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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:出口なし
劇場:神奈川芸術劇場中スタジオ
日時:2019年1月30日14:00-15:25
料金:6000円
座席:F-17
【原作】ジャン=ポール・サルトル
【上演台本・演出】白井晃
【出演】
男/ガルサン :首藤康之 
 女1/イネス :中村恩恵 
 女2/エステル :秋山菜津子
案内人 :白井晃

出演者には、世界的なバレエダンサー首藤康之、振付家としても活躍する中村恩恵、そして実力派女優・秋山菜津子を迎え、J.P.サルトルの代表作で密室における会話劇として名高い『出口なし』を、“演劇”と“舞踊”の境界を越える作品として創作いたします。
『出口なし』は哲学者としても有名なフランスの劇作家サルトルの代表作であり、1944年の初演以来、様々な形で上演されてきました。今回の上演では、身体表現の要素を前面に打ち出し、ダンサーと俳優の混合キャストにより、戯曲に描かれた“言葉”と舞台に存在する“身体”の新たな可能性を探ります。
 KAATの中スタジオという戯曲の場面設定の「密室」に近いコンパクトな空間で、演劇、舞踊、それぞれのジャンルで傑出したパフォーマー3名が生み出す、新たな『出口なし』にご期待ください。

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前回は見逃してます。
今回は芝居と舞踊の融合ということで楽しみにしてきました。ダンサー二人に俳優ひとり。
組み合わせを変えて2対1の対決が延々と続きます。淀んだ空気のなかでの切れの良い動きと刺すようなセリフが心地よい。
ものすごく稠密でどろどろした空間を味わいましたよ。セリフは前回より少なめらしいのですが、いったいこれ以上何がはいる?
というくらいに濃い世界、空気すらねばつくような雰囲気。
上演された中スタジオ自体がほんとうに地獄そのものになったのではないかという、、
そして4人目の出演者、案内人(白井さん)がでても、緊張は緩和せず、観劇後のどんより感が心地よいのは久しぶり。
ダンス部分だけでももう一度見たい。しっかり話すバレエダンサーは表現家としては最強ではないだろうか。

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