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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:三井住友VISAミュージカル「エリザベート」-愛と死の輪舞-日時:2005年4月17日11:00-14:00(途中休憩あり)
劇場:東京宝塚劇場
料金:B席3500円
座席:2階13列18番
劇団:宝塚歌劇月組
出演:(宝塚歌劇ホームページより抜粋)
トート: 彩輝 直
エリザベート:瀬奈じゅん
マックス: 星原美沙緒
グリュンネ: 磯野千尋
フランツ・ヨーゼフ: 初風 緑
ルドヴィカ :夏河ゆら
ラウシャー :光樹すばる
ゾフィー :美々杏里
マダムヴォルフ: 嘉月絵理
ヒューブナー :北嶋麻実
ルドルフ: 大空祐飛
ツェップス :越乃リュウ
ケンペン: 有香 潤
ルイジ・ルキーニ: 霧矢大夢
スターレイ夫人 :瀧川末子
ヘレネ :花瀬みずか
黒天使: 一色瑠加、研ルイス、青樹 泉、星条海斗、 龍 真咲、白鳥かすが、光月るう、流輝一斗
黒天使(マデレーネ): 城咲あい
シュヴァルツェンベルク: 楠 恵華
エルマー :月船さらら
市長 :良基天音
リヒテンシュタイン: 紫城るい
死刑囚の母 :宝生ルミ
病院長 :風雅 湊
カフェの男: 萌希彩人
シュテファン: 北翔海莉
ヴィンディッシュ嬢 :椎名 葵
カフェの男: 麻吹由衣加
女官:椎名 葵、 美鳳あや、天野ほたる、憧花ゆりの、青葉みちる、紫水梗華
姪: 涼城まりな
美容師: 音姫すなお
ルドルフ(少年): 彩那音
ジュラ :真野すがた
親戚の女: 葉月さら
家庭教師: 憧花ゆりの
侍従: 綾月せり、明日海りお
侍女 :羽咲まな
エーアンの歌手 :五十鈴ひかり

エリザベートを見るのは昨年の東宝版以来になるでしょうか。
今までは次の舞台を見ています。97年星は2度見てるはずなのに記録がない。。。

1996 宝塚歌劇雪組 http://homepage3.nifty.com/k/96review.html#26
1996 ウィーン http://homepage3.nifty.com/k/Broadway.html#60
1997 宝塚歌劇星組 http://homepage3.nifty.com/k/97review.html#17
1999 宝塚歌劇宙組 http://homepage3.nifty.com/k/99review.html#14
2000 東宝初演  http://homepage3.nifty.com/k/00review.html#20
2003 宝塚歌劇花組 http://homepage3.nifty.com/k/03review.html#01
2004 東宝    http://homepage3.nifty.com/k/04review.html#14

それにしても感想の書き方がてんでばらばらやなあ(^^;;)
毎回売り切れ続出のエリザベート、今回も満員立見でした。
舞台を通して全般的に歌詞が聞きとりやすいのは嬉しい。
オープニングのシーンから全般的に衣装がきらきらしているのを感じます。
黒天使の振付に東宝版(というか大島さん版)の振付はいってきてます?
オープニングシーン終わりでは有名なエリザベート皇后の肖像画からシシィ登場。
トート閣下は以前の舞台でも羽根しょって登場でしたっけ?ちょっと線が
細い感じがするのですが、それが神秘的でこの世のものでないトートを
形作っているように思えます。ビジュアルは本当に見事に決まっています。
エリザベートは肩幅が広くてたくましく、まさしく闘う皇后といった感じ。
ひょっとすると今までのエリザベートの中で一番現実の姿に近いのかも。
でもたくましすぎてゾフィ−に最初負けるなんて信じられないかも(^^;;)
ちょっと一本調子なのと高音があまり出てないように思われるのがちょっと惜しい。
歌が気に入ったのがフランツとゾフィ。フランツは情けなくて母親の尻にしかれる
でもどこといって憎めないボンボンという雰囲気が見事に醸し出されてます。
ゾフィの高音もとても魅力的。マックス(お父さん)役の星原美沙緒
さんはあいも変わらず良い演技、ひとりで芝居部分をしょってたってますね。
ミルクは振付が変わりました。動きがだいぶ減ったのは悲しい。銀橋に来て
立ち止まって歌われても私はあまりおもしろくありません。
愛と死のロンドでこれほど劇の雰囲気がかわるとは。
1幕終わりはまぶしい純白のエリザベート、肖像画そのままでした。かっこいい。
2幕最初のキッチュでの写真のターゲットははなまるマーケットの岡江久美子
さんだったようです。ルドルフとトートの闇が広がるは良い。
夜のボートは演奏がはじまっただけで泣けます。見ている自分が歳をとるに
つれてどんどん切なくなっていきますねえ。フィナーレは絢爛豪華で幕。
今回の配役はちょっとした冒険だったと思います。エリザベートに男役の瀬名さんを
持ってくることで本来の演出に近づける、ということはエリザベートの役が
必然的に大きくなり相対的にトートの役が小さくなる、男役トップが一番の宝塚歌劇に
とってはなかなか微妙な線をねらったのではないかと思われます。
大成功とまではいきませんが、けっこう狙った線はいけてるのではないでしょうか。
ただ全般的にあっさりした味付けの演出で、次から次へとめまぐるしく場面が
移り変わる感じだったので、もうちょい情感が出ていればもっと良かったかも
しれません。


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