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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:三遊亭金也発会特別好演 金也おもて町寄席
日時:2006年5月13日18:25-20:20(途中休憩あり)
劇場:文京シビックセンター内4Fシルバーホール
料金:1000円
座席:最前列右端
番組:
   初音家佐吉    金明竹
   三遊亭金也    宿屋の富
   鏡味仙一     太神楽
   三遊亭金也    百川

町内会の掲示板に書かれていたのを見て知った落語会です。
町内の後援会による第1回の金也師匠の落語会でした。
シビックセンターの部屋を借りるのは初めてだとかで
ちょっと段取りが悪く、予定時刻から25分遅れて始まりました。
客は70人以上いて盛況、でもお年寄りばかり、これが町内の人口分布?
思わず私より若く見える人の人数数えちゃった、4人でした(^^;)
まあ伝通院寄席も似たようなものかなあ。
佐吉さんは活舌なかなかいいですねえ。よどみなく口上言ってました。
金也さんの最初の噺は宿屋の富、見栄はってなけなしの金で宿屋の主人から
富くじを買わされてしまった噺なんですが、この富くじの抽選会場って
湯島天神なんですね。はじめて意識して聞きました。この会場から湯島天神
まで徒歩20分くらいでついちゃいます。ひょっとして主人公はこのあたりに
泊まっていたのかもね。それにしても金也師匠、ほんとにうまくなりましたねえ。
私が最初に金也師匠を聞いたのは、師匠が二つ目になったばかりで、伝通院寄席
に初めて参加したときでした。それから幾年月、貫禄も十分につきました。
籤があたった驚きを表現しようとして、机の高座から落ちそうになったのは
ご愛嬌でしたね。
仙一さんの太神楽はまず傘のたてものから、傘を開かずに顎試し、、なんですが
だれも拍手をしない。私もちょっと出そびれて顎からはずしてから拍手。
仙一さんも、演技をしている最中に拍手を願います、と言っておりました。
その後はもちろん皆さん早い拍手。早すぎる場合もあったりして(^^;)
傘を開いて1本の骨で顎に載せる顎試し、裏返して柄を前にもってきておでこで
阿弥陀は後光試し。それから鞠の回しわけ、こべり、片手といき、乱回し。
乱回しで傘の周辺を回すことを「大回し」、鞠を止めて傘が周辺を回るパターン
を「乱回し」と言い分けていました。
次は金輪、ジャンプ、連続ジャンプを「義経の八艘飛び」と呼んでいました。
これは傘に負担がかかる技でしょうねえ。のの字を書いて、高速乱回しで金輪を
水平にしていって最後は傘の先にはめておわり。
最後は枡、全速力で回してまーるくみせました。
次は五階茶碗、これを後見なしでやっているのを見るのは初めてでした。
顎の上にバランスしておいて次のアイテムを手探りでとってくるのって相当
難しそうです。一度半歩たたらを踏んで、客席から声があがりました。スリル
満点。茶碗を載せた後に、親指の上に立てて「鉄砲試し」なんで鉄砲なんでしょう?篠を1本つけて伸ばしてひじの上に載せました。肩の上に載せて「土手八町
吉原戻り籠」この出典もなんでしょう?そもそも字があってます?
仙一さんの太神楽曲芸はすっきりとした美しい姿勢がなかなかいいですね。
最後は金也さんの百川。東京ドームでKUT-TUNのコンサートが行われている
とかでコンサート終了前で終わらそうとあっさりでした。
この噺は日本橋界隈だから宿屋の富よりもうちょい遠いですね。
百兵衛さんの訛りかたがなかなかいかしてました。
近場で1000円でこれだけ聞けたらありがたいものですね。
第二回にも期待!

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題名:ジャック・ブレルは今日もパリに生きて歌っている
日時:2006年5月13日13:00-15:05(途中休憩あり)
劇場:ル・テアトル銀座
料金:S席8500円
座席:19列18番(通路すぐ後ろ、センターブロック右より)
原案:エリック・ブラウ、モート・シューマン
作詞・作曲:ジャック・ブレル
訳詩・演出:青井陽治
音楽監督:樋口康雄
振付:本山新之助
美術:杉浦 良一
照明:柏倉 淳一
出演:紫吹淳、剱持たまき、吉野圭吾、池田聡

8割程度の入り。
紫吹淳ファンクラブ受付がたくさんありました。客層もほとんどが女性。
舞台の左側にバンドがおり、中央と右側には階段と通路があるだけのシンプルな
舞台構成です。
何度も再演されて、ちょうどオフブロードウェイでも上演されているこの作品、
縁がなくて見るのは初めてなのでした。
台詞はまったくなく、シャンソンを歌い続ける舞台、筋らしい筋もありません。
でも通常のコンサートとはちょっと違う感じがするのはジャックブレルの歌
だからでしょう。なんというか歌詞で毒はきまくりとでもいいましょうか、
題名を「ジャックブレルは今日もパリに生きて毒を吐いている」としたほうが
ぴったりくる気がしました。シャンソンというと甘い調べと甘い歌詞だとばかり
思っていたのですが、必ずしもそうではないのですねえ。どちらかというと
シャンソンの節回しでラップを聴いている気分です。
シンプルなこの舞台、キャストと演出が変わるとがらりと雰囲気が変わりそうです。

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題名:ファラオの娘全三幕
日時:2006年5月12日18:30-21:05(途中休憩2回あり)
劇場:東京文化会館 大ホール
料金:E席5000円
座席:5階L2列24番
劇団:ロシア国立ボリショイバレエ団
台本:ピエール・ラコット
演出・振付:ピエール・ラコット(マリウス・プティパによる1862年の同名作をモチーフとする)
音楽:チェーザレ・プーニ
指揮:パーヴェル・クリニチェフ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
協力:東京バレエ学校
出演:
アスピシア(ファラオの娘):マリーヤ・アレクサンドロワ
ウィルソン卿/タオール:セルゲイ・フィーリン
ラムゼ:アナスタシア・ヤーツェンコ
ジョン・ブル/パッシフォンテ:デニス・メドヴェージャフ
漁師:ユーリー・バラーノフ
漁師の妻:エカテリーナ・シプリナ
パ・ダクシオン
第一ヴァリエーション(女性):ナターリヤ・オシポワ
第二ヴァリエーション(女性):アンナ・レベツカヤ、
ダリア・グレーヴィチ、アリョーシャ・ボイコ
第一ヴァリエーション(男性):ヤン・ゴドフスキー
第二ヴァリエーション(男性):アンドレイ・ボロティン
二人の騎士:ゲオルギー・ゲラスキン、エゴール・クロムシン

第一の川ーグァダルキヴィル:エカテリーナ・クリサノワ
第二の川ーコンゴ:アンナ・ニクーリナ
第三の川ーネヴァ:エレーナ・アンドリエンコ
ファラオ:アンドレイ・スィトニコフ
ヌビア王:アンドレイ・メラーニン
猿:岩田守弘
ナイル川の神:ゲオルギー・ゲラスキン
ナイル川の神の召使:エゴール・クロムシン、アルテム・ヴァフティン、
ヴィクトル・アリョーヒン、キリール・ニキーチン
女人像柱:ヴィクトリア・オシポワ、アンナ・ニクーリナ、
アンナ・バルコワ、クセーニャ・ソローキナ
高僧:アレクセイ・ロパレヴィチ
黒人の奴隷:アレクサンドル・ペトゥホフ

eplusで購入。チケットを購入した晩に半額セールのお知らせがきてしおしおに
なってました。結果からいうと5000円で思ったよりちゃんと舞台が見れてよかった。
意外にしっかり見えます>5階。でも座席は2列しかなくて、後列はすごく高く
なっており足置きつき椅子に乗ってる状態で、しかも前の壁が低い。
高所恐怖症の者には座っているだけでとてもきついです。
よっぽどのことがない限り5階席はもう買わないでしょう。

オープニングは薄い幕を張った状態で始まりました、幕の向こうにはピラミッド。
ピラミッドの前でアラブ商人たちと出会うイギリス人、そこで巻き起こる強風。
人々はピラミッドの中に避難してしまいます。この場面を見たとき、インディジョーンズ
が始まったのかと思いましたよ(^^;) 墓の中で眠ると?タイムスリップすると?
墓の中からミイラ復活、なんだかAIDAみたい(この作品とどっちが先か知りませんが)
アスピシア登場してイギリス人に手をあてると、エジプト人に変身!!
ふたりが追いかけるとアスピシアは霧の中へ。。。
ここまでの場面はブロードウェイミュージカルでやったほうがずっと楽しいものになりそう。
導入部は確かにエキゾチックなのですが、舞台としてはだいぶ手抜きじゃないですか。
アスピシアを追っていって見つけるともう相思相愛、まあそれはいいとしてその後の猟
シーンが最初の大きな見せ場でした。非常にカラフルな大人数の群舞です。弓と矢、槍を
持ってエキゾチックな動きを次々と見せてくれます。まるでマスゲームを見ているみたい。
ライオン(はりぼて)、馬(本物)、猿(着ぐるみ)もスパイスになってました。猿は
唯一の日本人キャスト、猿のダンスは大うけでした。このあたりの大人数の振付は一階席
から見てると欲求不満になってしまうかもしれません。ライオンを狩ろうとしていたら、
ライオンがアスピシアを襲おうとするのですが、タオールが未然に防ぎます。そこで
ますますホットな状態に。群舞の間にプリンシパルのソロもあって魅せてくれます。
タオールたくましい。リフトをしてもあまり力を込めた感じになりません。ラムゼは
かわいくぴょんぴょん飛んでます。飛ぶまでの準備動作があまり見えないのでたってい
る状態から一瞬にして跳躍するように見えます。スピンはタオール、がんがん回ってく
れるのです。実は筋肉が一番美しく見えたのはアスピシア、男よりたくましいかも。
最初のうちはいまひとつのたのたした感じで決まらないように思えたのですが、舞台の
後半になるにつれて、すごく大きくみえてきました。ダンスが他のキャストより一回り
大きいのですね。華があるのでしょうか、押し出しがすごい。
ファラオが出てきて娘にちょっかい出してるタオールを捕まえようとしますが、娘の
鶴の一声で釈放、恩人として宮殿に連れて行くことに。ここの宮殿のシーンがすごい
神官・奴隷・子供・侍女・兵士などが入れ替わり立ち代り入場行進、150人?
早代わりしてコスチュームを着替えている?それとも150人キャストがいる?
とにかく豪華絢爛な場面です。しかもこのコスチュームがきらびやかなんですよねえ。
ああ、見にきてよかったと思う一瞬でした。その後ヌピア王が登場、ファラオの娘に求婚し、
ファラオは承諾。もちろん恋人たちは駆け落ち!ふたりはナイル河のほとりの漁師小屋
に隠れます。ここで漁師たちの群舞、漁師は漁師らしく?たくましい踊り。ここのソロ
も力強くて見ごたえあり。タオールが小屋を離れた隙にファラオがやってきます。
つかまるよりはとアスピシアはナイル河に身投げ。河底のシーンに変わるとアスピシア
が天井からするすると降りてきました。最初は本人が吊られている?と思ったのです
が、どうやら人形のようでした。ここからが竜宮城ならぬナイル河底のナイル河
神の宮殿?妖精たちがエレガントに舞います。いままでと違った正統派?のダンス?
水の中ということで今までより優雅な振付になっているようです。
妖精たちの舞い踊りを見ていたアスピシアは地上へ帰りたいと願い出てそれがかなえられます。
また天井へ吊られていくアスピシア。
地上に出るとファラオがタオールにアスピシアの居場所を吐くように迫っています。
アスピシアが戻りヌビア王に脅されたことをファラオに告げると、ファラオは婚約を破棄し、
ヌビア王を追い出します。でもファラオは駆け落ちしたタオールを許さないのです。タオールが
死ぬなら私も死ぬとアスピシア蛇に咬まれようとすることでファラオが折れました。
大団円のフィナーレ。万事めでたしめでたし。
とおもったらウィルソンの目が覚めてしまいましたとさ。今までのは全部夢?

とにかく大人数、カラフルで大人数の群舞好きの私としてはおなかいっぱい。
ところで冒頭と最後を切ってしまってもいいと思うんですが、なんでわざわざ夢落ちなんかに
したんだろう。

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題名:筋肉ミュージカル2006 春公演 M DOGS
日時:2006年5月9日17:00-18:30
劇場:マッスルシアター
料金:7500円(招待券で見ました)
座席:10列13番(10列目左ブロック、舞台張り出しの横)
出演:
マルコ・ポロ・マルチネズ・サンチアゴ (27歳)、
カルロス・アルベルト・マルチネズ・サンチアゴ (24歳)
磯前 方章 (30歳)、脊戸田 英次 (23歳)、TEPPEI (25歳)、
深澤 英之 (31歳)、杉本 清志 (26歳)
Show (26歳)、TERU (29歳)、三井 太一 (28歳)、ビィ ウェンダン(23歳) 、
柴野 泰芳 (30歳)、佐藤 弘道 (37歳)、鈴木 伸治 (24歳)、武田 匡正 (24歳)、
明名 寿治  (29歳)、ジャン・ロー (27歳) 、安井 克年  (25歳)、
小笠原 大晃  (23歳)、重村 俊介 (25歳)、サリバン(33歳)、
武田 美保(29歳)、橋本 麻紀(29歳)、松本 理香(26歳)、鮫島 千晶(29歳)、
羽賀 佳代 (26歳)、三田 真央 (18歳)、吉元 千絵 (32歳)、水島 麻由 (25歳)、
清水 真利子 (25歳)、宮下 涼子 (24歳)、小田島 あずさ (25歳)、
門井 佐登美(30歳)、池田 純子 (27歳)、中尾 葉(23歳)、斉藤 綾子 (23歳)、
稲田 亜矢子(23歳)、高井 麻衣 (22歳)、池田 真梨 (22歳)、松島 由季 (16歳)、
小沢 美咲(22歳)、深谷 愛(21歳)、西内 裕美(17歳)
番組:(記憶に残ったものだけ内容を書いてます)
01 プロローグ
キャスト全員のダンス
骨を使ったカスケード・左右上下のスチール、
ジャグラー(サンチアゴ*2,サリバン)による骨の手渡しパッシング、2:1パス
 ロングJロープ (非常に長い縄跳び)
     縄跳びの中で、側転、トンボ、
     縄跳びの中ディアボロのハイトス、フープを回す・パス
     縄跳びの中で縄跳びをしてその中で縄跳び
     縄跳びの中で麦藁帽子のジャグリング、二人並んで麦藁帽子のパス
     縄跳びの中でフープの回転・パス
 縄跳びの中でラインダンス
 ジャンプBOX
犬小屋を用いて跳馬
02 旅立ち
     黄金のロープ、リング、ロープを集めると人間になれると聞いて旅立つ
03 逆立ちの街
     背景が上下反転、キャストも全員逆立ち歩き
04 犬猿の仲
05 リングリングリング
     フープ
06 池の女王とその友達
     右側の水槽でシンクロナイズドスイミング
07 体話舞踊犬マッスルビート
     客と一緒に振り付けして踊る
08 新アースタップ
     地面を踏み鳴らすダンス。
     客から大拍手。
09 犬言葉三部作
10 バンブーBoys2
    竹馬、梯子のり
11 腹筋コンカン
     大勢が工事夫姿でヘルメットをかぶって寝転がって、
     腹筋して鉄板に頭をうちつけてメロディを奏でる
12 黄色いリボン
     リボン新体操、ブラックライトによるリボンの乱舞
13 南極犬タロージローの一日
     大きな壷の曲芸。投げ上げてネックキャッチ、ヘッドキャッチ、
     頭に載せた状態で90度回る。
14 プチプチDOGS
     佐藤弘道お兄さんが指揮
     客に配ったプチプチシートを一斉に潰してリズムを取る
15 TAP DOGS
16 タンバリンDOGS
     タンバリン2個で音を出しながら投げ上げやパス
     ジャグラーは3個でカスケードやパス
17 ロープVSロープ
    縄跳びの片方を持っての振り回しで殺陣。
18 側転の街
    背景が回転。キャストはその場でトンボを切り続ける
19 トビーの企み
   宝物を3つ集めたのに横からさらわれてしまう。
   でも犬でよかった
20 フィナーレ

招待券で見ました。持つべきは招待券をくれる友人(なんか最近も書いたような)
海沿いにできたこのミュージカル専用の劇場での公演です。
すぐそばに海、目の前に横浜港の埠頭が見えます。
劇場の外には巨大跳び箱が置いてありました。
舞台は中央が客席に向かって突出した凸型をしています。凸の先端の前の座席が
10列17番〜になっていました。私が座った10列13番は舞台先端での演技は横から
見る形となりました。客席は6〜7割の入り。後ろはがらがら。
客席は20列目あたりまでは緩やかな傾斜、それから先がそこそこの傾斜がありま
した。中途半端な前よりも後ろの方が舞台をみやすいと思われます。
平日夕方の公演のせいか、お年寄りが多いような、学生服姿のグループもいくつ
か見られました。
幕があがると、、、埠頭が見えました(^^;) そしてその真ん中に電信柱、
電信柱におしっこをかける犬、借景のオープニングでした。
オープニングはキャスト全員が犬の扮装でダンス。これってCATSのパロディ
なんでしょうか(^^;) わんわん言っていると両サイドに字幕が出ました。
オープニングは全員総出演、がつんと迫力。縄跳びの中でいろいろやるのは
すごいですねえ。どれくらい難しいのか見当もつきません。
この舞台は得意技を単にオムニバスにつなげてみせるのではなく、一応
主人公の犬が人間になるためにアイテム集めの冒険を行う、という筋書きを
もっていました。ぶちぎれでシーンを見せられるよりもこのように少々無理が
あってもつないで見せられた方がおもしろく感じるから不思議です。
印象に残ったのはなんといってもシンクロナイズドスイミング、右側に水槽が
あって水槽の横から演技を眺めることになります。演技者はメダリストの
ようですね。生でシンクロを見たのははじめて、いやーすごいもんです。
リボンもきれい、体のサバキかたであれほど美しくなるとはなあ。
全員でリボンを振り回していたのですが、新体操本職とその他で大きな
差がありました。タンバリンは2個でもけっこうきれいに見えます。
リズムをうまく刻むのは難しそうですが、それさえ克服すれば案外簡単かも。
弘道お兄さんもにこやかに笑いながら登場、私の後ろに座っていたおばさん
たちが言うには「あの笑顔に弱いのよねえ」。
はじめてみた筋肉ミュージカル、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
心残りは巨大跳び箱!見てみたかったなあ。



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題名:????(Dracula)
日時:2006年4月23日15:10−17:30(途中休憩あり)
劇場:韓電アートセンター
料金:VIP席120000Won(約15600円)
座席:1階Dブロック38番(1階4列目右より通路側、通路をはさんでむこうがセンターブロック)
製作:(?)???? & ????????((株)ダインカルチュア & 海ミュージカルカンパニー)
出演:
Dracula:???(シン・ソンウ)
Adriana(Dracula妻)/Sandra(生まれ変わり):???(ヤン・ソミン)
Lorraine(Draculaと恋に落ちる):???(ユン・コンジュ)
Sasek(道化師) / Sluha a profesor(教授):??? (イ・ジョンハン)
Steven(Lorraine兄):??? (ジュ・ソンジュン)
Nick(Sandra ボーイフレンド):??? (チョン・サンユン)
Nymfa(三婆?):???(キム・ソニョン)、???(イム・ウニョン)、??? (ホン・スンア)
Krev(赤天使?):???,(ペ・ジュンソン)、 ???,(キム・ギョンヨプ)、 ???(チェ・ユジョン)

4月22日上演開始、28日までがプレビュー公演です。この回もプレビューです。
韓国ではこれが3度目の上演です。この作品の初演はチェコのプラハだそうです。
この週末は晴れのはずが地下鉄の駅を出ると突然の雨;_;友人の傘に頭だけ
いれてもらって劇場まで小走り。最寄り駅は地下鉄3号線の良才でした。
この劇場のBOXOFFICEは劇場外に独立した小屋としてありました。窓口の
場所には屋根などなし。さすがに強い雨の中でここに立って購入手続きを
するのは辛い。窓口で日本人だとわかったのか、電話を渡されて日本語の
わかるスタッフと電話で何をどう買うか相談をすることに。ちょっと話して
いると英語が話せるスタッフがきてくれて、席種と価格と人数を確認、ひ
とりひとり別々にクレジットカード払いの手続きをして貰うえることにな
りました。スタッフ様どうもありがとう。4人分だからねえ。
チケットを受け取った後、まだ時間があったので地下のカフェでのたのた。
オリジナルキャストの2枚組CDをロビーで売ってました。29000Won。
客席にはいると1階はほぼ満員、両サイドが少し空いているくらいでした。
この劇場はすごい大きいというわけではないので、最後列で見てもそれほど
不便は感じないでしょう。予定より10分遅れて開演。

客電が暗くなって幕に説明文がハングルで投写されました。16世紀の出来事?
オープニングはたいまつを持った村人?が客席から登場。
教会に集まって神父の説教に聞き入ります。神父さんとてもいい声。でも
キャスト表に載ってないような気が。ちょっとブルースリーに似てる?
そこに壁をぶち破って侵入するドラキュラ伯爵軍団。すき放題やったあげくに
神父を殺しますが、そこで永遠に死なない呪いをかけられたようです。

兵士以外に黒天使みたいな連中が3人登場。もっとも全員赤ですけど。
キャストの間をがんがん踊りまくっています。メイクはデーモン小暮閣下
そっくり。こいつらをここでは赤天使と呼ぶことにします。
どうも赤天使はドラキュラ以外には干渉しないようです。赤天使はそこら
じゅうの場面に登場して悪意を表現しているようです。赤天使だけやたら
ダンスの切れがいい。他のアンサンブルと比べて格段の違いです。
自分の城に戻るドラキュラ伯爵、そこでは身重の妻が待っているのです。
この妻は美しい、清楚な魅力たっぷり、私の好みです *^_^* でも死産した
あげくに死亡。はかなんだ伯爵は自殺、、しようとするけど死にません。
そこで呪いが明らかになっちゃいます。でもほんとに呪い?皆で不死を祝う
宴会開いちゃいます。ここの振付は楽しいんだけど、なんだか重い感じ。
身重の妻に横恋慕する道化師が切ない。もうちょい声がよければなあ。

次の暗転で200年がたちました。と画面にまた説明。
3人おばさんの明るいのか暗いのかわからないポップな歌がなかなか良い。
Lorraineは奥さんよりいい声。ドラキュラはLorraineを餌食にしようと
赤天使にそそのかされますが、やっとのことで思いとどまります。
そのうちLorraineのお兄さん?の聖職者が妹を返せーと迫ってきて
拳銃で打ったりしちゃうんですが、ドラキュラもちろん平気。世をはか
なんだ兄さんは自殺しちゃいます。この兄さんもまたすばらしい歌声、
歌に関してはドラキュラどんどん霞んでいきました(^^;)
Lorraineと相愛になったドラキュラはLorraineに血を飲ませて不死にしたの
でした。ここで幕間。
幕間後の第三部はロンドンのカジノ。ドラキュラはそのオーナー。それで
地下?に人間ドックならぬドラキュラドックみたいなものを作って寝ている
ようです。健康診断を受けてるドラキュラ?ホームドクターまでいるのです。
ロンドンの街頭は黒皮ジャケットの若者たちが抗争したりしてます。
この恋人と女たちだけで歌うシーンはなかなか良かった。
第三部は基本的にロック調です。Nick がカジノにしのびこんで、ドラキュラ
ドックまではいってきて今は泣きAdrianaのドレスを盗んでしまいます。そして
恋人のSandraに着せてカジノに乗り込むと、、その恋人はドラキュラの妻に
瓜二つなのでした。妻の生まれ変わり?と信じて迫るドラキュラ、でも女は
逃げ回り。。
ドラキュラは女をかくまうチンピラたちをちぎっては投げちぎっては投げ、、、
えーとここで場面のつながりが良くわからなくなりました。
そこでドラキュラがひとりになったかと思いきや、今までの登場人物が皆白い服
を身にまとって登場。最後に妻も生前の姿で登場、妻と抱き合って懺悔?する
ドラキュラ、悶絶する赤天使たち。そして幕。
白い服になったドラキュラはまるでジーザスみたいでした。

カーテンコールはドラキュラが一番多く拍手を貰っていました。
人気俳優を主役に脇を歌えるものたちで固めたという形でしょうか。
ちなみにドラキュラはトリプルキャストです。
アンサンブルの振付がいまひとつ単調なのはキャストの力量にあわせた?
なんだか一昔前のダンスを見ているようです。アンサンブルの女声はなかなか
聞かせるのですが、それに比べて男声がいまひとつ出ていません。

暗転がちょっと長い上に大道具のタイミングもまだ揃っていません。幕間に
トンカチの音がしますが、これぞプレビュー公演というものでしょう。
正式オープンまでにはなんとかなることを期待しましょう。
それにしてもウォン高が痛い。以前のような1Won=0.1円だったらまずまず
良い舞台だったといえるような気がするのですが、現在の1Won=0.13円では微妙
です。

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