今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:大銀座落語祭2006Eブロック 日時:2006年7月17日12:00−15:40(途中休憩2回あり) 劇場:中央会館 料金:A席4500円(3000円で譲ってもらいました) 座席:2階28列3番(2階後ろから2列目左端近く) 番組: 三遊亭 遊三 ・三遊亭小遊三 親子会 三遊亭遊馬 幇間腹 三遊亭小遊三 鮑のし 三遊亭遊三 水屋の富 桂 歌丸の会 桂歌丸 質屋庫 笑福亭鶴瓶の会 笑福亭鶴瓶 鴻池の犬 笑福亭鶴瓶 オールウェイズお母ちゃんの笑顔 大銀座落語祭にくるのは初めて。チケット争奪戦に毎回負けてます。この公演も売り切れ。 これは2階席の後ろの方のチケットなので、とあるチケット救済版にずっと載っていて 引き取り手がなかったものです。持つべきはこういう情報を教えてくれる友人です。 2階にあがって座席図を見ると27列目までしか記述がありません。さては補助席か? と思ったら3階まであがると29列目までちゃんと書いてありました。最前列が2階で 最後列が3階の高さという急な配置でした。2階の最前列が22列というのもちょっとした フェイントですな。 2階席の奥の方なので落語を聴くにはどうかなと思っていたのですが、予想したよりも 見やすい位置でした。まあそれにしても双眼鏡を使わないと細かな表情は見えてきませんが。 鮑のしは与太郎のボケがなかなかおもしろい、実はこれはあまり好きな噺ではありません。 おかみさんが切れ者という設定なのに、与太郎をひとりでお使いさせることがどうしても 解せません。私がおかみさんなら保護者として後ろからついていくぞ(^^;) 遊三師匠を聴くのは初めて、貫禄ありますねえ。水屋の富というのは持ちなれない金を 持ってしまった男の狼狽を表す悲劇なわけで、笑いを求める私としてはこれまた好きな 噺ではありません(^^;;) しかし今回は半ば狂っていく男の苦しみがじわじわ利いてきま した。落語というより一人芝居を見てる気分です。 歌丸師匠は枕で自らの生い立ちを語りました。なかなか波乱万丈だなあと思ってきたら これから先は最近書きました本を読んでください、いやーうまい商売だなあ。 図書館でリクエストだそっと(^^;) 歌丸さんを聴くのは10年ぶりくらいでしょうか。 ちょっとのどの調子が思わしくなくて頻繁に茶をすすっていたのが気になります。 質屋庫を聴くのもはじめてのような気がします。熊さんの謝りっぷりが楽しい。 この噺は音曲がはいったのですね。音楽が鳴るだけで世界が広がる感じがします。 鶴瓶師匠は1時間半の熱演。鴻池の犬だけで1時間、もっとも枕が30分(^^;) 鶴瓶師匠は本当に話術の魔術師、たわいもないことでもあっというまに噺にひきこまれ てしまいます。枕はざこば師匠と笑福亭松鶴師匠のすごいはなし。松鶴師匠はほんとに たいへんな師匠だったんですねえ。でもって鶴瓶師匠もたいへんな弟子(^^;) 鴻池の犬が終わって終演かなと思いきや続けざまに、オールウェイズお母ちゃんの笑顔 にはいっていきました。おかあちゃんと鶴瓶師匠の間で互いを驚かせようとする 半生記、小学生の時に競馬で万馬券あてたってほんとですかあ? ホームにはいったお母ちゃんを訪問しての会話でも鶴瓶につっこむお母ちゃんのところは なかせます。そしてクライマックスにはいって手作りクリスマスツリーのシーンの ちょっと前に、、無情に鳴る携帯の呼び出し音、めちゃくちゃいいところで入れ込んで いたのに、、一瞬殺意さえ覚えるほどの落胆でしたよ。携帯ならしたやつはレッドカード で次回は入場できないようにしてほしい。噺の筋がちょっとおえなくなってすごくもっ たいない思いをしました。ほんとよくできた人情噺でしたよ。 PR |
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