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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:早朝寄席
日時:2012年4月8日10:00-11:30
劇場:鈴本演芸場
料金:500円
座席:後方右端
番組
  柳家右太楼 岸柳島  
  古今亭菊六 紙入   
  花ん謝   ろくろっ首
  驚四郎   プレゼント


すっごく久々の早朝寄席。
きてみてびっくり。後ろまで客がいます。少し間があいている
ので8割程度の入り?。いったいいつの間にこれほど満員に??
客席に20名ていどしかいなかった時代があったとは信じられない
でしょうね。
若手落語から遠ざかっていたので、全員が初見。最初が岸柳島。
これも久々にききました。悪そうな若侍と年寄り侍の対照が妙。
二人目は紙入れ、これが絶品でした。登場人物全員のキャラが見
事にたっています。若者の情けなさと女のふてぶてしさがこれま
た好対照。間抜けな旦那と辣腕の女房もいい。ビビッドな描写で
まるでその場に同席しているかのよう。菊六さんはもうすぐ真打
昇進されるとのこと。道理で油が乗っているわけですね。
最後は新作、時間がないので突然噺へ!と言い訳でどっかんどっ
かん受けてました。クイズに答えてライダベルトをゲット!
オチは返信と変身をかけたもの。
いやおもしろうございました。

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題名:7DOORS ~青ひげ公の城~
劇場:東京グローブ座
日時:2012年3月31日13:00-?
料金:招待券でみました(S席9500円)
座席:1階N-7(1階後方左端近く)
出演:
ユディット……水 夏希
傲慢 pride……中山祐一朗
怠惰 sloth……石橋 祐
憤怒 wrath……菅原永二
肉欲 lust……Spi
暴食 gluttony……オレノグラフィティ
嫉妬 envy……伊藤ヨタロウ
強欲 greed……陰山 泰
青ひげ公……SUGIZO
構成・演出……鈴木勝秀
音楽……SUGIZO
美術……二村周作
照明……原田 保
音響……井上正弘
衣裳……原まさみ
ヘアメイク……鎌田直樹
演出助手……菅田恵子
舞台監督……幸光順平
本作品は、作曲家バルトークの唯一のオペラ『青ひげ公の城』の世界観を新たな舞台劇として誕生させる作品になっている。
主演は元宝塚歌劇団雪組トップスターで、退団後は女優だけでなく男性とのユニット「Guys From The Earth」のアーティストMizとしても、歌・ダンスのライブパフォーマンス、TV・舞台と幅広いジャンルで活躍中の水 夏希。
LUNA SEA、X JAPANのメンバーであり、またソロアーティストとしても2011年12月にはアルバムをリリースし、世界的に活躍するSUGIZOの楽曲。
そして、『青ひげ公の城』を新たに再構成し演出するのはストレートプレイからミュージカルまで、幅広く手掛ける鈴木勝秀。
それぞれの異なるフィールドで活躍してきた3人が織り成すこの作品がどのように出来上がるのか……ご期待下さい!

ユディットは青ひげ公の異名を持つ公爵から結婚を申し込まれた。彼女は公爵の悪い噂を知る兄弟の反対を押し切り、何かが隠されているという「7つの扉」の中を見たいという願望から結婚を承諾する。

公爵の執事に付き添われながら拷問部屋・花園・領土などの部屋を1つ1つ開けるユディットは、そこで謎の男たちに出会う。

彼らは一体何者なのか?
なぜ、この城に居るのか?
彼らの言う「7つのコレクション」とはなにか?
そして、彼らは何を意味しているのか・・・。

ユディットはなかなか姿を見せてくれない公爵への想いをはせながら歩を進め、7つ目の扉を開ける。
この最後の扉を開いた時、青ひげ公が「7つのコレクション」に託した「7つの扉の」理由が明らかになる。

真相を知ったユディットはその後どう行動するのか?
衝撃的なクライマックスを迎える!

ーーーー

照明も暗く、いかにもこれから不条理しますよ!というセット。
オープニングのSUGIZOさんがバイオリンと共に登場する
シーンはとても絵になっていた。めっちゃかっこいい。
水 さんの生着替えが見えるとはびっくり。
物語はおどろおどろしいシーンの連続、7つの扉をじゅんぐり
にあけていくわけですが、3つ目くらいで雰囲気がかなり
単調な感じに。でも扉ごとに配置された役者によって
おもしろかったり、それほどでもなかったり。。
水さん一人芝居で、後ろでSUGIZOさんが演奏、の方が
より楽しめたかもしれません。

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題名:「メヴラーナ旋回舞踊」東京公演
劇場:渋谷区文化総合センター大和田・さくらホール
日時:2012年3月26日19:15-21時頃まで
料金:1000円
座席:1階2列11番(2列目センターブロック)
劇団: トルコ文化観光省所属 コンヤ・メヴラーナ楽団
作・演出:
出演:

解説:(トルコ航空Facebookより)

「メヴラーナ旋回舞踊」は、13世紀の神学者メヴラーナ・
ジェラーレッディン・ルーミーの教えに由来する神秘的な
踊りで、トルコの伝統音楽の調べに乗せて、踊り手は無我
の境地の中、コマのように回転していきます。2005年には
「メウレウィー教団のセマの儀式」として、ユネスコの無
形文化遺産にも指定されました。

公演者 トルコ文化観光省所属 コンヤ・メヴラーナ楽団

メヴラーナ・ジェラーレッディン・ルーミーは、1273年に
没するまで、主にコンヤで活躍した神学者で、哲学、思想、
文学等の面で世界的に大きな影響を残しました。本公演で
は、メヴラーナの本拠地コンヤから、トルコ文化観光省所
属の楽団が来日し、東日本大震災から1年を経た日本の皆さ
まに向けて、荘厳で幻想的な舞台をお届けします。

------------
さくらホールにくるのは初めて。
こんな立派なビルができていたんですねえ。全然知りませんでした。
トルコ旅行の際に見逃した旋回舞踊が日本で見れるとなってわくわく。
場内は満員です。
アナウンスが日本語とトルコ語ではいっています?
まずはバンド演奏。なんか心が平穏になるいい感じです。
そしてお待ちかねの旋回舞踊!最初は手を組んでいて
くるくる回るうちに手がほどけて天と地をさす感じ?
次々と回るのを見ていると何か催眠にはいってしまいそう。

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題名:ジキル&ハイド
日時:2012年3月25日12:30-15:25(途中休憩あり)
劇場:日生劇場
座席:GC席B列56番(中2階右より後列)
料金:S席12000円
出演:
ヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド:石丸幹二
ルーシー・ハリス:濱田めぐみ
エマ・カルー:笹本玲奈
アターソン:吉野圭吾
ストライド:畠中 洋
執事プール:花王おさむ
ダンヴァース卿:中嶋しゅう
演出: 山田和也
上演台本・詞: 髙平哲郎
原作: R・L・スティーブンソン
音楽: フランク・ワイルドホーン
脚本・作詞: レスリー・ブリカッス
音楽監督: 甲斐正人
振付: 広崎うらん
装置 大田 創
照明: 高見和義
音響: 山本浩一
衣裳: 小峰リリー
ヘアメイク: 武田千卷
声楽指導: 山口正義
アクション: 渥美 博
指揮: 塩田明弘
演出補: 郷田拓実
舞台監督: 小林清隆

ストーリー:
 1888年秋、ロンドン。医者のヘンリー・ジキルは、セント・ジュード病院の
最高理事会に臨んだ。長年研究を続けてきた、「人間の善と悪を分離する薬」の人
体実験の許可を得るためだった。すべては精神のコントロールを失った父を救うた
め。ひいては人類の幸せと科学の発展にも寄与できるとジキルは確信するが、婚約
者エマの父ダンヴァース卿、そして友人のアターソンから「死神よりも危険な理論
だ」と忠告される。二人の危惧は的中、上流階級の面々が集う理事会で、ジキルの
要求はほとんど一方的に却下された。
 その夜、リージェント・パーク地区のダンヴァース卿邸では、ジキルとエマの婚
約パーティーが開かれた。そこに出席した理事会のメンバーは、この婚約を快く思
ってはいない。なかでも、秘書官のストライドはエマに結婚を考え直すように迫る
が、エマとジキルは強い愛情の絆で結ばれていた。
 パーティーを逃れ、ジキルはアターソンに誘われるまま、カムデンタウンにある
娼館も兼ねるパブ"どん底"を訪れる。そこには蠱惑的な娼婦ルーシーがいた。その
場の雰囲気にとまどっているジキルに、ルーシーは甘くささやく。「私で試してみ
たら?」その言葉に、ジキルは自ら開発した薬を"自分で試す"という解決法を見出
す。
 ハーレー・ストリートの自宅に戻ったジキルは薬を服用。ほどなく体に異変が起
こる。頭痛、恍惚感、痛みが全身を貫き、呼吸困難に・・・。ジキルの心と体は、エド
ワード・ハイドに変わった。「自由だ!」
-ハイドは叫び、ロンドンの夜の闇の中へ出てゆく。
 それから1週間。ジキルはエマやアターソンとも会おうとしなかった。ある日、ル
ーシーの体の傷を治療した彼は、加害者がハイドであることを知り、愕然とする。
いっぽう街中では理事会のメンバーが次々に惨殺されていった。エマとの結婚式が
近づく中、ジキルは、ハイドをほとんど制御できなくなってゆくのを感じていた。
 アターソンにすべてを打ち明けた彼は、ルーシーの身を案じ、「ロンドンからす
ぐに立ち去るように」
との手紙を託すのだった・・・。

-----------

石丸さんの地味さ加減が予想以上にジキルにぴったりフィット。
照明がよい、幻想的でおどろおどろしい雰囲気を醸し出していました。
ジキルが地味ゆえに変身もばっちり!1幕終わりは階段に火が走って
最後はぱーん!「対決」ではジキルの視線がちょうどこっち!!
ちょっとドキッ。
それにしても「事件事件」という翻訳は何度聞いても慣れませんねえ。
しかしハイドは狡猾なはずのになぜ公衆の面前で変身?
キャスト全体が歌える感じでしょうか。日本で見たジキハイの
中で一番安心してみれていたかもしれません。アンサンブルも濃
くて良かった。

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題名:ながめくらしつ 舞台公演「起きないカラダ 眠らないアタマ」
日時:2012年3月24日14:00-15:20
劇場:現代座ホール
座席:3列目中央付近
料金:前売2500円
出演: 
  ジャグリング: 目黒陽介、森田智博、鈴木拓矢、YURI、松田昇
  演奏:小春(アコーディオン)、長嶋岳人(サックス)
構成・演出:目黒陽介
音楽:小春
舞台監督:神野真理亜
照明:寺田重男
演出助手:前尾友紀子
宣伝美術・制作:akkz
道具制作:井出晃
制作協力:奥村優子

現代座ホルは初めて。
武蔵小金井駅から歩いて12分とありますが、地図を持ってないと
迷うでしょう。
現代座には2階に小さな劇場、今回のホルは地下にあり、定員は
80人、階段席で座布団にすわります。
アコーディオンの音で始まり!気分はもうお祭り。
まずは、板(壁?)を押してかみしもを行き来します。壁の
後ろからにょきっと手が出てボールが投げられました。なんだか
抽象画を見ているかのよう。そして山村さんのボールソロ。
クラブ?ソロではクラブっぽいのですが、ひっかける場所があり
なにやら不思議なパターン。
松田さんは新体操のようなボールを用いたダンス。足の裏に
ボールを載せたまま体をぐるり。
大人数による5ボールカスケードのテイクアウトと投げ入れには
びっくり、よくもまあこれだけ息があうものです。
リングとボールの様々な個数の組み合わせもあり。
全員が横に並んで椅子に座ったり立ったりして、ボールによって
階段状のボックスを魅せられた時には目が点になりましたよ。
何かをやっているときに必ずといっていいほど別のところでまた
おもしろそうなことをやっているという状況。どこを見てよいか
わからず意識が散ってしまうのは、処理能力が低い私の頭の
せいでしょう。それにしても生音つきのジャグリングは良い!

公演終了後ロビーにて目黒さんと少しだけお話できました。
なんでも昨年6月から計画し、ずっと練習を重ねてきたそうです。
そしてこの振付は今回限り、再演予定なし。いやーもったいない。
一回限りの公演にこのような素晴らしいパフォーマを集めて
猛練習をさせることができたこと、それじたいが信じられません。
主催の目黒さんの仁徳なのでしょうね。



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