の椅子にキャストが座ってのフラメンコです。 そして大文字のZに火がついて燃えます。ケレン味たっぷりの舞台に 気持ちはもう祝祭。幕があがったセットはコンクリむき出しに見えます。 主役のDiegoは父親から大学へ行けと言われたのになぜかドロップアウト して、ジプシーの集団に身を投げ入れてしまいます。 最初のジプシー登場のシーンではファイヤートーチのジャグリング登場。 カスケード、単発チョップがちょっとだけという感じ。 両手に剣を持ち、火をつけて2ビートウィーブ、鞭でクラッピングも ありました。それから箱ぬけ入れ替わりのマジック。ジプシーが ジャグラー・マジシャンの集団であったことを見事に示していましたよ。 BGMはずっとフラメンコ、なんだかフラメンコが暑苦しさを示しているようです。 物語は勧善懲悪のわかりやすいストーリー。主人公の父親を殺して政権を 奪った悪代官?、でも昔は友達?、に抵抗するためにマスクをして色々な レジスタンスを行います。最後は父親を救いだして公衆の面前に出現させ ると、それまで悪代官に仕えていた人々が、再度父への忠誠を誓うことで 一件落着、というまるで水戸黄門のようなエンディング。 Zorroと敵が重そうな刀で行う殺陣が迫力満点です。Zorroは舞台の上を いくつものロープを使って飛び移ったりします。レジスタンスで敵の兵隊に 追い詰められたZorroは身体消失マジックで難を逃れたりもするのです。 まるで漫画を見ている気分。 祝祭の雰囲気が最初から最後まで漂ってます。しかも英語がわかりやすい! この作品なら旅の疲れや時差ボケで沈没する心配は無用、ずっと派手な 舞台で眠れません。でも最後には曲がちょっと飽きてきたかも。 題名:Dirty Dancing 日時:2009年2月6日15:00-17:30(途中休憩あり) 劇場:Aldwych Theatre 料金:チケット屋のディスカウント37GBP(本来は60GBP) 座席:Dress Circle J列14番(2階真ん中) 原作の映画は未見。 TKTSで買おうとしたら出てこず、仕方がないのでTKTS近くのチケット屋で購入しました。 劇場に入る前に隣の店でコーヒーを買ってたらダフ屋のおじさんらしき人に話しかけられ ました。昨晩Oliver!の前でみたのだそうです。私ってそんなに目立つの? DirtyDancing のチケットを売ってるようでほかの人と商談がはじまってました。 金曜マチネなのに入場は長蛇の列。 Dress Circle は天井がかなり低くて圧迫感があります。ただい見下ろす形になっている ので見切れはありません。座席はほとんど埋まっていました。 客席はお年寄りばかりだと思いきや、意外と若い人も見に来てます。平日マチネなのにい。 舞台は丸く、両サイドに階段。真ん中に円筒形の幕?が降りてました。 オープニングはその幕での影のダンス。表にキャストが出てきてそのダンスの続き。 円筒の中には車、後ろに映像が流れてサマーキャンプに到着します。 基本的にはボーイミーツガールストーリーなのでしょう。サマーキャンプでのダンス教師と さえないちゃんのラブストーリー。さえないヒロインが特訓により最後には素晴らしい ダンスを披露して恋も成就するという物語。 日々特訓が行われるわけで、それで見苦しい姿から日々改善、あんな風に進歩ができれば 私も習ってみたいものです>ダンス しかしどうもいまひとつだったのです。ヒロインの最終形態の魅力が足りない気がします。 ダンス教えてるときのヒロインとアシスタントのお姉さんの脚の長さの差が印象的。 もちろんおねえさんの方がずっと素晴らしいおみ足。ヒロインがかっこよすぎると確かに 物語として成立しないから難しいんですが。それからもうひとつ問題がありました。 隣に座ったのおばさんが信じられないくらいの大きな声で笑う、喋るのです。劇場スタッフ からライトでチカチカされて一瞬やんだのですが、また大きな声に。。 たまりかねて、静かにしてほしいとお願いしたら、「楽しんでいるだけ!」大きすぎると 重ねて言うと「そんなことない。」それからさき、私がちょっと笑うと逆になんどか 罵られたような気がするのですが、早口なのでFuckしか聞き取れないOrz。罵詈雑言を 聞き返すのもなんだしねえ。まあお願いしてからだいぶ静かになりました。 これは確かに脳味噌を空にして楽しむ作品だと思うけれど、さすがに物には限度が あると思いましたよ。 |
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
(10/20)
(11/02)
(11/02)
(11/02)
(10/28)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
くろせ
性別:
非公開
ブログ内検索
最古記事
(11/01)
(11/02)
(12/06)
(12/07)
(12/07)
アクセス解析
|