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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:Billy Elliot
日時:2010年11月20日19:30-22:30(途中休憩あり)
劇場:LGアートセンター
料金:R席11000KRW+iTour手数料1000KRW(1KRW=0.075JPY)
座席:2階2列25番



今年にはいって、日本人でもWeb上からチケットが購入できるようになりました。
今回初挑戦!購入したチケットの引き取りはクロークで行っていました。どうやら
新しいシステムらしく韓国の方々もいろいろ戸惑っていたみたい。
この作品を見るのは、ロンドン1回、ニューヨーク2回に続いて4回目。
原作の映画も封切時に映画館で見ています。
この舞台はビリーがすばらしい。ピルエットの軸が見事にぶれない。何回転でもいけそう。
静止の際に本当にぴたりと止まります。動きがシャープすぎて最初からかっこよすぎかも。
Solidarity の後のビリーのピルエットで拍手が巻き起こり、ショーストップ。
このビリー全般的に小気味よい動きで、タップも悪くない。アングリーダンスの終わり
ではちょっと息切れした感じだったけれど、本当に見事に踊りきりました。
ピアニストのおっさんもわるくない。
バレエの先生は歌や演技はいいのだけれど、体型がどうも体育会系で私のイメージとは
ちょっと。。警官と労働者の肉弾戦も大迫力、韓国キャストだと力強いのもいけてますね。

二部にはいって、サッチャー登場w
韓国語で聞いていてもサッチャー嫌いだってよくわかるなーw
おとうちゃんの歌は訥々と語りあげていたのですが、これは歌詞がわからないと泣けま
せんね(ちなみにBWではここで感情移入しちゃいました)
おとうちゃんがスト破りをしたのち、兄貴などから詰め寄られて、心情を吐露するシーン
では客席がすすり泣き。皆で寄付をはじめるところでは私も思わず泣いてしまいましたよ。
ビリーと将来のビリーがダンスするシーンはもちろん美しい。大人ビリーもかなり舞台に
映えてます。フライングシーンも幻想的で、ここでもショーストップ。
ロイヤルバレエスクールの試験で付き添いの親同士の会話シーンではやっぱり言葉が通じ
ないw これは韓国語でも適当な方言とかつかっているのでしょうか?
ラストシーンのビリーソロは将来が楽しみな出来でした。
カーテンコールはもちろん全員チュチュを着てのタップダンス。
おなかいっぱいになってかえりました。

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題名:Montypython's SPAMALOT
日時:2010年11月20日15:00-17:25(途中休憩あり)
劇場:韓電アートセンター
料金:R席10000KRW(1KRW=0.075JPY)
座席:1階F列17番




スパマロットをみるのはBW, LAS, に続いて3回目です。
チケットはさほど売れていないみたい。空席が目立ちました。
前説は韓国、英語、中国語、日本語でやっている?
でも日本語うまく聞き取れないんですけど。。なんていってるんだろう?
アーサー王はダブルキャストです。
王様以外はみんな朗々と歌いあげており、王様はかなりおちゃめ。
最初に見たときにびっくりしたフィンランドの歌はちょっと迫力不足。
まあばかばかしさはおっけーなのですが。
牛はそのままどーんとでてきました。足は両足みえました。
後半では一番客に受けていたのは客いじりのところだったり。
聖杯が客ふたりに断られて3人目で成功!聖杯が客席から発掘されたのでした。
ガラハットの応援歌とか、キャメロットとか女神様とかみんなかなりよい。
全般的にキャストはかなり良い。
言葉がわからなくても楽しめる作品のはず、、なのですが、どうもオリジナ
ルの毒が抜けているというか、モンティらしさが減っているように思えます。
ひょっとしたら白人がここまでやるかーという自虐的なパロディがおもし
ろいのかも、なんかかなり惜しい出来。
アンサンブルが少なくこじんまりとしたカンパニーによる迫力不足、セット
も小柄なプロダクションといったところですかねえ。

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K2



題名:K2
日時:2010年11月14日15:00-16:40
劇場:世田谷パブリックシアター
料金:8500円
座席:1階G列11番(1階前方左ブロック)
出演:
  ハロルド(物理学者) 堤真一
  テイラー(地方検事補)草なぎ剛

満員立ち見です。当日券は売り切れ。
二人芝居なのでどちらかのファンという方が多いのかな?客層は女性のほうがちょっと多
い程度。30歳以上の方々というかんじ?初日の客席は女性ばっかりだったそうです。
ちょうど私が座っている列の客席左端に、和服で日本髪・白粉姿の方が座りました。
かなり目を惹きます。斜め後方には阿部寛さんを発見、ハンチングをまぶかにかぶってい
ました

台は崖、真ん中にに小さな張り出しができています。ふたりはそこで一晩を過ごし、
なんとか生き延びました。上からは雪。このスペースと崖で物語が進みます。
このセットがすばらしい。遠近感といい、崖の質感をよく出しています。
ハロルドはクォークを発見したチームの一員、テイラーは地方検事補で世間の悪と戦って
います。
事故のため、崖のわずかなスペースで1日過ごした二人ですが、ハロルドは骨折、予備ザイル
がないため、ふたりで降りることができません。
テイラーが再度上に登って残っているザイルを取ってこようとしたのですが、凍っていてとれ
ません。足がかりをたどって崖をのぼり、ロープですべりおりてくるテイラー。すごい体力
ですねー。テイラーはずっとハイテンション、ハロルドは沈着冷静。テイラーだけ降りれば
一人は助かるのですが、テイラーはなんとか一緒に助かろうと努力。一生負い目を背負って
生きるのがイヤでだだこねてます。
テイラーは3回崖を上り、三度目にいたってはロープで中吊り、最後はハロルドの語りにテイ
ラーが説得されて一人で降りていくのです。ここで客席からは鼻をすする音多数。
テイラーが降りていった後はハロルドの独壇場。ハロルドの語りに劇場全体が引き込まれて
いました。ハロルドの力強さがこれまた素晴らしい。
それにしても救いようがない終わりですよねえ。
重厚で舞台としてはすばらしいと思うのですが、どんよりするのは人生だけでいっぱいいっ
ぱいな私には重すぎましたよ。


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題名:ジプシー男爵 -Der Zigeuner Baron-』 -ヨハン・シュトラウスII世 喜歌劇「ジプシー男爵」より-、『Rhapsodic Moon(ラプソディック・ムーン)』
日時:2010年11月7日11:30-14:30(途中休憩あり)
料金:S席8000円
座席:1階9列目センター
劇団:宝塚歌劇
出演:
  シュテルク・バリンカイ 霧矢 大夢
  ザッフィ 蒼乃 夕妃
  パリ 龍 真咲
  オトカー 明日海 りお
  ジュパン 汝鳥 伶
  カルネロ伯爵 越乃 リュウ
  マリア・テレジア 花瀬 みずか
  侍従長 一色 瑠加
  船頭 研 ルイス
  トボル 桐生 園加
  ツィプラ 美鳳 あや
  ホモナイ伯爵 青樹 泉
  ヨランダ 天野 ほたる
  イシュトバン 星条 海斗
  フローリカ 憧花 ゆりの
  クニグンダ 妃鳳 こころ
  ミレーラ 美夢 ひまり
  ナディア 萌花 ゆりあ
  ディガ 綾月 せり
  シムザ 羽咲 まな
  ヨシュカ 光月 るう
  マルギット 夏月 都
  アルゼナ 彩星 りおん
  タラフ 宇月 颯
  ツィンカ 琴音 和葉
  ビハリ 紫門 ゆりや
  カイ 煌月 爽矢
  ロミカ 花陽 みら
  ヒスニ 珠城 りょう
  ヴィオルカ 愛希 れいか

シャンテ前にはさばきが多数でていました。
オープニングはペアダンス、後半のレビューが始まったのかと思いましたよ。
能天気な明るいストーリー、ジプシーと軍服と民族衣装の歌とダンスなのですね。
トップさんを光らせるための筋書きで、座長公演とでもいうべき風情。
この位置から見ると本当に輝いて見えましたよ。近くで見れるのはうれしい。
史実とフィクションの間を狙った筋書きでしょうか、20数年定住していたジプシー
というのはさすがにひっかかりましたが。
最後も明るく決めて、大人数の舞台の楽しさ、輝けるトップの素晴らしさを堪能。
レビューもしょっぱなからキャスト総出演?での群舞、その後もこれでもかという
くらい大人数のシーン続出でおなかいっぱい。いずれも明るくわーっと楽しめる感じ。
こういうのが不況の時に求められるのですよねえ。なかでも私はスーツ姿好きなのかも、
ハウトゥーサクシードを思い出してました。
楽しく見られて後に尾を引かない、娯楽の王道のようなステージでした。


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題名:ジャグリングステージ チャンネルppqp
日時:2010年10月30日 17:00-17:50
劇場:調布市 せんがわ劇場
料金:無料
座席:客席中央
監督・演出:瀬田カズヒロ
助監督:iku
演出:Poikeda
出演:にしのじゅんじ、田中ヤスト、岡本飛び地、佐藤ゴロー、石原ユキヤ
   市松、暇人久町
音響:球磨川至
照明:ゆず
運搬:植野
撮影:淡路達人、糟谷
受付け:おのあ、ゆい
開場誘導:植野
チャンネルppqpに寄せて(監督 瀬田カズヒロ):(公式Webより)
  今回のステージは、道具を操る(=ジャグリングする)ことによって見えてくる
  「 形、パターンとそのイメージ 」がテーマです。
  道具をとにかくたくさん投げる、ではなくて、ある道具をある条件で操った時に見
  えてくる形や、パターン。そして、それはただの形ではなく、音楽や照明によって
  何かのイメージに結びつくかもしれません。
  形、パターンについて表現、挑戦するステージに。
  いろんなイメージが、チャンネルの様に切り替わっていくステージに。
番組:(公式Webより)
1.オープニング
   ppqpの文字を模した道具を用いたパフォーマンス。
   ステージテーマであった、ジャグリング、パターン、形(イメージ)を木琴の音
   を節目に、さまざまな動きで表現。演者が話しだしたり、笑えたりと、このステー
   ジの要素がすべて含まれている重要な演目。
   出演:瀬田カズヒロ iku Poikeda 岡本飛び地 田中ヤスト
2.フープ
   いつくかの輪からうまれるパターンが印象的な演目。ダイナミックな動きの中
   で、細かく丁寧に作り込まれたパフォーマンスとなった。シンプルな動きを、人の
   配置や 組み合わせで魅せて行く手法が随所に見られ、演目の特徴となっている。
   出演:岡本飛び地 瀬田カズヒロ Poikeda
3.イス
   すそが広がっている円柱状のイスを用いたパフォーマンス。転がす、投げる、被る
   といった要素が生まれ、特に”転がす”では円を描いて戻ってくる特性を利用してさ
   まざまなパターンが見られた。またパフォーマンスの雰囲気を成り立たせたの
   は、出演者個々が持っているステージ上での自然なキャラクターであり、それが重
   要なエッセンスになっている。
   出演:石原ユキヤ 田中ヤスト iku
4。スティック
   線を動かして見えてくる形に注目したパフォーマンス。道具同士のすべりがよい
   木製の丸棒を使用している。主に受け渡しを利用して、2人から5人までのパター
   ンと形を追求。道具は違えど、随所にクラブパスなどでの経験が生かされている演目。
   出演:iku 佐藤ゴロー 田中ヤスト 瀬田カズヒロ Poikeda
5.ボールチーム
   ステージ唯一の映像作品。毛糸玉状のボールを5人がパスし合うことで、せんがわ劇
   場内の通路いっぱいにレースを編み上げてゆくパフォーマンス映像。
   CrossとTwistという2つのみのパスパターンでありながら、そこから複雑な形が現
   れて行く映像は、このステージのテーマを強く印象づけた。
   出演:田中ヤスト 暇人久町 瀬田カズヒロ iku Poikeda
   撮影:にしのじゅんじ 植野 球磨川至 ちょろ
   撮影協力:ゆず
   編集:瀬田カズヒロ
6.プレゼン
   映像とジャグリングを融合。簡単なプレゼンテーションの後に紹介されたの
   は、ジャグリングするボールをカメラでとらえ、リアルタイムに画像処理してボー
   ルとボールの間に線を引くという作品。ステージにプロジェクターで画像処理結果
   を表示し、ジャグリングするボール同士の動きから新しい形を作り上げた。
   出演:瀬田カズヒロ にしのじゅんじ
   パソコン操作:糟谷
   プログラミング:瀬田カズヒロ にしのじゅんじ 糟谷
7.ルナライター
   LEDが取り付けられた長い棒を用いたパフォーマンス。棒の端にはスイッチが取り付
   けられ、経過時間によってスイッチを押した時のLEDの点滅パターンが異なるように
   制御されている。道具の配置、動かし方により様々な模様、イメージが浮かび上
   がった。
   出演:にしのじゅんじ 田中ヤスト 岡本飛び地 佐藤ゴロー Poikeda
   道具制作:にしのじゅんじ
8.ポイ
   日本ジャグリング協会主催による Japan Juggling Festival2010では広幡杯を受
   賞したトポイロジーによるパフォーマンス。動きの中で、回したポイをキャッチ
   し、紐の部分を利用してさまざまな形を作り上げていった。
   出演:Poikeda 岡本飛び地 市松 暇人久町
9.エンディング
   ステージの最終演目としてのパフォーマンス。道具を一切使用せず、人と人とが
   関わり、つながりを表す自然な動きがじわじわとパターンになる様子を表現。最後
   の閉演に至るまでもパターンで表現。
   出演:瀬田カズヒロ iku Poikeda 岡本飛び地 にしのじゅんじ
   田中ヤスト 佐藤ゴロー 石原ユキヤ 市松 暇人久町

オープニング、p という文字をもったひとたち、p を裏返せば q になるのですね。
個々の番組のアイディアはかなりユニークでおもしろい。ジャグリングの技を見せる
というよりパターンの美しさを見せるという感じ。凄さや不思議ではなく、美しさ
を狙ったというところでしょうか。水芸の美学に通じるような気がしましたよ。
番組間の繋ぎも色々工夫してあります。ただアイディアの素晴らしさに見せ方がつい
ていけてない場面があったは残念。これも何度か回数をこなしていくと完成されてい
くでしょう。次回公演とか再演とか希望!

ppqpの中の人のつぶやきも。。

>チームパフォーマンスは難しい事が多いです。まず練習にメンバーが揃う、という
>のが前提で、社会人であったり、結婚していたりするとなかなかそれが難しく、そ
>の意味で誰がいつ来れるかを把握しておく事がとても大事でした。

   社会人のチームパフォーマンスは本当に至難の技でしょう。
   まったく頭が下がります。


>「それは次のステージで、、」というのが、何かの提案に対する、メンバーの、や
>んわりとした断り方として定着しつつあります。次のステージって。。(次のス
>テージは全く未定です。)

   次のステージをぜひともよろしく!

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