今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:War Horse 劇場:Vivian Beaumont Theater 日時:2011年6月7日19:00-21:40(途中休憩あり) 料金:Telecharge手数料込 135.25USD 座席:ORCH L309(1階席センターブロック少し後方) Marianne Elliott and Tom Morris (Direction) Rae Smith (Design, Drawings) Basil Jones and Adrian Kohler with Handspring Puppet Company (Puppet Design, Fabrication and Direction) Toby Sedgwick (Movement Direction) Paule Constable (Lighting Design) Christopher Shutt (Sound Design) Leo Warner and Mark Grimmer (Video) Adrian Sutton(Music) John Tams (Songs) Written by: MIchael Morpurgo 出演: THE HORSES Joey as a foal: Stephen James Anthony, David Pegram, Leenya Rideout , Joey: Jeslyn Kelly, Jonathan David Martin, Prentice Onayemi Topthorn: Alex Hoeffler, Jude Sandy, Zach Villa Coco: Joby Earle, Enrico D. Wey Heine: Sanjit De Silva, Bhavesh Patel THE PEOPLE Song Woman: Kate Pfaffl Song Man: Liam Robinson Lieutenant James Nicholls: Stephen Plunkett Arthur Narracott: T. Ryder Smith Billy Narracott: Matt Doyle Albert Narracott: Seth Numrich Ted Narracott: Boris McGiver Chapman Carter: Austin Durant Allan: Elliot Villar Thomas Bone: Bhavesh Patel John Greig: Joby Earle Rose Narracott:Alyssa Bresnahan Priest: Peter Hermann Captain Charles Stewart: Zach Appelman Sergeant Thunder: Richard Crawford Private David Taylor: David Pegram Paulette: Cat Walleck Soldat Schnabel: Bhavesh Patel Hauptmann Friedrich Mully: Peter Hermann Soldat Klausen: Elliot Villar Doctor Schweyk: Saint De Silva Oberst Strauss: Boris McGiver Sergent Fine: Zach Appelman Unteroffizier Klebb: Stephen Plunkett Emilie:Madeleine Rose Yen Taff: Saint De Silva Manfred:Austin Durant Matron Callaghan: Leenya Rideout Annie Gilbert: Hannah Sloat Veterinary Officer Martin: Ian Lassiter Goose: Jude Sandy Ennsemble: Joby Earle, Joel Reuben Ganz, Ariel Heller, Tom Lee, Enrico D.Wey パペットを用いた劇ということで期待していきました。 場内満員。メイキングのビデオなども販売されていました。 客席にはかなりお年寄りがみえます。童話が原作のはずなのですが。。。 舞台の頭上には白い雲、この雲に場面転換の際に年代とか背景がうつ るのです。 オープニングは小鳥が2羽飛びだしてきました。 棒の上で羽ばたく小鳥を人が操って、客席のうえもぐるぐると。 そこからキャストのアカペラによる合唱、こ、これはミュージカル? その後もバイオリンとアコーディオンが時折舞台に出現して音楽を奏 でると共に歌を歌うのです。やっぱりミュージカル?でもそこで歌う のは歌手だけでした。 さてジョーイ登場、最初は仔馬バージョンです。3人で頭、前足+胴体、 後ろ足+尻尾、を操ります。組み合わせは違えども3人で操るなんて まるで人形浄瑠璃みたいな雰囲気。これが本当にまるで生きているか のように動くのです。 この物語、筋書きとしては前半がバカな親父に振り回されて苦労する 息子とジョーイの話、後半は戦場に駆り出されたジョーイを兵士と なって探す息子の話というところでしょうか。 オープニングでは意地の張り合いから、本来の相場の数倍で仔馬を 競り落した父ちゃん!奥さんにはさんざん罵られ、仔の世話は息子に 押しつけちゃいます。 息子に馬がなついて行くのは本当に心が通っているかのよう。 そして突然大人の馬に変身!のジョーイ、胴体の中にふたり、そして 頭を操るものがひとりという構造に変わり、ちゃんと人が乗って走れ るのでした。 この農場にはガチョウもいるのです。このガチョウはひとりで操演さ れており、場面に息抜きを与えてくれます。 そして父ちゃんは一週間後に馬車を引けるようになるかどうかでまた 意地の張り合いをして賭を受けてしまいます。賭は馬の代金そのもの、 息子は、調教する代わりに成功したら馬は彼のものにするという条件 を父親に飲ませてがんばり、一週間でできっこない調教を見事成功! 手に汗握る勝負の一瞬、回り舞台を使って迫力を増してくれました。 そのときドイツと英国の戦争がはじまります。 軍馬を調達にくる軍、買い取り価格の高値に目がくらみ、父親は彼に 内緒でジョーイを売り払ってしまいます。 一緒についていきたいけれど兵隊にはいれない年齢16歳の彼 ;_; ジョーイを買い取った兵士はジョーイのスケッチを送ると約束します。 フランスに連れて行かれたジョーイは軍馬隊として戦闘へ駆り出され ます。ジョーイと同型の馬がもう一頭,その他は数頭は馬の前半分だ けが作られていて張りぼて兵士を載せる形でした。 突撃したジョーイ、騎乗している将校が銃弾に倒れてしまい、敵の手 にわたってしまいます。 父親からChristmasプレゼントで自転車をもらってもうれしくありません。 そのときスケッチ帳が届きました。そして訃報も。。 後半は戦争でいろいろあったw彼は19歳になって参戦してジョーイを探し ます。ジョーイは敵方の馬車馬として働いていたのでした。なんと戦車 ともバトル!この戦車もジョーイと同類のパペット?! 戦場にはパペット烏も出現しました。 ジョーイは味方の手に戻りますが、その時には片足を怪我しており、軍馬 としては役立たず、味方兵士の手で殺される直前にようやく彼と再開! すれ違いドラマのクライマックスとでも言いましょうか、ジョーイと出会 えそうでなかなか出合えないシーンでは客席から子供の黄色い声が飛んで いましたよ。それだけ子供たちがいれこんだということはそれだけ舞台に 迫力があるということでしょう。 カーテンコールでは馬の操演者の挨拶で何度もスタンディングオベーション が起きていました。馬を見るだけでも十分に元がとれる舞台でしょう。 PR
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