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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:天国の涙( Tears of Heaven)
日時:2011年2月27日14:00-16:25(途中休憩あり)
劇場:国立劇場ヘオルム
料金:R席13万KRW
座席:1階B26(6列目左よりブロック)



ひさびさに国立劇場にきました。かなりの人気公演らしく、今回のスケジュール
ではこの日程しかチケットがありませんでした。まあ買えたからよし。
主演男優はトリプルキャストで大人気俳優の回はチケットが瞬間蒸発して
しまったとか。もちろん私が見たのは他のキャストの回でした。
この日は激しい雨でした。この劇場、地下鉄の駅から相当遠いのです。
しかも延々と坂をのぼっていかねばなりません。
それで明洞からタクシーに乗ってしまいました。
片道5000KRW,雨に濡れることを考えると安いものです

客層はさほど年をとっていないみたい。20代から50代まだまんべんなくと
いった感じでしょうか。
私の右隣は若い女性二人連れ、私の左隣は中年カップルでした。
韓国語上演ですが、舞台の左右に字幕付き。英語で話す時には韓国語の
字幕がついていました、字幕は舞台下の左右にもついていて舞台前方
の人にも見えるようになっています。

冒頭は現代、両親を知らないヒロインが韓国に戻ってきたシーンから回想が
はじまりました。
物語はかなりシンプル。ベトナム戦争のとき、踊り子を取り合う米国人将校と
若い韓国人兵士、踊り子は兵士を選ぶが、、というボーイミーツガールをちょっと
ひねったものです。当初踊り子は将校と婚約しますが、その部下である兵士
にエスコートされるうちに情にほだされて。。。怒った将校は兵士を最前線
に飛ばしてしまいます。戦争シーンはほとんどでてきません。
若い彼氏が死んだと踊り子仲間に嘘をつかれて将校と結婚して米国に渡航。
踊り子仲間は自分のビザが欲しいばかりに嘘をつき。。。
彼女の妊娠がばれると旦那は堕ろせといいますが、それに反発して逃げ出して
嘘つき踊り子仲間に会いにいきます。そこで子供を産んでそのまま死亡。敵とも
いうべきおんなに子供を託してしまい、娘はすくすく育ってスターに、彼女は
ステージママに。
そして現代に戻り、韓国公演のプロデューサがなんと実のお父さん!
出演しているキャストは皆歌がうまく、朗々と歌い上げます。オペラ座の
怪人のような、ジキルとハイドのようなオペラみたいな口調。

これで終わり?と思うようなシーンがあるとそこからまた続く、といった
感じでどうも物語にメリハリがありません。でもその分楽曲が力強いので
それなりな雰囲気を醸し出しています。
物語をみるというよりキャストをみるというタイプの舞台でしたね。





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