今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 劇場:萬劇場 日時:2019年8月30日14:00-15:35 料金:当日3800円 座席:T字舞台の前方右側 劇団:ハグハグ共和国 作・演出: 出演:月野原りん、宇田奈央子、中村和之、戸塚まるか、窪田悠紀子、生粋万鈴、小松聖矢、ちあき、鈴木啓子 萬劇場はひさびさ。ネタバレあり。 舞台はT字型、Tの先が通路につながっていて真ん中に花道がある形です。 最初にびっくりしたこと。まず人物が多い!小さな舞台に20人以上が登場!そして年齢差がかなり ありますよね。皆が出ているオープニングは圧巻。なんかぎゅっと詰められたかんじ。 開演前に「まだ始まってません」といいながらキャストが物販かねて歌、かなり聞かせます。C 舞台は林間学校、高台みたいなところと山小屋。 そこにアマチュア無線で呼ばれた50代のおじさんおばさんが訪れるところから物語が始まりました。 彼らは町の小学校の同級生で、この山小屋での林間学校に参加していたのです。でもその頃の記憶がみんな曖昧。 当時の情景と現在が交差する形で物語が進みます。おじさんおばさんに対応する子供たちが舞台上に出現し、 林間学校らしい活動が繰り広げられます。そして、火山の噴火に皆が巻き込まれ、、、町の子供たちだけ からくも生き残ったことから当時の記憶を失ったらしいことがわかります。 昔の記憶と現在と、そして何かを取り戻す、どれが現実でどれが夢でどれが記憶なのかよくわからない状態 で幕となります。火山噴火による死者と生き残った者との交流とでもいいましょうか、赤い鳥逃げたを思い 出してしまった。最後のところ、実際はどうなったのかとてもわかりにくいのですが、それも作者の意図のようです。 帰りに物販で演出ノートを買いました。やはりエンディングはわざとごたまぜの曖昧にしているようです。 PR 題名:せたがやこどもプロジェクト2019《ステージ編》 コンドルズ『Don't Stop Me Now』 劇場:世田谷パブリックシアター 日時:2019年8月25日14:00-15:50 料金:S席5000円 座席:一階G列27番 劇団:コンドルズ 【構成・映像・振付】近藤良平 【出演】石渕聡 オクダサトシ 勝山康晴 香取直登 鎌倉道彦 ぎたろー(新人) 古賀剛 小林顕作(声の出演) ジントク スズキ拓朗 田中たつろう 橋爪利博 平原慎太郎(映像出演) 藤田善宏 安田有吾 山本光二郎 近藤良平 とても楽しいバラエティショー。 今までで一番楽しかったかも。 ダンスとコントと人形劇とその他よくわからなもののごった煮で ひっくり返ったおもちゃ箱みたい。 子どもたちを含む大人数のダンスもよかったし、若手もひかってた。 またみたい。 題名:2019年劇団☆新感線39興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎《亜》alternative『けむりの軍団』 劇場:赤坂ACTシアター 日時:2019年8月22日12:30-15:35(途中休憩あり) 料金:S席13800円 座席:1階Q列33番(劇場後方上手) 劇団:劇団☆新感線 作:倉持裕 演出:いのうえひでのり. 出演:古田新太、早乙女太一、清野菜名、須賀健太、高田聖子、粟根まこと、池田成志、 右近健一 河野まさと 逆木圭一郎 村木よし子 インディ高橋 礒野慎吾 吉田メタル 中谷さとみ 保坂エマ 宮下今日子 村木 仁 川原正嗣 武田浩二 ストーリー: 戦乱の世。本能寺の変以後、秀吉の小田原征伐以前のいつか。 大名・目良家が統治する、とある国のお話。 軍配士としてさまざまな主君のもとで目良家と戦ってきた <真中十兵衛(まなかじゅうべえ)/古田新太> は、今は仕官する先もなく浪人として暮らす日々を送っている。ある日、賭場でテラ銭泥棒騒ぎを起こした <美山輝親(みやまてるちか)/池田成志> のとばっちりで、彼とたまたま同行していた十兵衛は子分二人をヤクザに人質にとられてしまう。五日の間に捕まえて戻らないと子分の命はないと脅され、仕方なく輝親を探すハメになる十兵衛。 一方、目良家の城内では、同盟を組む厚見家を守るために当主・則治(のりはる)のもとに正室として嫁いでいた、 <紗々姫(ささひめ)/清野菜名> が、その同盟を反故にされたとして厚見の家臣である <雨森源七(あまもりげんしち)/須賀健太> らと共に目良家を出ようとしていた。それを阻むのは則治の母であり、目良家で一番の権力者でもある <嵐蔵院(らんぞういん)/高田聖子>と、目良家家臣で侍大将の <飛沢莉左衛門(とびさわりざえもん)/早乙女太一>。源七以外の厚見家家臣は莉左衛門らに斬り殺されるが、紗々姫と源七はなんとか城外へと逃げていく。 とある木賃宿で十兵衛は輝親を発見するが、そこに紗々姫と源七も居合わせたことで、目良家の追っ手たちと一悶着を起こす。その場にいた百姓、浪人たちが皆、目良家に恨みを持つ者ばかりだったことも功を奏し、十兵衛の機転、輝親の口八丁ぶりと無謀な行動で追っ手を追い払うことに成功。その様子を見た紗々姫から厚見の城まで自分を送り届けてほしいと頼まれ、悩む十兵衛。 その頃、一向一揆を扇動していると言われていた夭願寺(ようがんじ)では、厚見家の蜂起を知った住職の <残照(ざんしょう)/粟根まこと> が、もともと目良家から目をつけられている自分たちが生き延びるためには紗々姫を亡き者にするのが得策として、十兵衛たちが潜む酒屋の蔵を襲う。目良家の兵に変装した僧兵たちが姫に刀を向けることに違和感があった十兵衛は、村祭りの男衆たちが蔵の裏手に大勢集まっていたことを利用して援軍が来ていると思わせ、僧兵たちを退却させる。またもや、十兵衛のとっさの働きに感心する紗々姫。 その直後、夭願寺を疑って残照のもとを訪れていた嵐蔵院ら目良家一行。この時のいきさつを聞いた莉左衛門は、紗々姫を守っているのは煤煙党(ばいえんとう)ではないか、との考えを口にする。煤煙党とは目良家に激しい敵意を持つ集団だが、とっくの昔に滅んだはずだと言い、信じようとはしない嵐蔵院。互いに腹に一物がありながらも、目良家と夭願寺は共に協力して姫を追うことにする。 無事に城まで姫を送り届けることができれば、厚見家の軍配士として仕官させると言われて十兵衛の心は揺れ動く。しかし子分の命の刻限まであまり時間が残されていないため、すぐにでも輝親をヤクザのもとに連れて行かなければならないのだ。さあ、どうする、十兵衛!! ------- ステージアラウンド東京で慣れた新感線が普通の劇場でどうなるか?を楽しみにしてきました。 映像や装置もつつましく、客演も少ないのでかなりシンプルに見えましたよ。 早乙女太一の殺陣はかっこいい、池田成志はいつもどおりあやしい。古田さんはやはり中央がイイ! 結論からいうと、全般的に地味で普通に面白い。省エネ省コストで面白いものをめざしました!という感じ。 題名:人生のピース 劇場:東京芸術劇場シアターウエスト 日時:2019年8月12日12:00-14:15 料金:S席9000円 座席:1列18番(最前列右端近く) 原作:朝比奈あすか 「人生のピース」(双葉社) 脚本・演出:横山清崇 作曲・音楽監督:小澤時史 出演: 潤子:木村花代 金子:三宅祐輔(W) みさ緒:五十嵐可絵 礼香:青山郁代 真知子:遠山景織子 初雁 弘中麻紀 葛西:友石竜也 河北:福留瞬(Candy Boy)(W) 江里菜:吉田萌美 少女:小野島凜(W)・鳥居佐和(W)・林歩美(W)・山口陽愛(W) /他 ストーリー: 中高女子校で共に過ごした潤子、みさ緒、礼香。ただいま 34 歳。 「彼氏いない歴=年齢」だった礼香が、見合い結婚することになった。 潤子はにわかに焦り、結婚相談所に入会、みさ緒もダメ男と手を切ってマンションを買おうとする。 ありがちな選択をした彼女たちが紡ぐ、ありがちではない婚活ストーリー。 ----------------------------------- ほぼ満員。 舞台は上下2段になっており上にバンド、バンドの前をキャストが通ることもあります。 お道具はほとんどなく四角い直方体や丸椅子位。 キャスター総勢17名、小編成ミュージカルの佳品といった感じでしょうか。 食品メーカー広報主任のヒロイン、仲良し3人組から最初に1人が結婚を宣言され慌てるという物語。 そして婚活パーティーに行き、結婚したくないが趣味ではないが友達になりたい人を見つけます。 まあ人生いろいろあるよね、という話なのですが、脇役までみると様々なシチュエーションが 出てくるので、どこかに共感できてしまうような作り方です。 私も結婚できるかも、そして結婚しなくてもいいんだ、結婚の呪縛からの解放をにおわせる エンディング。 1幕にして舞台を小さくすればもっと面白くなりそう、 再演はありそうな気がしますね。 婚活の合言葉がKHA,聞きましょう・ほめましょう・甘えましょう、かなり効きそうですね 題名:光と闇のステージアート「にんぎょひめ」 劇場:シアタートラム 日時:2019年8月9日19:00-20:15(21時までポストトーク) 料金:前売り3900円 座席:上手前方 劇団:toRmansion 作・演出: 出演:上ノ空 はなび、 野崎 夏世、丸本 すぱじろう、 藤田 善宏 藤田 善宏、 Coppelia Circus、ヤノミ、チャタ、佐川 健之輔、 遠藤 昌宏 ゲスト:チャラン・ポ・ランタン(ポストトークのみ) ダイジェスト:https://www.youtube.com/watch?v=HKdutX6k3Zk テアトルノアールの場面多数。お子さんもそれなりにいますが、大きなお友達の方が多かったかな。 再演、下半身魚のにんぎょひめと上半身さかな(半魚人?)のにんぎょひめの姉妹の物語。 ふたりあわせて人魚姫のストーリーになるのです。 王子様を助けるのはおねえさん、でも王子様が恋をしてしまうのは妹。 上下組み合わさって人間に化けるところは力業、見事です。 でも妹が見世物小屋につかまってしまい、それを助けるためにお姉さんは魔女と取引をして 人間の体を手にいれるのでした。 全体としてはだいたい人魚姫のストーリーなのですが、全然違う物語になっていました。 海の中の風景は、光と闇でとても大きく見せられました。 ダンスとマイム、ちょっと曲芸、それにテアトルノアールで子どもがしっかり楽しめるステージ となっていましたね。 後ろに座っていた子供たちが終演直後「おもしろかったー」と口々に言っていたのが印象的。 ポストトークはチャラン・ポ・ランタン、ばあやの部屋といった風情。 小春さんが大道芸をしていたころ、いろんな現場で遭遇していたそうです。 小春さん曰く「世界共通妹ってああなんだ、妹だけ生き残っている、いろんな意味でね」 「姉報われたい、アナ雪でも同じ感想」 はなびさん曰く「妹の役作り ももちゃんをイメージした」 トークの最後に2曲歌ってくれました ゾクゾク運動会 サーカス・サーカス ブタ音楽祭ではtoRmansionとちゃらんぽらんたんが共演するそうです。見に行きたい。 |
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