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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:Lost Memory Theatre
劇場:神奈川芸術劇場ホール
日時:2014年8月22日19:00-
料金:S席7800円
座席:

原案・音楽:三宅純
構成・演出:白井晃
テキスト:谷賢一
振付:森山開次
出演:山本耕史、美波、森山開次、白井晃、江波杏子
演奏:三宅純 (Piano, Fender Rhodes, Flugelhorn)
宮本大路 (Reeds, Flutes, Drums)
伊丹雅博/今堀恒雄(Guitar, Mandolin, Oud)
渡辺等(Bass, Mandolin)
ヤヒロトモヒロ(Percussion)
noattach strings by Tomoko Akaboshi (弦楽四重奏)
歌手:Lisa Papineau 、勝沼恭子
解説:
白井晃 アーティスティック・スーパーバイザー就任 第一作
『Lost Memory Theatre 』

そこは記憶の流入する劇場。
失われた記憶が流入し、劇場は様々な記憶で満たされ、
やがて劇場自体がその記憶を帯電する。


9列目が最前列でした。
横通路まで座席つぶして幕の前に広いスペース。
左右には鏡台、椅子テーブル、ハンガーに衣装
右奥が見えてシャンデリアが見える奥に準備体操をする
ダンサーが見える。中央には丸椅子。それにハンガー。
かなりミニマムな舞台でダンスと歌のライブショー。
そして時々ものがたり。記憶を失った若者(山本耕史)が
劇場らしき場所に迷いこみ、いろんな人と出会うのですが脈絡は
なく、ただそういう場を味わうという風情。
かなーり尖がっている舞台で好き嫌いがわかれるでしょう。

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題名:スラバのスノーショー
劇場:シアター1010
日時:2014年8月6日18:30-
料金:S席8000円
座席:まんなかふきん後ろの方
URL:https://www.youtube.com/watch?v=Xlv2LutlTMU

スラバのスノーショーとは:
ロシア出身のピエロ=道化師であるスラバ・ポルニンが創作・演出するパントマイムショー。
初演は1993年。以降、毎年のように構成や演出が練り上げられ、20年間で世界7カ国15以上の国際演劇賞を総なめに。
「スラバのスノーショー」イメージ2 世界30カ国以上の120を超える都市で、500万人を動員している。
この作品に出演するのはピエロのみで、セリフは一切ない。
冒頭、深刻な表情で首にロープを巻きつけたピエロが、ほかのピエロたちとコミカルな芸を積み重ね、動きと表情だけで人間の喜怒哀楽を表現していく。
「スラバのスノーショー」イメージ3観客を巻き込んだ演出も特徴的。
ピエロたちの観客を巻き込んだ掛け合いや、蜘蛛の巣に見立てた糸や雪に見立てた紙吹雪が客席を覆い尽くしたりといった演出は、見る者を圧倒する。

スラバとは:
1950年にロシアのノヴォシリという地方の小さな町で生まれたスラバ・ポルニンは、チャップリンやキートンといったコメディアンに憧れて育つ。
17歳のときにサンクトペテルブルクに移ってパントマイムの修行を積み、80年代にはストリートを舞台にさまざまな芸術活動を企画・制作した。
その後、自らの劇団を結成し、1993年に「スラバのスノーショー」を企画する。
94 ~ 96年には、「シルク・ドゥ・ソレイユ」に参加。「アレグリア」の一場面を演出し、世界的な名声を得る。
一方、「アカデミー・オブ・フールズ」という芸術活動を主宰し、その拠点としてパリの郊外に「ムーラン・ジョーン」という施設を運営し、毎年芸術フェスティバルを開催している。

出演:Artem Zhimo, Robert Saralp, Georgly Deliyev, Vanya Polunin, Elena Ushakova, Alexadre Frish, Nikolai Terentiev, Tatiana Karamysheva
Creator, Artistic Director:Slava Polunin
Technical Director: Dmitry Ushakov
Stage Technician: Dmitry Syrovatskiy
Lightning Designer: Natalia Tabachnikova
Sound Designer: Rastiam Dubinnikov
Company Interpreter: 加瀬由希子
Comnany Manager: Anna Hannikainen
Global Management and Booking: Gwenael Allan
Japanese Tour Representative: Ron Nguvu



満席です。オフブロードウェイで見逃していました、今回が初見。
入場時客席にはすでに紙吹雪がまかれていました。雪の見立てなんでしょうね。
10分近くおして開演、客席は子供や外人が多い感じ。
だぶだぶな黄色のオーバーオールきたクラウンがロープをもって登場。
ぶかっとした衣装でちょっと動くと身長が自由自在!
他に横長の鍔の帽子にだぶだぶの緑のコートそれにフィンみたいな靴
をはいた者たち。シャボン玉が舞台上に出るとそのなかでボール遊び、
巨大ボール遊び、そして中に人。。
箒とベッドとカーテンで船をつくり、サメもでるのです。
矢にやられてのたうちまわったかとおもうと客席通路を疾走!
客の荷物をあちこちにもってっちゃう。
ぐずぐずやっていると幕についた埃にからめとられ、どうやら蜘蛛の巣に
はまったようで。。
雪と蜘蛛の不思議な世界がずっと広がっていたのでした。
これは子供たちにうけますねえ。ロングラン公演していたのがわかります。
カーテンコールは撮影可!

大きなボールが客席上をぼーんぼん!!



みんなで押し合いっこ、不思議な光景です。



キャストの方とも記念撮影。



この方が一番えらいひと?



カーテンコール後にも演奏がありました。



もう終わってるんですが、みんな名残惜しそう。。

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題名:Theatre de Yuhi Vol.1「La Vie - 彼女が描く、絵の世界」
劇場:天王洲劇場
日時:2014年8月2日16:00-18:00(休憩あり)
料金:9800円
座席:1階H 列5番
出演:大空祐飛 
《パントマイム》 いいむろなおき
《ダンサー》 珠洲春希、月央和沙、那須幸蔵、岡崎大樹、
《コーラス》 池谷京子、真瀬はるか、新良エツ子
《バンド》
 白井アキト(ピアノ)、岩永真奈(ベース)、坂本暁良(ドラム)、
 伊藤友馬(バイオリン)、江畑コーヘー(ギター)、菅家隆介(トランペット)
<スタッフ>
企画プロデュース:大空祐飛
脚本・演出:児玉明子

解説:
1920~30年代。二つの大きな大戦の狭間、芸術の華開くパリとアメリカを中心に、
彗星の如く現れた伝説の美人画家、タマラ・ド・レンピッカ。
その人生を基に、彼女が描く絵の世界を、音楽を中心に綴る、Liveパフォーマンス。
歌、芝居、ダンス、パントマイム・・・。
大空祐飛が舞台で表現することに飽くなき探求を続ける、
Theatre de Yuhi(テアトル・ド・祐飛)の第1弾。


最初に車イスの女性が登場。
主人公が自分の一生を懐古してインタビューに答えるという形式。
台詞があるのはヒロインだけ。残りはダンサーとマイマー。
マイマーがはいると雰囲気がかわりますね。
舞台の後ろにバンド、その画家の絵が背景となります
美貌で押し出しがよく美声で動きも美しい。、
さすが宝塚の元トップです。
スタイリッシュな演出、主人公によくあってます。

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題名:紀伊國屋ホール開場50周年記念公演「朝日のような夕日をつれて2014」
劇場:紀伊國屋ホール
日時:2014年7月31日19:00-
料金:8500円
座席:D17(右ブロック)
作・演出:鴻上尚史
出演:大高洋夫,小須田康人,藤井隆,伊礼彼方,玉置玲央

もう何もかも懐かしい。
私にとって懐メロみたいな作品になっているようです。
中のガジェットは時代に多少合わせて変化がありました。
脳内に残っていたキーワードは、、
50周年紀伊国屋の怪人、モンスターペアレントハンター、
ガイム、死のふちこ、飛び出せ動物引きこもれ自分の部屋、
無駄にいけめんくん、SN病、巨大足、ねとわよ、
オキャラスリフト、働き蟻のうた、ありのままにーw
ゴド狼、 嘘つきは誰だ?SOUL LIFE、死ぬまで初任給。
ドッヂボール、フラフープ、ダーツ、そしてピンポン球が降ってくる!
枝葉末節によって世間の有様が見えてくるという感じなんでしょうね。


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題名:抜目のない未亡人
劇場:新国立劇場 中劇場
日時:2014年7月19日18:30-20:18
料金:S席9500円
座席:12列39番(3列目中央)
劇団:シス・カンパニー
原作:カルロ・ゴルドーニ
上演台本・演出:三谷幸喜

出演:大竹しのぶ、岡本健一、木村佳乃、中川晃教
高橋克実、段田安則、浅野和之、八嶋智人、
峯村リエ,遠山俊也,春海四方,小野武彦
ストーリー:
18世紀を舞台にした「原作」ストーリーを、まずはご紹介
18世紀の国際都市ヴェネツィア。
金持ちで高齢の夫を看取ったばかりの未亡人ロザーウラは、今でいう
婚活中の美しい妹、フランス出身のメイドと一緒に、亡き夫の弟の世
話になる日々。でも、今度こそ、自分と年相応の再婚相手を見つけ、
何とか女としての人生を取戻し、もうひと花咲かせたいと考えていま
した。 そんな彼女にイタリア、フランス、スペイン、イギリスの高
貴な求婚者たちが現れます。
彼らはある宿屋の食堂に集まり、彼女への賛辞を口に、酒を酌み交わ
していましたが、影ではそれぞれが、お調子者の宿屋の召使を使って、
 あの手この手で、未亡人のハートを射止めようと、恋のかけ引きを
仕掛けていきます。
このヨーロッパ各国から集まった4人の求婚者たちは、それぞれに、
「財産」「血筋」「容姿」「愛情」と、魅力や特徴はあるけれど、ま
あ、結局のところ一長一短……。新たな人生を託すには、今ひとつ決
め手に欠ける求婚者たち。
そこで、未亡人はあるアイデアを思いつきます。街中が“仮面舞踏会”
と化したかのような“ヴェネツィアの謝肉祭”のにぎわいの中、彼女
は、どんな方法で4人の男たちの本心を探るのでしょう?

この物語が、三谷幸喜の手でどのような舞台に!?
原作の簡単なあらすじをご紹介しましたが、これが266年も前に書かれ
た芝居? と思うくらい、未亡人の婚活モチベーションや求婚者との
駆け引きは現代的。身近にいそうなキャラクターも多く、今回のキャス
ト陣を当てはめて想像するだけでも楽しくなってしまいます。「海外の
古典」には歴史的背景や当時の風習など、多少なりとも距離感はつき
ものですが、今回の三谷幸喜による上演台本にはそんな心配はなさそ
うです。
現在の彼の構想では、舞台は国際映画祭でにぎわう現代のヴェネツィア。
未亡人ロザーウラ(大竹しのぶ)は、高齢の夫を見送ったばかりの元
女優で、再婚はもちろんですが、どうやら女優復帰も狙って、映画界
のセレブが集う国際映画祭に乗り込んでくる、というもの。原作の4人
の求婚者たちは、イタリア(段田安則)、フランス(岡本健一)、イ
ギリス(中川晃教)、スペイン(高橋克実)の映画監督たちに姿を変
え、水の都を見渡す高級ホテルを舞台に、ホテル支配人(八嶋智人)
をメッセンジャーに、あの手この手のアプローチを仕掛け、彼女を巡っ
ての駆け引きが繰り広げるという設定とのこと。その上、相手は「元
女優」ですから「演技」はお手の物!果たして、どんな方法で望みを
叶えるやら・・・。
また、美しい妹(木村佳乃)の幸せの行方は?
稀代の喜劇作家ゴルドーニの原作の展開はそのままに、そこに加味さ
れた現代的なモチーフとキャスト陣の個性の融合で、スピード感もパ
ワーアップが期待できそうです。

ーーーーーーーーーーーーー

座席をつぶしてかなり広い舞台をつくってありました。
石畳の広場で、左側にいすと日除け、右にアーチ。
私の座席は「12列目」でしたが実質3列目。
開演前にミュージシャン登場、生音楽でした。
原作を換骨奪胎して求婚者→映画監督になっているのですが、
これが一癖も二癖もある連中ばかり、スペインの監督はなんと
フィンをつけて泳いできた!
再起を狙う往年の名女優に対して、アプローチをかける各国の
一流とはいえない映画監督たち、というのがこの物語の骨格。
まさに恋の鞘当が、映画出演交渉で行われるのです。
フランス人は懇ろになろうとしイタリア人は朴訥、スペイン人は
ハリウッドだけどメインは別におり、イギリス人は金目当て。。
後半では今度はヒロインがいろんな姿に身をやつして監督の本音を
聞きだそうとします。占い師、スパニッシュダンサー、洗濯女、
これがまた見事で大竹しのぶ独り舞台といったかんじ。
そこでおばかな妹がいて、嫁がせてスターウォーズの役を得ようと。
結婚相手の浅野さんは怪演といってもいいくらいの印象に残る動き。
いやーほんとうに芸達者な皆さんをそろえた豪華な舞台でした。
みんなが自由自在に演技してとても面白くしかも何も残らない、
劇場を出たとたんに全てを忘れてしまうという三谷作品の真髄を
見た気がします。名作です。

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