今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:オールドリフレイン 劇場:座・高円寺2 日時:2014年10月5日14:00- 料金:賛助会員料金5000円 座席:E列17番 5列目右ブロック 劇団:結城座 脚本・演出:渡辺えり 人形美術:宇野亞喜良 舞台美術:伊藤雅子 照明:宮野和夫 音響:城戸智行 舞台監督:榎太郎 演出助手:石田恭子 人形美術助手:野村直子 出演:結城孫三郎、結城千恵、荒川せつ子、結城育子、結城数馬、岡泉名 柴田恵、真野東洋、田中友紀、湯本アキ 客演:久野綾希子、菅野久夫、紺野相龍、立花弘行、鹿野真央(文学座) 特別出演:田中純 あらすじ: 原作は、再評価が高まる尾崎翠の「第七官界彷徨」です。 老女が一人、屋根裏部屋で歌を口ずさんでいる。彼女は「戀(こい)」を待ちながら、 人々に忘れ去られた作家である。周囲には骸骨が現れ、死へと誘う。やがて老女が眠り につくと、トランクを抱えた男と大阪の少年がやってくる。男はトランクに戀を閉じ込 めていた。そして若き日の「私」小野町子は、人間の「第七官」に響く詩を書きたいと 兄たちと同居します。 その二人の兄は、患者に恋した精神科医 一助、苔の研究に没頭する 二助。さらには、 従兄弟の三五郎。町子は三五郎に心惹かれてしまいましたが、彼は林子に心奪われてい ます。町子の恋の行方は、苔の研究に使うウンコ鍋の匂いと共に彼女の夢の中へ。そし て兄たちも町子の夢の中へ巻き込まれます。彼らたちは、亡者と生者の世界を彷徨いな がら三本足のワルツ、蚊男など、刺激的なメタファーとともに、時空を越え、ルーマニ アまでぶっ飛びます。 一方、屋根裏部屋では、クライスラーの名曲を練習する楽士たちがいます。決して来る ことのない明日の本番のために、寝ずに練習を続けています。 多重構造の世界で「第七官」に響く人形たちが、花粉が吹き荒れる屋根裏部屋で躍動し ます。 ----------------- 満員です。 多少前方に傾いた舞台。真ん中に肘掛けつき椅子。 両サイドにもいすがあるが、蜘蛛の巣がかかっている。後ろは襖ととびら、それに紙を ぺたぺたはりつけた壁、壁には大穴、その後方には段ボールで作ったような木。左側には階段。 戯曲は渡辺えりこさんがかかれたもの。渡辺えりこグッズが販売されていました。 物語は悪夢を見ているような雰囲気、くるくる回る人形、骸骨が出て、鏡にいって、うんこが。。 ルーマニアまで飛んでいって、、もう凄かったです。これを人形劇でやるんだからどんだけ シュールなんだ!って感じです。 別世界に飛ばされた気分でした。 劇場に作者の渡辺えりこさんがこられていて、カーテンコールで挨拶されていました。 PR 題名:ヨーロッパ企画第33回公演『ビルのゲーツ』 劇場:KAAT神奈川芸術劇場大スタジオ 日時:2014年10月4日13:00-15:10 料金:4500円 座席:G10 劇場中央 劇団:ヨーロッパ企画 作・演出:上田誠 出演:石田剛太 酒井善史 角田貴志 諏訪雅 土佐和成 中川晴樹 永野宗典 西村直子 本多力 /岡嶋秀昭 加藤啓 金丸慎太郎 吉川莉早 概要: カードをかざすなり差し込んだりしてゲートが開く瞬間、というのが好きなんです。Suicaカードを改札機にあてがう瞬間はつい颯爽としてしまいますし、ホテルでカードキーをもらって、それをドアの外で黒い読み取り部分にかざすときもエリートみたいな気分になります。横に差し込むタイプや縦にスッと通すタイプもありますね。ETCで料金所を通れたときや、家電量販店でけっこう買い物をしたので地下駐車場のゲートを開けてもらえたときなんかも「よしよし」という顔をしています。自分は運転できないにもかかわらず、です。そんな僕が羨ましいのは、たとえばタワービルっぽい会社に吸い込まれていく人たちが首からぶら下げているIDカードです。あれで何かしらのゲートをあけてビルの中に入っていっているのだとしたらもう。僕の実家は町工場で、戸は常に開けっ放しでカギという観念が薄かった、というのが影響しているのかもしれません。カギっ子に憧れたものなあ。「ビルのゲーツ」というさっきつけたみたいなタイトルにはそんな深い企図が込められていると思ってください。ゾロゾロした群像会話劇になる予定です。(上田誠) ヨーロッパ企画を見るのは初めて。 ある会社のCEOに会うために1階からずっと階段を上り続けるという物語。 これで2時間楽しませてしまうのだからすごい! 1階から2階へあがっても舞台上は同じ構造。舞台上にある階数表示が変わるだけ。 階をあがるためにはゲートを開かねばなりません。 ぐるぐる回るだけで20階まで、、無限ループの悪夢かと思いましたが、そんな簡単なものではなかった。道具を使ったパズルがあったり、他社さんが追い越していったり、仲間になったり。 体力テストがあったり、計算問題があったり、でてきて食べたホットドックの重さあてがあったり。階を上がるごとに、問題の難易度が上がってきて、競合他社と力を合わせて問題を解決 するとか妙な連帯感とハイな雰囲気。もう何の目的だったのか半ば忘れかけ、、 猛獣はいるわ、危険な場所はあるわ、途中で目的と手段を取り違えてあがることが目標になる。。ぐるぐるまわるなかでいくつものドラマが展開され、写真による途中経過みたいなもので ガンガン進む。。しかしちょっと途中で疲れた。 最後はR、想像されたのですが、もっと違う結末を期待してました。199の上がRでしたよ。 ヨーロッパ企画はまた見てみたい。 |
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