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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
題名:ラグビーワールドカップ2019日本大会準決勝2 ウェールズV 南アフリカ 劇場:横浜国際総合競技場 日時:2019年10月27日18:00-20時過ぎ(休憩あり) 料金:カテゴリーA 70000円 座席:1階25列512番(メインスタンド右寄り後方) 結果:ウェールズ 16 南アフリカ 19 ウェールズ トライ1 コンバージョンゴール1 ペナルティゴール3 南アフリカ トライ1 コンバージョンゴール1 ペナルティゴール4 当日の朝にオフィシャルサイトでチケット購入。値段が値段なだけに清水の舞台から飛び降りた気持ちでWebでぽちっ。 最寄りの駅から会場まではずっとお祭り騒ぎ。大勢のボランティアが整理にあたっておりました。 そしてそこら中にビールの屋台。 座席は正面中央近くでとても見やすい場所、ゴールポストの後ろまで見に行ってみたけれど、見え方が全然違う。 カテゴリーAはかなり広いエリアなので、その中でもそうとう良席、がんばって買ってよかった。 フィールドの上には空中結線がなされており、そこをビデオカメラが縦横無尽に動き回るのです。 試合はとても接戦。とにかくフィジカルがすごい、フィールドからはかなり遠いのに身体ががつんがつんぶつかる音 が聞こえてくるよう。大の男が突進してくるたびにタックルでぼーんとひっくりかえさせる。 フォワードが球を持って突進する姿がイカす。モールからの押し合いとか、スクラムでの押し合いとかまるで大相撲をみてるみたい。 トライは各1で華麗なランというのはあまりなかったけど、格闘技の粋をみた気分。 攻守ところを変えた瞬間に展開していたメンバーがするするとポジションを変更するところとかは、TVで見ていてもわかりませんね。 最後の最後まで試合の趨勢は決まらなかった。華麗なパスやランはあまりなかったけど、がつんがつんぶつかり合う男の試合でした。 PR
題名:VORTEX
劇場:神奈川芸術劇場ホール 日時:2019年10月26日15:00-16:20 料金:招待 座席:1階15列20番 【振付】テロ・サーリネン 【音楽・演奏】Be-Being 【出演】韓国国立舞踊団 解説: 本公演で注目されるのは、伝統舞踊・音楽を専門としている韓国国立舞踊団にテロ・サーリネンが、コンテンポラリーダンスの手法で挑み、韓国舞踊の伝統を斬新な振付で現代に花開かせていること。そして韓国の伝統的音楽の固有の形式と素材を使いながら、従来の演奏方法から解放された、新しい形式と演奏技術を駆使する、チャン・ヨンギュ率いる音楽バンド「Be-Being」のライブ演奏です。 “渦動”を意味するタイトルの通り、『VORTEX』には瞬時に変化する敏捷な動きで舞台を構成する力強い振付けが施されており、ソロからデュエット、群舞へと変化していく多彩な踊りの“渦”が、観る者をスリリングに巻き込んでいきます。 劇場客席が1階と2階をつなぐ形に変形されていました。いつもより高いところから舞台を見る形。 四角いエリアを斜め上からみることで群舞をとてもみやすくしてましたね。 ダンスの舞台は黄色、その周りは漆黒。そして伝統楽器による生演奏と生歌。 オープニングはスモークと背景照明による光とシルエットのダンス。 半円形のゾーンの外側だけが後ろから光が当たっており、手がそこを超えると びよーーんと長い影が踊るのです。 最初は素足によるバレエのような動き、それが大地を踏みしめる舞踊のような動きとなり、 最後は農楽とも思えるような祝祭的なエネルギーを放出してフィニッシュ。 一見単調に聞こえる音楽をきっかけに、非常に複雑な振付ができて一糸乱れぬ動きができる ことに驚きました。まさに西洋のコンテンポラリー+アジアの伝統舞踊という形のひとつの 解なのでしょう。 生演奏と生歌もいいです。空席が見えるのがもったいない。 題名:神奈川県民ホール・オペラ・シリーズ2019グランドオペラ共同制作 ビゼー作曲 オペラ『カルメン』全4幕 劇場:神奈川県民ホール大ホール 日時:2019年10月20日14:00-17:15(途中休憩2回あり、前にプレトーク、後ろにポストトークあり) 料金:S席招待 座席:1階10列14番 上演形態:フランス語上演・日本語及び英語字幕付き/新制作 指揮:ジャン・レイサム=ケーニック 演出:田尾下 哲 装置・衣裳:マドリン・ボイド 照明:喜多村貴 合唱指揮:大島義彰 配役:10月19日(土)/10月20日(日) カルメン:加藤のぞみ/アグンダ・クラエワ ドン・ホセ:福井敬/城宏憲 エスカミーリョ:今井俊輔/与那城敬 ミカエラ:髙橋絵理/嘉目真木子 フラスキータ:清野友香莉/青木エマ メルセデス:小泉詠子/富岡明子 モラレス:近藤圭/桝貴志 スニガ:斉木健詞/大塚博章 ダンカイロ:大沼徹/加藤宏隆 レメンダード:大川信之/村上公太 ダンス:キミホ・ハルバート、名木田弓音、小野麻里子、伊藤 舞、敷波美保、守屋隆生、吉﨑裕哉 合唱:二期会合唱団 児童合唱:赤い靴ジュニアコーラス 管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団 ストーリー: 今回の『カルメン』はショービジネスの世界が舞台。オーディションから舞台は始まり、カルメンはバーレスクのクラブに雇われる。警察はクラブを運営するマフィアと通じていて、スニガは劇場運営も牛耳っている。ドン・ホセは都会に出てきた生真面目な警官で、ミカエラはミュージカルスターの卵。クラブ内の喧嘩でカルメンを捕らえたホセは、逆にカルメンの魅力に囚われてしまう。スニガに抜擢され2幕ではブロードウェイで主演するカルメンは、映像/舞台の大スター、エスカミーリョと出会う。ホセの存在がスニガの逆鱗に触れたカルメンはショービジネスの世界から追放され、3幕では地方のみすぼらしいサーカスに流れ着くが、エスカミーリョが改めてカルメンをスカウトに来てカルメンは映像の世界へ、ホセは危篤の母のもとへ。そして月日が流れ、第4幕は……ショービジネスの頂点で物語はクライマックスを迎えることになる。 ☆オペラカルメンプレトーク ◎県民ホール館長 折原さん ・今まで教育行政の世界ばかり渡り歩いていたので、オペラは敬遠していた ・舞台が現代のブロードウェイに変えられている ・1幕目はバーレスク オーディションの場面から始まる 採用されてホセと出会う ・2幕目はブロードウェイの舞台 マフィアがブロードウェイにも力を持っている カルメンたちを追放する 地方のサーカスでドサ回り ◎演出家 田尾下 哲さん ・21世紀のショービジネスにおきかえている ・カルメン初演は失敗した。当初は明かりもなく機構もない ・変化にはテレビモニタ、照明、字幕が関係している ・もともと字幕がなかった時代はオペラでもイヤホンガイドがあった時代がある ・昔はオケに合わせて美声を競っていた ・字幕が出るようになったことで、内容がダイレクトにわかるようになった ・古語で書かれていたり歌をのばしているのでわからない、ベルカント唱法でうたわれるとききとりにくい ・字幕がでることで、物語がわかるようになった。 ・誰が誰にたいしてどのような感情で歌っているのかわかるようになってしまった、それで演劇的にもしっかりする ・愛している者同士が前に向かって歌うのではなく、お互い見つめ合う、演劇性が求められる ・コンタクトレンズの出現も大きい、舞台上では眼鏡は反射するので使えない ・コンタクトレンズのおかげで指揮者が見えるようになった。マリアカラスは弱視で指揮者が見えてなかった ・昔は照明はろうそくだったが、照明がうごくので影をつくれるようになった。 ・前は舞台前にたつしかなかったが演劇的な表現が技術によって求められるようになった ・最初は美声を聞かせるだけだった、次が作曲家の時代、新作が生まれなくなって指揮者の時代になった ・1980年代 後半になると演出家の時代、オペラの設定を変えて上演する時代が続く ・どうして21のショービスにうつしたか? ・カルメンはあまりにも有名、しかし実際にはロマのひとたちにとっては侮辱的 ・ロマは一人の夫に添い遂げるのが普、ロマの女性像がふしだらである、というので 抗議している ・そのままで上演して良いのか??? ・1980年代の米国でも黒人用、白人用にプールがわかれていた、アジア人は仕方ないから白人用でいいかな ・いまだに 黒人の水泳選手がいない ・黒人は参加できない、一部のひとたちを排他した段階でよいのか? ・カルメンに関してもいわゆるジプシーの女を描くのには 慎重にならねばならない、普遍的にならねばならない ・闘牛士も絶滅危惧団体、19世期にでたからといってスターとして描いていいのか ・ショービズの世界を舞台にして宿命的な女、野心をもった女性の物語を描きたい→わかりやすいのは21世期 ・序曲がオーディションになっている ・最終的にはオスカー、レッドカーペット映像の世界を目指した ・物語を伝える際に差別を特定の人種にしたくない ーーーーここでプレトーク終わり 提携公演は本来オーソドックスな演出なのだが、熱意で説得されたそうです。 鉄骨による2階建ての背景、シンプルな大道具。 キャストもほとんど黒服で地味です。オープニングはオーディション。 バーレスクがとても地味、ショーが全然バーレスクっぽくない、もっと エロくないと、通常のジャズクラブやキャバレーと区別がつきませんね。 それにバーレスクはもっとカラフルでないと。。。 そして次の場面ではもうブロードウェイ。客席係は本物のPlaybillを持って いた!小ネタ凝ってます。ブロードウェイショーも、人数が少なく華がいまいち。 オフブロードウェイといった雰囲気。ダンサーも派手な動きをしていてほしかった。 プロデューサが劇場みんなに歓迎されるシーンはトレアドールがかかりました。 この状況と歌詞がなんとなくマッチしていて、うまいぐあいに読み替えられてます。 ここは面白い。しかしブロードウェイのスターになったのに、それでも泥棒しに行く? 3幕目は場末のサーカス、といっても曲芸はリボンとフープしかないのです。 そしてあっというまにオスカー会場。なぜトニーではなくオスカー? 最後のシーン、カルメンが撃たれた後に、次の彼女を連れてくるプロデューサ、 ということで資本主義の無情さをばっちり表現してエンド。 ◎終演後の交流会(ポストトーク) 演出家 田尾下 哲さんとの意見交換・質疑応答 ・今までのイメージをゼロにして かんがえなおした ・ロマの友達から聞いた話 カルメンは有名なオペラ作品、ロマは苦々しく思っている。 ジプシーは彼らが蔑称として呼ばれていること。 ロマはカルメンの作品に 抗議している ・政治的宗教的信条はないが、差別だけはよくない だからそのまやるのはどうしてもいやだった。 ・結末は、何かがダメになるとすぐにかえがでてくる、ということにした ・アメリカは最初から狙っていた ・インターネットがあると手紙がナンセンス 1970?1980を狙っていた ・歌詞、音楽は一切変えてない ・ドイツ語で訳詞上演するときはほとんどかえてる Q:コミカルな仕草がやりすぎ? A:音楽が そうかかれている。シリアスにとられるとは思わない、解釈は全て音楽からきている ・ラインダンスは素晴らしくうまくできたらよかった ・うまいを求めるならダンサーだけでやるがそれは考えなかった ・即興でやっている、それをみんなが楽しんでやっている ・楽しんでいる姿を前提にする Q:黒一色で銀金いろんないろで最後に赤、色の順番の意図は? A:白黒映画のようなイメージ レッドカーペットの赤がピークになるように Q:今回の演出はサーカスをショービジネスの底辺においているように読み取れたが? A:シルクドソレイユの初期のころを想定した Q:サーカスシーンのパフォーマンスが残念だったのだが、プロパフォーマを入れて祝祭感を 出すつもりは? A:それは考えたが、実行する余裕がなかった Q:歌手が地方へ逃げるならキャバレーなどであって、場末のサーカスには逃げないのでは? A:通常の地方劇場には通達で追手がかかっているので劇場以外のサーカスに行った Q:なぜTONYではなくOSCAR? A:彼女はよりマーケットが大きい、映画への野心を抱いていた ---------------- 公演の前後の演出家先生のトークと併せて素晴らしいイベントだったと思います。 新演出の時は特に、なぜそうしたのか?をアフタートークで聞けると新しい観点から 舞台を反芻することができてより一層楽しめると思いました。
題名:世田谷アートタウン2019関連企画カンパニー ルーブリエ/ラファエル・ボワテル『When Angels Fall/地上の天使たち』
劇場:世田谷パブリックシアター 日時:2019年10月19日15:00-16:10 料金:4000円 座席:1階H列17番 劇団:カンパニー ルーブリエ/ラファエル・ボワテル 作・演出: 出演: 【演出・振付】ラファエル・ボワテル 【照明・セットデザイン】トリスタン・ボドワン 【音楽】アルチュール・ビゾン 【出演】マリー・トリブイロイ ロイック・ルヴィエル エミリー・ズーケルマン リルー・エラン トリスタン・ボドワン ニコラ・ルーデル クラハ・アンリ ストーリー: 本作で描かれるのは世界が崩壊した後の機械化されたディストピア。粉々になった世界の生存者が生きることに貪欲となる悲惨な世界を描きながらも、灰の中から立ち上がる人々が内に秘める強さを、オリジナルの装置をつかった迫力満点の空中パフォーマンスで表現します。 URL:https://www.youtube.com/watch?v=iB4Myuc3SoI 「七転び八起き」という日本のことわざに触発されて作られた作品だそうです。 オープニング、上から落ちてくる人。 背後の照明とスモークによる影絵のような動きに幻惑されました。 ワイヤーでジャケットが吊るされてその中にはまる(落ちる?)人の顔。 もちあげられて客席方向にスイングはびっくり。 ワイヤーアクションがどれもとても良いです。 舞台の空中真ん中に鎮座する梯子、ぐるぐる回ったり、シーソーのように揺れたり、 その上や下でのエアリアル、よくもまあ地上の人とぶつからないものだと思ったり。 ゆらゆら揺れるポールを使ったポールダンスも圧巻。 最後は梯子が縦になって天使が昇っていってしまう。 四方から自在に伸びるアームライトがかわいく、そしてかっこいい。 空中のエアリアルも地上の群舞も見ごたえがありました。もう一度ゆっくり全体を見たい。 題名:ストーリー・オブ・マイ・ライフ 劇場:よみうり大手町ホール 日時:2019年10月16日13:00-14:58(開演が少しおしていたかも?) 料金:9000円 座席:11列23番(客席中央右寄り) 作詞・作曲:ニール・バートラム 脚本:ブライアン・ヒル 演出:高橋正徳 (文学座) 翻訳・訳詞:保科由里子 出演:(役は上演回によって入れ替わり) ートーマス・ウィーヴァー:平方元基 名声を得たカリスマ作家。アルヴィンの生涯の親友。 ーアルヴィン・ケルビー:田代万里生 繊細で、自由奔放な男性。トーマスの生涯の親友。 ストーリー: 人気短編小説家のトーマスは、幼なじみのアルヴィンの突然の死に際し、弔辞を読むために故郷へ帰って来る。しかし、葬儀が始まるというのに、アルヴィンへ手向ける言葉が思い浮かばない。すると死んだはずのアルヴィンが目の前に現れ、トーマスを自らの心の奥深くへと導いていく。そこには延々と続く本棚があり、トーマスの思い出と積み重ねた人生の本当の物語を書いた原稿や本が存在していた。アルヴィンは、その中から弔辞に相応しい2人の物語を選び、トーマスの手助けを始める。しかし、トーマスはそれを拒み、助けを借りずに弔辞を書くと言い張るが、アルヴィンは気にもとめず、次々と物語を選び、語っていく。果たして、弔辞は完成するのか・・・。 いくつもの物語が語られるにつれ、2人の間に存在した数々の埋もれてしまっていた小さな結びつきが明らかになっていく。 アルヴィンとトーマスが子供時代に育んだ絆と生涯を通じて築き上げた友情の物語。 ネタバレあり。 千秋楽です。客席の圧倒的多数が女性、男性はほんとに数えるほど。 舞台は真ん中に机といす、後ろが大きな本棚、左側に本棚へかかるはしご、 後方には上がって下りる階段、その下が出入り口となっていました。 出演者はふたりだけ、左側にバンドが3人、生音ミュージカルです。 彼らは小さい頃から親友で、死んだらお互いの弔辞をを書き合う約束をします。 実際は生き残った方が先に死んだほうの弔辞を書くということ。アルヴィンが先に 死んだため、売れっ子作家になっていたトムが田舎に帰って弔辞を書こうとするの ですが、全然筆が進みません。 そこでアルヴィンの亡霊?があらわれて、二人の関わり合いを小さなころから再体験 することで弔辞を作らせようという趣向。時間線は時々行きつ戻りつ、というより 繰り返しがあるといったほうがいいでしょうね。確かに同じ演技なのですがそれまでの 物語によって違った意味にとれてくるというのが面白い。 アルヴィンは白い紙をどこかから取り出しては、ふたりのエピソードを読み上げます。 幼馴染が離れていくストーリーとしてはブラッドブラザーズがありますが、こちらの ほうがよりフラットな関係でその分もやもやがよじれているかんじです。アルヴィンは トムを愛しており、トムには女性の恋人がいて、それでも色々あって恋人とはわかれ ちゃう。でも相愛にはなりません。 物語が進むにつれて、トーマスの作品の基となるインスピレーションはアルヴィンが 与えていたということがわかってきます。アルヴィンの死の原因は最後まで明かされ ませんが、なんとなくふたりが和解して、弔辞を語るところで幕。楽曲もいいし、 演技も説得力があり、幕間がないこともあり、劇中で出てくる蝶すら羽ばたけないかも と思った濃密な雰囲気の舞台でした。ほんと見れて良かったです。 楽曲はかなりいいし、泣けるシーンもあるし、東京一週間じゃなくてもっと長期間して いてもよかったのではと思いましたよ。私も役替わり公演見たかったしね。 しかしこの作品、見ようによっては相手に明るく呪をかける話なのですね。呪を破るとか 折り合うとかで後日談できるかも。 この作品はブロードウェイ2008-2009シーズンに上演され、たった5公演で打ち切りに なったそうです。どこらへんが不人気だったのか知りたい。。 |
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