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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名: MCR「あの部屋が燃えろ」
劇場:下北沢小劇場B1
日時:2014年10月31日19:30-21:10
料金:事前予約3000円
座席:最後列まんなか
劇団:MCR
作・演出:櫻井智也 
舞台監督: 金安凌平
舞台美術: 袴田長武
照明: 久保田つばさ
音響: 葵能人(ノアノオモチャバコ)
宣伝美術:これでよしを
制作:塩田友克・MCR
出演:澤唯(サマカト)、小野ゆたか(パラドックス定数)、後藤飛鳥(五反田団)
堀靖明、本井博之、ザンヨウコ、津留崎夏子(ブルドッキングヘッドロック)
櫻井智也、おがわじゅんや、北島広貴、伊達香苗
ストーリー:
東京都杉並区、商店街を抜けた先、
一階、風呂無し、外に共同シャワーあり。
隣には友だちが住んでいて、
うちの冷蔵庫に入ってるものを僕が留守の間に自分の部屋に持ち帰る。
僕はそういうアパートに住んでいる。
鍵は付いているんだけど、なんでかみんな、
素手でうまいこと鍵を開ける術を知っている。
知っているから、帰ってくると、
知らない人が横になってテレビを見ていたりする。
僕はそういう部屋に住んでいる。
もしもあの頃に戻れるならば、
あの時間をアパートごと、燃やしてやりたいと思う。
つまりどういうことかというと、
世の中の基準が部屋にまで届かない閉鎖的な世界観を、
溢れる罵詈雑言と小気味よいリズムの会話群で
空間をいびつにも広げようと努力する人たちの、
結局は畳を指でガリガリするだけだったりする、そんなおはなしです。
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舞台はアパートの一室。
畳とベッド、それにこたつ、小さなキッチンと冷蔵庫、後ろには扉。なんだか私が
学生時代のころのアパートを彷彿とさせます。舞台の正面と上手に客席。
最後列でも6列目です。
出演者のテンションはずっと高く、ずっと走り続ける感じ。
若いっていいわねえ、昭和のノスタルジーというところでしょうか。最初のキレる
シーンがすごい、笑えるシーンもいくつも。でもなんだか落ちがない落語を聞いている気分。
デジャブの設定が惜しい。もっと色々使えるだろうに、うまく活用できてない感あり。
それから彼らの世代では、ガンよりひどいことがあるのがわからんだろうなあ。
ストーリーとしては登場人物全員が主人公に心酔しているのですが、主人公がそんなに
すごいやつだということが客席に伝わってこないのが残念。やくざのおっちゃんみたいな
サイドストーリーおとした方がすっきりと面白くなると思うのですが。。漫画家は
何のためにいたのでしょう?色々謎はつきません。


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