今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:ブラック メリーポピンズ 劇場:世田谷パブリックシアター 日時:2014年7月6日13:00-15:00 料金:S席9000円 座席:1階I列17番(客席中央付近) 脚本・作詞・音楽:ソ・ユンミ 演出:鈴木裕美 台本:田村孝裕 訳詞:高橋亜子 URL:http://m-bmp.com/index.html 映像:https://www.youtube.com/watch?v=Rr0rCCgdFO4 出演: 一路真輝…メリー 音月桂…アンナ 小西遼生…ハンス 良知真次…ヨナス 上山竜司…ヘルマン STORY: 1930年代、著名な心理学者グラチェン・シュワルツ博士の豪邸で 火事が起こった。 この火事によって、豪邸、及び博士の遺体さえも燃え尽きた。 この事件は大きなニュースとなったが、何より人々の興味を引い たのは、シュワルツ邸の養育係メリー・シュミットが、業火の中 自らは火傷を負いながらも、博士の4人の養子達、ハンス、ヘルマ ン、ヨナス、アンナを劇的に救出したということだった。 しかし、翌日メリーは失踪。 残された子供達は、事件の衝撃か その晩の事を何も憶えておらず、火災の原因はわからずまま闇に 葬られた。 ところが次第に、メリーのアリバイが疑われる証言が出始め、彼 女は容疑者として追われることとなる。 それから12年。 いつしか事件は忘れ去られ、4人の子供達はそれ ぞれ違う家庭の養子となり新しい人生を送っていた。 しかし、そんなある日、彼らに、グラチェン博士の手帳が届く。 そこには事件の真相が・・・。 あなたが取り出した子供達の記憶、あなたが消しなさい。この事 実は誰にも知られてはならないのです。 封印されていた、パンドラの箱が開けられた時、4人が見たものは・・・。 -- 重たくて痛くて凄く見ごたえのある舞台でした。 ねたばれ書いてます。 森の中のお屋敷、博士が養う孤児たち、そして火災と博士の謎の死、記憶喪失… 幕が上がるとテーマ曲に合わせて人形振りをするキャストたち、 孤児たちは優しく賢いメリーに夢中、しかしある水曜日、グラチェン邸は火事に。 メリーは4人の子供たちを救出し、失踪してしまう。 残された子供たちは火事の際の記憶を失い、それぞれの里親に引き取られ、つか の間の幸福な子ども時代とは異なった生活をおくっていた。弁護士になった長男 ハンスは火事以来離れていた兄弟を呼び集める。ハンスは再審請求を提出しよう としていた。ハンスの元には当時の刑事から、メリーを疑う根拠である手帳が 送られてきていた。兄弟が持つ断片的な記憶を組み合わせて、あの日何があった のかつきとめようと。。ヨナスは「メリーポピンズ」をみて不安神経症を発病、 ヘルマンは粗暴に、アンナは心を閉ざし感情を見せない大人に。。 メリーの筆跡がある手帳には子供たちへの人体実験の記録がつづられていたのです。 精神的肉体的トラウマの克服による強靭な兵士を作り上げることが目的。人体 実験後は薬と催眠術で毎回記憶を失なわせてリセット、、 そして最後の夜、子供たちによって返り討ちにされる博士、、状況を把握したメリー は子供たちに頼まれて最後の記憶消去。 全員の記憶がよみがえった後、再度記憶を消してみなで平穏に生きていこうとし ますが、この記憶を持ちながら生きていこうということで幕・・ 子供と大人の切り替えが皆さんすごい、ほんとに背丈まで変わって見える。子供 時代は皆純真で見てて笑えるんですよ。ソファーがぐるりと回ると時代が変わる! そして自分自身の闇を覗き込む感じでぞわぞわしました 曲調がすべて泣きを誘っているといいますか、これでもかこれでもかと不安で悲 しい気分にさせてくれます。しかしエンディングに多少違和感がありました。 なんかちょっとぬるくなったというか。。 子供役の人たちはほぼ出ずっぱりでみな凄いせりふ量に歌で見事な性格の描きわ けを行っていました。メリー役の一路さんは登場するともう舞台の雰囲気を変え てしまいます。 重くて痛くてすごく見た実感を味わえる作品でしたが、重すぎて2度見ることはな いかな。でも一度は見て損はないです。 PR |
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
(10/20)
(11/02)
(11/02)
(11/02)
(10/28)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
くろせ
性別:
非公開
ブログ内検索
最古記事
(11/01)
(11/02)
(12/06)
(12/07)
(12/07)
アクセス解析
|