今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:Fiddler on the Roof
日時:2004年5月30日15:08-17:42(途中休憩あり) 劇場:MINSKOFF THEATRE(NY) 料金:ORCH 100USD+Ticketmaster手数料6.5USD 座席:ORCH G-112(6列目中央) 出演: Tevye's Family Tevye...Alfred Molina Golde...Randy Graff Tzeitel...Sally Murphy Hodel...Laura Michelle Kelly Chava...Tricia Paoluccio Shprintze...Lea Michele Bielke...Molly Epharaim Yente, the Matchmaker...Nancy Opel Papas Lazar Wolf...David Wohl Rabbi...Yusef Bulos Mordcha...Philip Hoffman Avram...Mark Lotito Jakov...David Rossmer Chaim...Bruce Winant Mamas Shandel...Barbara Tirrell Mirala...Marsha Waterbury Fredel...Rita Harvey Rivka...Joy Hermalyn Sons Motel...John Cariani Perchik...Robert Petkoff Mendel...Chris Ghelfi Yussel...Enrique Brown Yitzuk...Randy Bobish Label...Jeff Lewis Shloime...Francis Toumbakaris Daughthers Anya...Melissa Bohon Surcha...Haviland Stillwell Nachum, the Begger...Tom Titone Fiddler...Nick Danielson Boy...Sean Curley(水曜、日曜マチネ出演) Constable...Stephen Lee Anderson Russians Fyedka...David Ayers Sasha...Jonathan Sharp Vladek...Stephen Ward Billeisen Vladimir...Keith Kuhl Boris...Craig Ramsay Gramdma Tzeitel...Haviland Stillwell Fruma Sarah...Joy Hermalyn Bottle Dancers...Randy Bobish, Enrique Brown, Chris Ghelfi, Jeff Lewis, Francis Toumbakaris 外は暑いくらいの快晴、劇場の中はそれに反比例して?寒いくらい のクーラーの効きです。入場時にかばんチェックを行っていました。 前日いった劇場では行われていなかったことです。舞台の内容に関 係するのでしょうか?観客にユダヤ教帽子がちらほらとみられました。 ここは1列目に座ると目の高さが舞台とほとんど同じになります。 私の座った位置はほぼベストポジションでしょう。舞台は折れ曲がった 葉のない木が立ち並び、左手にベッド、その前にランプが灯っています。 右奥の観客から見えるところにオーケストラがいます。オーケストラの 灯りも全てランプです。舞台の中央は一段高い板張りで、ちょっと下 がった左に小さな机と椅子、後方にはそれより大きいテーブルと椅子、 右手にはベンチがおかれています。頭上もぼろぼろになった木の天井が あります。舞台のそこここにある明かりは全てランプ、舞台の3列目 頭上あたりまでぶら下がっているのでした。入場に手間取っている せいか多少押して始まりました。開演と同時に天井がおりてきます。 その上にバイオリン引き、ああここって屋根だったのね。舞台前の ランプは上に収納されました。大道具はあまりなく、テーブルと椅子が でることで場面転換しました。 冒頭のTraditionは一緒に踊りたくなるような明るさです。テビエは 笑顔が似合う人のいいおじさんに見えます。If I were a Rich man でショーストップ。神様とタメで話している感じとでもいいましょうか。 ひょうきんなんですね。Motelは長い手足をくねくねさせてのおどおどが 板についている感じ。ぐずぐずしている姿が笑いを誘います。 Motelの喜びは真に迫ってます。それゆえMiracle of Miraclesも胸に染み ていきます。決してうまいという歌ではないのですが、ショーストップ。 Hodel が唄うMatchmakerはイライザを思い起こさせました。なんだか まわりがウエストエンドになったみたい。 Tevyeが酒場でロシア人と踊りだしたところでも泣けました。民族融和 の象徴のような。。Tevye's Dream はキャスト総出演、カーニバルの ような衣装です。祖母も前妻も床の下から登場。MotelとTzeitelは吊ら れて上から登場。前妻は上から下がってきた赤い梯子につかまって上に あがりながら啖呵を切ってました。祈りのシーンでは左右の壁の中でも 同じように祈りがなされていました。左の壁の中では時々舞台からつな がる背景のような演技があり、外側にも目が離せません。 Sunrise Sunset でまた泣けました。ボトルダンスはメリハリあって迫力 です。その後男女の区別なく踊るシーンで、テビエが妻と踊り始めた シーンでまた泣けました。テビエって小市民なのに皆の幸せを祈るばか りにラジカルなのね。1幕の最後は左側の壁があがって、ロシア人が登場、 家具をひっくり返して戻ります。左からは明かりがてらされ、遠くで破壊 の音が聞こえ続ける。。左奥は斜路になっていて舞台が広く感じられました。 2幕でHodelたちにblessとpermitを与えるところでも泣けました。 後になって物語の進行がが加速するかのよう。立ち退き命令で苦悩する ところは短く、なんだかすっと進んでいってしまいます。 あまりに淡々と描かれていてアナフテカが唐突に感じるくらい。 最後は背景のスクリーンが白く光り、シルエットになった面々が 荷車を引いて舞台を右から左に去ります。とり残されるこじきさん。 屋根の上のバイオリン引きが子供にバイオリンを与えて、子供が走り去って 終幕。カーテンコールではまた楽しく踊ってまわりました。 全般的にカラリとしたでき、悲しみより楽しさが前にでて見て楽しい 演出でしたね。これは評価が分かれるわけだわ。私は好きですけど、 賞は難しいんじゃないかなあ。 PR |
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