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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:侍戦隊 シンケンジャーショー第3弾「 スーパーシンケンジャー見参!!真侍技之幕」
日時:2009年11月15日16:10-16:50
劇場:シアターGロッソ
料金:2300円
座席:K-8(劇場内横通路すぐ手前、左端ブロックの右端)
出演:松坂桃李・相葉 弘樹・鈴木 勝吾・森田 涼花・高梨 臨

初日初回以来のGロッソです。レッドがお出迎え。




黒子姿のかわいい子も出陣。






舞台が高いので、K列あたりでもなかなか良い感じ。
まずはMCと黒子による劇場内の諸注意。
最初に素顔の戦士たちが登場すると場内ヒートアップ!!大向こうから「とのー」と
声がかかりました。そして、突然頭上から降りてくるシンケンゴールド!
本当に私のちょうど上で殺陣がくりひろげられました。
Gロッソの初日・初回を見にきたときは、もっとがんばりましょうの出来、だと思ったの
ですが、今回はよくなっています。まず、テンポが良い。物語がとんとんと進んでい
きます。また見得を切った後での変身は、横に動く衝立でうまくすり替わるのです。
衝立に映像を投影し、それとシンクロして衝立の後ろに飛び込むことで実体から
映像に変わり身するようにみせ、事実上のSFXとしています。
また、前方半透明スクリーンへの投影や背景への投影で焔等の環境設定をうまく
作り上げていました。ただいろいろ工夫している分、高所からの飛び降りアクション
は明らかに減っています。映像で付加価値をつける!という方針なのでしょう。
素顔の戦士たちの殺陣はなんというかほほえましい感じで、甥姪の成長を眺めて
いる気分、来年の素顔の戦士たちも楽しみです。
いちばんおもしろかったシーンは、フィナーレ、エンディングテーマと同じ立ち位置、
振り付けで衝立つかって場面転換、見事なリアルエンディングでしたよ。
わくわくしながらはいって、たっぷり満足して出てきたら、、ポイントカードに入場ポ
イントゲットするのをまたしても忘れましたOrz

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題名:宝塚ロマン『外伝 ベルサイユのばら -アンドレ編-』スパークリング・ショー『EXCITER!!』
日時:2009年11月8日11:00-14:00(途中休憩あり)
会場:東京宝塚劇場
料金:B席3500円
原作:池田理代子
外伝原案:池田理代子
脚本・演出:植田紳爾
座席:2階13列目ほぼセンター
出演:
アンドレ 真飛 聖
マリーズ 桜乃 彩音
アラン 壮 一帆
*~*~*
ブイエ 星原 美沙緒
マロングラッセ 邦 なつき
ジャルジェ 箙 かおる
シモーヌ 夏美 よう
カロンヌ夫人 高翔 みず希
副官エーベル 眉月 凰
ランバール夫人 絵莉 千晶
ドギーヌ夫人 悠真 倫
オスカル 愛音 羽麗
ベルナール 未涼 亜希
カトリーヌ 桜 一花
アルマン 華形 ひかる
フェルゼン 真野 すがた
村人 紫峰 七海
ランベスク夫人 花野 じゅりあ
ジョアンナ 初姫 さあや
ロセロワ 日向 燦
村人 紫陽 レネ
ドランド 扇 めぐむ
ドレッセ 夕霧 らい
ブルゼ 祐澄 しゅん
夫人 愛純 もえり
酒場の女 聖花 まい
シャロン 朝夏 まなと
イヴォンヌ 華耀 きらり
ラサール 月央 和沙
ヴェール 望海 風斗
イザベラ 白華 れみ
イレーネ 天宮 菜生
メリー 華月 由舞
アルベール 嶺乃 一真
村人 浦輝 ひろと
ジャン 彩城 レア
夫人 芽吹 幸奈
ミッシェル 煌雅 あさひ
酒場の女 梅咲 衣舞
衛兵隊 瀬戸 かずや
衛兵隊 冴月 瑠那
酒場の女 遼 かぐら
侍女 瞳 ゆゆ
村人 夏城 らんか
侍女 白姫 あかり
衛兵隊 鳳 真由
衛兵隊 輝良 まさと
侍女 花蝶 しほ
侍女 春花 きらら
村人 花峰 千春
衛兵隊 真瀬 はるか
マリーズ(幼少時代) 天咲 千華
村人 天真 みちる
酒場の女 月野 姫花
村人 銀華 水
村人 神房 佳希
衛兵隊 日高 大地
アンドレ(幼少時代) 大河 凜
衛兵隊 真輝 いづみ
村人 鳳龍 あや
衛兵隊 航琉 ひびき
村人 和海 しょう
衛兵隊 羽立 光来
村人 舞月 なぎさ
村人 朝陽 みらい
衛兵隊 冴華 りおな
衛兵隊 水美 舞斗
衛兵隊 柚香 光
村人 愛羽 ふぶき

解説:
 2008年、全国ツアーにおいて上演した『外伝ベルサイユのばら』3部作は、原作
者・池田理代子氏が宝塚歌劇のために特別に書き下ろしたストーリーのもと、従来
とは視点を変えた『ベルサイユのばら』の世界を構築し、好評を博しました。また本
年2月には、同じく外伝として、アンドレ・グランディエに焦点を当てた『外伝ベルサ
イユのばら-アンドレ編-』を宙組により中日劇場で上演。フランス革命の動乱に
翻弄されながらも、オスカル一筋にその人生を捧げ、数奇な運命の苦難を乗り越
え生きたアンドレの人生を描き出しました。宝塚歌劇を代表する演目の一つである
『ベルサイユのばら』。宝塚歌劇95周年を記念して、数あるバージョンの中から最
新作の“アンドレ編”を、真飛聖を中心とした花組のために新たな場面も加えなが
ら、更にブラッシュアップしてご覧頂きます。
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1年ぶりの宝塚観劇です。最近1年に1本しか宝塚見れてません。
開演前に係員が絵入りパネルを持って「前のめりになってみないでください」。
私がかつて見ていたときはこんな風にお願いはしていなかったのですが、
よほど目にあまる事態になったんですか?幕間には今度はストロボがばしばし
たかれて、「写真をとらないでください!」と係員が叫びまくる状態になりました。

一部はベルバラ外伝でアンドレが主役。さすが、アンドレがかっこよく描けてい
ました。群舞はいいですね。衛兵たちが登場するシーンや平民たちが決起する
シーンが良い。平民決起は三角形に固まってすぐ近くでやっている大作ミュージ
カルを彷彿とさせました。衛兵たちが平民側に寝返った後のシーンはキャスト総
出(たぶん)で宝塚ならではの迫力でしょう。オスカルが想像より女らしかったのは
演出なのでしょうか。最後は大階段を上ってカタルシスでフィナーレ。この作品、
焦点のあてかたを変えるのに少々無理をしているように見えたのが多少残念で
したが、外伝ということでしかたないことかもしれません。

そして今回は後半のレビューの方がお気に入り。最初のシーンの羽根を見たら
気分はもうキャバレーです。(とはいうものの日本でキャバレーに行ったことはなし)
赤いドレスのタンゴはセクシー、20組以上の群舞は見ていてうっとり、大人数で
の迫力は宝塚ならではでしょう。
次は主人公が朝起きるところから会社行くまで、どうやら彼はダメ人間、ハウツー
サクシードか9to5かという雰囲気。筋書きがわかりやすくて、大人数の群舞がお
もしろい。ああ、健康器具メーカーだったのね。最後の変身装置で主役もかっこ
よくチェンジ!
黒スーツ一色のダンスも久々にみたのですが、妖艶な魅力ありますよねえ。
大勢がばちっときめて踊っているのを見ると本当にわくわくします。もっと見てい
たかった気分、レビューがたった55分というのは欲求不満が残りましたよ。

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題名:全労済ホール/スペース・ゼロ20周年記念『ラフカット2009』ラフカット15周年スペシャル
日時:2009年11月7日14:00-16:45(途中休憩あり)
劇場:全労済ホール/スペース・ゼロ
料金:当日3500円
座席:14列25番(最後方付近右端)
番組:
◇第一話 「職員会議」
脚本:G2/演出:堤 泰之
出演:内山拓磨・佐糖勇樹・田中貴裕・平井孝幸・加藤理恵・桜井美弥乃・ハヤコ

◇第二話 「真夜中の太陽」
原案・音楽:谷山浩子/脚本・演出:工藤千夏<青年団リンク・うさぎ庵>
出演:礒瑚子・江幡朋子・恩田愛・加藤充華・加藤道子・神岡磨奈・澤山佳小里・白川美波・
   多田慶子・中村まい・中村真沙海・松本奈緒・山藤貴子・ジェイソン・ハンコック

◇第三話 「アンデスの混乱」
脚本:鴻上尚史/演出:堤泰之 
出演:青木映樹・伊藤そうあ・加賀田浩二・小林祐真・的場司・山下平祐・横田一善・
  高橋奈津季・小林夏子・水谷友子・和田真希子

◇第四話 「父を叩く」
脚本・演出:堤泰之
出演:神戸誠治・木村賢・高橋伸禎・都甲賢次・渡辺芳博・安藤彩華・稲井田百代・
  千田美智子・藤吉みわ

ラフカット観劇は初めて。短編オムニバスなので、次々目先がかわってなかなか良い感じ。

◇第一話 「職員会議」
ちょっと的が絞り切れてない筋書きに役者が無理矢理載った感がありましたね。
小泉先生はいかにもいそうでよかった。佐川先生肩で風を切っている感じ。
弁護士がそこでそんなやばい橋をわたるかーという感もあり。

◇第二話 「真夜中の太陽」
いやはや真夜中の太陽で泣けるとは。客席からもすすり泣きが聞こえました。
おばあさんの回想ものがたり。戦時中に防空壕にはいりそこなって音楽室でピアノを弾い
ていた女子生徒ひとりだけが生き残って過去を回想します。おばあさんはそのまま他は当
時のまま、過去を振り返り、なしえなかった未来にあこがれ、、、そして自らを許し。
ああ、もうばあさんに感情移入する歳になったのだなあとしみじみ思いましたよ。
筋書き的にはちょっとどうかな、と思わないではないのですが、ものの見事に泣かし
合唱が非常に効果的に使われています。かわいい声だ。レミゼのエンディングをみてい
るよう。

◇第三話 「アンデスの混乱」
すごくまともな脚本、普通のかきおろしの芝居を見ているかのよう。アンデスの正餐+優し
い日本人という感じの構成。キャラもたっており、各人が良い仕事。脚本と演出の出来が
良すぎて、キャストの力量がわからないかも。
アンデス山中に遭難した飛行機の生き残りは日本人ばかり、食料がなくなってそこで死体
を食べるか、、、付和雷同する日本人の特性、宗教感覚、マスコミの対応など風刺てんこ
もり。賛美歌がいつのまにか童謡に化けるのもうまく使えてます。ちなみに私が
先に死んだ時は私の死体は是非とも有効活用してほしいと日頃から願っております。
緊急時に食べて他人が生きながらえてくれるのなら本望。最初に食べちゃってください。


◇第四話 「父を叩く」
病室の中の一風景とでもいいましょうか。脚本的はかなり流して作っているように思うので
すが、キャストの力量をみるにはいいでしょう。

ラフカットはキャストの顔見せ興業だと思っていたのですが、なんだかライターの顔見せの
ような雰囲気も。出来の良すぎる脚本も微妙なんですねえ。
キャストで一番よかったのは第二話のおばあさん役の多田慶子さん。
次回もまた見に行きたいと思いましたよ。


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題名:レ・ミゼラブル
日時:2009年10月31日12:00-15:10(途中休憩あり)
会場:帝国劇場
料金:S席13500円
座席:1階A32(最前列センターブロック右端より2つめ)
出演:
   ジャン・バルジャン: 橋本さとし
   ジャベール: 阿部裕
   エポニーヌ: 新妻聖子
   ファンテーヌ: 今井麻緒子
   コゼット: 菊地美香
   マリウス: 山崎育三郎
   テナルディエ: 三谷六九
   テナルディエの妻: 阿知波悟美
   アンジョルラス: 原田優一



ほぼ満員。レミゼを最前列で見るのは初めて?
舞台が暗くてもこれだけ近いとディテールがよく見えて一層おもしろい。
目の前のオケピで生演奏、ドラムの振動が直接体に響きわたるのが心地よい。
レミゼはこれまで10回以上見ているのですが、キャストの組み合わせが多すぎて
今回のキャストは新妻さん以外は初見のはず。
バルジャンはまるで語るように歌っていますが、それで泣けました。このバルジャン
なら安心して身を任せられそう。燭台もらうところ、素性をあかすところ、家へ帰ろう、
神に召されるところとか、もうお約束なのですが涙がぼろぼろ。ジャペールはタフな
敵役、撃たれても倒れそうにない感じ。
ファンティーヌは線がほそくて、工場長が手を出す気がしれない(^^;)のですが、落ち
ぶれた後の雰囲気は非常によくあっています。死の床で泣けました。
マリウスは優男、コゼットはソプラノでいいところのお嬢さんがぴたり。両方とも世間
の荒波とは関係なく、二人だけの世界を見事につくっちゃってます。
アンジョルラス朗々と歌いあげていて良いのですが、もうちょいアジテーターとして
迫力がほしいかも。エポニーヌは良い。どうしてこっちに恋しないのだといいたいぞ。
オンマイオウンで初めて泣きました。死ぬときもくさいくらいに気合いが入った演技、
客の視線集中してたでしょう。非常に伸びた声とはまり役で感動。
それにしてもアンサンブル若いですねー。これからが楽しみですよ。
ひとつ残念だったのは、スピーカーから出る音の定位がときどきくるっていたという
こと。左で歌っているのに右から聞こえてくることがあるのはちょっと。。
カーテンコールでアンサンブルの一人から花束を受け取ってご機嫌でかえりました。
それにしてもよく泣いた。

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題名:元禄の幻術
日時:2009年10月26日19:00-21:05(途中休憩あり)
会場:座・高円寺2(杉並区高円寺北2-1-2)
料金:前売り指定席 4500円
座席:B7(2列目左より)
出演:藤山新太郎、藤山すみれ、藤山晃太郎、和田奈月、高橋花子、小林大朗、槙野貴行、大翔健
演奏:
  三味線:杵家七三、杵家弥七佑美 
  筝:三代目伊藤松超、伊藤ちひろ
  囃子:川島佑介、慮慶順、望月庸子、竹井誠
演出:岡本一彦
内容:(公式Webより)
 日本古来のマジックである「和妻」は、文化庁長官か ら「記録作成等の措置を講ずべき無形文化財」
 として選択されています。 藤山新太郎は、和妻の維持・継承を図るとともに、改良・復活活動を行って
 参りました。 このたび、永らく途絶えていた「呑馬術(どんばじゅつ)」と「緒小桶(おごけ)の曲」を復活
 いたします。 これらの手妻は元禄期以降約300年間途絶えていたものであり、数少ない当時の資料を
 基にして復活を試みました。
『呑馬術』・・・文字通り生きた馬を丸々一頭呑み込んでしまいます
『緒小桶』・・・三つの空筒を改めながら様々な品物を取り出します
番組:(解説はプログラムより、一部引用、無印は藤山新太郎氏演技)
  1.ギヤマンセイロ・二つ引き出し。
  ○口上。
  2.お椀と玉
  3.サムタイ
  4.緒小桶(おごけ)の曲
     緒小桶とは、麻糸を入れておく筒の事で、その筒を利用して手妻にしたものです。
     室町時代から、江戸の元禄期まで流行っていた万倍芸ですが、それ以降は蒸籠
     が取って替わり、今日では全く廃れてしまいました。1600年代半ばに活躍した
     古(いにしえ)の伝内は筒の中から人形やお菓子を出し、鳥を出汁、しまいに
     生きた牛をだしたそうです。今回はなるべく元禄時代に忠実に緒小桶を再現致します。
  5.蒸篭の曲(藤山晃太郎)
  6.呑馬術(どんばじゅつ)
     奈良時代の散楽一座(奈良の国立雑技団)の演目にこれが見られます。しかし、
     どうしたものかあまり大した話題にもならなかったようです。それが、元禄時代に塩売
     長次郎という手妻師が現れて、たちまち日本中の話題を集めます。生きた馬を丸々
     一頭呑んでしまうという、想像を絶する芸で、連日芝居小屋を満員にしました。
     しかし、長次郎亡き後、これを演じる者がなく、全く絶えてしまいました。今回、300年
     ぶりに藤山新太郎が復活致します。
  7.紙片の曲
  8.蝶のたはむれ
  9.金輪の曲(藤山晃太郎)
  10.水芸。(全員)



事前に電話予約して前売りを購入したらとても良い席、前に席がなく、しかも最前列
より高いのでちょうど良い感じで見ることができました。場内満員、立ち見。
舞台両サイドに邦楽の方々が座り、生演奏で和妻鑑賞というとても贅沢な環境。
冒頭はものが次々と出てくる手妻、傘が出てきたのにはびっくり。傘を持つたびに
見得を切るのが良いです。
品玉は新太郎氏と晃太郎氏の掛け合いの間もよく、楽しいうえに美しい。
最後のあんパンは美味しそう。
サムタイはきつく縛った親指の間を刀やリングを通す芸。私もリングを投げさせて
もらいましたが、いやー現象にはびっくり。
次はお待ちかねの緒小桶の曲、いろんなものが桶から出てくるというものですが、
最初は秋の味覚、次に色とりどりの布、まん幕になってその後ろから馬!これは
昔は牛が出たのだそうです。
大きな生き物でるとインパクトがかなり大きくなります。
蒸篭の曲はどうように色々なものが次々と現れます。最後は大きな布が現れて
その後ろから野点に使えるくらいの巨大な傘!そしてその傘で見得!見得切る
のっていいですよねえ。あの傘で傘回ししたら大迫力だろうと思ったのは内緒です。
そして今回最大のだしものの呑馬術、舞台の前方に行燈をともして光のブロックを
作り、奥は蝋燭による照明のみ、そして白装束に白粉という出で立ち。
薄暗がりの後方には馬が一頭。そこで腹が減ったと口上を述べ、馬を頭の方から
食らいつきます。まず頭をぐぐぐっとひっぱって伸ばし、それを口にくわえて端から
ぱくぱく。食べては伸ばし、食べては伸ばしをするうちに頭がなくなってしまいまし
た。それから前足、胴体と伸ばしては食べ、順に消えていき、最後は後足。
ぴゅーっと伸ばしては食べて伸ばしては食べて、、、と行くのがかなりいい感じで
見えるのです。ネタは「和妻のはなし」に載っているとおりのようです。馬が動いた
ら負けの幻術、かなりシビアな管理を必要とするのでしょうね。いいものをみせても
らいました。これは手妻というより見せ物的なおもしろさを感じましたよ。今でもいけ
るんじゃないでしょうか。
2部では演奏者紹介、三味線によるポニョ、尺八によるゲゲゲの鬼太郎、は学校寄
席では相当にインパクトあるでしょうね。
蝶のたわむれは何度見ても見事。客席にまで蝶が飛んでくるサービスあり。私は通
路側に座っていたので、私の頭上30cmを蝶が舞っていきました。本当に生きてい
るように見えましたよ。
金輪の曲は手妻と見立ての見事な融合。日本ならではの技でしょう。どこかに見立
ての一覧出してくれないかしらん。
フィナーレは水芸。私はこれもライブで初めてみました。手前に花が飾ってある玉座
に新太郎氏が座ると手元においてある茶碗から水が吹き出します。扇をかざすと止
まります。日本刀の刃やつるした瓢箪からもぴゅーぴゅー。噴水の上にかざした扇に
噴水が移りゆく動きはかなり美しい。噴水が扇によって運ばれていく感じです。お弟
子さんたちも両手に花を持って、交互に水を噴き出させます。
最後はもうそこいらじゅうから水が吹きあがりました。こりゃー派手です。なぜ水がでて
いるかなぞ気にする必要もありません。不思議よりも美を追求した結果なのでしょう。
おなかいっぱいになって帰路につきました。
実はこの公演で一番不思議に思ったのは客層の年齢の高さでした。このまえみた
水戸大神楽と同じくらいなのです。もっと若いマジシャンとか見にきてると思ったので
すが。。


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