今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:ミュージカルレディ・ベス 劇場:帝国劇場 日時:2014年4月13日13:00-16:10(途中休憩あり) 料金:S席13000円 座席:1階4列43番(右端近く) 出演: レディ・ベス(Wキャスト)平野 綾 ロビン・ブレイク(Wキャスト)山崎育三郎 メアリー・チューダー(Wキャスト)未来優希 フェリペ(Wキャスト)平方元基 アン・ブーリン 和音美桜 シモン・ルナール 吉野圭吾 ガーディナー石川禅 ロジャー・アスカム(Wキャスト)山口祐一郎 キャット・アシュリー涼風真世 大谷美智浩 中山 昇 平間壮一 加藤潤一 寺元健一郎 朝隈濯朗 伊藤潤一郎 榎本成志 奥山 寛 川口大地 黒沼 亮 高橋卓爾 武内 耕 田中秀哉 橋本好弘 松下湧貴 山名孝幸 横山達夫/笠原竜司 池町映菜 石田佳名子 石原絵理 樺島麻美 小松春佳 島田 彩 真記子 安岡千夏 柳本奈都子 脚本 / 歌詞 ミヒャエル・クンツェ 音楽 / 編曲 シルヴェスター・リーヴァイ 演出 / 訳詞 小池修一郎 翻訳 薛 珠麗 音楽監督 甲斐正人 歌唱指導 楊 淑美 / 山口正義 振付 桜木涼介 美術 二村周作 照明 笠原俊幸 音響 山本浩一 映像 奥 秀太郎 衣裳 生澤美子 ヘアメイク 富岡克之(スタジオAD) 指揮 上垣 聡 オーケストラ 東宝ミュージック(株) / (株)ダットミュージック 稽古ピアノ 國井雅美 / 宇賀神典子 / 中野裕子 / 中條純子 演出助手 小川美也子 / 末永陽一 舞台監督 廣田 進 プロダクション・コーディネーター 小熊節子 プロデューサー 岡本義次 / 服部優希 / 篠崎勇己 ストーリー: 16世紀イギリス。 ヘンリー8世の王女として生まれたレディ・ベスは母親のアン・ブーリンが反逆罪で処刑され たため、家庭教師ロジャー・アスカムらと共にハートフォードシャーで暮らしていた。 そうしたある日、若き吟遊詩人ロビン・ブレイクと出会う。ベスは、彼の送っている自由なさ すらいの生活に心魅かれる。 メアリーがイングランド女王となると、ベスを脅威に思うメアリーの側近、司教ガーディナー らの謀略はさらに強くなる。ベスは絶え間なく続く苦境に、自分自身の運命を嘆きながらも、 強く生きることを決意し、ロビン・ブレイクと密やかに愛を育む。 メアリーの異教徒への迫害が続くなか、民衆は次第にベスの即位を望むようになる。 そんな中、メアリーはベスへある告白をする… ----- 劇場に入場するときに、ミヒャエル・クンツェ、シルヴェスター・リーヴァイコンビと すれちがいました。テンションあがりました! 斜め回転の床、不思議な舞台装置。 まるで世界史の授業が始まるような歴史説明のイントロ。 物語は姉が妹に対してパワハラしてたんだけど、周囲の状況に流されてあれよあれよ というまに立場が逆転。物事を何もしないヒロインがいつのまにか即位というはなし。 これだけ主体性のないヒロインも珍しい。なんだか淡々といろんなイベントが起きて 気がつくとクライマックスといった風情。高らかに歌い上げる曲調はもうお約束といっ た感がありました。それでいて舞台全体が地味な雰囲気なのだから不思議です。 物語の中でジャグラーがでてきました。クラブカスケードと、リング6個で3人で パッシング。 初日ということで長めの舞台挨拶。 平野 綾 この日を迎えられたことは夢のような気持ちで信じられない いろんな本をよんだり、ベスってどういう考えをもっていたのだろうと。 ベスと言う作品で色々成長させられた。 スタッフにも支えられ、長い公演を通してもっと皆さんに愛されている作品になればいいな。 山崎 今日この日のためにクンツェ・リーヴァイ・小池先生、スタッフキャストオーケストラの みなさん、心をひとつにここまでやってきました カンパニー進化しながらやっていきますので、是非また劇場にお越しください 小池修一郎 山口さんが登場した瞬間に照明がおかしくなり、ここで一転やりなおしかとおもったら 動ぜず続けてくださり、帝劇の守護神はすばらしい。その間に修復できました 帝劇はじめてのキャスト、スタッフもたくさん、指揮者もそう。 一生懸命取り組んでくれてやっていただいた クンツェ 私たちにとっては特別な一夜です 私たちは過去4年にわたって作ってきました。すごく努力しました。 なぜなら過去20年間日本の客とは特別な関係をきずいてきた。 日本では暖かい心をよせてくれていた なんとかおかえししたい。私たちが唯一できることは脚本を書いて作曲すること。 そういう意味でこの作品は、日本の皆さんにさしあげたいものです。 私たちだけでは可能ではなかった。多くの才能、心と言うものをあずけてくれて 一緒につくりあげた。いま多くの感謝の言葉がのべられているが、 私としてはあらためて、作品を作る機会をくれた東宝に感謝したい 創造的作業では小池チーム、すばらしい役者のみなさん。 すべての創造的作業にたずさわってくれたかた、技術を支えてくれた方に感謝したい リーヴァイ いまミヒャエルがすべて言ってくれた。 実は明日ヨーロッパに帰らねばならない、日本の皆さんに預けていかねばならないのはかなしい、 指揮者ほんとにすばらしかった。 これからも毎晩が公演が行われるときに皆さんと一緒だということを言いたい。 本当にありがとう。 題名:JUGGLING STAGE ルーチンワーク 劇場:調布市せんがわ劇場 日時:2014年4月12日18:00-19:? 料金:無料 座席:後方中央 出演: poikeda にしのじゅんじ 岡本飛び地 谷 紀藤航空 いーだ iku 佐藤ゴロー ハバちゃん 解説: 何気ない日常から、ジャグリングが出てくるステージです。 交換する、切り替える、持って運ぶ、日々の動きとジャグリングがリンクします。 ジャグリングそのものも、普段の動きとのつながりも、お楽しみください。 ------------- ボール、デビルスティック、クラブ、グロー、ポイ、映像がありました。 番組間の小ねたやトークも面白い。こっちいけるんじゃないですか? ポイを使った形作りはいつもながら面白い。 ステージの新しい方向性が見える気がするんだけれど、そっちにいけるといいなあ。 題名:ながめくらしつ新作公演『おいていったもの』 劇場:現代座ホール 日時:2014年4月12日14:00-15:25 料金:前売3000円 座席:左方最後列 劇団:ながめくらしつ 演出・振付:目黒陽介 音楽:坂本弘道 演出助手:前尾有紀子 振付助手:大平道介 制作:奥村優子 出演:目黒陽介(jugglint) 宮野 玲(juggling) 長谷川愛実(aerial, dance) バーバラ村田(mime, dance) 坂本弘道(cello, musicsaw, electronics) 解説: おいていったものを拾い集めて記憶を辿る。 ちぎれて、くっついて、混ざった曖昧な記憶。 --- オープニングは空中にかかった大小の輪、そしてチェロの弾き語り。 照明で黒い輪が背景にみえるのもおもしろい。 床には黒い布の中からあしだけがにょきり。 四角い板をもってでてきてまわしたり隠したりしながら生着替え。 1ボールで体をくねらせながら1リングでもボディスロー 皆で投げ始めると、床に落ちるとボールが割れる?粘土だったのね ボールが割れるのはびっくり。 気だるいチェス演奏、各種楽器をあやつる。ミュージックソーまで登場。 バウンズ、リングのトス、ごろごろ。フープとリングの相互作用もおもしろい。 左右で違うことをやっていてメインの方にライトをあてる バーバラ村田さんがはいるだけで雰囲気がぜんぜん違うのね からださばきがきれいなひとがはいると美しい。 こういう絵になる舞台を作り続けていってほしいと思いましたよ。 題名:蒼の乱 劇場:シアターオーブ 日時:2014年4月11日18:00-(途中休憩あり) 料金:S席12500円 座席:6列12番(左サイドブロック2列目) 劇団:新感線 作:中島かずき 演出:いのうえひでのり 出演: 蒼真:天海祐希(あまみ・ゆうき) 将門小次郎:松山ケンイチ(まつやま・けんいち) 帳の夜叉丸:早乙女太一(さおとめ・たいち) 常世王:平 幹二朗(ひら・みきじろう) 弾正淑人:梶原 善(かじはら・ぜん) 邦香:森奈みはる(もりな・みはる) 伊予純友:粟根まこと(あわね・まこと) 桔梗:高田聖子(たかだ・しょうこ) 黒馬鬼:橋本じゅん(はしもと・じゅん) ストーリー(公式サイトより) 都では中央集権の政のもとに朝廷では貴族たちが贅沢三昧にくらし、地方の 民たちには税が重く課され貧しい暮らしを強いられていた。不満のたまる地 方の民たちは小さな叛乱を起こしては貴族によって封じられていた。 あるとき、左大臣の屋敷で国の行く末を占っていた渡来衆の一団が、国家 大乱の卦を出したことを口実に武士たちに襲われた。窮地に追い込まれた彼 らの長である蒼真(天海祐希)と蒼真の親友、桔梗(高田聖子)は、坂東か ら京に出てきていた将門小次郎(松山ケンイチ)に救われる。 蒼真と小次郎の運命の出会いである。 二人はその運命に導かれ夫婦となり、小次郎の故郷・坂東の地を目指し都 を後にする……。 そこに都を騒がす大盗賊、帳の夜叉丸(早乙女太一)が現れ、蒼真達を海賊・ 伊予純友(粟根まこと)のもとへと連れていく。純友は、実は蒼真たちにとっ ては渡来の仲間。彼は小次郎に、国をひっくり返してともに新しい政府を立 てようと誘うのだった。その様子を伺っていたかのように、純友の元に現れ たのは朝廷に仕える弾正淑人(梶原 善)。何を企んでいるのか、単身、宿敵 の海賊の頭領・純友に会いに来たのだった。 一方、坂東に戻った小次郎と蒼真は、彼の叔父と国司、その妻・邦香(森奈 みはる)らの蛮行に坂東の民は苦しめられ続けていたことを目の当たりにし、 小次郎の“生涯の友”である相棒・黒馬鬼(橋本じゅん)と一緒に彼らを一 気に蹴散らす。そこに再び夜叉丸が現れて今度は小次郎を蝦夷の大王・常世 王(平 幹二朗)に会わせたいという。常世王の隠れ住む山奥で、王は小次郎 に「この東国に小次郎が望む国を作ってほしい」と語る。 その話に共感した小次郎は純友と常世王と共に反乱軍を組織し長となり “将門新皇”として朝廷と戦うが、ある出来事をきっかけに行方をくらまし てしまう。そこで妻である蒼真が小次郎の意志を継ぐ者として、“将門御前” と名乗り、反乱軍を率いていくことになるが……。 ーーーーーーー 冒頭、天海祐希と松山ケンイチが満点の星空の下に佇んでいる。ただ立つ、 その行為だけでこれだけ見る者を惹き付けられる俳優が何人いるだろう。ふ たりの存在感が一気に場を引き締め、観客を物語の世界へと誘っていく。今 春、開幕した劇団☆新感線約1年強ぶりの本公演『蒼の乱』。原点回帰の楽しさを謳った勇壮なチャンバラ活劇は、しかし挑戦と冒険が随所に盛り込まれ、今の新感線にしか描けない最先端の作品となった。中でも松山ケンイチが放つ独特のオーラが、劇団にかつてない化学変化を巻き起こしていた。 時は平安。民衆は腐敗した朝廷に辟易し、各地で反乱の火種がくすぶっていた。朝廷と対立する常世王(平幹二朗)と大盗賊・帳の夜叉丸(早乙女太一)、新たな国づくりをめざす将門小次郎(松山ケンイチ)とその妻・蒼真(天海祐希)。1部では登場人物らの思惑が丁寧に綴られ、2部で物語が大きく動きだす。突如、反乱軍の長となった蒼真。小次郎はなぜ消えたのか、蒼真が抱える血塗られた過去とは。多くの謎をはらみつつ、有無を言わせぬ時代の空気が人々を飲み込んでいく……。 登場と共に拍手が沸く天海は「今は将門御前!」と名乗り歌うロック調のソロナンバーが圧巻。2000人収容の大劇場が「狭い!」と感じるほどのスケール感で老若男女の視線とハートを鷲づかみ。一方の松山は若々しくも力強い声が印象的で、バカだバカだと己の行動を悔いるシーンでは「ほんと愛すべきバカだよ!」と念を押したくなるほど。ヤキモキしつつも目が離せない、人間味溢れる英雄像を体現した。また本作で珍しく笑いにも挑戦した早乙女太一は、実弟・友貴との一騎打ちが超絶すぎる。場面ごとに声色も替え、その凄みと色香に何度唸ったことか! さらに「ひきつり笑いをするほど高い山(難役)」と小次郎の親友・黒馬鬼役に挑んだ橋本じゅんや、和製ジャック・スパロウな粟根まことなど、かつてない領域に踏み込む劇団員らの勇姿からも目が離せない。そして、大トリとも言うべき平幹二朗の登場で、物語は怒涛のフィナーレへと突入する。やがて迎える結末のとき。目の前に広がる光景を前に、多くの人の血と涙の上に成り立つこの国の歴史と未来を思わずにはいられない。果てしなき空と大地と、この蒼き地球のために語り継がれるべき物語。過去から未来へ、今――! ----------------------------- 迫力満点の殺陣、豪華なキャスト そして天海祐希さんのインパクトのある歌とオーラ、 派手な立ち回り。もうこれは天海祐希座長公演といってもいいくらい。 完全にミュージカルの範疇のつくりですね、歌また歌にダンス! milk を彷彿とさせる 飢えの歌、どこかで聞いたことがあるような歌も。。 war horse のような馬も楽しい。野良馬はいいなあ。野良馬だけで勝てるんじゃない? 早乙女太一の殺陣はとても美しい。 殺されそうになったときに飛び込んできた将門、血沸き肉踊るかんじ 1幕エンドはヒーロー誕生といった風情でもうこれで終わりでもいいくらい。 常世王と梶原貴族のうさんくささもなかなかのものでした。 で、最後は悲劇かあ、、、、 もうおなかいっぱい、同じキャストでもう一度みたい。 |
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