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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:ウィーン版ミュージカル「エリザベート20周年記念コンサート」
日時:2012年10月30日18:30-
劇場:シアターオーブ
料金:S席13000円
座席:1階4列目5番(前方左端から2つめ)
脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽:シルヴェスター・リーヴァイ
総合演出:ロバート・ヴァン
振付:ドリス・マーリス
照明:アンドリュー・フォラー
音楽監督・指揮:クン・シューツ
脚本・歌詞/ミヒャエル・クンツェ 音楽/シルヴェスター・リーヴァイ
総合演出/ロバート・ヴァン 振付/ドリス・マーリス 照明/アンドリュー・フォラー
音楽監督・指揮/クン・シューツ
オリジナル・プロダクション/ウィーン劇場協会
企画・招聘/梅田芸術劇場
主催:梅田芸術劇場
出演
Der Todトート:マテ・カマラス Máté Kamarás
Elisabeth エリザベート:マヤ・ハクフォート Maya Hakvoort
Luigi Lucheni ルイジ・ルキーニ :ブルーノ・グラッシーニ Bruno Grassini
Kaiser Franz Josef 皇帝フランツ・ヨーゼフ:アンドレ・バウアー André Bauer
Erzherzog Rudolf 皇太子ルドルフ:ルカス・ペルマン Lukas Perman

Erzherzogin Sophie 皇太后ゾフィー :ガブリエレ・ラム Gabriele Ramm
Herzog Max in Bayern バイエルン公爵マックス :トルステン・ティンネ Thorsten Tinney
Herzogin Ludovika/Frau Wolfルドヴィカ公爵夫人/フラウ・ヴォルフ:マイケ・カトリン・メルケル
Maike Katrin Merkel




前奏曲が奏でられたとたんに思わず笑みが。私ってエリザベートが好き
だったのね。私が座った4列目左端から2つめはスピーカーすぐ近くで
左奥見切れ。時々見えないところで歌がOrz
全てドイツ語なので字幕付き、字幕の情報量が思ったより多くて面白い。
舞台セットは王家の紋章と椅子机程度、ですがそれがキッチュなイメー
ジにぴったり。ミニマムなセットでのミュージカルに見えます。
もっとも私がエリザベートを繰り返し見ているせいかも。
舞台の真ん中にオーケストラ、キャストはオケ前の狭い空間とオケの
後ろの高い空間で歌い踊ります。
人形ぶりとあいまって、いかにも冥界で演劇をしているかのよう。
振り付けもいつもより人形っぽいというか。
エリザベートは少々トウがたっている感もありますが(^^;)、皇后に
なったあとの押し出しはすごい。
それに対抗する皇后も迫力満点。もう顔でかっちゃう上に歌が大迫力。
それに比べて父ちゃん脳天気。ルッキーニはなんだか陽気なお兄さん
という雰囲気。トートはロック歌手の如きですが、少し喉がお疲れ?
黒天使はかわいいです。
それにしても生音はいいですねえ、ピアノとかバイオリンとかが少な
い楽器による演奏の時に、風情があらわれるような。
結婚式のシーンなどもすごく印象的。
ハンガリーに行ったときのせりふがおもしろい。
「皇后は皇太后の好いているものはみんな嫌い(逆だったかも)、
 それなら俺たちの味方だな」byハンガリー革命家w
アンサンブルの声もなかなかのもの、ミルクはやっぱり良い!
ところでひょっとしてオーストリアで綱渡りって流行ってます?
伝統の遊び?ちょっと気になりました。ドイツ人は小さな頃から
遊びで皆綱渡りをしているとかありませんか?
1幕最後はお待ちかねの額縁シーン、皇帝が歌うと背後に額縁の中
にシシィ登場!これ最初にウィーンでみたときはうおーっと思っ
たんですよねえ。1幕エンディングはシシィが前にでて、トートが
額縁の中、皇帝が三角関係をつくって続く。。
2幕冒頭のキッチュは残念ながら座った席とは反対側の舞台の端で
うたわれ。。ルドルフイケメン!闇が広がるはめっちゃ絵になって
ました。しかもコーラスがきれい。娼婦大作戦をするところでは、
みな木馬に乗って?合唱。なんて言うでしょう?昔の日本の馬子
のようなもの。キッチュですねえ。そして娼婦さんたち!
クドイ部分がまるでなくて歌ですいすい物語が進んでいくのでま
ことに小気味よい。ほとんど全てドイツ語の方が日本語よりよかっ
たのですが、夜のボートは日本語の歌詞の方が良かったような。
叙情的に聞こえないのかも。悪夢は凄いおどろおどろしさでOK!
しかし舞台がずっと暗いのでみづらい。。。
カーテンコールでは最後に総立ち。
予定時間を10分過ぎての終演でした
リピートしたい気持ちがよくわかるよい舞台でしたよ
リピーターチケットを11000円で売っていましたが、、行けなかっ
たのは残念!!





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題名:劇団扉座第51回公演 人情噺『端敵★天下茶屋』(はがたきてんがちゃや)
劇場:座・高円寺1 
日時:2012年10月24日19:00-21:15 ごろ
料金:前売券4200円(招待券でみました)
座席:最後列中央付近
劇団:劇団扉座
脚本・演出:横内謙介
美術:金井勇一郎
技術監督:大竹義雄(プランニングアート)
大道具:金井大道具
照明:塚本悟(ASG)
音響:青木タクヘイ(ステージオフィス)
衣裳:木鋪ミヤコ・大屋博美(ドルドルドラニ)
殺陣:西村陽一
演出助手:川名幸宏
舞台監督:大山慎一(大山組)
出演:
白鳥忠:六角精児
奥寺剣路:岡森諦
大野段七:有馬自由
早見春平:累央
橋田闘馬:新原武
西とおる:松本亮
奥寺晶子:鈴木里沙
栗崎メイ:趣里(客演)
リツ子:高橋麻理
トモリン:江原由夏
渡良瀬省三:高木トモユキ
明鏡先生:中原三千代
宮ノ森:伴美奈子
研究生シゲル:串間保彦
研究生タツヤ:松原海児
研究生マサオ:野田翔太   
解説:
端敵(ハガタキ)というのは、脇の敵役という意味です。真の敵役は大敵と呼ばれるわけですが、この場合は小物の敵です。物語の本筋に関係なく、チョロチョロ出てきては悪さをしてゆく。大敵ではないから、途中であっさり退治されたりします。
  我が師・三世市川猿之助(現・猿翁)の十八番に『敵討天下茶屋聚』という歌舞伎作品があって、その中に出てくる元右衛門という人物が端敵の代表です。この作品では端敵・元右衛門がほぼ主役になっていて、深い理由のない場当たり的な悪事を次々に起こしては、物語を掻き回してゆきます。
  「天下茶屋を扉座で現代風にやると面白いと思うよ」
  人情噺第1弾『神崎与五郎東下り』に続いて、貴重なる猿之助アドバイスを頂きました。そんな端敵を六角精児がセコく、小ズルく演じます。ついでに日活映画の渡り鳥シリーズ風の娯楽作品に仕上げてみようかと思っています。
  でも大敵の存在が薄くて、端敵ばかりが世界を掻き回してゆくというのは、現代社会の様相そのものでもあるわけで、意外にこのテーマは深遠なのかもしれぬと感じつつ製作に取り掛かっております。
  今回はあんまり人情噺っぽくないかもですが、確実に傑作になる予定です。

---------------
さいきん、マイブームに「相棒」観賞があり、ちょうど
六角さんが出演されるということで見に行きました。
とにかくせこい小悪党がかわいい。でも身近にいたら鬱陶しくて
しかたないでしょうね。
バッドファイブのひとたちはあまりにも騙されやすいイイヒト
すぎて、ハラハライライラしちゃいました。
クライマックスはバッドファイブの熱さにやられました。
いずれも主役級の悪役、やられました、
よわよわと呪う幽霊ネタがなかったほうがよりカタルシスを感じ
られたかもしれません。 バッドファイブの舞台だけのスピンアウト
作ってくれないですかねえ。

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題名:新国立劇場コンテンポラリーダンス2012/2013シーズンオープニング作品 森山開次「曼荼羅の宇宙」
劇場:新国立劇場小劇場
日時:2012年10月20日15:00-17:00(途中休憩あり)
料金:A席5250円
座席:1階B3列3番(3列目左端から3つめ)
演出・振付:森山開次
音楽:高木正勝
衣裳;スズキタカユキ
照明:足立恒
舞台監督:柴崎大
出演:柳本雅寛、佐藤洋介、龍美、東海林靖志、三浦勇太、森山開次
解説:
2012/2013シーズンのダンス公演は、森山開次による新作で開幕します。
今回森山は、東京国立博物館における京都東寺の立体曼陀羅の展示で
注目を集めた、弘法大師空海と密教の宇宙観をテーマにした舞踊作品
を発表します。
森山は2011年NHK BSプレミアムにて放送された「空海 ~至宝と人生」
第三集:曼荼羅の宇宙のナビゲーターを務め、そこで両界曼荼羅図か
ら得たインスピレーションを元にソロ舞踊を披露しました。今回の上
演では、そこで披露されたソロ作品をさらに深く掘り下げていきます。
森山によるソロ作品以外に、平安時代の三筆の一人とされ、優れた書
家であった空海の「書」をモチーフにした作品も併せて発表されます。

本作は、多様化するダンスシーンの中にあって、他に類を見ない世界
観と表現でユニークな作品空間を創造する森山が、空海と密教の世界
観を通して新たに探求する身体の宇宙です。

-------------

前方座席をつぶして、白く四角い舞台を作っていました。
頭上には円形のなにかよくわからないもの、リボンが下がってます?
1幕は群舞、森山氏は振付のみで出演していません。
最初はとても暗くて何があるのかよくわかりません。
そのなかをすりあしでうねうねぐるぐる、すり足の響きが耳に残る
大地と繋がった踊りのように見えます。途中から自然の音でことり?
鳥から蠅になったり、蛇になったり、人差し指立てて釈迦かと思った
ら違いました(たぶん)、マイムでキャッチボールやったり。。
途中で曼荼羅の映像がでてそして人間曼荼羅、首がにょろっと。
客席からは物音ひとつしません。なにか息を飲んで見つめている感が
伝わってきます。
2幕は、大きな台が舞台上に鎮座してその前にピアノ。そして森山
さんが台の上で、舞うのです。ゆっくりした動作で時折台を踏み鳴らし、
筋肉の緊張が見て取れるよう。後ろには円、金環食でしょうか。
能の舞といいますか、曼荼羅の仏像が踊っているといいますか、
荘厳な雰囲気はなんだか宗教の集いにきたかのようでした。

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題名:純愛物語 meets YUMING『8月31日~夏休み最後の日~』
劇場:帝国劇場
日時:2012年10月18日19:00-22:10(途中休憩あり)
料金:S席12000円
座席:1階XB列36番
脚本・演出/松任谷正隆
脚本補筆・演出アドバイザー/荻田浩一
音楽監督/武部聡志
振付/森上"Tomato"英樹
美術/松井るみ
照明/林 光政
音響/山本浩一
衣裳/金澤見映
ヘアメイク/宮内宏明
松任谷由実ヘアメイク/Eita(Iris)
舞台監督/岡野克己・菅田幸夫
演出助手/鈴木ひがし
プロデューサー/小嶋麻倫子
スーパーヴァイザー/坂本義和
協力/雲母社
協賛/読売新聞
後援/フジテレビジョン
製作/東宝
出演:松任谷由実/貫地谷しほり/吉沢悠/陽月華/入絵加奈子/伊藤明賢/細見大輔/小澤真利奈
ダンサー:YUKEY、USUSHI、YUTAROU、中尾和彦、山本奈央子、小室由美子、和田彩弥加、林とう子
BAND:Drums /加藤久幸、Bass /北川淳人、Guitars/中川雅也、Keyboards/竹越かずゆき・神佐澄人
  Saxophone & Percussion/伊勢賢治、Cello /伊藤修平

たしか15年くらい前に松任谷由美のコンサートに行った記憶あり
その時は代々木体育館、米粒のようにしか見えなかったはず。
今回は目の前に見れるということでわくわくしておりました。
一応ストレートプレイの物語があり、その合間合間にユーミンの
ライブPVがはいるというような構成の舞台。物語は元彼が交通
事故にあって病院に担ぎ込まれるところから始まりました。彼と
のお付き合いの馴れ初めから回想をしていきます。ヒロインの
貫地谷しほりさんはばっちり存在感。PVのシーンはすごくよく
作られていて間近に見るユーミンの生歌と合わせて見応えたっぷり。
案の定というか、客層は私ぐらいがほぼ平均年齢でした。

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題名:ロミオ&ジュリエット
劇場:東急シアターオーブ
日時:2012年10月14日13:30-16:30(途中休憩あり)
料金:S席13000円
座席:1階17列36番
作・音楽:ジェラール・プレスギュルヴィック(Gérard Presgurvic)
出演:
ロミオ:シリル・ニコライ(Cyril Niccolaï)
ジュリエット:ジョイ・エステール(Joy Esther)
ベンヴォーリオ:ステファヌ・ネヴィル(Stéphane Neville)
マーキューシオ:ジョン・エイゼン(John Eyzen)
ティボルト:トム・ロス(Tom Ross)
乳母:グラディス・フライオリ(Gwladys Fraioli)
キャピュレット夫人:ステファニー・ロドリグ(Stéphanie Rodrigue)
キャピュレット卿:セバスティエン・エル・シャト(Sébastien El Chato)
モンタギュー夫人:ブリジット・ヴェンディッティ(Brigitte Venditti)
大公:ステファヌ・メトロ(Stéphane Métro)
ロレンス神父:フレデリック・シャルテール(Frédéric Charter)

ダンサー
死(La Mort):オレリー・バドル(Aurélie Badol)
キャピュレット家の人々(Famille Capulet):
  カミーユ・ブリュレイ(Camille Brulais)、ジェローム・クシャール(Jérôme Couchart)
  アントニー・デプラス(Anthony Despras)、アレクサンドル・ガロパン(Alexandre Galopin)
  オレリー・ジボワール(Aurélie Giboire)、ヘディ・ハマンム(Hedi Hammam)
  フロリー・ロシニョン(Florie Rossignon)、セバスティエン・スフェジュ(Sébastien Sfedj)
  ヴァイア・ヴェネティス(Vaia Venetis)
モンタギュー家の人々(Famille Montaigu):
  アンドレア・コンドレリー(Andrea Condorelli)、ジョセフ・ディ・マルコ(Joseph Di Marco)
  サビーヌ・ゴトラン(Sabine Gautrain)、ドロテ・ゴックス(Dorotée Goxe)
  ステファヌ・ラヴァレー(Stéphane Lavallée)、ンドゥディ・マ=セリュ(Ndedi Ma-Sellu)
  マリア・マック・クラーグ(Maria Mc Clurg)、ヨアン・テテ(Yohann Tété)
  ジュリー・ザノ(Julie Zano)

この劇場の杮落としでWSSを見て、今度はロミオとジュリエットです。
今回はフレンチミュージカルなので歌うチームと踊るチームが完全分離。
オープニングの曲を聞くとどうもデジャブが、、メランコリーな曲調と
歌いあげる感じがフランスミュージカルに共通してたりしませんか?
舞台は全般的に照明が落とされており、一部キャストにスポットが
あたっているというパターンが多かったのです。
ロミオとジュリエットを知っているのを前提に組み立てられた筋書きの
ようですいすい話が進みました。ところで「死」ってトート閣下?
キャストは、大人組、若者組、そしてダンス組とわかれており、この
中でも大人組が重厚でよかった。マリアの乳母とか、モンタギューの
当主など、かなり聞かせてくれました。ダンス組もダンスに特化して
いるだけあって?よい動き。
カーテンコールになるともうコンサート状態、客席を立たせて3曲も
熱唱しましたよ。ミュージカルを見たというより、ダンスつきのコンサート
を見たという感じの方が強かったですね。



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