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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:フローズン・ビーチ
劇場:シアタークリエ
日時:2019年8月8日13:30-15:45
料金:9000円
座席:10列13番(劇場中央)
劇団:シアタークリエ連続上演シリーズ「KERA CROSS」
作:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
演出:鈴木裕美
出演:鈴木杏 ブルゾンちえみ 花乃まりあ シルビア・グラブ
STORY:(公式サイトより)
舞台は、大西洋とカリブ海の間に浮かぶリゾート・アイランドにある別荘のリビング。
別荘の持ち主・梅蔵は島を開発している資産家であり、双子の姉妹・愛と萌の父親である。
愛を訪ね、バカンスにやってきた旧友の千津とそのエキセントリックな友人・市子。
愛と千津は、ただならぬ雰囲気を漂わせている。
そこに、梅蔵と後妻の咲恵が予定より早く旅行先から戻って来る。咲恵のせいで母が自ら命を絶ったと思っている愛は継母である咲恵と、病弱ゆえに父の愛を独占する萌を妬ましく思っている様子。
そんななか、市子がひょんなはずみで愛をベランダから突き落としてしまう。
それから、8年。
それぞれの人生がさまざまに変化する中、同じ別荘のリビングに集まった4人。
そこで待ち受けていたのは衝撃の真実だった。
そして更に8年の年月が流れ…。16年にわたる女たちの複雑に絡み合った運命は思わぬ結末をむかえる。

1幕3場の上演、物語はすべて別荘のリビングで進みます。
ネタバレあり。



時期はバブルからバブルがはじけてオウム真理教が活躍した後まで。
最初は神経衰弱ぎりぎりの女っぽい感じで、互いが互いを殺しあう?。。
実際にベランダから突き落としてしまうのですが、しぶとく生き残る!
そして急死した萌になりかわる愛。互いに誰もが誰かに恨みと後ろめたさを持っており
よじれたはなしが実はいろんな誤解が積み重なっていったものだったり。
バブルの世相、バブルがはじけてトンでしまった開発、オウムへの入信、など
ああ、あの頃そんな感じだったよなあと思わせるネタ多数。
キャストの皆さんがまるで宛書のように生々しく動いており、ほんとにあの頃を
思い出させてくれました。ブルゾンちえみがかなり良い。行ってしまっている雰囲気。
でも、これはオリジナルキャストで初演のタイミングで見たかった。
一応気にはなってたのですが。。。

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題名:子どもと舞台芸術大博覧会「Life's a CIRCUS!!!」
劇場:国立オリンピック記念青少年総合センター小ホール
日時:2019年8月1日14:00-15:00
料金:前売2000円
座席:客席まんなか
劇団:Witty Look

いつもは大道芸で楽しんでいる Witty Lookを初めてステージで見ました。
大道芸だと30分程度なのにたいして今回は1時間、サーカスっぽいセットもあり
いつもより祝祭的。
曲芸だけでなくマジックもはいってました。
本当に安定した面白さです。

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題名:子どもと舞台芸術大博覧会「サーカスの灯」
劇場:国立オリンピック記念青少年総合センターリハーサル室
日時:2019年8月1日13:00-13:55
料金:当日1500円
座席:椅子席右端(前方はござ席)
劇団:ラストラーダカンパニー
URL:https://www.lastradacompany.net/circus-lights-stage
小さなサーカスの中でおこる色々なこと。ひとつの雨粒が大海原になったり大きな紙でかくれんぼ。たくさんの筒の上に乗っておっとっと、紙の人形も動き出す。
ある日、サーカスを乗せた汽車がやって来た。その先にあるのは真っ白なサーカステント。あれれ?サーカスを始めようとするも星が落っこちてきちゃったんだけど。...どうしよう?
サーカスはいつの間にかやって来て、いつの間にか去っていく。あたりまえのことが、あたりまえでなくなってしまうかのように...。いつかどこかへ行っちゃうの?
真っ白な和紙のサーカステントに言葉を使わない二人の道化師(クラウン・ピエロ )が贈る舞台は、まるでおとぎ話のようで想像力をかき立てる作品として好評を得ています。
国内外で数々の受賞をしている実力派コンビ、Chang(チャン)&LONTO(ロント)が子どもだけでなく大人にも伝えたい作品です。

幼稚園児の団体鑑賞多数。前のほうはござ観劇でした。
最初は影絵で始まりました。
サーカスが街にやってきた!という状況をマイム、影絵、ミニチュア、
アクロバットなどを使って魅せていきました。
アクロバットはhand to hand が中心、水の中や雨の中をマイムで、
エスカレータでのすれ違いは子供たちにばかうけ。
ささやかなマジックや縄跳び、なにもかも受けてます。
客席と紙投げをして遊びも。
最後は高いローラーバランスで拍手!
この公演は1時間弱だったのですが、小さな子供たちが飽きることなく
ずっとステージにくぎ付けでした。何かが起きると、客席から
「どうしたのー?」という声がかかりましたよ。
子供たちが飽きないショーは大人が見ても面白い!
もう一回見てもいいかも。

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題名:遠雷、不如帰、青嵐
劇場:Gallery & Space しあん
日時:2019年7月27日14:00-15:50
料金:前売2500円
座席:最前列桟敷
劇団:saltyrock
脚本:犬井ねここ
演出:犬井ねここ
出演:
森村穂高(長男。進学をあきらめ、姉妹を育てた)…長瀬巧
森村花織(長女)…小林カナ
森村里穂(末っ子。妊娠三ヶ月)…松本真菜実
猿渡ヒロシ(里穂の彼氏)…グレートニュームラマツ(劇団鋼鉄村松)
恭子(母親の霊)…植松りか(劇団花鳥風月)
新見洋輔(穂高のクラスメイトの霊)…石原嵩志
群テツオ(通りすがりの霊)…神野剛志
タマ子(野良猫)…野崎涼子

町中の古民家を使って、繰り広げられる一家の物語。
生きている人と死者が交差します。
現世の子供たちを見守り続ける母親。
高校時代の同級生、そして通りすがりの霊。
かわいがっていた野良猫の霊がかわいい。
まるでお盆に帰省しているかのような雰囲気。
お盆の季節にちょうどな物語でした。

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題名:恋のヴェネチア狂騒曲
劇場:新国立劇場中劇場
日時:2019年7月18日13:30-16:00(途中休憩あり)
料金:S席1万円
座席:1階13列42番(客席中央)
劇団:シス・カンパニー
作・演出:カルロ・ゴルドーニ
出演:ムロツヨシ、堤真一 吉田羊 賀来賢人 若月佑美 池谷のぶえ
   野間口徹 粕谷吉洋 大津尋葵 
春海四方 高橋克実 浅野和之 
作 : カルロ・ゴルドーニ
上演台本・演出 : 福田 雄一
美術 : 二村 周作
照明 : 服部 基
音響 : 山本 浩一
衣裳 : 十川 ヒロコ
ヘアメイク : 佐藤 裕子
舞台監督 : 瀬﨑 将孝
プロデューサー : 北村 明子
企画・製作 : シス・カンパニー
URL:http://www.siscompany.com/siskoi/gai.htm
原作「2人の主人に仕えた召使 Il servitore di due padroni」
あらすじ:
18世紀半ばのイタリアの水の都ヴェネチア。この町の実力者である商人パンタローネの娘クラリーチェと、その友人であるロンバルディ博士の息子シルヴィオは、家族と一緒に2人の婚約パーティの真っ只中。
実はクラリーチェには、政略結婚の許嫁フェデリーゴ・ラスポーニがいて、本来はこの婚約パーティの主役の片割れはフェデリーゴだったのだが、なんとフェデリーゴは、婚約パーティの直前に、ある男との決闘で命を落としていた。その結果、もともと恋仲だったシルヴィオとクラリーチェがめでたく結婚できることになったのだ。
ところがそのパーティに、あろうことか死んだはずのフェデリーゴとその召使が現れた。
せっかく結婚できるはずだった若い恋人たちは、生き返った死人にまた引き裂かれてしまうのか?!
一方、ワケありの恋人同士のベアトリーチェとフロリンドは、バラバラに逃げるように故郷からヴェネチアへとやって来た。なんとかお互いを探し出し、次の手を打とうとするのだが、連絡をとろうにも、すれ違いばかりでなかなか会うことができない・・・。なぜなら、ベアトリーチェもフロリンドも、ヴェネチアの宿屋で出会った、お調子者のトゥルファルディーノを気に入り、召使として雇ってしまったのだ。何とかうまく、2人相手に奉公して2倍の給金をせしめようと、両者の間をバタバタと走り回るトゥルファルディーノ。次第にボロが出てくるのを、持ち前の機転と愛嬌で切り抜けていくが・・・・。愛し合うベアトリーチェとフロリンドは無事に巡り会い、新世界へと旅立てるのか?生き返った(?)フェデリーゴに引き裂かれた若い恋人たちシルヴィオとクラリーチェは結ばれるのか?
そして、2人の主人に仕える愛すべきお調子者、トゥルファルディーノの運命は!?

ーーーー

原作をそのまま演じているようです。
シチュエーションコメディの古典なのでしょう。
色々な思い違い、同じ場面で同じ台詞をまったく異なる意味にとっての行動。
主人公は嘘つきまくり!だがそれがへたくそな嘘で、子供でも嘘だとわかるレベル。
それが繰り返されると、嘘つき以外は全部馬鹿なの?と思ってしまいましたよ。
全編その連続なので、見ていて心の中で突っ込みまくりで疲れました。
もっとも、堤さん、吉田さんが馬鹿を演じているのはかなり面白いというか興味深い。
賀来さんがくどすぎるイケメンを好演。
BWでOne Man, Two Guvnorsを見たときは抱腹絶倒だったのですが、そっちは現代に翻案
されていたので笑いのツボがあったのでしょう。

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